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―床彼サンタ・ワールド―
………!!
[ 何気なく見ていた移動メニューの中から、
朽ち果てた社が、消えた。 ]
……これは……明之進のホーム……
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― 救護室前 ―
[フィリップが仮面をはずす様子に、あ、はずせるのか、などと呑気に考えていた。
怪我している様子にびっくりするけれど、ダーラの叫びでそういった装備があるのかと思い]
へー……装備品なのか……
[なるほどと呟きつつまじまじとフィリップを見やる。
装備だと言うのにかなり精巧なそれは真物のように見える]
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いでっ。
んだよ、暴力女ーっ!
[
ロクヨンで見る女キャラはだいたいが暴力キャラだ。
…ミルフィとか、クリスマスとかの癒し成分は別として。
ついでにいえば、このフランシスカは絶対にヤローだと思うけど]
…じゃあ、どこで決着付けるんだよっ。
俺は、絶対に戻れるって思ってっから。
……多分。
[信じるには、JMSの様子は頼りにはならない。
白の連中を信用しているわけでもない。
だから、願うは…ヴェスパだけなのかもしれないが、でも、それでも]
わかったよーなこと言うなーっ!
[最後、ぐさりと痛いところを突かれてむきゃーっとした]
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他に消えたステージは無い…
明之進、ひとり?
[ 明之進が落ちるという事は、ナユタでも庇ったのか。
人数の光点を見るに、明之進のホーム一か所に集まっていた
ようだったが……。 ]
[傷に驚くダーラに口元に手を当ててまた笑った。]
ほら、こうやって敵を驚かす効果があるからつけてる。
……なんてね。
[嘘だ。
外さなくていいと言われて、頷いて。
それから話し始めた。]
……ジャニスがさ。
いつの間にか倒されてたんだよ。
[突然ジャニスの名前を出したが、恐らくダーラもミルフィも訳が解らないだろう。続ける。]
まじまじとこちらを見るミルフィに頷いた。
僕は、彼女に初めて会った時に嘘を吐いてね。
最後に会った時に、その嘘を認めたら悲しまれた。
そのままいなくなった。
誰に、何処で、どうやって倒されたのかも解らないまま。
[少し目を伏せて、眉を寄せる。]
それが、なんか、嫌だったんだ。
……自分でもよくわからないけど。
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……ジャニスは、味方だったから結論突き詰めれば生きていてほしかった、になるのだけど。
でもダーラは敵なんだろうって、最初に会った時からわかってたから。
…………誰かに倒されるくらいなら、僕が、って。
そう思ったんだ。
……できれば、1対1で全力で戦ってみたかったけどね。
[と、肩を竦めた。言っていることはただの戦闘狂であり、やや偏執狂めいてもいる。]
ま、殴られたのも、君を倒すのも、全部僕がそうしたいと望んだことだから。
それに付き合わされてくれて、ありがとう、ごめんねってこと。
[そう言って、口の端を上げて笑った。]
避けるな蹴らせろついでに殴らせろ
[みぞおち狙って拳を振るう。
なんだかふざけてるような気もしてきたが、スピードは本気だ]
多分、なァ
紅が勝ったら戻れンのかね
……つか仔猫ちゃんどっちよ
[終了条件も、ドロー推測条件も知らない。
散々戦って、最後には共闘までしたというのに。
今初めて、セシルの色に興味を持つ]
いや、お前がへたれなのばればれだし
クリスマスだってわかってるし
[尻尾が立ってるようだ、とさすがに口にしなかった]
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[桜吹雪と火の粉が螺旋を描き舞い躍る。
それは夜空に吸い込まれるように、立ち昇り]
あっはははははははははははははは!!!!!
[炎に包まれて、両手を広げ。
身を裂く苦痛を受けながら、それでも笑っていた]
[この世に、奇跡なんてない]
[この世に、救いなんてない]
[でももしあると言うのなら]
[それを信じると言うのなら]
…………絶対に……叶えて……見せ、て、よ……ッ!!
[そうして、命は呪いによって引き裂かれる。
それでも最期まで……悲鳴は、あげなかった**]
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は?ちょまて おま げふっ………
[おいそこのAGI(敏捷):A、なにさらす…。
咄嗟の腕の振りは避けられず、まともに食らって膝をついた]
ドローに したら って…
クリスマスが、言ってたけど…
[鳩尾を押えてぺ、と唾を吐く]
あの、ノラネコ なに考えてっかわかんねーし…
ナユタだっけ?
あいつはこんなことになる前にしか、会ってないし…
どーなるかなんて、わかんねーけど。
[でも、なんとかなるって思わなかったら、やってられない]
俺は、紅だ。
今更きーてどーすんだよ。
[呆れたようにフランシスカを見上げ―]
へたれじゃねーし!
クリスマスなんてしらねーし!
[むきっとなってよくわからないことを言った]
ジャニス……?
[始まった話は、長いようで、でもそうでもなかったのかもしれない。
ゆっくり聞いてる俺の表情は、たぶん、かなり真面目だった。]
は。
[話し始めと、締めが。
傷のある顔の、笑みだった。]
[一呼吸。ふた呼吸。
1秒、たっぷり時間とって。]
即決だ。男だもの。
……いーめーわくだぜ。
お陰で怪我するたんびにお前思い出してんだよバーカ。ばかやろ。
[ぼそぼそ、言う。
初めは恨み事から。]
……でも、
[けど。]
今の話に、嘘なさそうだったし。
ちゃんとありがとうとごめんねって言ったから、許す。
[腕くんで、言い放つ。
何様かって、ダーラ様だ。]
[過去や未来の俺が馬鹿って総出で突っ込みいれるかもだけど、
今の俺がいいって言うから、いいんだ。]
ばかばかいうなばか!と宙にむかって叫びたくなった。
そうそうそのまま膝ついとけ
[ふふん、と鼻を鳴らし腕を組み直した]
ドロー…?んなあまっちょろい話が出てんのか
アホか
[リーダーは二人ともよくわからない。
そもそもJMSは顔を見てすらいないから、存在すら怪しい]
ドロー目指して全員終了とか、ありそうじゃね
バカか
[そう、吐き捨てて]
メモを貼った。
いや、白だったら
自分殴りたくなる、つか此処で殺そうと思って
[命拾いしたな、と今度はでこぴんをくらわそうと。攻撃手段じゃないからそんな素早くは繰り出せないが]
仔猫ちゃんはへたれだから仔猫ちゃんなんだろ?
なに、お前
COMに惚れてんの?
胸か、胸がいいのか
[それは確かに仕方ない、とか一人で納得している]
[噴水の水の中に、浮かんでいた]
……。
[痛みは、もうない。
実際に受けた痛みも、一瞬の後に死んでしまったから。
声も、よく出せなかった]
どう、なったんだろう。
[そこに関わることは出来なくても、見届けなければ、今の痛みすら忘れてしまう]
[ステージ一覧を開く。
と――]
……杜が、消えてる。
[確か、明之進のステージだ。つまり]
明くんがやられた?
[思わず飛び起きた]
ダーラの決断の速さに、流石ダーラ様だとか思ったとかなんとか。
[
うん、……馬鹿でごめん。
許してくれて、ありがと。
[ちょっと目尻を下げて笑った。ダーラ様だ。]
[二人の話がなんだかいい方向に終っているのをにこにこ眺めている。
何があったのかは知らないけれども、口を挟んだりする事は無くて。
話が終った頃に二人を見やり]
ステージ、大分減っちゃったけど……
これからどうなるんだろうね?
[まだ終了条件は知らぬままに、二人へと問いかけた**]
メモを貼った。
……言えてよかった。
[天運に任せるつもりではあったが。
運命がそうなるなら仕方ないと思ってはいたが。]
…………。
[嘘をつく代わりに、真実を言う代わりに、口を噤んだ。
"ゲームが終わったら、どちらかが死んでもう会えないから"。
――まだ、ドローになる可能性の話は*聞いていない*。]
ミルフィにわからないと首を傾げつつ、明之進のホームが消えていることに気づいた。**
うっせー。
[エラそーに腕を組んでいるフランシスカへ、ぺ、と唾を吐く。
まだ呼吸がきゅーってなって、立ち上がれない]
だって、クリスマスだし…みんなの味方らしいじゃないか。
俺だって、白の連中みんな落としてやりたいけどさ…
あまっちょろかろーが、からいことになろーが、
こっからじゃどうにもならないじゃないか。
それに、ドローになれば…とりあえず、みんな戻れるかもしれない。
それでうまくいくか確証はないけど、
どちらかが勝ったら、負けたほうは永遠にこの中だし、
身体勝手に使われちまうかもしれないんだぞ。
[そんなん、やだよ]
[水の跳ねる音。
水面から顔を出す]
……ナユタくん、大丈夫かなぁ。
[とりあえずは、集合する話になっていたサンタワールドを選ぶ]
……結構、みんないるっぽ。
あー、でもおば様とセシルくんには会いたくないなぁ。訂正しても信じて貰えそうにないし。
浮いてこ。
[サンタワールドに辿り着くと、高く浮かんで、空から見下ろし回り始めた]
だから、殺せるもんなら殺してみろって…
HPとか、みあたんねーのに、どうやって殺すんだよっ!
血なまぐさいノーミソしてんじゃねーって。
[デコピンは、ふしゃーっと威嚇して手でぺしっと払い落とす]
だからっ。
ほ、惚れてるとか惚れてないとか、ねーし!
AIのNPCに惚れるとかわけわかんねーし!
だがあの胸はいい!
[柔らかいだろうし、いいにおいだろうし。
ついでに言えば、ダーラの胸もよかった]
メモを貼った。
[きたねェな、と顔をしかめるが
仔猫の甘い言葉は、黙ってちゃんと聞いていた]
可能性にかける、ってか
まァ、そうなったらそれは、それで
……まァ、な
[甘ったるい考えだけれど、それが普通だろう。
あがくのが、普通で、きっと正しい]
[どこからか聞こえてきたセシルの声
気持ちはわからなくないけどね……。
[自分のと言うより「芙蓉」の胸を触る。
自分で触ったことは余りなかったけれど。
「私」のものよりふくよかな胸は公式スリーサイズ85/60/84だ]
みぞおち効いてたし
それこそやってみないとわかんねェじゃん
[でこぴんを避けられ舌打ちひとつ]
お前動揺しすぎ
同意するけど。そこは同意するけど
[クリスマスに聞かれたらどうする。赤くなって青くなるのだろう。
それは見てみたいから、クリスマスに教えてやろうか]
女に弱いとか、ほんと わかりやっすいなお前
なんなら俺の胸揉ませてやろうか
[タンクトップをぐいと引っ張れば控えめながらも谷間が覗く。
実際、のってきたらそれこそ半ごろしにする気だが、はたして**]
メモを貼った。
クリスマスにひらりと手を振り返した
[しかめた顔に、べーと舌を出す。
ただでやられてなんてやらねーよ、と]
所詮、俺らには何も出来ないんだよ。
だったら、どっかに転がってる可能性を信じるしかねーじゃん。
[珍しく否定しないのに、ちょっと気持ち悪さを覚えて口を尖らせた]
痛いのと、システム上の生死は別、だっ!
今俺らは多分、データになってんだ。
五感のステータスは存在していても、生死を測るHPはノーカン。
ゲームが崩壊するかバグで飛ばされるかしないと、死にはしないんじゃないかって…思う。
[恐ろしい当たって砕けろみたいな言葉に、慌てて反論する。
反論して、しまったと思った。
永遠に痛めつけられるとか そんな生き地獄]
クリスマスに、聞かれたら…
[俺終わる。
動揺しすぎと言われたって、動揺する。
しかし、クリスマスの胸ってどのくらいだったっけ…?
いや、胸だけじゃない。柔らかい感じがいいんだからっ。
勝手に気を取り直した]
オマエの胸なんて、筋肉でガチガチで
血なまぐさいものしか詰まってないだろー。
おことわりだよっ。
[立ち上がって、上からあっかんべー**]
メモを貼った。
[ミルフィの姿を見つけるけれど、ダーラが傍にいれば彼女から聞くだろうと判断して、近くには降りていかない。
アトラクションの一つであるメリーゴーランドの屋根の上に着地すると、腰を下ろした]
減ったステージは一個だけ、か。
なら、あとは――。
[ジェームスだけだ。
ドローに持ち込めれば、恐らく白紅共に帰れるはず]
― 床彼サンタ・ワールド ―
[目を覚ました……という表現が正しいかは分からない。
だが、一度意識が途切れた後に。
再び、視界が開けた]
あ、れ……
[確かに自分を殺したつもりだったのに。
また、殺しそびれたのだろうかと。
情報ウィンドを開けば、エリア一覧から社が消えてナユタとの共闘は解除されていた。
それはやはり間違いなく、自分の脱落を意味していて]
…………良かった。
[それを確認すれば、嬉しそうに笑った**]
それにしても随分ご機嫌なステージだな、という感想を抱いた。
メモを貼った。
何も出来ねェから
こう言い合ってても、ゲームオーバーには何も関われねェっての
……バグで飛ばされるか、試してみる?
[にぃーっこり。
少し気分が上向いたとはいえ、まだそこまでテンションあがってないから、やるつもりはないけれど。こうしてからかってるほうが楽しいし]
………やめようかと思ったけどやっぱ死ね
[筋肉がつまってる、という物言いに、もう一度みぞおちを狙おうとして――]
あ、クリスマス
[寸前で止めた拳と、言い放たれた爆弾。
セシルの後方、遠くに佇むきらきらを見つけて、おーい、と手を*振った*]
メモを貼った。
冗談は胸だけにしろっ、脳筋っ!
この状態だってある意味バグだろうがっ。
これ以上ぶっ壊して、出られなくなったらどーすんだよっ
[にぃーっこり
落ちる前の自分のことなど完全に棚の上。
もう一発きそうな気配にバックステップで回避。
しかし、拳は避けても言葉の爆弾はクリーンヒット]
えっ えええっ?!
[着地する足元がふらついて、派手に尻餅をついた]
[ぺたんと尻餅のまま、上を後ろを…周りを見回して
フランシスカが手を振ってる相手―きらきらを認めてさーっと青ざめた]
く、くりすます…いつからそこに?
[ギギギ、と首を傾げた**]
[
笑顔で紡がれるお礼は、とても気持ちがいいもので。]
…… 俺でも、なんか……できたの、かな。
[錯覚にしても。
勘違いにしても。
迷惑ばっかかけてたんじゃないって、思えた。]
聞けてよかった。
[そういう俺は、先のことまで考えていなかったんだけど。
へらーって笑ってしまえば、ダーラ様の威厳なんて飛んでっちゃいそうだった。
いや、こっちは元からか。]
[話し終えたところへ、
あー…… オスカーたちの話、聞いてない、んだっけ。
そうだミルフィ、オスカーは芙蓉……?クリスマス?
どっちだか忘れたけど、とにかく、 話は、 してくれて……
[歯切れが悪くなる。
内容を思い出せば、気分のいい物じゃない。]
……まあ、もううさぎも豹も、知ってることだし。
あのな、
[隠しても無意味で、アンフェア。
オスカーからの伝聞と、クリスマスのぴこーんについて、ぽっつぽつ話していった。]
メモを貼った。
……ってわけ。
ドローなんて夢のある話も、一応、ある、かも?らしい。
それをどのくらい信じるかは、もう、あいつら次第になんのかな。
レベルが一番高いのは…… まあ。俺らじゃないのは、確定なんだけど。
[そのまま言うのもなんだか憚られて、軽く濁して]
すげー理不尽な話、だろ。
出るために、死ね、とか。
[声が低くなる。
ミューズホールで、間抜けに吐き捨てた時より、もどかしさで苦しい。]
お前らが言われたらどーよ。
そんな、無茶苦茶。
俺さ、なんとかなんねーかなってずっと考えてるんだけど、全然思いつかなくて。
手詰まってるとこ。
[手詰まりを認めるのも癪だが本当に詰まってる。
所詮観戦モードか。
顔をしかめて、うむーって唸る。]
もうちょっと、ぶらぶらしてくる。
時間、ないだろうし……
[これ以上白が減る前にと狙われたって、おかしくない。
ドロー目的にしろなんにしろ、結局武器を向けられるというなら。
それがしかも、同じ紅なら。
芙蓉の懸念は。]
……
[例えば、とこいつに武器を向けられたらを、紅組の顔で順に想像してみる。
迷いなく「よしぶっ飛ばす」って言える顔もあるけれど、
やっぱり、全部そうは、いかない。
浮かない顔で、俺は救護室を離れた。]
メモを貼った。
ところでセシルの
男の魂の叫びを聞いた気がした!!
周りを見回した。
深呼吸した。
―床彼サンタ・ワールド―
[ 白馬の馬車に乗ってゆらゆら。
そういえばオスカーはどうしたんだろうか。
全ての事態を把握できてはいないけど、
オスカーが”このロクヨン”での鍵を持っているなら
彼は今回の首謀者側のNPCなのか、
それとも、自分たちと同じように巻き込まれた
あわれなプレイヤー(中身入り?)なのか――。 ]
…つい癖で一人であれこれ予想してしまうけど
こうしてても何もわかんねーな。
[ とりあえず誰か探しに行くか。と、
馬車から降りて、ぐるぐる回るメリーゴーラウンドから
ストンと降りてみる。
長時間回りすぎてちょっとよろけつつ、空を仰ぐと
屋根の上に見覚えのある中華衣装の女性
[もみの木の前でふざけた言い合いをしている
踊り子と剣士は、ダーラの懸念の中では紛れもなく
「よし、殺そう」と言い出す類なのだろう。
ただ、クリスマスの存在に引きつっている顔を見た上でも
そう思うかは謎である]
な、なにか……俺達に?
[惚れた惚れてないというすれすれの会話をしていただけに
聞かれていたら大ダメージを食らうことになる。
たぶん、聞こえてないとは思うけれど。
それよりも、その前の心の叫びが思いもよらないところに届いていたとは!]
クリスマスーーーー!!!
クリスマスーー、いるかーー!!
[みんなの味方を、大声で呼ぶ。
みんなってことはだ、落ちた俺たち…… いや、俺の味方してくれたって、いいはずだ。]
おー?
[ 屋根の上で何をしているのだろう。
とりあえず見えるようにモップをひらひら振ってみた。 ]
おーい、芙蓉ー。
[ くるくる回り続けるメリーゴーランドの曲目は、
『The Carousel Waltz』。
ピアノでよく弾いていた曲だった。
自分でも気が付かないうちに、指でリズムを取ってしまう。* ]
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
[それから、しばらく。
引きつった表情はそのままだったかもしれない。
クリスマスを見て浮かれそうになるのをにやにや見られるとか
一体なんの拷問なんだよっ。
――無理っ、この状況無理!!]
あ、なんか呼んでる。
クリスマス、呼んでるよ?
[タイミングよくクリスマスを呼ぶ声
上を指差す。どこから呼ばれているのかわからないのと、視線を逸らす為に。
その傍らで、移動メニューを開いて、適当に、ぴこ
――― 逃げた]
メモを貼った。
[
仮面で覆わない表情は、無表情に近い。]
……その"ぴこーん"には何の保証もないわけだ。
信じる信じないというより、ただの博打だね。
[出るために死ね。
それを苦しそうに言う"ダーラの中の人"はやっぱり優しい人なんだろうなって、"自分"は思った。
自分は、"これ"はどんなに痛かろうとゲーム内での死であると思っているから、"そういうルールなのだな"としか思えていない。
強いて言うなら"面倒なルールを作ったものだな"か。]
僕なら、
死んだだろうね。
[
だって今の話だと、レベルが一番高い人が一人生き残ってもその人のチームの勝ち、じゃなくて、永遠に終わらない可能性が残る。
最終的に自殺だのなんだのしないといけなくなるくらいなら、まだ戦って死んだほうがいいかな。
勿論、最終ボスに相応しい大立ち回りはさせてもらうけど。
"僕"がもし、だったらの話で。
別にJMSや他の誰かにそうしろと言っているわけじゃないよ。
["フィリップ"は一人無様に彷徨うキャラでもなければ、
自ら命を断つようなキャラでもない。
生きるために戦い、傷を受ける、そういうキャラだ。
――と、"自分"は信じている。公式設定に、詳しい背景は記載されていない。
重篤ロールプレイヤーを前に、自分の痛みとか死とかそういうのは些細なことだ。
大事なのは、今此処に生きている"彼"のこと。]
……君は優しいね。
[うむー、と唸るダーラにただそう言って目を細めた。
ミルフィはどんな顔をして今の話を聞いていただろう。彼女のほうも見て。
その場を離れたダーラを見送ってから。]
……僕は、他の人を探しに別の場所も見てみるよ。
君はどうするんだい?
[ミルフィに声を掛けた。**]
―床彼3丁目児童公園―
あだっ。
[尻もちをついたままの姿勢で転送して、また尻もちをついた]
HPないなら、痛いのとかやめてくれよ…。
あたたた。
ここ、どこなんだろ…全然知らない場所だ。
[尻をさすって立ち上がって辺りを見回す―。
ぺたんこ座りのレディーはそこに、いただろうか**]
[座って考えていたのは、やはりクリスマスが考えついたドローの話。これがただのチーム戦でないことはもう良くわかっているから]
……ラルフくん?
[かけられた声にその方向を見ればモップを振っているのが見えた。代わりに手を振り替えして。
立ちあがると屋根の上からその近くまで降りていく]
――――。
[オスカーのことを話そうとして、そう言えばラルフも紅なんだったなと思うと、浮かべた笑みはいつもより泣きそうなものになってしまった]
……あのね、オスカーはもう見つかったから、探すのはもういいよ。
オスカーが教えてくれたのは、タイムアップの条件だったんだけど……。
ゲームの開始時に一番レベルの高い人、が撃破されるのが条件なんだって。
その15分後に、ゲームは終了する。
っていうのが、オスカーがクリスに話してくれた内容なんだけど。
レベル高いのはにゃんこだから、紅が最初から不利な条件じゃないかって、ヴェスとかセシルとか怒っちゃって。
今、どんなふうになってるのかは、よく知らない。
[それからクリスマスが思いついたドローの話を口にする。それに付随する自分の考えも]
[ 降りてきた芙蓉にオスカーのことを聞こうと口を開いたが、
笑顔を浮かべた芙蓉の表情はいつもと様子が違って。
どちらかというと以前に見た、なんとなく
中身の表情が見え隠れするような、そんな―― ]
……?
…どした?
[ つられてこっちも眉がハの形になる。
なったような気がしたけど、デフォルトの無表情だったかも
しれない ]
……うわあ、本当にわらわらいるんだあ。
[あのきらきらして飛んでて頭軽そうな自称皆の味方(酷い)から観戦モードの話はちらと聞いていたが。
なんだか暫く見なかった姿があちらこちらに。
こいつらは現状をどこまで知っていて何を考えているんだろう、と一瞬思う]
……ま、僕はナユタを信じるだけだし。
メモを貼った。
[ オスカーの話を聞いて、おお、と声を出した。 ]
そうか、ドロー条件があるのか。
…どっちかというとそれに驚いた。
そんな都合のいい道は無いんだろうなと思ってたし…
[ ヴェスとセシルの話を聞けば少し黙り。
モップに手を掛けて思案するマクロのポーズが出る ]
……まぁ、確かに不公平な条件だよなぁ…
もっとも、初めから白と紅と分けて敵対させてるわけだから
ドロー条件が公平なわけはないよな。
これまで戦ってきた紅組のヤツが憤るのも分かる気はするよ。
だが、だからって白組が悪いわけでもないし。
俺たちはみんな等しく巻き込まれたんだから。
[どうした? と問われると小さく首を振って]
タイムアップの条件を考えると、ドローの時に全員出られない、のはないと思うんだ。
このチーム戦の目的は、戦わせることじゃなくてその後にあると思うから。
空いた身体が欲しい、なら、引き分けで全員閉じ込めてしまった方がたくさん手に入るじゃない?
タイムアップの条件からいけば片方が勝ちやすい。
時間制とかどちらにも一人ずつキーキャラを入れるよりはね。
なら、引き分けには本当はしたくなかったんだと、思う。
まぁ、そうだよなあ…
下手をすると仲間割れも起こしそうな条件だし。
[ 芙蓉の表情は落ち着いただろうか。
とりあえず、さり気なくぽんぽんと頭を軽く撫で ]
……しかしこれ、ジェームズが、あまりに孤独な立場だな……。
たまたま一番レベルが上だった、ってことなんだろうけど。
[ 言いながら、移動メニューを開いた ]
メモを貼った。
メモを貼った。
『 エリア◆ドコカノ町ステージ一覧◆
1:床彼サンタ・ワールド
2:床彼3丁目児童公園
3:公営床彼競馬場
4:発電所跡地(廃工場)
5:床彼城址公園
6:床彼駅南口ロータリー 』
んー。
俺がわかる範囲で残ってるのがジェームス、沙耶、ナユタ、
ヴェスパタイン……、あと一人は誰だろう。
ヴェスパタインはおそらく、紅だと思う。
ナユタや明之進と戦闘していたからな。
とすると残1名が紅であれば、ジェームズ撃破で
ドローになる可能性はあるのか。
しかし。
誰かが倒されるのを願うのは嫌な感じだな。
JMSは俺にとっては一応、紅の仲間でもあるし。
まぁ俺も芙蓉もあいつにやられたんだけどさ。
……今回のことに巻き込まれた仲間でもあると、思うし。
[ 慎重に言葉を紡いだが。
本当にこれは、ひどい条件だなと
また眉毛をハの字にした。つもりだった。 ]
でも。
……人数比をつけられたら白が圧倒的に不利だけどね。
64まで上げたキャラに勝てるなんて事、そうそうないんだから。
にゃんこが撃破されるまでに、白の人数が減ってる可能性も高かったし。
[実際に覚醒イベントがなければナユタはもうこちら側にいた。ミルフィもデフォで、紅には回復キャラもいる。
白から見れば、今同数なのは奇跡に近いかも知れない、とも。
それらは飲み込んで]
タイムアップの条件はそれこそ白には関係ないことだし。こっちが決めたわけでもないんだから怒りは決めた奴に向けて欲しいけど。
でも、だから、ドローを狙う意味は、あると思う。
…もし、もしもドローになったとして、
結局帰れなかったらどうなるんだろうな。
俺たち。
[ 既に何日もこの身体を使っていて
すっかり掃除屋ラルフに慣れつつある。
このままゲームキャラクターとして
閉じ込められて、NPCになったりして。
などと洒落にならない冗談を言って苦笑した。 ]
うん、ヴェスは話を聞いた限りだと紅、だね。
だから、今は3-2かな。
わんこも紅だし、白は沙耶ちゃんとナユタくんだけだから。
人数考えると白の勝てる隙間なさそうだけど。
[結局、紅の残り二人はどんな決断をしたのだろう。
少なくとも、最初にデフォナユタだったナユタと沙耶二人だけでジェームスに勝てるとは思えない]
タイムアップの条件は、だから白と紅、両方考えられる人に聞いて欲しかったんだけど……。
結局残り全員に知らせることになったみたい。
[なんだか頭を撫でられた。ラルフの表情は変わらなかったけど、慰めようとしてくれるのがわかったから]
……もう少し別の条件なら、もっと気持ちよく出来たんだろうけどね。
全員帰れない……か。
ここに残されたら、どんなふうになるんだろうって考えるけど。
残ることよりも、忘れられてしまうことの方が、やだな。
だって、表の世界には、「私」じゃない「私」がいることになるんだもん。
メモを貼った。
[記憶はまだ混乱中―
誰からも見つからないようにかくれていたら
どこからか細い猫の鳴き声が聞こえた]
ねこ…こねこ?
[泣き声のする辺りを探してみた]
黒いにゃんこ こんな処でなにしてるの?
[手を伸ばそうとしてふと手をとめる]
そうか…、
そうなるとぶっちゃけ、残っている紅のメンツの
考え方次第ってことになってしまうな。
ドローを望むならJMSを落としに行くだろう。
紅の勝利を望むならそのまま白どちらかを撃破、か。
[ 自分がジェームスの立場だったら一体どうしただろう。
…とてもじゃないが考えたくない。
ただ、向かってくるものあればJMSは戦う、気がした。 ]
忘れられること、か。
芙蓉には、忘れてほしくない人がいるんだな。
俺は……もうそういう相手はいない、けど……
[ 中身の話はしない、というマイルールがあった筈だが。
ついぽつりと、メリーゴーランドの音楽につられて、漏らした。 ]
……帰って、も一度、ピアノ弾きたいなぁ…。
メモを貼った。
忘れて欲しくないっていうか、だって、生きてる人たちには「私」は生きてることになるんだもん。
ここに本当の「私」がいることも忘れられるなんて、やだなって言う話。
……ピアノ、弾いてたんだ。
ああ、だから、ホームが音楽講堂?
「ラルフ」と関係なさそうなステージだったけど、中の人も関係してるのかなぁ。
それとも、床彼の色んな場所から本人の意思が反映されているとか。
―― 床彼3丁目児童公園 ――
[しとしとと降り注いだ雨は
夜明けの光に消えるように止んでいった。
草露のように遊具を湿らせる水滴が、冷えた空気の中で煌めき、
緑下の落涙も最後の一つが落ちる。]
なゆ 、たくん
[しゅばっと現れた人影を、見上げた。
土管を覗き込む姿は何かを探しているようで、けれど探しものは窺えない。
頬に触れた水を拭いながら、その様子をそっと見]
[土管の中に潜り込んでいくナユタの、背を送る。
不思議な光景だ。夜明けの公園がそう見せるのか、
アストロノートが地を這う姿は不思議と、頑是ない子供の様子を思わせた。
地面に座り込んだまま動かずに、
少しくぼやけた視界でナユタの挙動を見守る。
小さな隠れ家の中で呟いたその声は、うわんと反響を伴い
澄んだ空気の中で鼓膜を震わせた。]
[何を言うこともないのは、何も知らないからだ。
言うだけの資格も、責任すらもないのなら
嘘に、してしまう可能性があるのなら喋ってはいけない。
言葉には責任がある。
だから彼女は、そぐう言葉を使いもし、かつ一方で口を噤む。
言葉を届かせられるわけでもないのに、唇を引き結び。
そうして彼女が作った沈黙も、長くは続かなかった。
(華麗に、とはいえ少しかっこ悪かった)ナユタの会話を下から聞く。]
[結論として。
クリスマスより、引き分けの条件も終了条件も、
この二人には伝わっているらしかった。
そして「パンサー」「ソウルメイト」「ヒー」は、拗ね た?]
J MSのこと よね
[何やらJMSと親交のありそうなナユタの台詞
会話の途切れと同時に次々に消えていく人影を目で追って]
……、 うさぎちゃん
今度は、泣かずに、 済む といい わ
[もうアタシには抱きしめられないしね。]
──クリスマス発見前くらい──
[頭ガシガシ掻きながら、サンタ・ワールドを歩く。]
こんな場合じゃなかったら、ああいうのも乗りたいんだけどな……
って誰かいた!
[数々のアトラクション。
いいなーって目をやると、そのうちの一つに人影があった。
片方は芙蓉で、もう片方は、]
ラルフ……
[思い込みで襲っちゃった相手だ。
話し中っぽいし、どうしようかと様子を見る。]
メモを貼った。
…そうだな。
ここに閉じ込められるくらいなら、死んだ方がまだいいな。
忘れ去られることと、いなくなった と認識してもらうのは
全然違うことだよなぁ……
あぁ、
[ うっかり中身情報を漏らしたことに気付いて ]
……うん。
あの講堂で弾いたことは何度か、ある。
どうもここにいるのは、床彼住民ばかりみたいだな。
最初は床彼町と公式コラボしたのかと思ってたぜ…。
[ そんなローカルなコラボ…と自分で突っ込みつつ。 ]
あ。
[ 芙蓉と話している時にふと、メリーゴーランド向こうの
通路を見やると。
見覚えのあるキャラクターの姿が、あった ]
……ダーラ様?
[ つい、様をつけるのは中の人のいつもの癖である ]
[そうして一人に戻った公園で
固めたままだった拳を、ゆっくりと解いていった。
思い切り握りしめていた手は自身の制御から離れてしまったかのように
動かないままで、もう片方の手で広げていくしかなく。
広げても、微かに痙攣の走る様だった。]
―― 会えた、かしら
伝え られた かな
[翠緑の瞼の下で朝露の名残を差し込む光に煌めかせ
浮かべるのは マスクのあの姿。
誰かに伝えようと、また会おうと思ったまま、
システムの壁が隔てたこの場へ転がり込んでしまったことを思う。
中途半端に、すぎた。]
大学の講堂で引いてたって事は、ラルフくんも大学生とか、OBとか?
確かに、ここの住人みたいだね。
ということは、やっぱり運営絡んでないんだろうなぁ。
無事に出られたら、――――ロクヨン置いてあるところであったりして、とか。
[ダーラの名前に顔を向けると、そこにダーラの姿があった。
発電所での言葉を思い出して表情は曇る]
ちょっと、今戦ってるみんながどこにいるのか見てくる。
[宙に迷うのはゲームの中だけではなかったけれど。
伝えない言葉は期限を過ぎれば意味もなく
ただ抱えたままにして。
一指ずつ開いた手を、片手で包んだ。
おそらく、そろそろなのだろう。と思う。
面を上げた先の朝の陽ざしは、どこまでも刺すようだった。
と思ったら]
……
[
夜明けが夜に戻ったような色した装備品が逆にまばゆい。
たとえ少しかっこ悪い登場の仕方だとしても。]
[
戻す。 うん、意味なかったね。]
あー…… どう も。
[片手を上げる。
さっきもこういうことなかったっけデジャブ。]
芙蓉、 あー……
ちょ、まった。
[何処かへ行こうとしているのが見えて、声をかける。]
[怪我した子猫に手を伸ばそうとして
ひっかかれた
「あぁ…その猫もうだめだよ
猫は死ぬときは姿を隠そうってするんだってさ」
泣きべそをかいて猫を追いかけていたら
誰か大人に声を掛けられた]
クリスマスから聞いたんだけど。
オスカーたちの話、白にだけ話すようにっつったんだって?
[切り出し方はわからなくて、うー、とか言いながら]
……四面楚歌がどうとか、クリスマス、よくわかってないっぽくて、状況わかんなかったから。
ホントは、なんつってたの。
[想像だけで補えることでもない。
本人の口から聞くのが、一番早い。]
と、ラルフ。
えーっと……
[ようやく、ちゃんと見た、気がするキャラ。
あの時はほんと、動転してたから。
申し訳ない気持ちで視線がうろうろして]
…………………… あの。
あのとき、いきなり攻撃して、 ごめん……
紅だっつってたの に その あんま信じてなくて……
[うろうろして、最終的に下を向く。]
[ミューズホールの消滅は知っていても、
そこが彼のホームだとは知らない ので。
もしかしてナユタくんたちに会いに来たのだろうか。
そうだとしたらやっぱりタイミングの悪いヒトだなあ。
オスカーに最後まで会えなかった自分の事は棚に上げ、
セシルを見上げながら思っていた。
聞こえない、だろうとは思いつつも]
…… 、 ナユタくん、なら 行っちゃった わ、よ
[一言、送った]
メモを貼った。
あー、うん。まぁ……そんなとこ。
[ 大学生か、という芙蓉の問いには曖昧な答えをして。
ダーラに挨拶?をされれば、片手を挙げて応えたが。
続く言葉には。
え?
……あぁ……、
[ 言われてから、ようやく当時の状況を思い出した。
ひどく取り乱していたダーラに攻撃されたこと。
そういえば、まともに話すのは初めてになるのか ]
…いや、あれはまぁ…
俺もずっと白組として行動してたからなあ。
信じられなくても無理はないさ。
[ステージ一覧から、戦っていそうな場所を考える。
さっき紅の面子が集まっていたのは発電所跡地だったから、そこが誰かのホームである可能性は高い]
じゃあ、又後で――。
[移動しようとして、ダーラに呼び止められる。
問われたことに一度俯いてから顔を上げて]
……。
白に話すのは、白が紅の誰かと戦うのは当然の流れだったから。
話さないという選択肢もあったけど、それだとまずはヴェスからって事になるだろうし。
本当は、最初は両方冷静に人に話すって案を出したんだよ。
でも、もしかしたらそれを聞いて紅がにゃんこを狙うかも知れない。
それだといくらにゃんこが64だっていってもかわいそうかなって。
でも、結局白と赤と両方考えてくれそうな沙耶ちゃんとわんこ、フランクの事ね。の二人に話したらどうかなっていったんだ。二人は仲が良かったから。
ちがうよ…ちがう。
まだ手当してあげたら…
きっとだいじょうぶだもん
元気なるもん
[だけどちっとも私にはなつかない
手を伸ばしても逃げるばかりだから]
まー、気にするな。
[ 何か申し訳なさそうな女帝の肩をぽむりする ]
それより紅だったのに足並み揃えてなかった俺も
悪かったな、とも思うが……、
どっちの組にいても俺、戦わなかったかもしれないなー。
黒豹は、どうするんだろうな……
[ ぽつり。今気になるのは、黒豹の心理。
もし、紅にも白にも標的にされたら――。 ]
まっすぐな目をした子
大丈夫―そう言い切ってにっこり笑ってくれた子
あの子なら大丈夫
ねぇ おねがいこの子をたすけてね
[この子の手の中なら気づだらけの猫でも安心できる
そういう子だから
なぜだろうまっすぐすぎる蒼いヒーローの顔が目に浮かんだ]
ドローのことも含めて一番良い方法を考えてくれるかなって。
クリスが、明くんに言ったらどうかっていうのは、全力で反対したけど。
もっと言えば、にゃんこに話すのはにゃんこの精神的にどうかなと思ってたのもあったから。
自分が一番高いとは言え、狙われることになるわけじゃない。
白からすれば、いつか倒す相手だけど、下手したら紅にも狙われかねない。それは、紅同士の信用関係にもヒビが入るでしょ。
私には、紅の結束力がどうかなんてわからないし。
白だと明くんっていう時限爆弾がいたから、もし白側に一番レベル高い人がいたら、両方話さないって選択肢をとってたかもね。
そうだよな…
[ そんな事を考えていたから、にゃんこがかわいそう、には
深く頷いた。 ]
[
ばーty…… 大人な思考だから、もし万一何か企んだとしても、中途半端にクリスマスに伝わるようなこと、やるはずがないし。]
……なるほど。
クリスマスには、ちょっと覚えきれる内容じゃなさそうだな……
[どこかのクリスマスファンが聞いたら怒りそうな失礼な事をぼそっと言った。]
結局、殆ど全員が、知ることになったみたいだけど。
うん、それなら納得。
もしかして、芙蓉がすっげえ豹を恨んでて、そういうこと言ったかもとかおもっててな……
まあ、だったらもっと巧妙になんかするんだろけど。
[腕くんで、頷いた。
こういうのは芙蓉に対する信頼と呼べるんだろうか。]
引き止めて、ごめん。
それだけ、聞きたかったんで。
冷静な人に話す、ってなったら。
もし観戦モードじゃなかったら、白の候補は、芙蓉だったんだろうな。
[冷静は、あるときには冷徹になるのかもしれないけど。
少なくとも、フェアな状況には、成るんだろうと思った。]
メモを貼った。
お う。
[
思うけど、もし怒られたら凹む気がするので、言葉を切って。
肩を叩かれて、顔を上げた。]
紅、足並みとか、さっぱりだったぞ。
俺から見たらだけど。
豹は豹で、紅が誰かわかってないまま戦ってるぽかったし。
豹以外で紅って聞いた奴は、たいてい「はあお前が紅?寝言は寝て言え!」「おまえかよおお!」みたいなやつだったし。
無差別攻撃が一人じゃないっていう。
[ラルフの気が軽くなるか、とちょっと話してみる。]
私だったら、どうかな。
真っ先ににゃんこを狙いに行ってたかもね。
今は、戦わなくて良いから冷静にもなれるけど。
[肩を竦める]
……恨む?
だって、にゃんこに負けたのは私の実力不足だし、あの時必殺技出せなかったし、リベンジはしたいって思うけど、恨むことはないかな。
リベンジするなら、もう少しレベル差を詰めてからだろうけど。ホームで負けちゃったからね。
[そう言うと、発電所跡地を選択する]
じゃあ、又後で、ね。
[見に行ってる間に、タイムアップが来たら、これが最後かも知れない――。そう思った頃には、目の前は発電所跡地で]
豹、な……
[にゃんこっつったら、猫じゃない豹だ、ってまた返してくれるだろうか。
そんな些細なやり取りさえなつかしい。
走馬灯にはまだ早いぞ俺。]
やっぱ、しんどいよな……
[敵と味方。
勝利条件と、終了条件。
うさぎを守る奴はいたっぽい。
じゃあ、豹は?
今残ってる二人を思い出して、顔が曇る。
どう考えても。]
──クリスマス発見──
いたいた、よかった!
[探していたら、ふよふよやってくるキンキラのNPC。
わりと酷い態度を取った気がするから、近づくのも嫌がられるかと思ったけど、そうでもなかったみたいだ。]
えっと。
用事は二つあるんだけど。
うん…… 約束は 果たさないとって。
[今までとは違う意味で渋い顔になる。]
恥ずかしい話を教えるって言ったのを今更……思い出して……
[なんで俺あんなこと言っちゃったんだろう。
眉間の皺を自分でぐりぐりする。
伝言がどうなったか、そういえば聞いてないけど、これは伝言がどうなろうと頼むときに決めたものだし。]
耳かせ。
……誰も聞いてないとは思うけど。一応。一応な。
[きょろきょろして、クリスマスの耳元に口を近づけた。]
まあそんなたいしたことない。
ないんだけど。
俺、NPCが、全部中身入りだと思ってた頃があって。
最初、オスカーみたいなCOMに話しかけて問答無用に殺されて、
そのあとは背景っていうの、俺のステージにいるシスターみたいな、ああいうのも敵だと思って必死に攻撃して あたらねー!!とか言ってて
そういう頃があったていうそんだけ。
そんだけ。
[きっとよくある話だ。
よくある。そうやって自分を慰めている話でもある。]
[お助けNPCであるクリスマスには、よくわからない話かもしれない。
むしろちょっと怒らせたらどうしよう。
ともあれ。話して、けほんと咳払い。]
で、もう一つの用事、な。
伝言、頼みたい。
「俺は、女帝は、豹の味方だ」 って。
[貴方の、仲間よ。
そう言った日が、すっごい昔のようだ。]
ナユタ…って……
[目をパチパチ]
あぁ、そうだった!
わたし ナユタと明之進とたたかって
「苦しいなら、苦しいって言って逃げたって、
俺はお前を責めたりしないよ」 って。
[
この状況でもそれ、言えるのか。
言ったら言ったでぶん殴ってやる。
正直に苦しいって言うまで殴ってやる。
勝手なことを思いながら。]
以上。
…… 頼める か?
[状況はかなり終わりに近づいてる。
こんな一言さえ、俺は自分で伝えることができないけど、
何にもできない奴でも、そう思うのが一人くらいいるって、知って欲しかった。*]
[ ダーラに紅組のことについて聞いてみれば。 ]
そうか…
確かに、豹は俺を白と思ってやった、というよりも
どっちだか分からないから始末しておく、という
感じだったな。
俺も必死に紅ですから!!とかは言わなかったし。
[ それに紅だから、というのは、
黒豹と戦いたくない気持ちとは関係のない事だったから
主張するに至らなかったのだった。 ]
なんか、白はナユタを中心として
それなりにまとまってたような印象があって。
紅はどうだったのか気になってたんだ。
まあ、白にも明之進みたいな危ないのはいたけど。
[ 個人の感想です。 ]
メモを貼った。
え、ちょっと、何?! やだ!
[「芙蓉」が剥げる勢いで耳を押えた。
闇の中に光る稲光と、轟音。
豪雨に濡れることはないけれど、光と音は別だ。
いつものゲームなら、ここまでリアリティはない。少なくとも、音と共に感じる地響きとかそういったものは]
落ちないって、わかってるけど……。
[雷は中の人もだけれど、「芙蓉」も苦手な設定だった]
メモを貼った。
黒豹はいま、孤独な状態になってないだろうか。
残ってるヴェスや、もう一人の紅が考えてることは俺にはわからんけど…。
[ ぼそぼそと話して、移動メニューを見た。
光点は発電所に集まっている。
芙蓉がそこに移動すると言うので見送り、
自分はもう少しサンタワールドを探索する事にする。
ダーラとも一旦は別行動になるだろうか ]
―発電所跡地―
黒魔獣?!
沙耶 ナユタと精霊…フランク
──メリーゴーランド横──
え、それは駄目だ。
[
……つっても、やっぱ、冷静だな。
お前が感情的になるとか想像できねえや……
ん。 また、あとで。
[あとって、いつだろう。
思ったけど、言わなかった。]
[沙耶とナユタに近づいていくフランクを目を丸くしてみつめて]
ガンマン! 白だったのか?!
――嘘だろ?
[斧槍を手の中へ呼び出そうとする]
―発電所跡地―
黒魔獣!今、サポートするからっ!
[死んだことなどにまだ気づいてない魂は
ジェームズの方へ叫ぶと駆け出して
フランクの腕に向かって斧を振り上げた]
……豹に、やられたのか……
[
わからないから、って攻撃したのか。]
俺、一応、ラルフが紅っつってたって言ったんだけどな……
まあ、一応、だし。
まとまり……
[思い浮かべる。
豹がいようとガンガン乱射砲だったやつとか。
陣営聞きもしないで襲ってきたやつとか。
豹相手でも陣営を口にしないやつとか。]
あったらよかった、かもな。
[濁した。]
明之進って白の中でも危険視されてんのか。
[芙蓉からもちょっと聞いた気がする。
納得なんだけど。
庭園に転がってて、うさぎが助けに来たのを思い出す。
もしライトニングが転がってた時みたいに、怪我してても、
うさぎ以外の誰も手を伸ばさなかったとしたら、]
……どこも、単純に手を取り合おうっては、いかないか。
[小さく息を吐いた。]
メモを貼った。
[ラルフにつられてメニューを開く。
光点の数、位置にはっとした。]
う、わ。
もう一人ってフランクなんだけど、
えええっとちょっと、ごめん、俺用事を思い出して。
行ってくる。
……またな!
[いつだかわからないまたを宣言して、俺もクリスマス探しを再開する。
豹へ伝えたい言葉は、ここで話している間に固まった。]
[もしかしたら、ラルフの望んでいる結果じゃないものを後押しするかもしれないから、最後にラルフの顔は見なかった。*]
メモを貼った。
メモを貼った。
フランク なんでだよ!
黒魔獣と仲良くしてたじゃないか!
[最初から白で敵であったナユタよりも沙耶よりも裏切った
フランクの方が許せなくて…
ブンブンと槍斧を八の字に振り回しガンマンへ振り下ろすが空を切るばかりで観戦落ちの攻撃など当たるはずもない。]
当たらない…当たらない
メモを貼った。
―発電所跡地―
[雷光と轟音。薄闇の中で頭を抱えて蹲っている]
……ここに、いるはずなのになぁ。
[雨の音で聞こえる声は途切れ途切れだけど。
無理やり立ちあがって――両耳は押えたままだ――辺りを歩き出す]
まあ口で聞いても、信じられないだろうな。
黒豹は実際、俺が芙蓉を庇うとこを見てるわけだし。
[
紅組の様子は何となく知れて。 ]
ま、しゃーないさ。寄せ集めなんだし。
多分、色分けだって、何か規則性があるわけじゃないだろう。
そうか、もう一人残ってるのはフランクなのか。
[ 何かを急に思いついたように去っていくダーラに
手を振り。ぽつり ]
……フランクは紅、なのかな。
[ またな。
何気なく、芙蓉とダーラと別れたけれども。
次にまた会えるという保障はどこにもない。
タイムアップは30分後かもしれないし、1時間後かもしれない ]
……
また……。
[ モップを肩に担ぎ直して、サンタワールド内を
探索しようと踏み出した、その時。 ]
[ メリーゴーランド傍の茂みの中に
落ちている明之進を見つけた。 ]
………
なんだこれ。*
メモを貼った。
…ふえ?
[ぺたんと座っている人影に気付いて、びくっとした]
ジャニス…?か? そっか。
ここ、あいつのホームだったんだ。
[一言だけ、聞こえた言葉
と、何か思いついたようにジャニスを見て]
ねえ、俺が落ちた時を見てたりしない?
しないよなあ…。
[土管の上に胡坐をかくように浮いてうーん、と唸る。
何を言ってるの?と思われるかもしれないが、傾げた首の上の表情は割と真顔]
ナユタ、さっきまでここにいたの?
どこ行ったんだろう、ノラネコ殺りにいくのかなあ。
[ジャニスへ問いながらMAPを開いて、あれ?と。
1つ、移動先が減っている]
誰が、落ちたんだろう。
白かな…。
白じゃなかったら、ノラネコやらせるわけには行かないのに。
[悔しそうに、土管をバンバン叩くけど手は土管をすり抜ける]
一方的な不利突きつけられて、なんも出来ないって
……辛いなあ。
[あーあ、と投げ槍に呟いて、仰向けに転がる。
公園の朝は、なんとなくすがすがしい気分になるものだが、
今はそうでもなくて**]
……なんだと、思う?
[
その声はしっかり聞こえていた。
身体の痛みは消えたが服はズタボロのままなのでちょっとゴミっぽいがゴミじゃない]
久しぶりだねえ、ラルフう。
ねえ、キミ赤だったってホント?
ナユタのこと騙してたの?
ねえねえナユタに嘘ついてたの?
[きっちり根に持ってました]
………なんだろう………。
[ 見なかったフリをして空を仰ごうとしたが
反応してしまった後だった。 ]
………
まあ、紅とか白とか、どうだっていいじゃないか。
ナユタが「何かあったら助けに行くから」と言ってきた時は
悪いナーと思ったけどな。
[ 明之進が怒るだろうかと思いつつ言ってしまう ]
利用するつもりで騙ったわけじゃないから
呼ぶことはなかっただろうが。
………てか、おまえ………ボロッボロだな。
慈愛之雨〜。
[ あまりに明之進がボロボロになっていたので。
効くわけがないヴェスパタインの必殺技を唱えてみた。 ]
赤とか白はどうでもいいけどナユタを騙したのはどうでもよくない。
[完全に目が据わっている。
理性値:76(0..100)x1<衝動値:47(0..100)x1なら殴りかかる]
――……。
[幸い、まだ理性が働いていたようだ。
上げかけた拳を下して]
着替え、持ってないからねえ。
筋肉ゴリに結構派手に切られたし……
[千切れてはいないが、帯を切られたせいではだけやすくて困っている]
そうだな、騙したのは悪かったと思ってるよ。
ナユタがどうのじゃなくても。
[ 観戦モードとはいえ向かってくるかな、と思ったが
疲労なのか理性なのか、振り上げた拳を下ろした明之進に ]
着替えなんてないよなぁ。
筋肉ゴリって……ライトニング、か。
[ そういえばライトニングも最初ナユタのとこにいる時は
白と言ってなかったっけ、と思いつつ。
明之進にそれを言うとまた燃え上がりそうなので黙ってた。 ]
こいつで縛っとくか?
[ 帯を切られて、着物の胸がはだける明之進に
スカーフを外して渡す。
使わないならもう一度首に戻すが。 ]
ちょっとお、やだやだもう少ししずかになりなさいよ!
[無茶なことを口にしながら、戦闘音のする方向へと足を向けた。
そして目の前に輝く蒼い光が天井を破る。
タンクの壊れる音もどこからか]
派手に戦ってるなぁ。
うん、大丈夫。雷は、落ちない――。
[そう思おうとしても「芙蓉」も苦手な以上、自然と背は丸くなる]
……まぁお前も疲れてるんだろ。
こっち側の人間は、もう見守りモードでいるしかないからな。
サンタワールドの限定ドリンクでも飲んで休んだらどうよ。
[ そう言うと、近くにある自販機に向かって歩きはじめた。
観戦モードで買えるのかどうかはわからないが。
歩きつつメニューを見れば、発電所に光点が集まっている。
最後の戦闘なのだろうか。 ]
は?
別にいらな…………
[
……。
…………。
…………………………………………。
……ぁ…………あり、が、と……
[おずおずと受け取った]
[少し離れた場所に紫色の蠢くものが見えた]
……なんか、やなもの見た。
[薄闇の中だから、見えなかった。何かに引っかかって、身体が前のめりになる。
そのまま前に転がって、強かに身体を打ち付け――]
何? あ、……にゃんこ。
[金色に輝く目は魔獣の証。どうしてぶつかったのかと思ったけれど、どうやら魔獣では無く天井から落ちてきたものに足を取られたらしい]
もうすぐ、終わるよ。
[それは確信めいた言葉]
ナユタは……皆は、絵空事みたいな奇跡に賭けたんだ。
だから僕は、今ここにいる。
[帯の上から受け取ったスカーフを巻きつけつつ]
どうせ、皆どっか一箇所……多分黒いののホームに集まってるんでしょ。
あとはあれを殺……倒せば、終わりだもの。
メモを貼った。
ジャニス、紅なの?白なの?
紅とか白とか、どーでもいいと思ってたけど…
最後の最後は意識してしまうものだね。
[MAP上で、光点は発電所に集まっている。
考えうる事は、1つだけ]
ああ、始まったか。
[むかむかする。すごく、むかむか。
むっとして、口を尖らせる]
煙草返してもらえばよかった。
あの、ロンゲハゲ……返せよ、な。
[ぼそ、と裏腹な、悪態**]
メモを貼った。
[すぐに魔獣の姿はどこかへと消えて]
……ここにいたくないけど。
でも、最後の戦いなら見なきゃ。
[なるべく雷の届かない場所を選んで、それぞれの戦いを見ている**]
[フランクに落とす斧は空を切ってすりぬけるだけ
思い出した 気づいていた
自分が一度殺されたこと
だけど気づかないようにフランクの邪魔をしようと
無駄な闘いを続けていた]
― 床彼ミューズホール(消滅前) ―
[ガードもできない無防備な身体に叩き込まれたセシルの重い一撃。
腹から胸にかけてをばっくりと斬られ、噴き出した血が床を、セシルを赤く染め上げる。
意識はとうにどこかへと消え去っていて、倒れこんだ衝撃で手を離した鎌が、自分にトドメを刺した相手の首を刎ねた
けたたましく鳴るアラートの中、ホールの景色が歪に歪んで、ついには消滅した。
プレイヤーが次に意識を取り戻して観戦モードで現れるのは、ランダムで飛ばされた先のステージになるだろう。
メモを貼った。
[ 受け取らないかもなーと思いつつも
差し出したスカーフを明之進が素直に受け取って、
ちょっと意外な気持ちになりつつも。
ラルフなので表情には多分出ていないだろう。
かわりにデフォルトっぽい、目の笑ってない笑顔を向ける。
続いた言葉には、 ]
絵空事みたいな……奇跡、か。
[ それは、ドローの事を言っているのだろうか。それとも ]
[ そして明之進の、『だから今ここにいる』という言葉で、
何とはなしに察するものがあった。
こいつはおそらくナユタのために、人数調整のために
自分から落ちたんだな。と。
昨日の時点で白が一人だけ落ちて、今、初めて
ドロー条件を満たそうとしているのだから。
何とも言えない気持ちになって、
嫌がられなければ明之進の頭をぽんぽん撫でてやる ]
そうか。
奇跡……起こるといいな。
クリスマスからの情報らしいし信憑性薄いと僕は思うんだけどねえ。
アレが黒幕かもしんないって、誰も疑わないのかなあ。
[あるいはそれでも、信じたいのか]
皆で帰りたいんだってさ。
ま、それが為るかどうかはわかんないけどねえ。
黒いのに話つけにいってるだろうから、もうすぐ終わりでしょ。
まあ話聞かずにバトってるなら少しかかるかもしれないけど。
[実際そうなっていた]
[ぽんぽん、と触れる感触に8秒ほど固まった。
その後慌てて退く姿は、どことなく顔色が悪い。
……条件反射なのだ。
頭部に触れられれば、その次に全力の打撃が来るのだと身体に覚えこまされている]
…………あ……
いや、うん、なんでもない……
[と、平静を取り繕いながら]
奇跡、なんて僕は信じないけど……
ナユタのことは、信じてる、から。
メモを貼った。
[ 頭を撫でると明之進が固まっているのがわかる。
触ってみるとこれは子供の頭だなー、とわしゃわしゃ撫で続けて
……リアル妹のことを、ふっと思い出した。 ]
……
リアルに帰りたいなんてあんま思ってなかったけど。
帰ったらやりたい事とかは、ちょっと、出来たかなー。俺。
[ 明之進はどうだ?と聞こうかとも思ったが、止めた。 ]
[ しかし、今の心境的に、黒豹落ちろ、という気分にも
とてもなれなくて。
ただ、奇跡が起こればいいと、それだけを思った。 ]
……今人が集まっている、発電所が黒豹のステージか。
戦っているのかな……見に行くか?
メモを貼った。
……帰ってやること、ね……
[思い出すのは、一つの約束]
…………まあ。
別に僕は、ナユタといられればここにいても構わないけどねえ。
[へらり、と笑うがさてどこまで本気か]
……見に行っても、どうせ何も出来ないんでしょ。
ああでも……ナユタのこと、心配だし。
あと一応あの馬鹿がちゃんとやってるかも監視しといたほうがいいのかな。
[エリア移動のウィンドを呼び出した]
ナユタと二人きりでここにいて一体どうなるっていうんだ。
[ 至極まっとう過ぎる突っ込みだと我ながら思った。 ]
まあ、観戦モードの俺たちに出来ることはないけどな。
…見に行ってみるか。
ああ、もし何かあったらサンタ・ワールドに戻ってこいよ。
何が起こるか、今んとこわかんねーから。
[ と、明之進にひとこと言って。
移動の前に、サンタ・ワールド限定自販機のほうへ ]
[薄闇の中で戦闘の様子は遠目に見える。時折なる雷鳴にはやっぱり両耳を押えたまま]
発電所なんだから避雷針とかないの。
[立ち上がるとのろのろと移動し始める]
[ コインなど勿論持ち合わせていないが、適当にボタンを押せば。 ]
……おっ、出てきた。
[ 限定缶ジュースがごろごろと、いくつも出てくる。
ゲームだからそんなものなのかもしれない。
明之進がもし欲しそうにするなら一つ差し出し、
自らも一本開ける。
ぺしっ、という音がして、開いたのは
緑色にキラキラと光るクリスマス・ソーダ ]
おー。
飲めるとは思わなかった。
これ公式で出た時は飲み損ねてて……
……まあ……、生きてるのも悪くないな。
[ 限定クリスマス・ソーダの味はどうだったか。
ぽつりと呟いて。
飲み干してしまえば掃除屋らしくゴミ箱に缶を放り投げ。
移動コマンドを展開した。
―――― →:嵐の発電所跡地 ]
メモを貼った。
メモを貼った。
[缶ジュースは流れでなんとなく受け取った。
お味は末小吉[[omikuji]]]
ナユタ……信じてる、からね。
[エリア移動のパネルをタッチする]
→発電所跡地
なんとも言いがたい味だった。
メモを貼った。
…………猫?
[
何故こんな所に子猫がいるのだろう。
ちなみに猫好き度は26(0..100)x1]
― 発電所跡地(8d) ―
[深い深い、真っ暗な海の底で揺蕩っているような感覚。
気怠いような感覚がただあって、意識ははっきりと定まらない。
どこからか仔猫の鳴き声が聞こえてきて、無意識にその鳴き声の出所を探して身体を動かそうと、脳から命令を出す。
けれど身体は動かない。―――いや、銀色の筐体の中の身体は動かなかった。
代わりに”ヴェラ”がゆるりと首を動かして、重たげな瞼を持ち上げる。]
――――…?
……ここは…ジェームスのホーム?
なんで俺こんなところに……
[確か自分はセシルのホームで戦っていたはず。―――そうだ、セシルにトドメを刺そうと思って必殺技を入れようとして―――それがガードされて、逆に相手にカウンターを入れられたはず。]
今俺、観戦モード ってやつなのか?
[前にクリスマスが言っていた言葉を思い出す。
自分には姿が見えなかったが、芙蓉が観戦モードで目の前にいる、と言っていた。]
にしても、なんでこんなところに…
[そう言ってステージ移動メニューを呼び出して、床彼ミューズホールが消滅しているのに気付き]
ん?あいつのホーム消えてるし。
誰か倒したのか。
[まさか相打ちに持ち込んでいたとは思いもしていなかった。]
[やがて次々に人がやってきて騒がしくなってくれば、夜の闇に同化したまま遠巻きにそこでのやり取りに耳をそばだてて]
………ドロー…?
[クリスマスの口からタイムアップ条件だとかドローだとかの話が聞こえて、眉を顰めた。
そして賑やかなその場からそっと別のステージへと移動する。*]
[そこまで猫に興味はなかった。
犬なら28(0..100)x1くらい]
まあいいやそれより……
なんだよ、あれだけ言っといて全然ダメじゃん。
[どう見てもバッチリ戦闘中だ。
まあ全員でJMSだけを落とせれば結果的には同じなのだが途中でまた誰かが倒れたらどうする気なのか]
僕が居れば……いや、同じか。
[実はレベルは60に近い。
しかし体力はもう限界だったし、それにレベルの高い自分が落ちるのは一応の敬意のつもりだったのだが]
……やれやれだね。
動物にあまり興味がないようだ。
なんで?
どうして…黒魔獣
[
何時の間にこんなことに…
君だけが なぜ独りで戦ってるの?
[移動し始めたところで、暗闇のなかにライトニングの姿を見つけた]
……ライトニング?
落ちてから見掛けなかったけど、ここにいたの。
[両耳は押えているけれど、もちろん声は聞こえる]
メモを貼った。
……こいつら……何言ってるんだか……
[ヴェスパと沙耶の話が聞こえる位置。
もちろんこっちの姿は向こうには見えていないけれど]
[こえを掛けられて振り返る]
えっと…芙蓉だったかな?
でも、たしか
やられたって聞いたけど
[不思議そうに顔を見つめた]
もしもナユタが死ぬような事があれば全員呪い殺す!!
[不穏な話をしている二人を殴りたい。
ああくそ当たらない。
分かってる。自分から落ちたんだから。
今はもう、干渉できない]
…………はー。
[でもこんなもどかしい思いをするのなら、やっぱ馬鹿女の方を落としておけばよかった。と頭を掠めるのだった]
[戦いは、ジェームス対残りプレイヤーの図式だった。
それを危惧はしたけれど、白が二人である以上、ヴェスパタインやフランクがジェームスに手を貸せばドローは見込めない]
結局こうなったんだ。
[ライトニングの返事を聞いてああ、と思い当たり]
ライトニングもやられたって事でしょ。
ステージ一覧に自分のホームがないんじゃない?
今、移動できるステージは全部で6つだし。
[
すごくほのぼの受け取られた気がする。]
おー、おう……
[確かに痛い目はみた。
COMに殴られ、NPCを攻撃してる間に背後からどつかれ。
敗北の記録である。]
ん……
もう、始まってる、かな……
これは、俺の……わがまま、だ。
ごめん。
できれば、だけど……お願い。
[
発電所跡地────]
…………ごめん、な。
[無茶を、言っている。
介入できないと、何度も聞いてるのに。]
迷惑、かけて。
諦め、悪くて。
[何もしないでいられない。
優しいっていうか、わがままなんだ。
ちょっといってくるわ、ってクリスマスに手を振って、俺は光の集まる発電所跡地へ移動した。]
──発電所跡地──
[出現したのは、6の近く。
1.フランク[[who]]
2.芙蓉
3.ライトニング
4.ヴェラ
5.ラルフ
6.明之進]
わたしも…やられた
―そうか そうかなって思ってたけど
やっぱりそうなんだ 死んだんだ
[きゅっと手を握ってみる]
メモを貼った。
誰かが近くに来た気配に気付く。
それじゃあ紅は…
今は、ジェームズがひとりきりなんだ
[ナユタとジェームズが消えていった先をぼぅっと見つめて]
―発電所跡地―
[ 移動先の発電所は、激しい雷雨に覆われていて
一瞬でずぶ濡れになってしまった。 ]
……っておいっ!!
いきなりこれか……っ
[ 雨宿りできる場所を探す意味もなさそうだ。
明之進はどうやら離れた場所に出たらしい。
ひとまず地上組を探そうと、雨の中を走り抜ける ]
おわぁおばけ!!
[稲光と豪雨の中、立っている着物の少年はそう見えた。]
って……明之進……?
[見直した。
あのとき(児童公園)のおばけという意味では間違ってなかった。]
……一人って訳じゃないと思うけど。
ゲームの終了条件が、一番レベルが高いプレイヤーの撃破、だから。
それと、勝負をドローにしようとしてるんだと、思う。
ゲーム終了時に白と紅が同人数なら、勝ち負けはなくなるから。
[すぐ近くに雷鳴が轟いて、小さい悲鳴と共に思わず座り込んだ]
― 少し前のサンタワールド ―
[クリスマスを前にしたセシルの様子に
フランシスカは腹を抱えて笑っていた]
〜〜〜〜……っく
[声はあげてない、というより声が出ないほど笑っていた]
…し てたしてた超してた
[息も絶え絶えに頷いて、それでも仲良し、という言葉には首を振る。笑いながら]
いやー久々に笑ったわー……って
[逃げた様子にまた笑って。
滲んだ涙を拭いながら、続くクリスマスの言葉には、今度は頷いて]
…………笑える、な リアルだねェ、どうも
[一人、もみの木の下、座り込んだ]
終了条件?
ゲーム終了時に白と紅が同人数なら、勝ち負けはなくなる
[詳しく聞けば説明はしてくれるだろう]
なるほど…
裏で操ってるGMが今度いってきたのは
犠牲を払えば助けてくれるっていうわけか
メモを貼った。
― 回想 ―
[ダーラから聞いた条件に眉をひそめる。
それに対するフィリップの言葉も、ただ聞きながら、何もいえずに俯いた]
あたしは……きっと戦えない。
死ぬことも怖いけど……一人残されるほうが怖い。
[ぽつりと呟き。
ダーラが憤る気持ちも分からなくはないから、そうだねとただ頷いて。
彼女が立ち去るのをただみやる]
……私も、別の場所に行こうと思う。
[それがフィリップと同じ場所になるかどうかは分からないけれど。
残った人数も少なくなったいま。
戦いの決着ぐらいは、見ておいたほうがいいのだろうかと、すこし迷っている]
メモを貼った。
おばけって……言ってくれるじゃない。
ああ、でもその解釈は比較的メジャーだよねえ。
[くすくす、と笑う。
明之進の公式設定は他のキャラに比べて随分と少なく、
プレイヤーの解釈に任されている部分がかなり多い。
雰囲気などから、生きた人間ではないのでは。というのは割とよく聞く話だ]
やあダーラ、久しぶりだねえ。
あは、そうでもないかな?
それで…全員の命を助けるために
黒魔獣にも一回落ちてもらう?
勝ち負けなくなったら全員帰れるから
ちょっとの間死んだって大丈夫だよねって事?
メモを貼った。
みんな好きで巻き込まれたんじゃないし
こんな場所から…みんなで帰れればそれにこしたことない
―けど
なんで黒にゃんこひとりに結局おしつけちゃわないといけないのかな…
この戦いは黒魔獣ひとりの戦いじゃないって……
そういったのに
結局大事なところは押し付けてしまう
― 床彼城址公園 ―
[ステージ移動をした先、姿を現したのは城址公園の城の屋根の上。
手を伸ばせば掴めそうな程に月が近く感じた。
瓦葺の屋根に組んだ手を枕にしてごろりと仰向けに寝そべって脚を組み]
ドローとか…。そんなんあったのか。
ったく…。俺とんだピエロだったな。
ばっかばかしーの…
[はー、と溜息を吐いて一人ごちる。]
ま、皆仲良く無事ログアウトできんなら
それに越したことはねーな。
[その情報がまだ落ちていないプレイヤーにどれだけ共有されていて、彼らがドローに向けて動こうとしているのかどうかはこうやって誰もいないステージに一人でいる以上は知れるはずもなかったが。]
[しばらくそのままの体勢でステージ一覧を開いてぼんやりしていると、社にたくさん集まっていた光点がちらほらと移動して、その後ステージ一覧から社が消える。]
…これでこっちの残りはナユタと沙耶、か。
あとはジェームスと……後二人は誰だ…?
[ライトニングがナユタと明之進によって倒されたのを知らない現状、後二人の内訳は把握できておらず*]
GMじゃなくて、行ってきたのはオスカーだけど。
……一番レベルが高いってのは、一番やられそうにないからだろうけどね。
白からすれば、どちらにしても倒す相手だから。
ドローの条件はクリスが行ってたんだけど、ドローじゃなくてもにゃんこ落ちが条件なんだと思うよ。
全員白が落ちた場合はわかんないけど。
[耳を押えたまま、ゆっくり立ちあがる]
メモを貼った。
[
って思った、けど。]
俺の声、聞こえて……
そうか、お前も観戦モードに、なったのか。
おー、こっちからは、見えてたからな。
そんな久しぶりって気は、しない。
[何があった?なんて、聞くだけ無駄か。
何より、時間がない。]
このへんいま、どうなってるか、知ってっか?
誰が戦ってるとか、そういう話。
オスカーが教えてくれたことを、誰も伝えなければ、白が蹂躙されて終わり、だったかもしれない。
レベル差を考えるとね。
ドローの条件もなければ、今手を貸しているヴェスもわんこも、紅についたままだっただろうし。
でも。
……にゃんこは、自分から負けるつもりかも知れない。
[ナユタを連れていったのは、見えた。最初にナユタを倒したのはきっとジェームスだった。
二人には因縁があるようだったから、ジェームスが彼に倒されることを選んだのかも、知れないと]
さっきから、にゃんこは本気で反撃しようとは余りしてないもの。
―発電所跡地・メインルーム―
[ 嵐の中、文字通り闇雲に歩き回って、
着いた先は、メイン・ルーム。
そこに居たのは、
……ナユタと、黒い獣だった。 ]
………わ…、ビンゴ。
全部あのふたりに背負わして
ちょっと気持ち悪いおわりだけど
なんだか私たちがもう立ち入る部分じゃない気がするね
―きっと終われば
ナユタも黒魔獣も大大円でみんなハッピー
なんだよね
[少しだけまだ不安があって芙蓉にかける言葉の語尾は少し震えた]
[ いつの間にか、嵐も止んでいて
辺りは静かになっていく。
戦闘中では、なかった。手負いの獣は動かない ]
……ジェームス……
えっ?
それってジェームズは…終了条件とドローの件
しらないの?
[
自分が死んだら…自分を含めたみんなが助かるって
しらないの?
じゃあもしかしたら突然みんなが自分を襲いだしたわけも
知らないの?!
なんでみんなが自分をきづつけてるかしらなくて…
反撃しようとしなかったの?
それって…
……キミ、能天気だね。
[
自分で身を持って知ったから分かるのだが、
あの“呪い”は相当苦しかったはずなのに。
ああ、もしかしてマゾなのか]
誰が戦ってるかって話ならー……
黒いのVS他全員、かなあ。
[とりあえず、今誰が残っているのか。
終了条件、ドローの話。
どこまで知っているか分からないから全部話して]
僕的にはドロー=全員敗北の可能性も十分あると思うけどお。
ま、その辺は決断した人らの責任ってことにしとくよぉ。
うーん。
うううーーーん。
うー ーん。
[ふて腐りながらも、ごろごろ、ごろごろ。
気になる、気にならないと花びら占いでもしそうな心境]
[ごろん、と横になって
きらきら光る電飾を眺めること暫し。
開いた移動ウィンドウ。
光点の集まりをぼう、と見ていた]
発電所 なんて あったっけ
[床彼にあっただろうか。覚えていない。
勿論、誰のホームなのかも、しらない。
まだ訪れていない場所だから。
なんとなく、そう理由を心の中で言葉にしてから
移動ウィンドウをぽち、と押した]
一転して世界が敵になったってこと?
メモを貼った。
俺、見てくるわ。
知らないとこで負けんのも、やだし。
[たぶん、ジャニスに何を言われても…
白なんて信用できるかと言いながら煮え切らない様子で
ぐだぐだとしていたような気がする。
けど気になるものはやっぱ気になる以外、なんでもなくて。
すちゃっと立ち上がって、移動メニューを開いて]
……ジャニスも、行く?
[首を傾げて手を伸ばした。
ついてくるもこないも、彼(女)次第]
ううん、終了条件は知ってるはず。
ドローのことまで知ってるかは、わからない。
この発電所でクリスが三人に話したから。
[一転して世界が敵になる。
その言葉に眼を伏せる]
メモを貼った。
― 発電所跡地 ―
[月光の下、舞い降りる。
知らない場所。知ってる空気。
不思議と静かだった。
未だ見ぬ紅の頭、JMS。
その姿が見えたかどうかは運次第――9(0..100)x1(70以上で見える位置におりたった)]
メモを貼った。
[雷鳴も雨も、いつの間にかやんで、宙には月が見えていた。
まるで、いつも床彼で見ている月のような]
ちょっと、見てくる。
どうせ二人にはこっちの姿は見えないし。
[ジェームスとナユタが向かった先へと足を進める。
もう雷は聞こえないから、耳を塞ぐこともない]
独りだった。
能天気ってなんだよ。
そんな明るい気分じゃねーよ究極に焦ってるよ。
[
今はあの呪いで受けた痛みも苦しみもないし、
普通に挨拶してくる明之進は、怖くなかったから。
それより焦ってることに気を取られてるってのもあるか。]
つまり……
ヴェスパタインも!フランクも!!
あいつに武器を向けてんのかよ!!
[聞いて、沸騰した。]
[ 黒豹はもう、抵抗しない様子だった。
これでドロー条件を満たすのか。
満たして、それからどうなるのか――
まだ、結果はわからない。 ]
もしこのまま、
リアルに帰れなくなって…
消滅することになったとしても…
[戦闘ってことは、豹はそれを、受け入れてない。
しねとされたのを、良しとしてないんだ。]
ああくそ、
「一人目」じゃなかったのかよ、馬鹿野郎……!!
[なんとなく、信じていたのに。
俺より早く陣営を表明して、味方であったフランクなら、とか。
いや狙わなくても武器も銃弾もさんざん豹に飛んでったけど!
ドローを飲むつもりらしかったヴェスパタインがそう動くのは、考えられなくは、なかったけど。]
ありがとよ明之進、であと……
ん?
明之進、が、ここにいて……
おまえ、なんで、こっちにきてる?
[この戦闘で、おちたのか。
それにしても落ち着いているように見えて、首を傾げる。
少し早くなら、どうなって?]
俺がリアルに存在してたって事実は変わらない、から…
[ だから――
何もなかったことになる、なんて事は、ない。
けど。 ]
カツン、と足音を鳴らして歩き始める
[自分は立ち入ることはできないって思ってたけど]
やっぱり 見えなくっても 聞こえなくっても
黒魔獣のそばに行ってみる
サポートするっていったんだ
黒魔獣ひとりの戦いじゃないってそう言い張ったから
だからわたし、最後をそばで見届けてくる
[ナユタと黒魔獣が消えていった建物の方へと走っていく。
少しだけ振り返って芙蓉に手を振った]
じゃあね芙蓉
芙蓉とはずっと手合せしたかったんだ
こんな世界じゃないところでね
できれば、もう一度、弾きたい。
[ 頭の中で流れる、曲。
Moonlight - Electric Cello (Inspired by Beethoven) - ]
傍でって、結局同じ方向だね。
見届けたいのは私も、だから。
はは、ちゃんと無事に帰れたら、またロクヨンやってるよ。
にーさんと並び立てる位までは育てたいから。
[ライトニングに苦笑して、向かうのはメインルーム]
―発電所跡―
よっ、と…。
[建物の外に着地して月を見上げる。きれいだと思った]
なんとかの月も今宵限り…とかってなかったっけ?
[そんな昔の話があったような気がして口にしたけど、確証はない]
えーっと、どこにいるんだろう。
[外から、建物の中へ。
見回して、JMSの姿は――18(0..100)x1 (奇数:見える 偶数:見えない)]
まあ、戦闘になってるって事はそうなんだろうねえ。
ロン毛ハゲもトリガーハッピーも、ドローには賛成だったみたいだし。
[まあその辺はどうでもいい、と言わんばかりにさらっと]
ん?
なんでこっちにいるって……
だから、ドロー狙いでしょ。 3:3だったんだもの。
黒いの落とすなら白側も1人減らさなきゃ、いけなかったもん。
[明之進と話していると、嵐が、止んだ。]
これって……
豹!!
[エフェクトが、ステージ主の意思で始まるものなら。
それが終わるのは、いつだ?]
ごめん、明之進、ありがと!
次会ったらお前とうさぎの馴れ初めでも聞かせてくれ!
っどこにいやがる……
[明之進へ叫び、走り出す。
居場所の予想なんて、見回して外にいなければ、あとは作戦会議をしていただろう、]
ちょっと自分に呪いかけただけだよぉ。
[ナユタが死ぬとか言い出したから先手打った、と。
さらりと言った]
メインルーム!!っぽいとこ!!
って、どこだおらぁ!!
[中に出現して、外へついて出た。
正しい道筋なんか全く自信がないが、]
諦めるかばかああ!!
[中心へ、壊れた建物へ、走る。]
姿を見つけられるかは、カンだよりで61(0..100)x1(奇数なら発見できる)
[気付けば、随分と静かだ。
戦闘は終わったのだろうか。
説得が出来たのだろうか。
どちらにせよ、きっと幕を引くのは……]
……させたく、なかったけどね。
[きっと自分がその場に居たら止めてしまう。
でもこれはきっと、避けて通ってはいけない道だから。
そう出来ないように、自らを落としたのだ]
いっないのかー?と中をふらふら。ナユタ[[who]]なら見える?
[ いつの間にか、メインルームに人が集まってくる。]
……みんな……、
[ その時、黒豹は―――― ]
……なァんかね
JMSってどんなんだっけ…
[いつか見た、黒い、綺麗な獣。
死してすぐの朧な意識と時間の中。人に代わったそれを、彼だとは気づいていなかった。
崩れた窓から差し込む光が、翻る黒髪を艶やかに照らす。
やがて向かった先には――99(0..100)x1]
豹ーーーー!!
[姿が、見えた。
突き立つ蒼い刀身と、横たわる黒へ、叫ぶ。
ステージ崩壊のアラームが、なった。]
[ 突如、崩れ始めるステージ。
崩壊に飲みこまれるジェームスを、ナユタを見ながら ]
――、終わる、のか。
[ メインルームのあちこちで火花が散り始める ]
[メインルームに辿り着いた時、見えたのは、ラルフの姿と、それから]
――――ナユタくん……。
[ナユタがジェームスを刺す姿。そして、ステージが崩壊を始める]
[
あっ! 女帝!
きっとこっち
[何処へ行くか聞いてにけど腕をつかむと
ジェームスを目指して走る 走れ 走るんだ]
メモを貼った。
死にそうな猫って…またひっかかれるかな
[そんな事頭の片隅に思いながらのメインルーム]
芙蓉!
ダーラ、ライトニング、
みんな――、
もし、このままこの世界に閉じ込められたら、
サンタ・ワールドでまた会おう。
[ ステージ崩壊には、身を任せたまま。
足元の床に次々とヒビが入る。 ]
もしも、リアルに、帰れたら――――――…
あ――。
[どっかの部屋。
ウイングナユタが、見えて。
ぐ、っと手を握った。
残った紅と白は?
勝ったのか、負けたのか。
それともドローになったのか]
――――……終わった。
[ぽつり、呟いて]
さて。残り15分で裏切り者が出なければドローになるのかな。
…………起こるというのなら、見せてご覧よ。
[奇跡というやつを]
……よくもまァ 集まったことで
[知らない顔もいた。
否、"顔"は知っていても、知らない奴だとすぐに認識する。キャラではなく、個人として考える。
それはこの「ゲーム」が始まってからの変化]
[フィリップが向かう先がどこかはわからないまま]
……あたし、JMSのホームいってみる。
[どうなるのかは分からないけれど、見届けたいと。
人が集まっているステージへと、むかった*]
──明之進と──
自分に呪いって……おま、あれを……?
[いやだ思い出してしまう。
ぞく、と震える腕を握った。]
うさぎのために?
おま、どこまで……
[元々の知り合いだから?
それだけで、ここまでとも思えない。]
お前ら、何があったんだよ……
[すげえ、どっちかつーとちょっと狂気的な感情への恐怖もあった。
震えには、それもあった。]
もし……
[浮かんだのは、あの終了条件。
もし、うさぎの事を示されてたら、こいつはどう動いたんだろうと思って、どこか痛んだ。
まもろうと?
こいつなら、本当にあの条件から守る手を、考えそうだな、って。
そんな意地の悪い質問、できなかったけど。]
あ、雨が……
[質問の答えを聞く間もなく、雨がやむ。
何かが終わる、合図だった。*]
うん、サンタワールドは、崩壊しないものね。
ゲーム終了は15分後だって話だから……。集まる時間位は、あるんじゃない?
[崩壊しても、変わらない、ランダムに移動するだけなのだから]
帰れたら……帰るの、絶対。
子のことを忘れないために。
[崩れるアラームが、鳴る。
ナユタが何かを突き立てている…下には誰が。
覗きこまずともわかる]
――――。
[どうなるのか、最期まで見なければと、
移動せずにそのまま―**]
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