人狼議事


227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE

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視点:


[ 暗い世界の中で、何だかふんわりと浮く感覚。
  あーれえ? ええっと……
( 思い出すのは悪夢と 「その前」 ) 

殴り込み行って、 (多分) 撃たれて………
そんでケツに尻尾が生えて…………………… あー… 。]

  なーんかさ、この悪夢の見っぷりだと
  楽にゃー死ねてねーんだろーなあ。
  白い病室で管繋がれて、
  心拍数と血圧計だけがそばにあって?


            (  やーだねえ  )

 



   ………………泣くかな。
   ……………………………………泣かねーよな。
   ……怒る、かなあ。  ………怒りそう……。


   ……カネシロは、ちゃーんとけーれたかな。
   (アイツの事だ、でーじょーぶだろーけど)


   はは、俺、カシラとゴローの心配はしてねーでやんの。
   ……いらんか。     いらねーよな。

[ 真っ暗闇の なーんもねえ虚空の中
 「地獄にゃまだつかねーのかなあ」  なんて

 能天気に ぼやく声が響いた。]
 


【人】 良家の息子 ルーカス

[何とも危機感の無いものだ、と。我ながらそう呆れたのは、言葉を発してから少し後。
此方の答えに返された言葉>>0のその意味は、やはり全てを理解する言葉出来ずに。
何の事だかと眉を跳ね上げ、卵を見上げてはみるけれど何方にせよ今は、その疑問が解消される事はあるまい――男が質問でも投げ返したのなら、そうでも無かったかもしれないが。

しかし、少なくとも現状そのつもりは毛頭無い。だから傾げられた卵の首にも、特に何も関心を示す事はなく。
其れよりも、何よりも。今はその挿絵の怪物≪ジャバウォック≫に、意識の大半を持って行かれていたものだから。
だけれど、挿絵の怪物≪ジャバウォック≫に跨る"卵"の手に、一振りの剣を認めたのなら。流石に向けた好奇の色も、半ばほどは薄れはしたのだけれど。]

(21) 2015/06/24(Wed) 13時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……そうだな。以前なら、どうせ死ぬならそういう死に方がいいとは思っていたが。
 生憎と今は、少し考えも変わっていてね。

 ……、興味が無いと言うと、嘘にはなるが。


[おや、おや、と。肩を竦めて両手を軽く広げ、芝居がかった仕草で口調で答えつつも、何やら雰囲気の変わった相手に僅かに眉を跳ね上げる。
英雄≪ハカタノ=シオ≫が黒≪ショウユ≫へと変わるような、或いはまるで茹で卵が皮蛋にでも変わるような。
その雰囲気の変化に軽く戸惑いを覚えつつも、広げられた塩のマントから靡く細やかな塩の欠片に今度こそ眉根の皺を深くする――すまないが、塩分過多で身体を壊すのは御免だと。]

(22) 2015/06/24(Wed) 13時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ――態々どうも。
 私は"不思議の国のアリス"、……知っているとは思うがね。

 さて。君はどうやら沢山名をお持ちのようだが、私は君を何と呼べばいいだろうな?


[改めて名乗られた名は、既に聞き覚えがあったけれども。それでも相手が名乗ると言うのならば、それを拒否する理由は無い。

"リーガル・F・ヘクター"。
"英雄≪ハカタノ=シオ≫"。
そして、"卵≪ハンプティ・ダンプティ≫"。
三つの異なる名を、一応は頭の中にしまっておき。念の為にと問いかけてはみるけれど、返事はあまり期待してはいない――返答が無ければ適当に呼ばせて貰うだけだ。

話している間に、左手はそっと腰の水煙管へと。右手の糸は何時でも出せるようにはしてはいるけれど、さてこの状況でどれ程役に立つものか。
そうして、彼の口上の最後>>3に返答する間もなく。突如、回りながら空を裂いて飛んできたその剣に瞠目すると共に、引き抜いた水煙管の管を思い切り、吸う。]

(23) 2015/06/24(Wed) 13時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ――……ッ、


[間に合うか、否か。正直な所絶望すらも覚えはしたけれど、どうやら吐き出した煙は思いの外優秀ではあったようで。
口から出てからの3秒間、まるで粘り気のある水のように剣の刀身を絡め取ったのならば、その勢いの大半を削いではくれた。

それでもやはり、唐突の事。しかも此方はこう言った事に関してはど素人も同然だ。
回転を付けた剣の速度と勢いは、完全に殺しきれる訳も無く。それに気付いた時にはもう、遅い。何とか身を引いて避けようとするも、刀身の先は男の肩口を浅く掠めていく。]


 ……、成る程本気か。痛いじゃあないか。


[掠めた剣は、地に落ちはしただろうか。或いは、彼がまた"何か"をしたかもしれない。
しかし何方にせよ、男には彼の力の全てを知る事も出来なければ、"彼が上空へと待機させたものにも未だ気付きはしない"。]

(24) 2015/06/24(Wed) 13時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……しかし、私は地面に居るのに君だけ空にいるのは些か狡いんじゃあないか。


[チキ、チキ。右手の指の爪を弾いてその先を解いたのならば、するりと解けるのは5本の細く強く、そしてしなやかな蜘蛛の糸。
口に煙を貯めつつも、その糸を束ねたものを相手の方へと飛ばしたのならば、さてその糸の向かう先は。]


  塀から降りてきたらどうだね、卵≪ハンプティ・ダンプティ≫?


[蜘蛛のように風に乗せて飛ばしたのでは、きっとあの卵へとは届きはしないだろう。
しかし、糸の先に纏わせた"重い煙"があるのならば、3秒あればきっと、届く。

糸の向かう先は、卵の手の中の"和紙之本≪ウス=異本≫"。何の本かは知らないが、それでも大事そうに持っている事から……きっと唯の本ではないのだろうと。

さて、そんな思惑と共に飛ばしたその糸の束は。果たして、彼の持つ本へと届きはしただろうか。
届いたのならば、そのまま糸を手繰り寄せ。届かなかったのならば、男は舌打ちと共に僅かに距離を取ろうとはしただろう。]

(25) 2015/06/24(Wed) 13時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/24(Wed) 13時頃


【人】 良家の息子 ルーカス

 
 "好きに呼べばいい"さ、私の事も。
 少なくともこの世界では、その他の名を名乗るつもりは無いんでね。


["好きに呼べばいい"、と。その返答>>33に対し男が言葉を返す事は無かったけれど、それならば此方としても自由に呼べるというものだ。
"卵"の言うとおり、少女の名で呼ばれる事は些か不愉快ではあったけれど。しかしそれでも、男はこの世界に居る限りは、決して自分の"本名"を明かすつもりは無い。
だから投げられた剣をかろうじて躱した後に返すのは、そんな言葉。

しかし避けた筈の剣だけれど、既に地面に落ちているであろう時間が経って居るにもかかわらず、何時まで経っても"音がしない">>34
その事に冷えた汗を感じつつも、今背後を振り返る気には流石になれなかった。]

(55) 2015/06/24(Wed) 20時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 じゃあ、死ぬのは御免だ。
 残念ながら、痛みを楽しめるような、被虐趣味は持ちあわせていない。


[そうして言葉の応酬を続けつつ、飛ばした糸はどうやら上手い事相手の持つ本へとたどり着いてくれたようだ>>35。吐き出してからきっかり3秒、煙はその場で霧散するも、一度貼り付けてしまえばそれを引き寄せることもまた、可能。

指先に伝わる手応えに、眉を寄せて相手を睨みつけながら右手をくん、と引き寄せ。そうして本を奪おうとしたのだけれど――]


 ………、


[それは"卵"の作戦か、或いは意図しないものだったのか。そこまではわかりはしないが、続いて男の目に飛び込んできたのは真っ赤に染まった"卵"の顔>>35と、大音量で語られる"本の内容">>36

あまりにもあんまりなその光景に、ぽかんと口を開けて相手を見てしまったものだから、引き寄せる為の右手の動きが寸時、止まり。
再び力をかけようとした時には既に、"卵"の"詠唱"が始まっていた。]

(56) 2015/06/24(Wed) 20時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ………、慌てるくらいなら、人前で"そういう本"は広げない事だ。
 それと、安心してくれ。私は君のその本には 一 切 興味は無い!


[この"卵"の心の叫びが聞こえていたのなら、色々と突っ込みどころもあっただろうけれど。しかし幸か不幸か心の声も聞こえなければ、軽く開いた"やばい"ページも、此処からは見えはしない。

"卵"の手に握られるは、人の妄想の作り出す異界より、多大なるエネルギーを生み出すある種の魔術書か。人はそれをある時は萌えと呼び、その力の可能性は無限なのだとも言う。
――尤も、男はそんな事は知りはしないから。目の前の"卵"と違い、決して詳しくもありはしないから。
だから光り輝くその本から四羽のジャブジャブ鳥が現れた時も、嗚呼どうせならそんな鳥じゃなくて発情した嫁(♂)でも出て来てくれれば良かったものを、なんてそんな悔しさに歯を軋ませる事もなく。
狙いの本の代わりに、粘り気のある糸に絡められた四羽のジャブジャブ鳥に小さく舌を打つばかり。]

(57) 2015/06/24(Wed) 20時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……出会い頭にいきなり剣を投げ付けて来るような奴に、"弁えろ"なんて言われる筋合いは無――、


[忌々しげに毒吐いた言葉は、しかし最後まで紡がれる事は無く。
鳴らされる指>>37に続くのは、閃く刃。男の頭上から勢い良く迫り来る刃先にぞっと肌を粟立てつつも、先と違って今回は直ぐに煙が吐ける。
だから目の前の剣先は、先よりも密度の高い煙で絡め取る事は出来たけれど。しかしいかんせん、男の口は一つしか無い――頭の後ろにももう一つ付けておくべきだった、なんて。
嗚呼まったく、そんな後悔は初めてだ!]


 ……い、ッ…たいのは、好みじゃあ無いと言ったろうが……!


[肉を割く嫌な音が、耳へと響く。
瞬間、右脚の腿を灼く痛みに肺が引き攣るのを感じ、寸時息が止まり。
激しい痛みに顔を顰めつつも、腿へと深く突き刺さるその剣の柄を取り、息を止めて一気に引き抜く。]

(58) 2015/06/24(Wed) 20時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ――……ッ、は…は。
 英雄の剣≪ヴォーパル≫、か。その怪物の首を跳ねた剣も……確か、そんな名前だったかな?


[白のズボンを、鮮血が濡らす。
鼓動と共に走る痛みは堪え難い物ではあったけれど、片手の爪から糸を伸ばし、束め。包帯代わりにと足へと巻き付けるくらいの時間は果たしてあっただろうか。
そうして、血の滴る剣を握り。先よりも上がった息で"卵"を見据え、眉を持ち上げてみせる。

――尤も、目の前の"卵"の事だ。
この件を"不思議な力"で奪い返す事くらいは、容易な事なのかもしれないが……この痛みを代償に手に入れた武器だ、そう簡単には返すまい、と。剣を握るその手に力を込める。]

(59) 2015/06/24(Wed) 20時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 物語の中のように、其処から降りては来ないつもりか?"卵≪ハンプティ・ダンプティ≫"。
 それとも君は、其処から降りたら――割れてしまうのかな。


[蜘蛛の糸は、使い道によって変化する。
獲物を捕らえる時、巣を作る時。その時々によって、硬くもなれば柔らかくもなる。
今回飛ばした糸は、三本。先のように重りを付けて向かわせたその糸の向かう先は、"卵"の持つ本ではなく――鳴らされた、指の方。

男の蜘蛛の糸は、時に鋼よりも硬いものとなる。先程の糸とは違い、粘り気のほぼ無いその糸は硬く、そして"鋭さを持つ"。

――存外、相性は良かったのかもしれない、と。この芋虫のくれた水煙管の煙が無ければ、きっと飛ばされる事もなかっただろう糸を思い、胸中で苦笑を漏らし。

……さて。
出来る事ならば腕一本、せめてその指の数本でも引き千切る事が出来たのなら、僥倖なのだが、と。
巨大な怪物の濡れた牙を、閃く爪を。せめてその巨体が動いてはくれるなと願いつつ"卵"を見れば、糸の行方は如何なものだっただろうか。]*

(60) 2015/06/24(Wed) 20時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/24(Wed) 20時半頃


ルーカスは、エフに話の続きを促した。

2015/06/24(Wed) 21時頃


ルーカスは、ラルフに話の続きを促した。

2015/06/24(Wed) 21時頃


ルーカスは、ディーンに話の続きを促した。

2015/06/24(Wed) 21時頃


[  ふわん!   身体全部が持ち上がるような感覚。

(なんだよ、また落ちてたってーの?)
1度目も2度目もそりゃーひでー落ちっぷりで
ケツが4つに割れたんじゃねーかと思った位なのに]

  今度のはひどくやさしーな……
  なに、地獄にゃセーフティネットでも張ってあんの。

[ぽすっと小さな音を立て、不本意な毛玉が付いたままの尻は
三つ葉のクローバーのベッドに不時着する。
きょろ、きょろと見回してみても
いまのところ、だーれの姿もみえやしねえ。

ぽっかりあいたカルデラのようなオアシスは
差し込む光がつくるカーテンでくるまれていて

見上げた空は、少なくとも 地獄じゃーなさそうだった。]


  もー、なんなんだ………
  まさか死んだらずーっとこんな
  ワケのわかんねー事が続くのか?

 (うわぁ、確かに そいつぁ地獄だ)

[僕はふるっとひとつ、身を震わせて
  ぴるっとひとつ、耳が踊って
  地面を埋め尽くす三つ葉を毟る。

指に挟んで(片目を閉じて)光にかざして、くーるくる。

  「 こーすりゃ 全部四つ葉になる 」

子供すら、騙せないよな都合の良い御伽噺は
それに気付いた僕だけの秘密。 ]

  ……ん?なんだ?

[――在りやしない4枚目の葉の向こうに見えたものは。]


  なんだぁ?  こいつは…………。

[さっき見回した時にゃー あったか無かったか。

数人は座れそうなテーブルに、
見覚えのある模様の付いたカードがひとつ
僕は訝しげにそれをつまみあげて 表、裏。

なんにもねーなあ、と元に戻して]

  ご歓談、ってー  なぁ。 だーれもいねーし
  それに閉幕って… もー終わっただろ、「俺」は。

[トゥイードルダムとトゥイードルディーの家指す矢印は
おんなしほーを向いてたはずだが
こいつはそれとは違うらしい。

ハンドメイド感満載の木の看板にゃ
右は『観客席』  左は『舞台上』  
指し示すさきにゃあ 薄っすら伸びる 獣道。]


―悪夢の終わり→悪夢の場外―


 やれやれ、もう退場とは早いな


[ふと目を覚ませば小さなテーブルと2つの通路。テーブルの上には自分の好きなミルクティーまで置いてあって
ふむ、と少し考えるも馬鹿らしくなってそこに座ってはミルクティーを一口]


 おや、これは美味しい。気が利くじゃないか
 それにしても全く残念だ。いや、残念じゃないのかもしれないな


[自分が死んでしまった事。それによって二度と目が覚めない事になったとしても、思ったよりも危機感が無いのは何故だろうか
きっとそれは、自分の中で答えが出ていて]


 ずっと、ずっと昔から俺は死にたかったんだな
 それを変えてくれたのが、彼女だっただけで――


[ずっと昔に見た夢。それは近所に住むみんなが同時に、そして共有した夢
何かに追われて、夢に逃げたくて。現実から逃れた先で出会った仲間。そんな中の一人に恋をして、結婚して。自分が変われたなんて自惚れていただけで]


 ミケには怒られてしまうな。いや、悲しむだろうか
 それでも彼女の腕の中で死ねるなら本望さ


[ミルクティーを一口飲んで、そっと目を瞑る。瞼の裏には妻の笑顔と、自分のせいで死した友人の顔
彼に会うことになったとしたら、彼は自分を恨むだろうか。妬むだろうか。会ってみなければわからないけれど、これから会うとなると少し怖いなんて思ってしまう]


 ナイトメア、素敵な劇に招待してくれてありがとう
 キミへの招待状は…すまない、血で汚してしまった


[また書き直せば良い。なんて思っては居るけれど、折角会った彼女に招待状を渡す約束をしたのに渡せなくなるなんて。少し悲しい気持ちになってしまう
それから二口、三口とミルクティーを飲めばネガティブな気持ちは落ち着いたようで、変わって妻の惚気話を始める
そこに三月兎が居なくても、悪魔やナイトメアが居なくても。一人で狂ったように話し続けるだろう]


 嗚呼、初めて出会ったのは夢の中だったよ
 最初は男性でね。夢の中で彼女は…否、彼は男として生まれたかったらしいんだ


[ポツリポツリと語り始めて。それから夢の中で出会って初めてデートした事。そこから悪夢に落ちて二人の秘密を共有した事
夢から醒めて、記憶があって、病院で出会ってから付き合って結婚するまで
長い長い話を続けてから、今寝る時の話まで]


 それから普通に過ごして、ベッドに入ったら今居る
 …不思議なものだ。人生で二度もこんな夢を体験する事になるなんて


[一体どれくらい話したのだろうか。少なくとも1時間や2時間で語れる人生は送っていないはずだが
いつの間にかカップに入っていたミルクティーは空になっていて、それからどうしようか迷う]


 参加者について回るのも良い
 けれど、俺は誰か会いたい人が居るわけでもないんだ


[それならば、いっそ観客席で見ていくのも良いだろう
そちらの方がきっと楽しいし、ナイトメアがどんな気持ちでこの劇を見ているのか共有出来るかもしれない]


 ふむ、それも一興
 ここを楽しまなければ。ここは“そういう世界なのだから”


[昔彼女に言われた言葉を繰り返して
ここにナイトメアが居ないのならば観客席に行けば会えるだろうか。そんな淡い期待と共に右手の通路へと進んでいく**]


   …………ホージ茶…………。


[   ふわん  ふわん しろい靄、香ばしいかおり。

 湯気のむこーに 見慣れたひっくい卓袱台と
 ぺったんこの座布団と 擦り切れかけてる畳と
 僕が飲みっぱなしにした空のピール缶が見えて、

   それに苦言をこぼす あのひとの声が  ]

  ―――っ…………。

[ 倒れた湯のみが中身をぶちまけるように
 記憶が、 おもいでが テーブルの上に広がる。

 そんな日は もー暫く来ねーんだと思った時にゃ
 あったけー湯呑みを両手で包んで
 折角の茶に塩味を混ぜ込むよーに 泣いていた。]


  おや…。他にも誰か、居たのかな


[三月兎が居たのを確認したのならば、きっと昔のようだなんて笑ってしまうだろう

“死神のサイラス”

なんて呼ばれていたのを思い出して]


 深く関わった者は、長くは居られない
 ナイトメアは知っていたのか否か……


[それが偶然だったとしても面白い偶然だ
この世界に来て、悪夢に落ちてから初めて出会って最初に招待状を渡した“深い関わり”を持つ彼が悪夢の外に追いやられたのならば
きっとそれは、この異名のせいなのかもしれないのだから**]


[ 椅子にも座らず、そいこらの木の根本に背中を預けて
 ずず、という音と共に 茶に口を付けたのは
 もうすっかりお茶がぬるくなったころ。

 ”三十路過ぎ”の癖して ちょいと赤くなった鼻は
 正直はやめにどーにかしたい。]

  ……………………………はぁ。

[ 重量級の溜息ひとつ。

 右の通路からなにやら草を踏む音がして
 何だか聞き覚えのある声がしてきたのは
 ちょうどその頃。*]


メモを貼った。


メモを貼った。


そっぽを向いて口笛ぴーぷー(誤魔化し必死)**


メモを貼った。


【人】 良家の息子 ルーカス


 ……すまない。何を言っているのかさっぱりだ。


[白≪マヨ・ソウウケ≫?重複する力≪ア・ジノ=ソウジョウコウカ≫?……薄々勘付いてはいたけれど、どうやら目の前の"卵"とはそもそも言語体系からして違うらしい。
何やら慌てた>>65>>66の彼に対してそう結論付ければ、そろそろ彼のその呪文めいた言葉への理解の努力を諦めるべきかと考える。
――尤も。足に剣を受けて痛みに意識が奪われている今は、何方にせよ彼の言葉など理解する気にすらなれないが。

しかし、どうやら今の所、"卵"にこの剣を奪いかえすつもりは無いらしい――或いは、"出来ない"のか。何方にせよ、それは何とも有難いものだ、と。
未だ自分の手の中にある剣に僅かに安堵しつつも、向けられた言葉>>67には肩を竦めて嗤ってみせて。]

(103) 2015/06/25(Thu) 01時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 あぁ、そうだな。
 私は剣なんて使った事も無ければ、そろそろいい歳だ。その上、"この傷"ときたもんだ。

 だが――、


[剣を握り見据えた先には、苦虫を噛み潰したような顔>>67
嗚呼、嗚呼。その顔が演技で無いのであれば、もしかしたらこの傷の代償としては"良いもの"だったのかもしれない、なんて。
浮かんだ僅かな期待を、決して過信はしないけれど。それでも、そう――]


 ――無いよりは、ずっとマシだろう?


[痛みは足を、そして脳を灼く。額に浮かんだ脂汗を拭う間すらないままに、"卵"へと繋げたその糸を引けば――嗚呼!どうやらその腕を絡め取る事に成功したようだ。

指へと伝わるその手応えに、細めた目を大きく見開き。いっそそのまま引き千切ってやれればと、強くその腕を引くけれど、相手もそう簡単には腕を捧げてはくれないらしい。]

(104) 2015/06/25(Thu) 01時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[耳に届いたのは、苦悶の呻き。
――其れだけなのならば良かったのだけれど、続いて聞こえてきたのはその手の本への"詩"の声>>68
嗚呼まったく、何と厄介な本だ!今度は何が飛び出して来るのかと好奇半分、恐れ半分。
しかし、結局の所。彼の呼び出した"早すぎる"その生物の姿を捉えるには至らずに。
それでも顎は確かに存在したのだろう、左の二の腕の肉を、きっかり一口分、食い千切って行ったのだから。]


 ……ッ貴様、は!
 どれだけ俺の肉を持って行けば気が済むんだ!!この腐った卵が!!


[痛みに呻くと同時に口から出たのは、未だ"塀"から降りぬ"卵"への罵声。
嗚呼、しかし。焼ける痛みと共に耳に届いたのは、それはそれは何とも小気味の良い"卵の割れる音"!>>69
ひび割れパラパラと崩れ落ちるその腕>>70を見れば、"卵"からはそれは悲痛な悲鳴が上がり――耳障りなその声は、今ばかりは何とも……愉快。]

(105) 2015/06/25(Thu) 01時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 は、……、ぁ。
 お前こそ、所詮は"卵"か。中々"脆い"…ようじゃあないか?……えぇ?


[割れた腕を捥ぎ取りつつ、腰に置いた水煙管へと向けられる視線には鼻で笑い。
彼が此方の能力をどう解釈してるかなど知らないが、どうせいつかは暴露るもの。
しかし今はそれよりも、ずっと気になる事がある。絡めた糸が、卵のその腕を簡単に"割って"見せた事だ。

血で濡れ震える左手で、何とか水煙管の管を口へと運び。歯で固定するように咥えたのなら、腕はそのまま身体の隣へ――このザマじゃあ、そう使い物にはならないだろうと。

そうして、その場にがくりと膝をつき。
ガランと剣を地面に落とせば、近くにあった手のひらくらいの大きさの小石を拾い、力一杯"卵"へと向けて投げつける――"割れたくないのなら、きっと避けてはくれるんだろう?"]

(106) 2015/06/25(Thu) 01時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

そうして投げた小石は、"卵"に当たったか、否か。当たらずとも構わない、"元より当てるつもりなどありはしない"。
"卵"が、その小石を受けない為に。避けるなり、もう一振りの剣で撃ち落とすなり、或いはその本を使うなり、或いは未だ存在している筈の捕縛生物≪バンダースナッチ≫に命じるなり。
何かしら、少しでも。気を取られてくれればそれで良かった――例えこの手から、石が投げられる事が無かろうとも。]


 ――……本当に。
 私の"能力"とやらは、攻撃力に欠けるものだな……!


[毒吐きながら、そのすぐ後に。咥えた水煙管から思い切り煙を吸えば、僅かに肺に入った煙にむせ込みながら、嘔吐きそうになるのを堪えて一気に吐き出す。
先とは違う、もうもうと立ち込めるその煙は、正しく煙らしく"卵"と"挿絵の怪物≪ジャバウォック≫"の周りへとまとわりつくように。]

(107) 2015/06/25(Thu) 01時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……その煙草の煙が目に染みてでもくれれば、私としては幸いだ。


[そうして、目に染みずとも、煙幕として視界を奪う事が出来たのならば。
地面に落とした剣を、物語の中で"挿絵の怪物≪ジャバウォック≫"の首をはねたというその剣を取り、足の痛みに呻きをあげつつ、その鋭い鉤爪を持つ足へと突き立てようと――立ち上がる事が、出来ただろうか?]*

(108) 2015/06/25(Thu) 01時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/25(Thu) 01時半頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/25(Thu) 01時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

[剣が男の手に渡った事。それがあの"卵"にとって本意なのか、或いは不本意なのか。
その胸中を知る術もない男には最後までそれは分からずとも、まるで助言のようにすら聞こえる言葉>>113には荒い息のまま同意を示す。

"それは結構。私にぶん回すだけの力が残っている事を祈るよ"、と。自嘲じみた言葉までが、彼に届いたかは分からないけれど。

此方も、そして彼方も。此方が肉なら、彼方は卵の白身か何かか。違いに皮膚を裂き、或いは殻を割られた痛みに呻くも、唯一共通しているのは――まるで愉悦を訴えるかのような、狂った笑みか。

膝をつき、先よりも少しだけ遠くなった"卵"の姿を見据えつつ。それでもこの手が小石を投げる事は、どうやら"許された"ようで。
空を切る音を遠くに聞きつつ、不自然な姿勢で吸った煙が肺へと入り込むのを防げずにいれば、生理的な涙と息苦しさを代償に、どうやら相手の視界は奪えた模様>>116。]

(122) 2015/06/25(Thu) 04時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[それならば、嗚呼それならばと。
痛みに軋む足を無理矢理持ち上げて、剣を拾い身を乗り出し。
せめて鉤爪を持つその足をやれば、あの"卵"は"塀から落ちる"のでは無いだろうかと向けた希望の切っ先は――"卵"の発した絶望>>117により、いとも簡単に塗り替えられる事となる。]


 ……あまりペットを飼いすぎると、餌代で破産しても知らんぞ!


[この煙の難点は、"此方からも相手の姿が見えぬ"事。だから彼がその塩のマントを翻した事にも、男は気付く事が出来なかった。
きっかり3秒の後、晴れた煙幕の中で。まず見えたのは上空から此方を睨む"もう一匹の"俊足生物≪バンダースナッチ≫"!

視界の端でしか捉えられはしなかったが、先程見事に肉を持って行ってくれたもう一匹の瞳の光がちらりと煌き。
――このまま進み、剣を突き立てるのならば。もしかしたらあの"卵"を落とす事は叶うかもしれないけれど、きっとこの二体からの攻撃を防ぐ事は出来ないだろう。

成果と、そして代償と。それらを天秤に掛けたのならば、決断だけは早いこの男はいともあっさりと――身を、引いた。]

(123) 2015/06/25(Thu) 04時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……さっきからネチネチネチネチと……挟み撃ちが好きな奴だなお前は……ッ、

 だが、これは幸いではあるのかな。
 "獲物"を捕らえるのは――これでも一応、得意なんだ。


[先程は、剣。今度は"俊足生物≪バンダースナッチ≫"か、と。二体で攻撃を仕掛けるのは、非常に憎らしくはあるけれど、それでも実に理にかなっている。

先程は、それでこの足の傷を負った。回転の加えられた剣を止めるには、この糸では少しばかり役不足ではあったから。
だが、しかし。飛んでいる獲物を捕らえるのならば話は別だ――それは蜘蛛の、十八番。

咥えたままの水煙管の口から煙を吸い。
その間に右手を剣ごと大きく振り上げて地面との間にありったけの糸を伸ばし、腕と地面との間に単純で簡単な、しかし大きな巣を作りあげる。
突貫だったものだから多少歪になりはしたものの、それでも俊足生物≪バンダースナッチ≫を絡め取るくらいはきっと出来るであろうから。

巣が出来たのならば、もう其方は決して振り返る事はしない。何故なら意味が無いからだ――獲物が巣に掛かるのならば良し、掛からないのならばもう自分に防ぐ手立てなど無いのだから。]

(124) 2015/06/25(Thu) 04時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……ッ、頼むから。
 3体目は、来てくれるなよ……!


[そうして、地面から襲い来る一体を完全に視界から外し。張った巣に"手応え"がある事を祈りつつ、上空からのもう一体には、粘性を持たせた煙と共に、手にした剣を突き出して見せた。

そうすれば、さて。二匹の俊足生物≪バンダースナッチ≫の足を止める事は出来ただろうか。
――何方にせよ。"卵"が遥か上空へと展開しているその塩の群れには、未だ気付く余裕などありはしなかったけれど。]*

(125) 2015/06/25(Thu) 04時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/25(Thu) 04時頃


[ うすっぺたなカードはまだポケットに入ったままで
 僕はそれをうらめしげに取り出す。

 そして視界の端っこに見えた”帽子”
 ちょっとした確認含めて声をかけてみた]

   兎だよ。李だ。
   なー、サイラス。あんた、「あっち」で死んだ?

[ 今はもう何処もなんともねーけども
 腹の中身が持ってかれたのもわかったし、
 首を撫でてった鉄の感触は今でもリアルに蘇る。

 最後の記憶は、体ごと1人の双子へ駆けてったとこで
 ぱったりブラックアウトしてやがるけれども

 多分、悪夢の舞台で”死んだ”んだろーと思う。

 このみょーに平和な、みょーに暖かい場所が
 余計にそれを納得させていた。**]


メモを貼った。


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/25(Thu) 13時頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/25(Thu) 13時半頃


 おや、キミは……


[背後から話しかけられれば先程感じては居たけれど掴めなかった人の正体
一度は会ったものの、二度と会う事も無いと思っていた彼とこんな所で会うなんて偶然と言うべきだろうか]


 李。あぁ、俺は確かに“死んだ”
 どうやらこの悪夢から目覚められないみたいでね


[死んだか、と問いかけられれば今ここで嘘をつく必要なんて無い
素直に頷けば、被っている帽子をそっと取って礼をしながら]


 お気に入りのステッキまで失くしてしまったよ
 こんにちわ。いや、こんばんわなのかもしれないな
 李、これからどうするんだ?


[自分の足は観客席の方へ向いていて。彼がこの後舞台の上で演じ続けるのならば止めはしないし、会話を続けるのならば付き合ってやるのも悪くない**]


メモを貼った。


【人】 良家の息子 ルーカス

[糸と、そして粘つく煙と。その両方で獲物を絡め取ろうとすれば、聴こえる嘲笑じみた声>>127の何と忌々しい事か。
挿絵の怪物≪ジャバウォック≫と言う"塀"の上に陣取ったまま、高みの見物とでも言うように落ち着いた素振りを見せるあの腐れ卵に舌を打ち。

矢張り意味の分からぬ黒だか醤油だかの話はもう理解しようとすらせずに。右から左へと聞き流しつつも、此方の言葉に不思議そうにする"卵"の姿には自棄と嘲笑を込めて鼻を鳴らす。]


 ――君の餌代を浮かしてやったんだ、少しは感謝して欲しいものだがね!


[煙と共に突き出した剣は、どうやら俊足生物の一体を割く事に成功したらしく。眼前に迫る顎にぞっと背筋を凍らせつつも、その牙が自分の元へと届く事が無かったのならばほんの僅かにだけ安堵の息を。

張り巡らせた蜘蛛の巣もまた、その役目を果たしてはくれたようだから。右腕に感じる重みがこれ以上増えない間に、糸に絡まるもう一体へと奪った剣を突き立てる。
そうして、当面の危機が去ったと思ったのも束の間の事。血を失い痛みで侵された身体を何とか持ち上げて、突き立てた剣に体重を掛け上空を見上げれば――聞こえてくるのは、耳障りな"皮蛋"の笑い声。]

(170) 2015/06/25(Thu) 16時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……は、その呼ばれ方は、出来れば遠慮したいんだが。
 君とは本当に――夢の外で会いたかったよ。


[異形の怪物の上、高笑いを上げる様>>128は英雄≪ハカタノ=シオ≫と言うよりはむしろ魔王≪ショウユ≫か。
呼ばれた不本意な渾名には、苦く眉を寄せつつも、呟かれたその言葉には、その視線には――嗚呼。なるほど"同類"か、なんて。

男が、あの"卵"が化物を出した時に見せた反応。それと似たものを受けながら、きっと夢の外で会ったのならば世間話くらいは出来たかもしれない、と。

――しかし、そんな呑気な事を考えていられるのも少しの間。
"三匹目"への号令>>134を聞けば、向けた顔が引き攣るのも、そしてそこに絶望が浮かぶのも、それは仕方のない事だろう。]

(171) 2015/06/25(Thu) 16時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……、流石に大きすぎるな、そんな餌を捕らえても"喰いきれない"。


[奥歯を噛み締め、何とか軽口だけを絞り出し。
唸る"挿絵の怪物≪ジャバウォック≫"を捕らえるには、自分の持つ煙も糸も――嗚呼、役不足だとも!!

……だが、しかし。]


 (……飛んだ!?)


[そう、その瞬間。"卵"の身体は"塀"から離れ、塩のマントが宙に舞う。
何故、あの脆い"卵"が自ら"塀"から離れたのか。その意図はわからないけれど――それでも、あの"卵"は決して"馬鹿"では無い筈だ。
何の手立ても無しに、"塀"から身投げするなんて。そんな愚かな真似をする男には、到底見えない。

だけれど、その足が"塀"から離れたのは、事実。
――うまくすれば、このままあの"卵"を……地面に叩きつける事が、出来ないだろうか?]

(172) 2015/06/25(Thu) 16時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[そうして、血の滲む足を引き摺り一歩だけ。
"挿絵の怪物≪ジャバウォック≫"と"卵"を結ぶ線の上にできるだけ近づく事ができるように、一歩だけ足を踏み出す。
それだけでも、肉の裂けた足は悲鳴を上げはしたものだから。その場に崩れ落ちるようにしたのなら、一度剣から手を離し、再び拾った小石を上空の"卵"へと向けて投げつける。

それは、先程も起こした行動と同じもの。愚かで滑稽な二番煎じ。
だがそれでも、脆い"卵"は避けなければならない筈だ。防がなければ、ならない筈だと。]


 ……は、は。
 俺だけが"喰われて"たまるか……!


[乾いた嗤いを漏らしたのなら、口に含んだ煙を"挿絵の怪物≪ジャバウォック≫"へと吹き付けて。
男と、怪物と。その間に広がる煙は、3秒を待たずに――"破裂した"。

至近距離での圧力だ、男の身体とて無事では済むまい。
少しでも被害を抑えようと、破裂の瞬間にもう一度煙を吐き出してはみせたけれど、そんな僅かな煙ではその威力を殺しきれる筈もなく。]

(173) 2015/06/25(Thu) 16時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[怪物の身体の大きさを考えたのならば、きっとダメージなど大して与えられはしなかっただろうけれど。
しかし吹き飛んだ男の身体は"挿絵の怪物≪ジャバウォック≫"の射程からは外れた事だろう。傷は広がり圧力に触れた肌は無残に裂けて、地面に叩きつけられるように転がろうとも。

その圧力は、怪物の動きを少しは止めてくれはしただろうか――あわよくば、"少しでもその巨体を卵と引き離す事は叶っただろうか"。
そうして、もう一つ。投げた小石はきっと当たりはしなかっただろうけれど、密かに付けた粘り気のある糸は、"何かを絡めとってはくれただろうか"。
希望を言うのならば、"卵"自身を。もしくは足場になりそうな何かでも、絡め取れてくれれば良いのだけれど、と。]

(174) 2015/06/25(Thu) 16時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ……絶対に。
 貴様を、"塀"から"落として"やる……、


[痛みと衝撃で息を詰まらせ、霞む視界を見上げたのなら。
そこには一体、どんな光景が広がってはいただろう?

だけれどそろそろ此方も"弾切れ"だ。左手はもう動きはしないし、叩きつけられた身体は思う通りに動いてくれるとは思えない。
引き攣れた息を肺から絞り出しながら、常時の半分ほどの大きさになってしまった右手の爪を指の腹でそっと、なぞり。
此れで何の成果もないのならば、そろそろ覚悟を決めた方が良いのかもしれない……なんて。

――嗚呼。
まだあの時計も、見つかってはいないのに。]*

(175) 2015/06/25(Thu) 16時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/25(Thu) 16時半頃


  そ、か。 やーっぱ死んだか。

[ 常日頃、死線と仲良ししてそーな雰囲気もないくせに
 死んだにしちゃー、落ち着き払ってんのなあ。
 湯のみを両手で包んで蹲って はぁー。なんていう
 湿った溜息してるヤクザは、一体どーしたらいいんだよ。

慇懃に礼をする男に抱いたのはそんな感想。
それともなんだ、あんたの………]

  しょーたいじょーは、もう全員に配り終わった訳?
  受け取ったヤツ、まだ開いちゃいないんだけど
  一体何処で何する招待状?
  せめて、うさ耳の悪夢からは醒めてーんだけどなあ。

[ずるっと取り出した招待状は、血どころか皺ひとつなく
四次元ポケットの健全ぶりが際立って、若干いらっとする。

やっぱり受け取らなきゃよかった、っていう狡い思考は
丸められない招待状のかわりにぐしゃっとしておいた。]



  俺は………そー、さなぁ。
  もーしばらくここで腐ってる。

  コレも未練がましく、まだ全部飲んでねーしさあ。

[湯のみをくるりと回して、すっかり冷めた茶に波を作り。]

  もしだーれか来たら、
  あんたがそっち行ったって案内しとくよ。
  道案内の猫は此処にゃーいねえみたいだし。

[湯のみを持った手の腕で、折り曲げた膝を抱えて
空いた手の指をなびかせながら”いってらっせー”の仕草。

その背中が見えなくなるまでは、変わらず座り込んだまま
そばかすの消えない顔を、膝に乗せているだろう。*]


メモを貼った。


メモを貼った。


 いや、残念ながらしっかり渡せたのはキミと…
 あとは俺を殺した者のみだ


[残念、とばかりに。折角だから手紙を読み上げてやろうかと思ったけれどそれはそれで自分が恥ずかしい
どこで何をする、と言われればふむ。と考えこんで]


 この世界で、楽しむために
 ここではないどこかで、お茶をする招待状だ


[ナイトメアもきっと喜んでくれるような。なんて言っても彼に通じただろうか
わからなければそれでも良いし、わかったならば彼もきっと楽しんでくれると信じて]


 そうか。それは助かるよ
 どちらにせよ俺に会いたいなんて人物は居ないだろうけれどね
 いや、居るかもしれないな


[淡い期待を抱きながらも別れを告げて、そっと観客席の方へ歩みを進めていく**]


 おや…悪趣味だ。いや、良い趣味なのかもしれないな


[たった今観客席に辿り着いたサイラスはただクスクスと笑うナイトメアの背後から挨拶をして
劇をチラリと見ればそれはそれは。悲惨と言うべきか、喜劇と言うべきか。なかなかどうして“狂っていた”]


 残念だよ、早く退場してしまって
 キミに招待状が渡せなかったではないか


[渡そうと思えば渡せたのかもしれない。それでも彼女は最後に受け取ると言ったのだから、渡すわけにはいかないのだ
そして、今も。結局2人にしか渡す事は出来ず、自分が彼女に招待状を渡すのは些か問題がある]


 座っても?
 劇中に寝てしまったらすまないけれどね


[どうにも観客には向いていないんだ。と
劇を見るよりも本を読む方が大好きなサイラスは許可が降りる前にナイトメアの直ぐ傍の席に座って劇を眺め始める**]



  此処で愉しむためにたぁ、あんたも努々気狂いだねぇ。

[ その”ここではない茶会”は何処なのか
 それを尋ねることはしなかった。

 ナイトメアなんぞを喜ばせてどーすんのよ と
 ついた溜息は鼻先を揺らすだけの小さなもの。

 観客席と書かれた木札の向こうへ消えてゆく背を見つめ
 僕のあたまは ひとつのことでいっぱいだった。]


  ………………他力本願、かあ。

[ ぽつり落としたのは帽子屋が見えなくって暫くした頃。

 招待状の下に隠した
 「アリスが片方生きてりゃ僕は死んでも別にいい」
 要約すると そう書いてあるカードを、
 僕はなんとも言えない顔でポケットに仕舞う。

 1人のアリス以外全員殺さにゃならんのか?とか
 それとも、片方のアリスを殺せばいいだけ?とか
 色々頭をこんがらがらせていたのだけれど、
 どー読んでもとりあえず理解できたのは
 「ハッタは僕の邪魔になる」ってこと。]

   その条件はクリアできた、っぽいよなあ。

[ ”どっかの誰か”がハッタを殺した。
 だから僕の幕は、まだ完全に降りてねーんだろう。]


[ 蜘蛛の糸一本垂らされているよーな
 琵琶の糸一本垂らされているよーな

 ほっそい希望だけ残されて。

 僕はひとり このテーブルに
「アリス」が2人着くことがないのを願うばかりの
 愚鈍な兎。 ]

   笑っちまうよなーぁ。
   手前じゃなーんにもしてねーのに

[ 自嘲めいた笑みに口角が上がる。
 棚ぼたのような未来を願うのも
 「劇」を見に行く踏ん切りがつかねーのも

 格好悪い。とんでもなく、格好悪い。

 片手に持ったままの湯呑みの中は、
 まだ暫く 乾せそうになかった。 ]


[ テーブルのほど近く、樹の根元に腰を下ろす兎は
 耳をぺったりと垂れ下げて

 まだ中身が入ってる湯呑みを握ったまんま
 腕の中に顔を埋めて押し黙る。

 気狂い兎はどこへやら。もう泣いちゃあないものの
 藁を握ったまま離すことができない惨めな自分を
 どこか遠いところから「僕」は見ていて。

 あのひとがこんな僕を見たんなら、きっと
 何も言わずに頭をくしゃっとしてくれるんだろうけれど]

   ばっかじゃねーの、僕……。

[ このまま還れなかったら、”置いてった”のは僕の方。
 ”置いていきゃあしねえよ”
 あのひとの”答え”は今ですら、耳鳴りのように響くのに。

 そんな所に訪れた、からりころり鳴る少女の声。]


   あんた……………いつから、
   っつーか、だれ。

[ はじめて見る”少女”のキャストに、
 僕は座ったまま、首を捻って林檎色の目を見上げる。
 僕のながーい耳はまだ、垂れたまんまだ。]

   …………あんたが淹れてくれたのか、これ。

[ 片手に収めた湯呑みを彼女へ差し出して
 くるり、さいごのひとくちを回す。

 乾してしまったら、
 水面に見える”背中”が見えなくなってしまうのではと
 そんな理由で飲めなかった さいごのひとくち。]

   代わりは、………いいや。
   ……それか、俺が淹れる事はできる?

[ 葉と、湯と、急須と。幻のように映る日常が、痛い。*]


【人】 良家の息子 ルーカス

["卵"が塀を蹴るその間際。見えたその僅かな笑み>>182には、果たしてどんな意味があったのか。其処までは分からずとも――分かりたくもないけれど――投げ掛けられた言葉の意味だけは、否が応でも理解せざるを得ずに。

そう、肉へと。文字通り、この身を動かぬ肉塊へと変えようと襲い来るその牙と爪は、濁ったこの世界の光を浴びて鈍く煌めく。
しかしその鋭さに気を取られている暇など、今の男にはありはしない。遥か上空で聞こえた呪文めいた言葉>>186だって、其方を向く余裕すら無いのだから。

だから、"卵"が如何様にして男の放った小石を防ごうとしたのかは。それは、最後まで分からず仕舞い。
しかし、それで構わない。

  ――指から伸びるこの糸に、"獲物"が掛かった手応え>>187さえあるのなら、それで!]

(214) 2015/06/26(Fri) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 は、……漸く、目線が揃ったじゃあないか。
 久々の地面の感触はどうかな――あぁ、しかしもう少しで君も "割れてしまいそうだ"。


[自らの身体を串刺しにして衝撃を抑えるとは、中々奇抜な発想だ、と。常ならば喉を鳴らして感嘆と共に拍手の一つでも送ってやるのだが、いかんせん今はそんな力はありはせず。
だから、剣を携えた"卵"が傍に立ったとしても>>189。立ち上がる力などとうに失った足は、男の意思に反して地面に縫い付けられているだけ。

そうして呼ばれた名には、掠れた息と共に顔を上げて。ひび割れ今にも砕け散りそうになりながらも、その手に剣を携えて見せるその"卵"の言葉に――男は、凄惨な笑みを浮かべて見せただろう。]

(215) 2015/06/26(Fri) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 やるならやればいい、"卵≪ハンプティ・ダンプティ≫"。
 見ての通り、私はもう足も動かん。此処から一歩たりとも、動く事は出来ないよ。


[大きく弧を描きながらゆれる剣先を目を細めて見つめつつ、静かに静かにそう答え。
事実、しこたま打ち付けた身体はとうに悲鳴を上げていて、血の止まらぬ右脚は既に感覚が失われつつあったから。
口に咥えていた水煙管の口は、先の衝撃で口から離れ。それを取ろうにも、水煙管に近い左手もまた、まともに動いてくれそうにない。

もう、希望も何もありはしない。
だけれど――絶望もまた、してやるものか。]

(216) 2015/06/26(Fri) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ――……だが。
 私としても、君が"割れる"姿を見ないと――死んでも、死に切れないものでね。


[言うが早いか、"糸が繋がったままの"右手を勢いよく引き寄せる。そうすれば、糸の先にある"卵"の足もまた、引き寄せられる事となっただろう。
その足が"割れた"か、否か。それは分からずとも、何方にせよそのまま立っては居られなくなりはしただろう、と。

そうして、そのまま右手を振り被り。自ら糸を切ったのなら、手にした剣を相手の胴へと目掛け力一杯投げ付ける。
折角手に入れた武器だけれど、此処で死ぬのならばもう必要などありはしない、と。先よりもずっと至近距離だから、欠片も掠らぬ事は無いだろう。]

(217) 2015/06/26(Fri) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 私を"狩人≪King of spider≫"と言うのなら。
 是非とも君を狩らせてくれよ、塀から落ちた"卵≪ハンプティ・ダンプティ≫"?


[先程>>181向けられた言葉を、揶揄混じりに繰り返し。くつりと愉快に喉を鳴らして"卵"を見やれば、さてその切っ先は今何処にあっただろう。

最後の、最後の抵抗に。
投げ付けた反動を利用して身体を転がし、かろうじて動く右手を地面に落ちた水煙管の管へと伸ばしたけれど、果たしてその腕は届いただろうか。
尤も、例え届いたのだとしても。呼吸もままならないこの状況ではまともに煙など吐けないだろうから――吐き出した煙があろうとも、無傷とまではいかないだろう。]

(218) 2015/06/26(Fri) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 (――……時計。)


[ほんの一瞬閉じた瞼の裏に浮かぶのは、この世界で無くしたあの時計。結局見つける事が出来なかったそれを思えば、募るのは悔しさと申し訳無さと。
あの時計は、もう二度と動く事は無いのだろうか――もう二度と、あの短針の蝶へと出会う事は、無いのだろうか。

そうして、せめて"卵"の割れる姿をこの目に映してやらねばと。割れてくれねば困るのだと。
忌々しいこの"卵"が小気味の良い音を立てる事を心底願い、迫り来るであろう攻撃の中、大きく大きくその目を見開き、"卵"の姿のみを視界へと映す。]*

(219) 2015/06/26(Fri) 00時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/26(Fri) 00時半頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/26(Fri) 00時半頃


  …………ヤギ? 

[ 疑問符。 頭のなかじゃあ仔ヤギがメーメー鳴き始めるが
 まさかヤギが茶を淹れるわきゃあねーと考えること暫し。

 それでもまだ カードを配った礼服の山羊頭とは繋がらず
 僕はぼんやりとした頭のまんま、少女を見ていた。


 その口調が、突然  変わるまでは。]

   …………!?

[ そばかすの上にある目はおおきく見開いて
 舌の上がカラリとざらつく。 こんな、 まるで…

 いや、そんなはずは、   ねーし。]


[ 見上げる赤い眼に吸い込まれる。
 手を引かれて 腕を飲み込まれて 息まで詰まりそうだ。
 手のひらで包んだ湯呑みを握る力が 増して ]

  ちーせえのが俺の口調を真似るもんじゃーねえ。
  レディはレディらしく、淑女を装いな。

[ 頭に過る”背中”をかき消すように
 ん、と一声上げて立ち上がり、
 随分と下になった少女の頭へ 傷だらけの左手を伸ばす。

 もし届いたのなら ひとつ 頭を撫でて。
 はたかれりゃ、ひとつ 苦笑を漏らして。

 ”鈍い音”と共に「どう見ても見覚えのあるそいつら」
 がテーブルに転がって はじめて
 俺は 「こいつ」 が誰だかに 思い至った。]


  ”わが主ナイトメア” あのクソ山羊はそー言った。
  ………あんたか。

  あんたが、この悪夢のオーガナイザーか。

[ 声は低く、半ば伏せた瞼は黒妖を半分隠す。

 己を見つめながら
 一客のコーヒーを置く少女へ

   ( しゃらり )

 何の躊躇もなく 真白の喉元へ
         背から抜いた脇差しをあてがおう。

 テーブルの上には、俺のいつもの”仕事場”に転がってる
 注ぎ口が欠けてる急須と古びた電機ポッド、
 あてつけのような自宅の(僕の)茶筒。

 それと真黒のコーヒーが静かに、誰かを 待つ。*]


メモを貼った。


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/26(Fri) 02時頃


[ ここちよい猫のような顔をして、
 すり抜ける指を受け入れた彼女が
 目の前に”それら”を出した瞬間は、等しく悪夢そのもので

 ”恋しいだろう”と ”悔しいだろう”と
 からりころり 嘲笑う声すら聞こえて来る。

 与えられた「YES」に 脊髄反射の如く抜刀した。]

  ………………。

[ せめて いま 「これ」からだけは眼を逸らさぬと
 真紅の瞳を真正面で受け止める。

 森に流れる風が冷え、
 コーヒーの水面に旋のような螺旋を描いて

 くるり くるうり 廻るもの 踊るもの、
 嗚呼いつだかの 僕のような。]


[ ”僕”を真似ているんだろうと、
 無理矢理に自分で納得したのが阿呆らしい。

 首元に刃を添えられながら、少女は”あのひと”の口を真似
 物怖じもせず か細い指で 僕の刃を制止する。

 悪魔の声と口調に 全身が
 総出で”いけ好かねえ”と叫ぶ声が 聞こえた。]

   黙れ、糞餓鬼。

[ 何処から出たのか 僕自身見当もつかない
 冷気を伴った ”おと”

 問う事など何もない。憂う事もなにもない。
 喉元から引いた刀は収める為ではなく

 ただ一迅で、首を飛ばすための 距離。]


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