人狼議事


207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-

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   − 更に回想 −
[その日、チビガキの治療を終えた後で、襲撃したのは
ホレーショーの部屋。
扉を叩くと同時に入り込む。]

 おい、ホレーショー。
 今日の戦利品、治療費で寄越せ。

[憮然とした表情のまま、つかつかと部屋に入り込むと
今日のお宝を探し出す。
見つからなければ、彼の服を強奪する勢いで。
何事かと喧嘩を売られれば売り返す。]


 あん?
 てめえの拾い者のせいで包帯や薬の減りが早すぎんだよ。
 お前の拾いもんだろうが?
 払うのが嫌なら、あのガキが怪我しない様に
 まともな立ち回り教えとけ。

[泣いていたとは言っていない。]

 クソガキに死なれたら、今までの治療費無駄になるんだよ。
 それとも身ぐるみ剥がして欲しいか?

[軽く喧嘩になった気はするが、それでも金貨数枚は奪い取った
記憶がある。
その後、馬鹿兄弟がどうなったかは知らないが。
生き残っているのだから別にどうでも良かった。]


 グレッグ……おねしょは直ったか?

[それからまだ生きているクソガキの時々毒の調合を手伝う際、
からかう様に名を呼ぶ様にはなっていた**]


   − また別の回想 −
[アル中の頭を叩くのはいつもの事だ。
飲酒用には出来ていない消毒用のアルコールにまで
手を付けたニコラスの後頭部を叩くと、
喉の奥に指を突っ込んで吐き出させる。]

 酒で死ぬのは勝手だけどな。
 治療で使う物に手を出すんじゃねえよ!

[多分胃や食道は荒れるだろうが、
飲まれたままの方が危なくて仕方ない。
胃液しか吐き出せなくなった後、漸く解放する。]

 油断も隙もあったもんじゃねえな。
 言っとくけど酒でも死ぬからな。
 楽な死に方になると思うなよ。
 かなり苦しむからな。


[死にたいなら船の縁から飛び込めと言い捨てる。
もう中毒になった者に、酒や阿片を何故求めるのかなんて
聞いても仕方ない。
仕方が無くても説教は続ける。医務室の物資の保護の為だ。]

 酒飲み過ぎて死ぬのは惨めだぞ。
 腹がぱんぱんに腫れ上がってな。
 血を吐いて転がり回って死ぬ。
 多分ジェレミーやリーにその前に殺されるだろうがな。

[そんな脅しが何処まで効くか判らないが、
少しでも、この船で繋いだ命なら。
そんな風に思ったかどうか、もう忘れた**]


―回想―

はぁ?おい、お前何しに――…

[丁度、その日の戦利品をまとめて、仕舞いこんだ時だった。
意味のないノックをして、目つきの悪い船医が乗り込んできたのは。いきなり人の部屋に入ってきて、いきなり家探しされ。]

一体何だってんだ!?!?

[しかし、見つけられなかったので、危うく服剥ぎ取られそうになった。

このあとめちゃくちゃ抵抗した。]


あぁ……?
んなもん、節約しろよ節約。
少ない薬で広範囲治せばいいだけじゃねえか。

[自己中心的理屈を捏ねたが、船医の前には霞んだ。

大体、ひょろっこいんだから、しっかり食って、後はバーンとぶつかって、何度でも打たれてりゃ自然と強くなるだろ。

[さらに適当すぎる持論をぶつけ、軽い喧嘩になった。
しかし、これを切っ掛けに、適当すぎる持論を考えなおし、多少ましに動けるように指導するようにはなった。

奪われた金貨数枚は高い授業料でもあったが。**]


[ジェレミーが剣を抜いたときは、なんとも無駄な威嚇を。
敵うわけがないし、そもそも声さえ届けられないのだから何重にも無駄な威嚇をしたが、ヘクターとの間に休戦が決まると安堵の声を漏らした。

――しかし]

 ……船長?

[現れた道化の姿に、ホレーショーとグレッグへ緊張が走る。
どうした、と尋ねる前に。

ヘクターへ向けられた氷の視線に、小動物のように肩を揺らした。

不穏な気配なんてものには、歴戦の戦士とチキン野郎は敏感だ。
嫌な予感がして、それでも情けなくヘクターの傍にいるしかできないわけで。

せめて、逃げ出す真似はしないでおいた]


    − 海に啼く −
[副船長を道連れにするつもりだった。
出来る筈だった。
だが突然の横やりに、それは叶わなかった。

狼として、まだ未熟だった。

未熟な狼は自分の命だけを抱えて海に落ちた。

凪いだ海面に空に浮かぶ朱の月の様に、
紅が拡がり、溶ける様に消えた*]


[紅い聲に、時折、怪訝に耳を揺らしながら、道化の後をついて行く。
 整然と変わることなく、音も無く。
 キイチや、ギリアンの腕を落としたらしいリーの前では、やはり変わらず、恐怖の象徴であるように思えるのだが。]

[向かう先は、また甲板らしい。
 経過は知らないが、結果、ヘクターは撃たれることなく生き延びていた。]

 …………。

[彼の周辺の賑やかな一団も、やはりいた。
 ので、船底でホレーショーに言われたことを思い出し、彼らの前まで来た時には、またヒトの姿になっておいた。

 それから、これでいいかと問うように、ちらりと、グレッグを見た。]


【人】 ろくでなし リー

[また床に傷がついた>>41
普段なら気にしない程度のものだ。
荒くれ者たちが乗る船だ。
傷程度で修理をしていたら、体がいくつあっても足りない。
だが、その踏んだガラスで傷をつけるという行為が
わざとならば話は変わる。]


 掻っ捌いたことで喰うわけがねぇ。
 生憎と俺はグルメなんでね。
 畜生と同じものは喰わねえんだ。

[腹を掻っ捌きたいのは確かだが。


向けられた銃口に怯むことなく、
その顔を睨むように目を細める。]

(65) 2014/12/15(Mon) 22時半頃

[この船は、呪詛は、死者にも絶望を与えようとしているのか。

 ちらりと見えた、どう見てもヤバイ存在は、死神が、どちらの魂を奪っていこうか――ヘクターのが死に近い位置にいる気がした――と見定めているようで。

………、死ぬなよ。

[船長の宣言に、絞りだすような声で願う。
先に死んでおいて、勝手な言い分だと、わかっているが。]


メモを貼った。


―回想:消毒用アルコールのこと―

 ぇ゛……ぅえッ、げほっ、げ、

[チカチカして暗い視界、胸の辺りが酷く気分が悪いと思ったのが記憶の始まり。
口の中になにか固くて柔らかいものが押し込まれて、血とアルコールを吐き戻した。
鼻にまで流れ込んで痛くって、わけもわからず口の中のものに噛みついて。

やがて、喉が焼ける質が変わったころ、ようやっと解放された。
焦点の合わない目で、茫然と壁のシミを眺める。

やがて、徐々に意識と記憶が戻ってきた]


[朝、身体中を黒い虫が這い回り、皮膚を食い破る幻覚を見ていたのだ。
幻覚と分かっていても、到底耐えられるものではなく。
それなのに部屋に酒がなくて、階段を上る時間も待てなくて、それで――]

 っ、い゛

[そうだ、ここ医務室だ。
話してるのはミナカだ。よおし、思い出した!

説教を始めたミナカへ、いまその話ししなきゃダメ?とたずねかけて
胃酸で焼けた喉が酷く痛んで咳き込んだ。
嫌な酩酊をした脳みそは、それでも幾つかの単語を拾い上げ]

 リー、に…殺されるのは、やだなあ……ゲホッ、
 ……キヒヒッ、

[喋ろうとした声が酷くしゃがれてて、可笑しくて、いつもの酒狂いの声で、笑った*]


ん?

[ホレーショーの背に隠れていると。
にょき、と現れる紅い影]

……ヴェラ。

[今はヒトの形態を取っている彼は。
これで怖くないだろう、と言いたげにこちらを見た。
まるでこちらを気遣うように。
ちょっと恥ずかしくなって、兄貴の背から身体を出す]

(なんだよ……ヴェラにまでガキ扱いされるんスか俺は)

[ぷんすこ、と頬を膨らませて]

(死んでもガキ扱いって、もう挽回の機会がないッス……)

[とりあえずヴェラには、怨みのこもった視線を返しておいた。
とんだとばっちりだ*]


[その憎悪の焔を見たとき、恐怖するにはしたのだが。
それと同時に、なぜだか、『らしくない』と思った。

セシルを大義名分にするのも、憤怒の笑顔も、その殺意も。

恐ろしく強大な絶望の塊ではなく、一つの生き物らしく見えて。
だから、少しだけ呑気にポカンとしてから。
ヘクターへ迫る刃に、ようやっと危機を思い出した]

 へく……ッ、

[とはいえ、やはり。
死人になにも出来ることなどなく。
庇いたくて咄嗟に伸ばした手は、空虚を泳いだ]


【人】 ろくでなし リー

[女神だとかそんな話の詳細は聞いていないし、
聞いていたとしても、何を根拠にと思うだけだ。

実際、自分は違うのだから。]

 あ?何テメエが決めてんだ。

[じりじりと何処かへ向かおうとする様子>>46に、
またイラつく。
靴の下でガラスの擦れる音。
神経を逆撫でするような>>69。]

(76) 2014/12/15(Mon) 23時頃

【人】 ろくでなし リー


 あ?誰が狼だ。
 頭湧いてんのか?

 テメエは畜生の餌以下だろうが。
 何生意気言ってんだ。

[出血大サービスの大安売りで売られている喧嘩。
手持ちの金など持たない
此方に配慮してくれているのだろう。



大きなお世話だ。
床に唾を吐く。]

(78) 2014/12/15(Mon) 23時頃

【人】 ろくでなし リー

[単純な話、銃とのこぎりでは攻撃範囲が違う。
距離と取ったままだとこちらが不利。
それは子どもでも分かることだ。

その銃口が何処を狙っているのか>>72悟ると同時、
引き金に指が掛かる。

咄嗟にしゃがみこみ、利き手だけは守るが間に合ったか。]

(79) 2014/12/15(Mon) 23時頃

――――!

[ぎくりと体を強張らせる。
人の物とは思えない響きが聞こえたからだ。

…………。
それ、言われると、返す言葉もねえけどよ。
まあ、そうか。そうだな。

[今まで何度も、人の願いを奪い、絶望を与えてきた。
与えられそうになっても回避してきたのは、単に自分たちの方が強かったからで。]

……弱けりゃ負けて、強けりゃ勝って。
奪って、殺して。
そうやって生き残ってきたんだよなあ……


――勝て、ヘクター!

[負ければ、死ぬだけだ。
だから、勝て。
それはやはり、何も出来ない死者の無責任な願いでしかないけれど。

あげた声は、先程のような弱く絞りだすようなものではなく。
強く声を張り上げた。目の前の光景を、睨むように見据える。

どのような結果になろうとも、目を逸らすまい。]


 fuckin' !!

[苦い顔で、悪態をついて。
地団駄踏む時間もないから、せめて船長へ中指立てておいた。
立てておいてから、背筋が薄寒くなった。

恐れを振り払うために、ぶるるっと震えてから。
ホレーショーの叫んだ、無責任で勝手な願いに同意して大きく頷いておいた。

どのような結果になろうとも、逃げ出すまいと足に力を込めて。
なにも出来ない無力さを嘆きながらも、祈り、見据える]


(ホレーショーが)獣が嫌だろうというから、ヒトの姿に戻っておいたのに、怨みこもった視線を向けられた。
 理不尽だ。
 どういうことだと問うように、保護者らしいホレーショーを見たのだが]

 ……!!

[それより、この船のものとは違う、強い怨嗟を感じ取り、ざわりと身の毛を逆立てた。

 見ればすぐ思い出す。
 ヘクターが頭を潰した、あの、褐色肌の男だ。

 紅い瞳が、ざわざわと揺らめく。]


メモを貼った。


【人】 ろくでなし リー

[船を直す。

絶望という名を冠しているこの船が。
より多くの絶望を積み込めるように。

積荷が重ければ重いほど、船は深く沈むだろう。
いつか、その絶望の重さに耐えかねて海の底に沈むまで。

だから直す。
海に沈んでしまうには、まだ積荷が足りない。]

(97) 2014/12/16(Tue) 00時頃

【人】 ろくでなし リー


 じゃあ、テメエが狼だってのか。
 自ら正体教えてくれるなんざ、ご親切だなあ?

[完全に、態とやったその行動>>87
いっそその足に穴か開けば良いのにと睨む。]

 あ?何言ってんだお前。
 鼻かめや。

[得意顔で言うそれを、そう一蹴した。

そして、その獣嫌いの女神から放たれた弾は
大事なのこぎりに当たり、床を壊す。

何処までも喧嘩を売ってくれる。
買い叩くどころか、金を寄越せと言いたい。]

(98) 2014/12/16(Tue) 00時頃

[未来に残るのが、絶望と静寂しかなかったとしても。
それでも、今はこの目に映る戦いだけが全て。

口を引き結び、拳を固めて。

絶望齎す船の長と、かつて船長と呼んだ男の戦いを
しかと見つめていた。*]


[ヒトの形をした怨念に、尾と耳が不快感顕わに張り詰めた。]

 ───おまえに

 傅かれる覚えはない。
 失せろ。

珍しく、幽かではあるが感情が乗る。
 ぎろりと紅い双眸で一瞥すれば、もうそれきり、構うこともしない。

 意識は再び、目前の道化と副船長へ。]


【人】 ろくでなし リー

[先程置いたばかりの酒瓶へ手を伸ばす。]

 クソが。
 さっさとテメエもヴェラちゃんみたいに
 変身してみろってんだ。

[その方が楽しそうだと笑い。
鼻を掻く様子に>>105、]

 は。
 そのまま暴発すれば鼻かむ手間も省けるな?
 ついでにその顔も変わって
 モテるようになるんじゃねーの?

[実際そうなれば面白いのにと。]

(118) 2014/12/16(Tue) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー

[銃とのこぎり。
どうしても初動が遅れるのは此方のほうだ。
ただ、懐に飛び込んでしまえば、
有利なのは此方であることが多い。
銃は、近すぎる的は狙いにくいのが普通だ。
だから、そのタイミングを計るのは仕方がない。

壁に手を伸ばす様子が見える>>108
その瞬間、手にした酒瓶の中身をぶっ掛ける。]

(119) 2014/12/16(Tue) 00時半頃

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