人狼議事


17 吸血鬼の城

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【人】 長老の孫 マーゴ

― 階段 ―


[ そうしてまた、ゆっくりと階段を上りはじめる。


   城主の部屋があるという、最上階を目指して ]

 

(246) 2010/06/23(Wed) 20時半頃

メモを貼った。


【人】 長老の孫 マーゴ

― 城主の部屋の前 ―

[やがて階段は終わりをつげ。
その先に、ひときわ豪奢な扉が現れる。
重厚な黒檀の扉は、繊細な彫刻が施され
象眼で飾られていた。

ここが、城主の部屋なのだろう。
その扉の前に立って、数度、深く呼吸する。

そうして、扉を叩くために、細い腕を上げた。]

(250) 2010/06/23(Wed) 21時頃

―煉獄―

[狂った笑い声の後に訪れる沈黙――。
そして錆びた懐中時計を片手に、口から洩れ出るのは、詩では無く、主に救いを求める聖歌―…‥。]

Ob bei uns ist der Sunden viel,
Bei Gott ist viel mehr Gnade;
Sein' Hand zu helfen hat kein Ziel,
Wie grob auch sei der Schade.
Er ist allein der gute Hirt,
Der Israel erlosen wird
Aus seinen Sunden allen.

[それは寂しく、
――影達の間に響く。]


長老の孫 マーゴは、薬屋 サイラスの気配を、不意に感じた。

2010/06/23(Wed) 21時半頃


長老の孫 マーゴは、奏者 セシルの薔薇の香りも、届いた気がした。

2010/06/23(Wed) 21時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

― 城主の部屋の前 ―

[部屋の扉へ近づこうとも、
わだかまる影達にその行く手を阻まれる]

 城主様にお会いしに来ましたの。
 お取り次ぎ頂けませんか――?

[声をかけようとも動かない影達に、
ひとつ溜息をつき、肩を落として数歩下がる。

扉へと一礼して、背を向けたそのとき、
階段を上がってくる人の姿が見えた。]


  サイラス様――

[ふわり。薔薇の香気が漂う。]

(259) 2010/06/23(Wed) 21時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[はたりと窓が開いて。

 薔薇の風に、ヴェールが揺らめく。]

(260) 2010/06/23(Wed) 21時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

>>262

[窓より入ってきた白い人を見て、目を丸くした]

 セシル……さん?

[強い薔薇の芳香に、身体が揺らいで
とん、と背が壁につく。]

(265) 2010/06/23(Wed) 21時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[白薔薇の人の言葉に、小さく息を呑んだ。

叫びをこらえるように口元に手を置き、
目を見開く。

 自分の血が毒である事を、なぜ城主が知っているのか。
 その理由は、知らない。


  ただ。
  その視線を、サイラスへと向ける。]
 

(268) 2010/06/23(Wed) 22時頃

メモを貼った。


―― 煉獄 ――

この灰色世界、どうにも実感がわかねぇと思ってたのは、生と死の境界が曖昧だったせいじゃねぇな。
己の肉体感覚そのものが希薄だったってだけだ。
だが――

[ふと目を落とす。

 自分の手。自分の脚。そして、それを確認する自分の目。

 それらが客観的にではなく、確かにここに「在る」という意識をもてる。]


少しずつ、感覚が戻ってきたみたいだぜ。
想いが、おれの肉体にも宿ったかな。 


[手首に絡んだロザリオを見れば、そこに嵌った石はセレスタインブルーの輝き。]


そうそう、この色だ。
思い出した。

――思い出せた。


[子供を膝に抱くように、小さな狼皮の帽子を乗せて掌で撫でる。]


【人】 長老の孫 マーゴ

[サイラスの言葉に、ふるりと首を横に振って。>>274
階段の方からも、一歩、あとじさる。]

 わたくしは……お勤めを果たすために――
 ………果たさずに、還る事など…、…
 
[白薔薇の言葉にも、幾度か頭を振って>>276
ドレスの裾に手を伸ばし、ナイフを引き抜く。]

(278) 2010/06/23(Wed) 22時頃

[尻ポケットに手をやるが、そこに収穫はなく]

まあ、そういう「宿り」もありだな。


ヤツがここに来るときは、一緒に持ってきてくれるだろうさ。
忘れてたら、ヤツの精液絞ってやらぁ。


――飲まねぇけど。


ああ――

声が…聞こえる。

「今すぐ会いたいよ」か。
切ねぇなぁ。


[耳に届く声はそれだけではなく。]


――詩人?

[立ち上がる姿を振り返る。]


[自分には意味のわからない聖歌の文言。
 それでも、詩人が求めるものは察せられて]


なぁ――
世の中に「使えねぇ時計」は二種類ある。


ひとつは、
「壊れて動かない時計」

もうひとつは、
「狂って止まらない時計」


あんたのそれは――なんだ?


【人】 長老の孫 マーゴ

[ナイフを両手で握りしめながら。
近づいてくる、サイラスを見つめる。>>285]

 ――…、… はい。
 私の、お勤めは ……

[震える瞳で、小さく頷く。]

(287) 2010/06/23(Wed) 22時頃

長老の孫 マーゴは、びくり、として、さらに一歩、後ずさった。

2010/06/23(Wed) 22時頃


時を刻まない時計―…‥。

[の問いに、中途半端に紡がれ、零れる言葉。]

何故、私はここにいるんでしょうね。
地獄であれば、責苦で己の穢れと罪を忘れられると言うのに―…‥

[声は平静に、視線は何処か遠くを見つめている。]

こんなに汚れているのに、何故いるんでしょう。


【人】 長老の孫 マーゴ

 こ……来ないで…ください――

[掠れて震える小さな声で、
近づいてくるサイラスに、言葉を投げ >>289
ナイフの切っ先を、自分の喉に向ける。]

 わ、わたくしが、殺めるのは……
  ――あの、おかた…だけ――…

[吸血鬼だと。殺めねばならない相手だと、分かっていた。

わかっていたからこそ。自分をだまそうと。
城主だけだと、目的をすり替えて…


  目の前で紅に変わっていく瞳に、
  微かに、恐怖と、哀しみの色を浮かべる。]
 

(292) 2010/06/23(Wed) 22時半頃

選ぶため、じゃねぇのか?


【人】 長老の孫 マーゴ

[ナイフを持った手を掴まれて、思わず目をつぶる。>>296
しかし、それに続く言葉に、おずおずと瞼を開いた。]

  …これ、は――?


[差し出された瓶と、サイラスの貌を、
不思議そうな表情で、交互に見比べる。]

(300) 2010/06/23(Wed) 22時半頃

[を聞いて、静かに笑みを浮かべて、ヘクターの方を向いて、]

でしたら、ナイフを持っていたならば、貸して頂けませんか。
この穢れた血と快楽に溺れた身体を清める事が出来ないのであれば――、
己の手でもう一度、我が身を死に至らしめる為に。

自殺は大罪の一つ、これで私は己の身分相当の場所にいけると。

お礼にこちらの時計を差し上げますから。

[右手に動かない錆びた懐中時計を乗せて、差し出す。]


【人】 長老の孫 マーゴ

[薬の瓶を受け取って。
不意に、抱きしめられる。>>302

その力は強く、胸が潰れそうなほどに苦しく。
それが酷く―― 切なくて。]


 …、――イラ、ス…さ、 ま ――


[切れ切れの息から声を絞り出し、
片手で、サイラスの頭を、そっと抱く。

 からり、とナイフが床に落ちた。]

(310) 2010/06/23(Wed) 22時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[囁かれた言葉に、目を見開いて。>>303
 自分には、そんな―― と首を僅かに横に振る。

首筋に触れる唇は冷たく、痺れるようで

  胸元で潰された薔薇が、
  目の眩むような香気を立てる。 ]

(311) 2010/06/23(Wed) 22時半頃

ほいよ。
こんなモノしかねぇが。

[薄い刃の仕込まれた指輪を引き抜いて渡す。]

刃渡りは短いから、死ぬのは苦労だろうが、頑張れよ。


[代わりに差し出されたモノを見やる。]

時を刻まないのは、そりゃあ「時計」じゃねぇだろうよ。
ネジとゼンマイで出来た「仕掛け」

…あんた自身も人の形をした、ただの「仕掛け」だって云いたそうだな。


くく――どうだ、おれにも詩才あるか。


【人】 長老の孫 マーゴ

[柔らかな肌に、サイラスの牙が差し込まれる。
それは、微かな痛みと――歓びを、もたらすもので…]


 ――…ぁ ……いけ、ま…せん ――…
 わたし、は…


[弱々しい否定の声は、サイラスの身を案じてのもの。
サイラスの頭と腰とに、緩く手を回しながら
くらり、と膝から力が抜けて。

  頽れた、サイラスの横に、膝をつく。]

(317) 2010/06/23(Wed) 23時頃

【人】 長老の孫 マーゴ


  ……サイラス、さ…ま――

[サイラスの手からこぼれ落ちた薬瓶に手を伸ばし。
目に涙を溢れさせて、その名を呟いて。


  もう一度、ナイフに手を伸ばす。]

(321) 2010/06/23(Wed) 23時頃

【人】 長老の孫 マーゴ


  ――お勤めも果たせず

  あの方も、殺められず。
  

  ――あなたが、いない世界で

      わたくしが、わらうなど……

[ゆらり、たちあがって。
ふたたび短剣の切っ先を喉元に当てて。]

(322) 2010/06/23(Wed) 23時頃

【人】 長老の孫 マーゴ


     わたくしも、ともに―――


[サイラスへと覆い被さるように前へと倒れれば、
短剣の鋭い刃は、あっさりと喉をつらぬいて。


          あかい血が、高く、吹き上がった。]

 

(326) 2010/06/23(Wed) 23時頃

おや…
あんたの時計は、形を変えて、ちゃんと時を刻んでいるじゃないか。


【人】 長老の孫 マーゴ

[薔薇の香気が満ちる中


  折り重なって倒れる二人の身体は



       あかく、あかく――そまっ て い く …]


 

(330) 2010/06/23(Wed) 23時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 23時頃


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