51 サトーん家。 2
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[ここにも寝部屋に行かずにちゃぶ台傍で寝ているヤツがいる。ちゃぶ台は布団代わり。新海をテキトーに送って行き帰ってきた後、だらだらを続けそのまま就寝コースだった。
さめが一人ごちたそのタイミングで。 ごろり ガンッ 台の下で寝返りを打った時、手もふられる。それが机の上のビールの缶にぶつかって、カンと音を立てると数本の空き缶が絨毯に転がった。中身が空なのは不幸中の幸い。]
(1) 2011/05/01(Sun) 12時頃
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テッドは、ガンッ は寝返りを打った時に腰が机にぶつかった音だ。 こー 本人は、濁点がつくかつかないか、微妙な寝息で入眠中である。
2011/05/01(Sun) 12時半頃
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[手を踏まれた。反射的に腕が大きく動く。 けれどそれだけで、寝息は立てられ続けている。]
…ぐー
[諦められた事も知らないまま、暫く寝入る。ごそごそと腹をかいた。やたら気持ちよさそうな寝顔だった。 眉が動き、目が開くのは、水音がしている時だったか、片付けられ始めた食器の音が聞こえてきた時だったか。
むくり]
みず…
(4) 2011/05/01(Sun) 13時半頃
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[さめは台所だ。周りは死屍累累。他にも起きていた奴はいただろうか。累々の中に彼女がいても気にしない。ぼやっとした顔で頭のてっぺんをかいた。ぱたんと手を落とすと、ふああと情けない顔で大きな欠伸をし、ごくんとつばを飲み込んだ。今度は前髪の付け根をかく。]
んー……ん?
[少しずつはっきりする意識、視界にちょっと片付いたちゃぶ台の姿が見える。]
おー、
[はっきりしない言葉を発した。よいせと膝を押さえながら立ち上がるとシャツに手をつっこんで直に腹をかきながら、ぼてぼて歩いて台所へ向かう。]
さめー、みずー
[片づけをしてるだろう鮫に声をかけ、もう一度大きな欠伸をした。]
(8) 2011/05/01(Sun) 14時半頃
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はよ 元気だなあ…
[挨拶を返し、大きな声の挨拶に、少し和んだように表情が緩む。背中もかいた。 水音は聞こえたけれど、割れた音は聞こえなかったので何も言わなかった。]
あ、あるある じゃーそっちで
[言うと同時に進行している冷蔵庫のご開帳。視線だけで動作を追った。]
悪いねー
(10) 2011/05/01(Sun) 15時半頃
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はは
[元気の肯定に軽く笑った。]
その気持ちがね なんつうかね…
[居間の死屍累累を思い浮かべながらいった。 コップを受け取ると鮫が自分の分をつぐのをなんとなく眺めた後に、居間に戻る。 そうして定位置によいしょと座ると、はー、と息をついたあと、麦茶を一口飲んだ。濃い。渋い。でもまあ丁度いい。
訊ねられると、眉を寄せ]
あ、忘れた 今日?明日?? 冷蔵庫に確かチラシはってたと思う
(13) 2011/05/01(Sun) 15時半頃
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おー、使え使え 俺もその後はいろ
[がしがしと、今度は後頭部をかく。結んだ後ろ髪に指がぶつかった。びーとゴムをひっぱると解いて結んだ後を解す。地味に痛い。外したゴムは手首に通して、ぼさぼさとした後ろ髪を首の後ろにつかむようにまとめて、流した。
コップに口をつけながら、携帯を見るさめの様子をみている。]
(14) 2011/05/01(Sun) 15時半頃
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くふぁ、…
[再びひとつ欠伸をすると、頬をかく。 そうして風呂に入った後は、暫くは部屋でだらだらしたりする。誰かと話したり窓際の壁にもたれかかって、山積の週刊誌からやたら古いのを引っ張り出してぺらぺらしたり、ハムの様子を見に行ったり*するだろう*]
(15) 2011/05/01(Sun) 16時頃
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他にも色々あるから、ぱっとわかんなかったらめくってみてー
[学校のプリントやゴミ捨て予定日。カレンダーや個人メモ。冷蔵庫は伝言板がわりに使われているかもしれない。やたらとマグネットがついているのは誰の趣味だろう。]
いいのいいの
[手をぱたぱたとしながら簡単に許可を出し、新海の話にはマジで?という顔をした。]
後で俺もメールおくっとこ… あーハム平気かな やっぱあいつにもうつってんじゃない… あっちにも麦茶ついでもってっとこう
[茶飲みの最中だったけれど、よいしょと立ち上がると台所に向かい、コップ(やっぱり¥100)に麦茶をついで、枕元にでも*置くだろう*]
(17) 2011/05/01(Sun) 16時頃
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あー、髪はね 切ろうかな〜とは思ってはるんだけど ボウズは勘弁しといてよ
[笑いながら後ろに流した髪を掴んだ。別段こだわりがあるわけでもない。]
しろこからの評価も高いし、さめに頼むのもアリだね ボウズじゃなけりゃ
[そんな話をしていたところ。いさなが起きたので笑って挨拶する。一度帰るというのに、おー、と手をふった。超・ご近所さんなので、帰ってくるのも早いだろう。 いさなが家、さめが風呂に行っている間。ちゃぶ台側のクッション席。足を開いた体操座り。膝の上に両肘をつき、ちゃぶ台に手を乗せながら、新海にメールをうつ。幾度かのやりとり。 心配げに、げ〜と顔をしかめたりしてる間に。]
(42) 2011/05/01(Sun) 22時頃
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おー、おかえりー
[いさなが帰って来たので、挨拶で出迎えた。酒持って帰って来た様子は予想通り。]
俺はこれから風呂るからあとでー
[さめの声が風呂場から聞こえても、そろそろ恒例なので気にしない。むしろ風呂上がりの合図だった。]
お。そろそろかな
まあこもはよー
[挨拶しながら着替え準備をし、さめのいさなへの反応に、ははっと笑う。そうして鼻歌を歌いながら、風呂場へ向かった。昼ドラ前に。]
(45) 2011/05/01(Sun) 22時頃
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[ながら聞きだったので、まあことさめの会話は残念ながら頭に届いてはなかったようだ。 湯を被ると見えなくなった前方に、指先で前髪を摘まみながら 髪やっぱきろう… など、暢気な事を考えていた。
風呂からあがると気の早いTシャツの肩に、タオルをかけたまま。やっぱり着替えはジャージだった。 出てきた時に、居間の妙な空気に一瞬ビビる。]
うお!? ……… ああ、昼ドラ?
[TVに気付くと、いさなが見ているヤツだと気付き、納得しながらいさなの近くによいせと座った。]
(62) 2011/05/01(Sun) 22時半頃
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いや別に。
[見てるか訊ねられると普通に答える。 いさなが見ている、と、どろどろらしい、と言う事しかしらなかった。]
内容わからないしね…
[風呂へとすれ違う白子に「おー」と一言挨拶する。 座ったあとは胡座をかいて、足の上に腕をのせた。姿勢は悪い。]
(72) 2011/05/01(Sun) 23時頃
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テッドは、ザックの言葉に、わかるわかると頷いた。
2011/05/01(Sun) 23時頃
テッドは、マーゴも風呂待ちだったか。 わるいね と笑いつつも、タオルをかけた首元をかいた。
2011/05/01(Sun) 23時頃
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うおっ
[走る音。 そちらに覗きこむように視線を送る。]
あー、まじかー
[白子からの声に、仕方はないね…と新海とのメールのやり取りと昨日の二人の様子を思い出す。 はー、と息をつくとハムの荷物を適当に纏めた。多分違うものも混じっていそうである。]
(78) 2011/05/01(Sun) 23時頃
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[そしてぽいっと入り口に纏めておいた。 いさなの声に、]
おー飲む飲む ハムがダメそうならちょっと送ってくるかもだから、 その後にしよっかな
[暫くして、予想通りに帰宅宣言をするハムに、]
一人で帰れるー?
(80) 2011/05/01(Sun) 23時頃
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[そういえば]
………………
[いさなの一言に、姿勢を正していたのは言うまでもない。
立って居るときにも背筋をグッとさせる。]
(89) 2011/05/01(Sun) 23時半頃
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しずかー やめてくんない… 洒落にならなくない…
[ハム達は心配だが、パンデミックはお断りだった。 さめとの様子は、あ〜あ、という視線を送っただけ。
思えば、自分も聞かれ、あっさり「こいつ」といさなを指差したのが周知(誰が居たかは覚えてない)の原因だった気がする。それまでもそれからも、友達の延長のように見えているかもしれないが。]
(93) 2011/05/01(Sun) 23時半頃
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あー、無理だなあれ むりむり
[再度駆け込む様子に、冷蔵庫の横に無防備に置いてある車の鍵をチャリっととった。 親が買い換えるからと譲り受けた車は五人乗りの乗用車なので、一台で活用される事は遠出や少人数での買い物くらいだった。]
車だすわー ハムー、駐車場まではがんばって
[昨日は飲んでいたので近場までの徒歩だったのは、新海の災難だろう。 ハムに声をかけるまあこに、]
まあこも行くー?
(100) 2011/05/01(Sun) 23時半頃
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テッドは、しずかに、「あ、マジで?」と訊ねる。
2011/05/01(Sun) 23時半頃
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おけおけ
ならハムと ついでにしずか送ったろう あ、でも何で来てる?
まあこは明日まででもゆっくりしてけばー 急に人減ると寂しいやつも居るだろうし
(111) 2011/05/02(Mon) 00時頃
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って、そういやお前も飲んでたね
[酒の匂いと言う会話に、しずかに笑ってそう言った。]
いさなはしろこ達とちょっと飲んでてー
すぐ戻るわ
[言うと、しずかの準備がおわるまではハムにつきそって、完了後に送ってくるだろう。]
(115) 2011/05/02(Mon) 00時頃
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テッドは、ハムとしずかと一緒でも、うつらない理由はきっとおしてしるべし。
2011/05/02(Mon) 00時半頃
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そりゃそうか いさな居るしな
[普通に飲むととしずかがいうのに深い納得をする。 ついでという話に頷くとハムの荷物を持ち駐車場へと向かう。
まさか色々めんどくさい事が今更起こるとも思っていなかったし、あんまり女子間の仲を気にしていないのも問題だったのかもしれなかった。 もちろん、しずかと白子のやり取りには気付いていない。
でも、さめが助けをもとめていたかもしれないのは、ちょっとだけ予想がつく…。 そういえば、飲ませすぎるなと釘をさし忘れたが、正直自分も勝てる気などしていない残念さだった。]
(124) 2011/05/02(Mon) 01時頃
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テッドは、そうして暫くすると帰ってくるだろう。
2011/05/02(Mon) 01時頃
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