226 【突発誰歓】君の瞳に花咲く日【RP村】
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
おお、正解だよ! タルトちゃん、頑張ったね。
[嬉しそうなタルトちゃんに、こちらも嬉しくなる。]
いえいえ。 また分からないことがあったら、何でも聞いてね。
[なんて言いつつ、あたしが分かるのは中学校までだけど、と内心でつけ加えつつ。]
おー、その子がみいちゃんだったか。可愛いなぁ。よろしくね?
[やっぱり触れられないけれど。 にこりと笑って、ふて猫に手を振った。]
(24) 2015/06/07(Sun) 11時頃
|
|
うんうん…え? な、なんだってぇ!?
[と、タルトちゃんの声に合わせて小声にしつつも驚いて。少しだけショックを受けたらしい。]
なんてことだ…タルトちゃんがわるい大人の毒牙にかかるなんて…。 おのれせんせー!
…じゃなかった。ラブレターの書き方か。
[ナナオは明後日の方を見てこぶしを握ったりしつつ、ころころと表情を変えて。 今度はまじめな顔――笑っているけれど――に戻って、手を組んだ。]
分かった。じゃあ便せんから一緒に作ろうか。ラブレターかぁ。きっとせんせーも喜ぶよ。
[そう言って、一緒に凝ったラブレターを作ろうとして紙を取り出した。]
内容はやっぱり、タルトちゃんが書かなきゃね。伝えたい気持ちを素直に書くといいよ。
えっと…、「せんせーのことが好きです。」とかかな?
(35) 2015/06/07(Sun) 16時頃
|
|
― 15歳の時のこと ―
[ナナオはラブレターを書いたことがある。 ・・・恥ずかしながら、その宛先は同居していた従兄だ。
ナナオは、病気になってから1年が過ぎていたことにまず驚いた。 病気になった当時のことは、殆ど寝たきりで記憶はない。 身体が痛くて、苦しくて・・・。そんな毎日は思い出せなくて良いけれど。 自分がどうしてそうなったのかなんて、分からなかった。 せんせーだって、分かっているのだろうか。 時々検査や治療と称して何かを調べていたりするけれど。 良くなる兆しはないし――。
ナナオの両親は、小さい頃に亡くなっていた。 事故に遭ったらしい――記憶にはない。 けれど。ナナオは、叔父さん夫婦に引き取られて――そこに、その従兄がいた。
(103) 2015/06/07(Sun) 23時頃
|
|
[眼が覚めてからのことや、病院のこと。 寂しいことも、色々なことを書いて送った。
けれど、返事が来ることは無かった。 理由はすぐに分かった。 手紙は送られてなんてなかった。
ここはそういう所なんだと、理解して――。 ナナオはここから出ることも、諦めた。
――あたしはもう、化け物になってしまったんだ。 だから、ここから出られることはない――。 そう思っていたから。]
(104) 2015/06/07(Sun) 23時頃
|
|
―― 現在/図書室 ――
[ナナオはびくりと、振り返って。>>102 >>35「せんせーのことが好きです。」とかかな?
とか言っていた直後だったので、つい顔が赤くなってしまう。 それがトレイルに聴こえていたかも分からないけれど、あたふたと手を振りつつ。]
え。あ、えっと。 トレイル?違うよ?・・・じゃなくて。 聴こえてた?
[なんて、慌てて聴いてみた。]
(109) 2015/06/07(Sun) 23時頃
|
|
― 16歳のある日 ― [もうここに入って1年――いや2年が過ぎていた。 何人かの患者と知り合っては、何時の間にかに――。 退院したなんて話は、聴いたことが無いけれど。 ナースさんが小さい子には、そういう嘘をついている所は見かけた。 あたしも子供は好きなので、積極的に面倒を見に行っていた。 でも。
その中には、死を願う子がいた。 痛みを、苦しみを幻視する奇病。 毎日が辛くて。苦しくて。 死にたい・・・と。ずっと願い続ける子がいた。 鎮痛しても痛みは消えず。寝ても辛くて、起きても苦しい。 本当に痛いのに、本当に苦しいのに、本当に辛いのに。 全ては幻でしかなくて――。 本人にとっては、現実でしかないのに。毎日が地獄なのだ。
あたしは、その子を殺した。 この手で。この毒で。 ちゃんと、殺して――。]
(110) 2015/06/07(Sun) 23時半頃
|
|
[そのことを罪には、問われなかった。 誰かに責められもしなかった。
"彼はもうすぐ、死んでしまう所だった。 それがほんの少しだけ早く、楽に死んだだけだよ。"
その説明は――、嘘か本当かは分からない。 ――嘘な気はする。 ナナオは時々そのことを思い出しては、苦しんでいた。
後悔はしていなかった――。 でも。殺した感触はずっと、手に残っていた。]
(111) 2015/06/07(Sun) 23時半頃
|
|
な、な。なんでもないよ? 乙女の秘密。ね、タルトちゃん。
[口元にしぃー、と指先を当てて。 ニコリと笑ってみる。]
それ、何の本?・・・あれ? あたしも読んだことないなぁ。タルトちゃん、今度読んであげようか?
[と本の表紙を見て話を逸らそうとしてみる。 タルトちゃんが寝るまでの本読みも、結構楽しいのだ。]
(127) 2015/06/08(Mon) 00時頃
|
|
[こっそりとされた耳打ちに、ナナオもこっそりと。 ちょっと恥ずかしそうにはにかみながら、後ろ手に組んで耳打ちを返した。]
・・・うん。もう、大丈夫。
ありがと。 ちょっと、格好良かったよ。
[また、鼓動は速くなったけれど。 それもまた、病かもしれない。 きっと――**。]
(149) 2015/06/08(Mon) 01時頃
|
|
[――今日が、終わりと知っていたら。]
うん、タルトちゃん。 ――約束だよ。
[なんて、あたしは言わなかっただろうか――。]
(202) 2015/06/08(Mon) 15時半頃
|
|
あ。
…えっ?
[ナナオは、少しフラついて。驚いた顔をして。]
…と、トレイル。 ごめんね、ちょっとだけタルトちゃんのことを見ていてもらって良いかな? 少し、…。
[にこりと笑って、誤魔化しながら。 胸に手を当てて…、動悸が激しくなってきていることを示した。]
(203) 2015/06/08(Mon) 15時半頃
|
|
[今日が、自分の終わりの始まりだなんて知っていたら。
あたしは、何をしただろうか。 親友に恋を打ち明けなかった? 約束なんてしなかった? 大事な約束を叶える為に、必死になった? 好きな人に想いを打ち明けた? 生きたいとあがいた? タルトちゃんに退院するとでも嘘をつきにいく?
――分からない。 だって、それはとても唐突にやってきたから――。 それでも、いつものことのように。 笑って――大丈夫だって、笑って、せんせーの元へ訪ねにいこうと。]
タルトちゃん。 ちょっと、トレイルに交代するね。 「どくが」の意味とか、国語のお勉強かな?
[そう、何でもないことのように。]
(204) 2015/06/08(Mon) 15時半頃
|
|
[子供のためなら、どんなに苦しくても微笑むことが出来る気がする――。 ナナオは、タルトちゃんにこっそりと耳打ちをして――。]
さっきのラブレターの続きも、またあとで…ね。
[そっと離れて、 微笑んで。 二人に手を振って、
せんせーの元へ向かおうとして――**。]
(205) 2015/06/08(Mon) 15時半頃
|
|
[図書室から出ようとして――。>>210]
あ。えっと――。
[大丈夫だよ。・・・って、言おうとして。
いつもと何かが違う――、まずい感覚があった。 内側の毒に何もかも食い破られていくような――。 異常に体温が熱い気がする。汗が出てくる。 沸き立つどころか、煮えたぎるような。
――毒を持つ生き物が自分の毒で死ぬのは珍しいことではない。 今まで効かなかった――じゃあこれからも? そんなことは、考えようとしたことはなかった――。]
(223) 2015/06/08(Mon) 22時頃
|
|
[>>218タルトちゃんの方を見て、少しだけ申し訳なさそうに。 まずい、心配させちゃっただろうか?と。 大丈夫だよ、という笑顔はしつつ。――でも。]
・・・ごめんね。 タルトちゃん、ちょっとだけ待ってて。 トレイルを、借りるね?
[一緒に居て欲しいって、さっきは言えなかったけれど。 たまには大人に頼れよ、って言ってくれていたから――。 少しだけ、頼ることにして。
図書室から出てすぐ。 タルトちゃんから、見えない位置までの数歩を歩いて――。 ナナオは、倒れかけた。]
(226) 2015/06/08(Mon) 22時頃
|
|
[ドクリ。ドクリ。心臓が痛いくらい跳ねている。 トレイルのおかげで、どうやら倒れずに済んだらしい。 でも、掴まれた感覚がない――分からない。 熱い。苦しい。 段々、眼の前が霞んできて――。
――このまま、死ぬかもしれない。
ふと、そう思った。]
トレイル。・・・あのね。 いまさ。ヒナちゃんと――。
[無理なんて、してない。 うわごとのように、ナナオは何かを呟いている。]
(247) 2015/06/08(Mon) 23時半頃
|
|
[――そう。ヒナちゃんと一緒に歌を作ってさ。 伝えようとしてたんだ。
あたしは、知ってるよ。 トレイルの記憶が無くなることとかも――。 隠していたつもりだったかも、しれないけれど。 気になる人が苦しんでいることを、分からないわけないじゃない。 いつ完成するかは分からないけどさ。 その時には、聴いて欲しいな――。って。
一瞬で、走馬灯のように思って――。
ナナオの意識は闇へと、堕ちていった。]
(248) 2015/06/08(Mon) 23時半頃
|
|
― 17歳の頃の夢 ―
[ナナオは、中庭が好きだった。 ここでノートに、詩を書いたり――。 時にはそれを、歌にしてみたりする。 朝方なんかは特に空気が清くて、気持ち良い。 そうしているうちに、誰かが中庭へと来るのだ。
眠れない夜は沢山あったけれど――、 悪くない朝も沢山あった。]
・・・。
(262) 2015/06/09(Tue) 00時半頃
|
|
[そしてその日は、先客がいた。 ――ちょっとお兄さんなだけに見えるけど。 ああ見えても、10歳年上なのだ。 黙って手を振り、あたしはいつもの定位置へ。 ――ナナオは、薄々勘付いていた。 一年前のあの子のことを、トレイルは憶えてないのだ。 あたしがあの子を殺した時に駆けつけてきたのはトレイルだったのに――。 でも、それについて触れたことはない。 誰かの病気のことは、なるべく触れないようにする。 あたしが手で何かを触れようとはしないように――。
何となく目で追っていたら――、眼が合って。 慌ててノートに目を落とした。 何をやってるんだ、あたしは――。なんて、過去の夢。]
(263) 2015/06/09(Tue) 00時半頃
|
|
―― 隔離区域 〜数時間後〜 ――
[トレイルは、せんせーを呼んでくれたのだろうか――。 せんせーは、駆けつけてきたのだろうか――。 ――ナナオの記憶に、その辺りはない。
ただ、眼が覚めた時――。酷く頭痛がしていた。 身体も動かせない。――そこは、見慣れない病室だった。 隔離区域――、ナナオは恐らくそこだろうなと思った。 あたしの全身には、良く分からない機器が取り付けられている。 今までにこんなの着けたことはない――。
あたしと機器と、重厚な扉。 それに、サイドテーブルにノートとペンが置いてある。
他には、何もない。ここには、窓さえも無い。 隔離区域には、今までいなくなった患者がみんないるんだって。 ――せんせーが言ってたっけ。 分かってたよ。――せんせーのうそつき。**]
(268) 2015/06/09(Tue) 00時半頃
|
|
― 18歳の誕生日 ― [せんせーが抗毒性のペンという特殊なペンをくれた。 抗毒性ってどういうことなの?と聴いたら、あたしの指からどんな毒が出てきても溶けず・腐らず・滑らず・ちゃんと書けるペンらしい。
あたしは喜んだけれど、このペンをどうして作ったのかよく分からなかった。 そもそも抗毒性って何? ジョークなのか、悪趣味で作ったのか――。 せんせーは、良く分からない人だ。 ただ、あたしはそのペンを大切にしていた。ノートと一緒に――。]
(283) 2015/06/09(Tue) 01時頃
|
|
[サイドテーブルに置かれたノートとペンは、あたしの大切なものだ。 誰がそこに置いたのだろうか。 あたしは手を伸ばそうとした。 しかし何も起こらなかった。 まずは、身体を動かせるようにならないと。 そうじゃないと、そう。約束が守れない――。 タルトちゃんに約束したじゃないか。
――それに、歌を作るんだ。あたしは。 声を、出すんだ。 手を、伸ばすんだ。
生きるんだ。 だから、動け――**。]
(287) 2015/06/09(Tue) 01時半頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る