4 SADISTIC DETH GAME:2nd
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(#0) 2010/03/23(Tue) 01時頃
―ZerO本部―
[零のリーダーである女が少女を連れて本部へと訪れる。
一度は付き返した主張。
写真に映っているのは湖のリーダーに似た少女。
記憶による証拠のみでは動くわけにはいかなかったが。]
ほぅ、面白いことですね。
[雪の人間からの証言があるだろうと言った旨や、さらに道の人間からの新たな証拠の提示。
そして、零のエンブレムの放棄という覚悟付き。]
ボスはてっきり始末したものかと思っていましたが。
いいでしょう、この件、受理しましょう。
チーム『湖』をZerOから除隊。
オスカー及びその周辺の人間の捕縛を命じます。
いろいろ聞きたいことがあるので殺させないように伝えてください。
[各チームのリーダーへこの伝令はすぐにも行き届くだろう。]
(#1) 2010/03/24(Wed) 23時頃
― 昨夜 / 『道』との衝突の場 ―
――――が、ぁあ……こ、の……、……
[頭部を殴られ、グルリと回る世界の中で憎悪を込めた唸り声だけを発する。
自分を殴った部下の腕が飛ぶのも、「敵」であるブルーノが吐血したのももはやまともに見れていなかった。]
―――、くあぁ……が……っ、
[どれ程の時間そうしていただろう。
身を起こす事も出来ず、路地に倒れのた打ち回ること暫し。]
――――ぁ、
[そんな自分にかけられた声、焦点の合わぬ目が声の主を見上げようとして動く。
霞む視界の中で辛うじて確認できた、『湖』のトップ。]
て、め……
[まともな言葉を発することもできないまま、髪を掴まれ引っ張り上げられた顎へと銃口が押し付けられた。]
――……ハッ、
[エンブレムの在り処を訊ねられるが、返すは殺気に満ちた眼差しのみ。
本当は唾でも吹っかけてやりたかったが、身体は言う事を聞いてくれなかった。
当然、碌に動けぬ者の啖呵など意に介する相手でもない、無遠慮に身体を弄られ、エンブレムは捥ぎ取られた。
そして――――、]
―――――――――ッッッ!!!
[銃声が、響いた。]
― 病室 ―
――――、……。
[一夜明け、上等な個室のベッドに寝かされる女が一人。]
……あーあ。
自分の部下に、利益の計算もできない馬鹿がいるとは思わなかったわ。
[最後まで自分について来れば美味しい思いをさせてやったのに。
だが結局は……油断、だったのだろう。
とにかく、今の自分はただの、負け犬だった。]
ちっ……
[少なくとも、今回の件が終わった後の自分の立場は碌でもない物だろう。
抗争をしかけておきながら部下に裏切られ、最も早く脱落。
命の保証さえありはしない。]
……どっか、移るかなぁ。
[けれど、野望は絶やしていない。生きているから。
のし上がるためなら、『ZerO』を裏切る事にも躊躇いはない。]
――ク、ハハ……アハハハハハハ!!
[「力」の魅力に取り憑かれた女の笑いが、病室に響いた。
それは、自棄を起こしたようにも気が触れたようにも聞こえたかもしれない。
だが、決して潰える事のない欲望を胸に、その瞳から力強さは喪われていなかった。]
― 病室 ―
[来客に、笑みを止める。]
あら、アイリス。
誰かに尻尾振るしか能が無いアンタが、その負け犬に何の用かしら。
[正直、彼女が自分に会いに来るのは予想外でしかなかった。
それこそ、彼女が得意とする毒殺の可能性すら警戒した。
誰かが彼女に依頼してもおかしくないくらいには、今回の自分は古株相手に派手な事をした。]
そう見える?
――はッ、ならアンタの眼も曇ってるから、そろそろ足洗った方がいいかもね。
[足を洗うつもりかとの冗談には不敵に返す。]
――ぁ? 一体何の……
[が、投げられた封筒には眉を寄せて、中身を改める。]
……、………
[それは、義体師の紹介状。]
……敵の情け? どういう事よ。
[警戒はすれど、意のままに動かせぬ体では抵抗もできず指を咥えられる。]
――――、あの、クソジジィ……――ッッ痛っ!!?
[この場に居ない相手を罵ろうと口を開きかけたところで、短い指先に走る痛み。]
こ、の……
[やはり、敗者の自分を気紛れで罵りに来ただけか。
ならば声を出して外の者を呼んで――そう考えていたのだが、]
――――は?
[けれど、相手が見せたのは、これまた予想もしなかった笑顔と言葉。
強者に尻を振る事を生きる術としてきた彼女が、今の自分に取り入っての得などありもしないだろうに――
彼女なりの計算あってのサービストークなのか、そうでないのか……疑ってしまう程度にはお互い奇麗な道を歩んできてはいないのだけれど、]
ちょっと前に……損はさせないって言ったでしょう。
[軋む身体を無理に動かして、彼女の手を緩く握った。
かつて幼き頃、そうしたのと同じように。]
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