人狼議事


126 生贄と救済の果てに〜雨尽きぬ廃村・ノア〜

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[ツェツィーリヤの右腕に宿り、共に居たセシルの魂。
 だからこそ、彼女はあれ以来
 彼のローブを羽織り、ツェツィーリヤと名乗っていた。
 彼と行動する時に名乗っていた名。

 しかし、右腕にいる彼の声は聞こえない。
 一番近くに居るはずなのに、
 気配も感じられない。

 心を覆う、寂しさも悲しさも
 彼女は感じていないというように、
 笑顔で誤魔化していた。

 でも今は。
 その声は聞こえずとも、ツェツィーリヤは確かに
 セシルの気配を感じている。**]


メモを貼った。


―死の淵で―

[体の感覚は失われている。失われている、とは思えども。
 抱きしめられる感触と、額に押し当てられた温もりは、不思議と感知することができた。

 そう言われるのは悪い気分ではないが、あまり湿らしくしないでくれ。
 ……気になって眠れん。

 群の仲間との別れの寂しさ。
 例え自ら一匹狼となる者であっても、後ろ髪をひかれる思いはあるだろう。
 抱きしめられたまま、コリーンの右手に『生贄』の力が宿って行くのを感じとる。
 いよいよだな。
 そう感じれば、思い過るのは自分が最後に発した言葉


[弱いことは、決して悪いことだとは思わない。
 ただ、その中で一言でも、自らを『強い』と評したものは、強くあり続ける義務がある。
 強い者にしかできない役割を、強いと自称する者がこなせなければ、それはとっても困るじゃないか。
 誰も、何も、安心して、誰かに委ねることができなくなる。
 例えば……自らの絶たれた命、だとか]

 まぁ、存外そんなものでもなかったのかもしれないが。

[『生贄』の発動を得て、この魂が吸い込まれた先は、『コリーンの右手』。
 ここに来て、宿り主に強さを求める気持ちは、ヴェラにはあまり感じない。
 宿る気持ちは、もっと別の――――]


 とはいえ。人にかける言葉と、自分にかける言葉は違っていて当たり前だ。
 早々に割り切れるものではないんだが……。

[これを聞いたのは、死の淵だったから、『右手』の中でか。
 もしかしたら、その狭間での出来事だったかもしれないが]

 そう言ってもらえるなら、私も少し、誇らしい。

[言い切ると、ヴェラは狼らしい割り切りのよさで、周囲を見渡した。
 もっとも、見るという感覚とは、多少異なっていたのかもしれないが。
 ぐるりと辺りを感じとり、宿主に対して、ありのままに宿った気持ちを、呼びかける]

 見守らせてもらうぞ。最後まで。

[さて。散々大言吐きながら、かつて右手に収めてしまった者たちは、このどこかにいるのだろうか……?**]


メモを貼った。


メモを貼った。


[ツェツィーリヤの言葉。
大切な存在を生贄にしたのは、自分にも経験のある事。―無意識に右手を握りしめる。
彼女の場合は、恐らく戦闘中の事だったのだろう。]

 …そっか。

[それが彼女が魔法使いであろうとした理由か。
けれど彼女の言葉は途中で打ち消される。
少しだけ褐色の目を瞬いて、懺悔めいた言葉に耳を傾ける。]

 その人には会えましたか?
 …今は状況が良く変わるから。

[既に、自分達はヴェラからコリーンへと宿る先を変えている。
自分達の所為とはいえ、悔いの残る結果にはなってほしくなかった。]
 
 でも、ちょっとほっとしました。
 貴女は笑っているようで、壁を作っているようだったから。

[魔法使いであろうとした心の内に、大切な誰かの存在があるのなら。**]


メモを貼った。


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―コリーンの右手―

[コリーンが空っぽのヴェラを抱いて、泣いている
 ヴェラを背負い、屋根の下へと運んで行く。
 小柄でも、死後の脱力しきった体は重かろうに。
 こんなことをさせてしまうのならば、とっとと塵となって消えはてろと願ったものの、都合良く肉の塊は散ってはくれなかった。
 自身が宿る手で、自身の手を組ませ、見知った品々が並べられていく。
 馴染んだ物も、見慣れた物も、この戦いの中で、はじめて知った品物も]

 構わん。捨て置け。
 私は……私たちは、ここにいる。

[口では言ってみたものの。
 空っぽな体や無機的な物らでさえも迎えに来てくれるという意思は、生きているなら足で首を掻きたくなるくらいには、むず痒さを感じていた。
 いまだに体が残っているのも、空っぽな肉体が、それを楽しみにしているせいなのかもしれない。
 我が体ながら、女々しいヤツめ。
 そんなわけで。おそらくまだしばらくは、その場に残っていることだろう]


[コリーンとともに、宿った魂も廃屋を後にする。
 狂っている天候のせいで、そこも相変わらず雨模様か]

 ……なんだ。

[呼ばれた名前の中に自分も交じっていたため、声を出して応えてみた。
 ヴェラ自身、魂の声を聞いたことがない。
 だから、聞こえるはずがない声で。
 返ってくるはずのない返答は、触れられた自分の居場所]

 悪くないぞ。

[かつてのナデナデを思い出しながら、呟いた。
 後はただ、この場所から見守る。
 それしかできない弱い魂ではあるけれど。
 せめて、精一杯。例えこの先に何があろうと、決して、目を逸らさずに]*


[これは、どのタイミングだったのか。
 途切れんとする魔法使いの、命の気配を感じ取った。
 魂がむき出しになると、何かと敏感になるのだろう。
 一体、それが誰なのかも分かる。誰かに憧れていた、あの若い魔法使い
 それは、まだ終わりではないのかもしれないが。
 『救済』の思考を持たないヴェラは、即座に終わりと早合点して、問いかけた]

 ……憧れには、届いたか?

[伝わらないであろう問いかけを行い、それが愚問であること自戒する。
 ヴェラには『憧れ』という感情が、ありのまま理解できている自信はないが。
 一日の内に届く存在は、きっと憧れにはなりえない。
 憧れへの気持ちは志半ばで潰えたのか、それとも……奇跡的にその足先くらいには、手を届かせることができたのか。
 後者であればいいと願うのは、顛末に思いめぐらせば、贖罪の気持ちに襲われてしまうせいかもしれない。

 この場で『瀕死』に陥るとしたら。相手はきっと、自らが敗れた氷の魔物]


 すまないな。

[傷一つつけることすらできなかった、強大な魔物の姿を思い出す。
 無謀に挑まず傷を癒していれば、あの相手を仕留めることもできたのだろうか。
 いや、傷だらけのままでも構わない。
 ヤニクと合流していれば、彼と共に、互角にわたり合うこともできたのかもしれない。
 いくら考えてもそれはもう、全ては過ぎてしまったことだけど]

 私が、弱かったばっかりに。

[コリーンは「強い」と言ってくれたけれど、結果は全てを、物語る。
 魂の状態で、できていたかどうかは分からないが。
 ヴェラは狼の姿をイメージし、自分を温めるように丸くなった。

 いずれあの魔物は、コリーンと、もう1人の魔法使いの前に、姿を現すのだろうか。
 ヤニクが傷を負わせていなければ、おそらく、自分と戦う前と同じか、それ以上の状態で。
 その時、今はたった2人である魔法使いは…………]


 お前は、強いな。

[コリーンと、もう1人の魔法使いの身を案じているはずなのに。
 狼のままで向けた言葉は、戦った魔物に対する言葉。
 1人は誰か分からないままでも、いまだに戦い得る2人に対する、群れへの気持ちは変わらない。
 ただ、こう思ってしまうのは、群れには戻れぬ身に陥ってしまっためか。
 それとも……自らをもう、弱いと認めてしまったためか]

 お前は、どうしてそんなに強いのだ。

[知らぬままに、全てを受け入れる。
 そんな、確固たる気持ちがかすかに緩んで。
 イアンには告げられなかった、魔物に対する「聞かせてくれ」の気持ちを、抱いたのも確かだった。

 魂の尻尾をゆらりと揺らし。
 ヴェラは寂しげに、右手を通じて世界を見守る]**


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


[自分の名前を紡がれても返す言葉はない。
廃屋を後にしたコリーンは、集まってきた魔物を己が供物で切り払いながらホレーショーの元へと向かう。]

……。

[真実に至った彼女はこれからどうするのだろう。
ホレーショーを庇おうとした背中を思い出す。
目の前にいたのは魔物なのに、彼を想っているように思えた行動。

―残る魔法使いは、彼女を含めて三人。
結末が近い。]


……バカじゃねぇの。
俺なんか、助けて。
結局、なんも出来なかったよ。
あんたみたいに強くなんて、なれなかった。

[傍にある気配は、いつも共に在った魂]
[見覚えのある、大きな背中]

長生きしろ…って言われたけどさ、
……ダメだったっぽいや、うん。

[情けなくて、悔しくて]
[こんなところでぽろぽろ泣いてるのは、やっぱガキだ]


―いつか・廃屋の外で―

[亡骸と遺品を残し、コリーンが廃屋を後にする
 右腕に宿るヴェラも、当然彼女と共にある。
 去り際、ふと捉えた、その場所へと入って行く人影……
 コリーンは気づいていなかったのかもしれないが、右手はちゃんと彼女を見ていた。
 無事だったな、の後に続く言葉は、氷の魔物への確信]

 ……お前だったのか。ホレーショー。
 まったく。そうと言ってくれれば手加減などしないものを。

[こんな状態なのだから、偽りの強言の1つくらいは、許して欲しくれと求めたい。
 何もない廃屋に入って行くソフィアが、あの魔物だとは思えないのだから。

 声をかけてやりたかったが、魂はどんどん彼女から離れて行く]


 弱いままでいい。

[ヴェラは、ぽつりと呟いた。
 群の中には、力を持たないものもいる。だから、外敵が現れたなら、父親の狼が前に立ちはだかり家族を守る。
 癒し手のソフィアは確かに重要な能力は持ってはいるが。
 ただ、自らを弱いと名乗るのとともに、折々感じていた自信のなさから、父親の背に隠れている子供の狼を想起してしまうのだ]

 弱いままでいい、が。

[父親が倒れたら、母親が立ちはだかる。母親が倒れたら、年長の子供が立ち上がる。
 強い者から、弱い者へと、その立場は引き継がれ……だから]

 精一杯、戦え。

[彼女がその場で見た光景に、何を感じるかは分からないが。
 もう見えないソフィアに向けて、弱い者同士のエールを送った]*


[―やがてコリーンはその場所に辿り着く。
そうすれば、彼女の右手に宿る魂にも其処に広がる光景が見えた。

ヤニクを生贄にせんとするホレーショーの姿。

けれど、ヤニクの身体に右手を置いたまま、ホレーショーは動かない。]

…ホレーショーさん。

[名前を紡ぐ事は出来ても、自分には彼の‘声’が聞こえる故に、早く糧にとは促せない。]


メモを貼った。


メモを貼った。


―止まった手―

[男の背に近づいていく右手の中で、ヴェラもその光景を目にしていた。
 ヤニクを生贄とするのを、確かに止めていたその手
 『救済』の思考を持たないヴェラには、ヤニクは僅かに延命をしたようにしか感じなかったが……。
 意図が分からず、先ほど感じた思いが形を変えて矛先を向け……ただじっとその光景を目にすることしかできなかった。
 やがて、こちらに向けられる言葉。『決着』の2文字。
 やがて氷の魔物と化したホレーショーは広場へ向かい……]

 いかんな。一度思い始めると、気になってしかたがない。
 それに……。

[ヴェラの魂は、狼を象ったまま、ふわりと浮遊する。
 行く先は、先ほどの呼びかけがが聞こえた場所]


 すまんが。ここ、構わないか?

[詫びや、再会の言葉を排し、共にいても? と問いかける。
 この場所にはツェツィーリヤの魂も、まだ共にいたのだろうか。
 ホレーショーの動きを気にかけているであろう、彼の邪魔をする気は、今のところない。
 ただ、ふん、と鼻息をつき。言い訳のように付け加えた]

 私は、1人でいると寂しくて死んでしまうタチでな。

[殺し合った者同士。断られたなら、当然距離を置くつもりだが。
 見守る、と誓ったが。この結末を1人で受け入れるのは、弱いヴェラには少し荷が重すぎるのかもしれない]


イアンといるならばツェツィーリヤとの会話も、もちろんお邪魔をするつもりはない。


[僅かに呼吸に上下する胸]
[次第に弱くなりながらも、拍動し続ける心臓]
[あの時のように、心と体は生死の狭間に在る]

[止まぬ雨]
[このまま時が過ぎれば、いずれ…]


…あ。

[ヴェラの気配を感じれば、褐色を僅かに見開く。
―彼の魂があるのも当然、感じていた。]

…いい、けど。

[彼と殺しあった事。
彼らを裏切った事。
どちらつかずの自分。
それらを鑑みれば、どう接したらいいか目は泳ぐが。]

…狼なのに兎みたい。

[言い訳のような言葉には、ぽつりと呟く。
ツェツィーリヤの姿があれば、大丈夫か、と聞いただろう。]


[イアンの返答に、感謝する、とばかりに狼の頭を垂れる。
 そして、仮にツェツィーリヤがいたとしても、彼女の返答の前にふてぶてしく座り込んだ]

 遠慮はしないぞ。
 もっとも、邪魔になったら尻を叩いて追い払えばいい。

[目を泳がすイアンのことを、ちらりと狼の目で見やり]

 ……どっちも生き物だ。
 たいして変わらん。

[尻を叩かれたら飛び起きるだろうが。
 ともあれ、今はそう言って両前足の間に顎を置き、外の世界へと感覚を澄ました]


[頬に触れた手]

……俺が生かされたことに。

貰った命に、意味があるんなら…

[翳された右手へと、魂は手を伸ばす]


…使い切ってくれ!

派手に使って、ぶっ倒そうぜ!!

なんも出来ねえで、このまま終わるなんて嫌なんだ!!

[肉体に残った、なけなしの生命力]
[体に囚われたままだった、魂の意思]

[力へと変換され、魔法へと昇華する!!]


狼姿の彼を見て、何処か懐かしく思う。
廃屋の中、人の姿で狼の姿の彼と話していた時から、そう経っていない筈なのに。
座り込んだその姿を拒む事はしない。]

 この状況で、邪魔とかないでしょ。

[野犬を追い払うみたいに、彼に接したりはしない。
狼と兎。大して変わらないと言われれば。]

 …そうかなぁ。

[肉食獣と草食動物。結構変わると思うけど、と思いつつ。

けれど、コリーンがヤニクの魂を使って生贄魔法を発動させる気配を感じれば、顔を強張らせる。]


[追い払われないことをこれ幸いと、その場にべったりと座り込む]

 似たようなもんだ。
 どっちも食って生きて……。

[コリーンの手が、ヤニクに触れる。生贄の力が発動する
 両手と体を覆う、無数の有刺鉄線
 力強い青年の決意が聞こえてきた気がするのは……彼の魂が近づいたから、なのだろうか]

 いつか死ぬ。

[イアンの心中は分からない。ただ、ヴェラはかつての群の仲間に。
 声と共に、身に纏った生贄魔法を放つ魔法使いの、青年の魂を帯びた一撃に。

 ぶちかませ、と心の中で呟いた]


[―その括りで言うなら、魔物も人間もそう変わらないんじゃないのか。
けれどそれは口には出さない。]

 …っ…。

[魂を使って発動させる生贄魔法の力の強大さは、喰らった自分が一番よく分かっている。
茨の雨を喰らう同族を見つめながら、唇をきつく噛み締めた。


  …げ、て。


 ―生きて。

そう願うのは、彼にとって重荷だろうか。

―それでも、願う事をやめられない。]


[茨の鉄線が降り注ぐ。その威力の絶大さは、右手の中にいても感じとれる
 唇を噛み締めるイアンの表情をちらりと見つつ]

 …………。

[声をかけることはしなかった。
 食い込み、突き刺さり、鉄線により傷つく魔物の体
 多くの魔物との戦いで聞きなれているはずなのに、その悲鳴に、思わず軽く目を細める。

 無数の茨を纏ったまま、こちらに近づこうとする魔物の体は。
 円月輪に舌を断たれても、止まらない。

 振り上げられる、かつて一度止められた鉤爪の行方を、見守る意思に任せて、瞳に焼きつけようとした]


[会えたのかというイアンからの質問に、ふわり、笑う。
 まだ会えては居ないが、いずれ会えると信じている、と。
 そんな意味を含んだ笑み。]

 壁……そうですか?
 ……そうかもしれませんね。

[壁を作り。
 ツェツィーリヤはは、もう二度と
 あのような思いを、したくなかったのだから。]


メモを貼った。


[−例え出会ったばかりとはいえ、少なからず言葉を交わした。

正体を暴かれる身となっても、
戦友を手に掛ける事になっても、自分は孤独ではなかった。

だから。
彼が何と言おうが、
自分にとって彼は、‘他人’ではない。

間近に届く彼の苦痛の声を遮らず。

茨の鉄線に、円月輪に、
その身が深く傷付けられても尚、コリーンに立ち向かおうとする氷蜥蜴の姿をじっと見つめる。**]


メモを貼った。



 ……皆さんにも、そういうものがあったのでしょうか?

[ツェツィーリヤは小さく呟いた。

 何かを失ったこと。
 再び会いたいと思った存在。


 魔法使いを長く続ければ続ける程、
 失うモノは多くなる。
 それは、きっと
 魔法使いの悲しい宿命。]


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