人狼議事


198 かるらさんのうなじ争奪村

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[こんな想いは拒まれても仕方がない。
 身を離そうとしたが、落ちてくる唇の感触に、強張っていた力が抜けていく。

 自分の存在意義が彼の中にもあるのだと、その言葉に喜びを感じた。]

 ――陸。


 ……痛い、よ。

[強く抱き締めてくれるから。
 逃がしてくれそうにはないから。

 ばくばくと煩い鼓動が落ち着くまで。
 小さくなった鬼灯が落ちるまで。
 姿も温もりも消えてしまうまで。]


[告白の前に唇同士を触れ合わせるのが怖かったのに。

 陸のキスが唇にまで至らなかったことに気付く。
 拭いされたはずの寂しさが、過った。


 忘れたくないと、思えたのに。**]


メモを貼った。


―朝―

[電子音を掻き鳴らす目覚まし時計を黙らせ、シーツを頭から被り直す。

 休みの日なんだから、もう少し寝ていたい。
 微睡んで居ると、横腹に衝撃。]

う゛

「起きろー」「起きて遊べー!」

[甥と姪が乗っかって跳ねているのだ。勘弁してくれ。]


 ……わかった、わかった!兄ちゃん、起きる……から

[一度身を起こす。朝からロリータ色の強い服を着た甥と姪をベッドから下ろし、再び枕に頭を沈めた。]

「あー、ニコ兄ちゃん、また寝るー」

……寝てないって。大丈夫。

「兄ちゃん、金魚に朝ごはんやっていい?」

   …………え?


[――金魚?

 頭を仰け反らせ、甥の方を見る。
 小さな水槽の中に、赤い金魚が6匹泳いでいた。]


[甥と姪を追い出して着替え始める。

 どうして、覚えて居る?

 忘れて良かった。
 忘れたくないと、思った。

 忘れて――…]

……ん?

[足元から猫の鳴き声?>>*0]


メモを貼った。


……気のせい、か。

[水槽の金魚は餌を求めて活発に動いている。
 視線を天井に移し、シャツを脱いだところで寝転んだ。]

こら、部屋から出ろって言―――っ!?

[舐められた?>>*1]


ぎゃあ"

[可愛らしくもない悲鳴を上げてベッドから離れる。
 その拍子に小獣が床に落ちた。>>*2]

な…… なん……

[壁に背を預け、逃げ腰。]


[避けるという選択肢はなかった。出来なかったともいう。
 腕の中を見下ろし、まじまじと見詰めた。]

 ………あぁ、そうか。君は カミちゃん。


うん……多分、元気だよ。

そう、僕の家で、僕の部屋。
親戚以外じゃ君が初めてだ。

[抱き直して、頭を撫でた。]

 ……おはよ。


君のことも忘れてしまうかと思っていたけど、その心配はなかったようだね。

はいはい。プリティダンディーなカミちゃん。

[猫を撫でる感覚で良いのだろうか。
 辿々しい手付きでよしよしと応える。]

お祭りは――半分楽しかったよ。


準備とか、プロデュースとかって……
あぁ、……ごめん、ごめん。


僕達の為の、夏祭りだったんだね。あの、不思議な場所は。

[ひとしきり撫でた後、着替えの為にカミちゃんをベッドに置いた。
 真っ白なシャツを選んで袖を通す。
 ズボンは膝丈のカーゴパンツ。]

……カミちゃんの せいじゃないよ。
全部、僕が足りなかっただけ。


例えば――…友と、ちゃんと話して居なかった――とか、ね。

[赦してあげていなかった。
 本を受け取って、あげていなかった。

 気に病ましたままかもしれない。]

 ………出掛けよう、か。 おいで。


エキストラ、も?
不思議だとは思っていたけど、凄いねぇ。もしかして、名前の通りの神様なのかな。

[好きにやっている言にくすと笑う。
 それでも、軽くしてやれればって思うんだと目を細めて答えた。]

ひとつ満たされれば、また不足を訴える。そうやって、高みへと上る人もいれば落ちる人も居る。

足りてしまえば――それは終わりなのかも知れないね。

……って、ちょ、見ないでくれる、かな。

[見ても良いけど色白とか、言わなくても良いじゃないか。]

 ………ほら、君も、足りない。


そうだね……何処に、行こうかな。

[眺めのよい、高いところにしようか。]


[部屋から出ると、狭い場所に出た。
 ロープウェイのはこの中だと知ったのは、ガラス越しに見えた街の風景。

 がたんと揺れて動き出す。
 落ちてはいけないと、カミちゃんを肩から膝の上に下ろした。]


[気をつけて――

  願った声は、きっと届いているはず。

……

[白い椿。
 赤い椿。
 忘れることも、秘したままの想いも告げてしまった。

 満月はもう見えない。
 涙のような細い三日月が、ただ空に在った。]

………あ、ほら、港が見えるよ。

[遠くを指差す。高い場所からでないと見えなかった光景。

 はこの中では風の音も聴こえない。
 祭り囃子も聴こえない。]


 陸、どうしている……かな。

[一人にしないで。
 孤独にさせないで。

 願ったことは、残した心は。]


[がたん、がたん。
 背凭れに背を預け、頬杖をつき外を見やる。


 シャボン玉のようなはこの中で。まるで椿の蕾のようだと、己の白い手を、赤いカミちゃんの背に置いた。]


君の赤は焔のようだから、美白が足りなくても綺麗だよ。

[憤怒の焔か浄化の焔か。]

思えば不思議な子だった。ファンクラブがあっても頷ける。
僕たちから花を集めて、どうしようとか……あるのかい?


おや、随分とカミちゃんは友に手厳しいね。
何か気に障る事でもしてたかな。

[肩を竦めた。
 楽しんでくれている様子に曽井も嬉しくなる。
 山肌では秋の花が咲いていた。
 彼岸花ではない、花が。]

玲……か。

[どんな大人になっているのか、想像は難い。
 けれど。]

そう、か。まだ、星が好きなんだ。


[陸への伝言が叶うという。
 考えてみたものの。


 彼が赤い椿を咲かせて渡すというのなら、邪魔になってしまうから。
 白い椿を咲かせて渡すというのなら、消えてしまうから。]

………いや、いい。
ありがとう、気を使ってくれて。

[また、いつか。]


[――出逢う事が出来たら。

 大人になって、現在進行形で変わったところも好きにになれるか知りたいと思った。

 友情の好き、でも。

 恋の、好き……でも。]


[山頂駅に到着した。
 広場は強い風が吹いているはずだったが、そよと心地好い風が吹く程度。

 間もなく陽が、沈もうとしていた。]

白い子が、お人形……

[常なら信じ難い話だったが、不思議な夏祭りを体験したばかりだ。掌の下にはカミちゃん。]

 ……そっか。
あの子は必死なんだ、ね。

[受け入れた。]


お通夜状態になったとしても、ファンクラブの子達は白い子のお願いが叶えば良いと、思ってると良いな……。

[ほんわりとしていたが、
 流石に頭痛を覚えた。]

なん、だって?
綺麗すっかり忘れるかと考えていた、けど……

[恋心だけは、そのままだって?]


[風に乱れる髪を押さえる。]

僕も楽器を習おうか……。
良い音が奏でられるかも知れない。

[誰への想いか忘れても。
 きっと気付けると思おうとした。

 自分を守るように、そうされたように、己の身を抱く。
 叶わない、のに。

 溜め息を飲み込み、友と玲の話に変えた。]

僕も、嫌われないように、しないとね。
玲らしい人は、いか焼きの屋台の近くで見たきり。

そうか……。

[いい男になった玲を想像しようとして、止めた。]


[1度は受け入れた。が。

 大事にしたい、愛したい。
 別の誰かから奪った想いで生き返らせて、どうなる?

 夏祭りの夢の中、得たものと失ったものと。

 開きかけた唇を閉じる。
 鬼灯の明かりはひとつ消えてしまった。
 中断させることが出来ないのなら。

 まだ夢を見続けているのなら。]

 ……夢の終わりを、待つしかない、か。


胸の苦しさに、視線を遠くへ、遠くへ。**


メモを貼った。


―港の見える―

………

[どれ程眺めて居たのだろう。
 宝石箱をひっくり返したような、否、星の海を見下ろしているかのような錯覚。]

 ボゥ―――――――――

[長い汽笛が夜空に響く。
 あぁ、これは何処で見た気色だったか。]


カミジャーの頭を撫でた。


ありがとう。

大好き、だなんて……
そう言ってくれるのは、君だけだね。

[その事すら、忘れてしまう。]

聞きに――…どうやって?
15年前とは訳が違うだろう。


……あぁ、成程。

君との記憶も全て消え去るのかと思っていたけれど、違う……のか。


いや、ダメじゃない……けど。

[大きな黒目をうるうるさせるだなんて。
 頷くしかない。]

もぅあげられる花はないよ。命の花ぐらい。

[あるとしたらの話だが。]

 ……君は、白い子の為に、僕達の事を見てきたのだろう?

[むしろ、良いのかい? と尋ね。]


[カミちゃん自身にも分からない事があるのかとふむり。]

あぁ、すぐに友達に、ね。

……襲われて、た、気がするけど、あれも友達扱い?

[櫓を見上げていた頃の事を指摘した。]

咲く花なら――あ、カミちゃん。
翔くんの華が咲いても、欲しがらないでくれるかい?


…………

[ふるると無言で首を振った。]

ちょっと……いや、かなり、違う……かな。
そういうご挨拶があったら、ご遠慮願いたい、なぁ……

[ははは、と、乾いた笑いしか上がらなかった。]

赤でも白でもなく……その華は、何色になるのだろう、ね。

[開いて咲くか、咲かぬまま蕾で枯れるか――…]

翔くん次第、だけど。
無くしてしまっては、だめだから……。ね?

それに、白い子の欲しがる花とは意味も形も違うものだろうから。


ぼ、木刀以外も、あるからね……
誰かを襲ってはいけないから、ね?

[しょげる背を撫でてあやす。
 分かってくれればそれでヨシ。]

……夢から覚めた後でも、という心配でもあったのだけどね。杞憂なら、いいんだ。


そろそろ、降りようか?

[港の方を指差す。
 ロープウェイに乗り込もうとすると、客船の停泊する港に―――居た。**]


メモを貼った。


―太陽に吠えながら腹部を抑えて倒れこむ赤い獣に、青年は困惑と戸惑いを隠せなかった―

…………ほら、君がそんな事をする、から。

[港に突如鳴り響くトランペット。
 ドラム隊は軽やかに、例のオープニング曲を演奏し始める。]


[白と赤の花以外。大事にしろというのなら。]

 …………それは、いつか、いつかで良いよ。
 翔くんに言ってあげて。

[港の鼓笛隊は、楽しそうに、誇らしげに演奏しているように見えるから。]


[橋梁の灯り、客船の灯り、観覧車の灯り、ホテルの灯り、港の灯り。
 海は灯りを写して赤く染まる。

 まるで曼珠沙華の花畑のように。赤く。]


 ………

[口には出さないけれど。
 寂しさを感じていた。]


[1人じゃないと言った。
 孤独じゃないと言った。

 ―――好き、とも。]

……嘘。

[『ニコルが居るから』――…だなんて。

 君の心の中に、
  僕は、居ないじゃ ないか。]

 ………

[唇を結び、客船の方へと歩き出した。]


……カミちゃん。

船の中はさぞ豪華だろうね。
高い天井、ふかふかのカーペット、豪華な食事もあるだろう。


  遊ぼっか?


―豪華客船内―

[いつの間にか青紫のスーツとリボンタイを着ていた。

 船内で道を覚えているのは、主催団体から学校へと打診があり、サロンで演奏会を開催したからだ。
 曽井は単なる引率者だった。

 あの時はクラリネットの子がとても緊張していて――…]


と、も?

[楽器ケースを持って廊下を走る子が見えた。
 今はもう見えない。ここも夢の中なのだから、あり得るのだろうと苦笑をもらす。

 そういえば、まだクラリネットを吹いているのか聞いていなかった。大人になった友を――…余りにも、知らなすぎた。]


[船内に飾られている花は、白と赤の2色だけ。
 もう選んだというのに。

 渡したというのに。]


 ………大事にする気持ちの籠った白い椿か、愛しさの籠った赤い椿か。

自分が人形から人に変わったように、白い子にも生き返らせたい子が居る。

白い椿を渡せば、この夢の記憶を失う。
手元に赤い椿が残れば、対象者の分からぬ恋心だけが、残る……。

[そうだろうと確認するように]


ならば……**


[選曲は当然ではないかとばかりに曽井は見下ろす。]

間違いなく、僕が君の影響を受けているという証拠だね。
ほら……耳を澄ませてごらんよ。

[聴こえるかい? あのメロディが。

 ─赤い花ゆれる あのこの髪に
 やさしい人の ほほえみにゆれる
 白い花ゆれる あの人の胸に
 いとしい人の 口づけにゆれる──……]


ねぇ、凄い……ね。
人食いって……、大丈夫。生きて帰ることが出来るから。

[カミちゃんが予想以上にはしゃいでみえるからこそ、少しばかり落ち着いて居られるのかも知れない。]

ありがとう。さっきの伝言の件だけど――…もぅ、大丈夫。


[顎に指を当て、暫く考えていた。]

ん………。

いや、これは未練じゃないよ。確認。
どんな仕組みなのか考えようとして、止めた。

……何せ、説明不足だからねぇ?

赤い椿を手元に残せばどうなるのか、僕は実際にそうなってから聞かされた訳だし。

赤い椿を渡していたら……
或いは、両方渡さずに他人の椿を差し出したら……とか、考えてみたら、ね。


真実を示さずに居る選択肢だって、間違いじゃ、ない……。

[言えぬ伝わらぬ辛さもあるけれど。

 深々と腰を沈ませた椅子。
 その手摺は金色に輝き、どうにも落ち着かない。]

……ねぇ、白い椿を渡していなければ、逆のことが起きていた。それで正解、かな?

[もう少し、花についての話を促しながら、船内見学しようかと立ち上がった。**]


メモを貼った。


……あの子の歌う、花の歌を聞いたよ。僕は。

同じ意味合い? 何だろう、な。
どんな花も、愛されずに咲かなければ散るだけ。愛されて咲いても、散るだけ……。

[分からないものだと首を微かに傾げた。]


[花の話はまだまだ続きがあった。
 目を細めて花弁に触れる。

 赤と、白と。]

……あぁ、話の筋は分かるけど、難儀なものだ…と。


カミちゃん。傍観者であるなら、そのように、ね。
何を大事にするのか、そりゃあ人によってまちまちだけれど。

 ………うん? 色恋を、取る?

[ついに翔が恋に落ちたかと思ったが、自分の恋心を棚上げできずに顔を赤くした。]

   まったく……仕方のない。


―昔話―

[箒の柄を硬く握り締める。こういうとき、縋るものがあるのは助かる。]

うん……分かった。
僕がゴミ捨て場まで行ってくるから。

[君達の代わりに。今日も。
 掃除が好きなんだって事にしているけど、本当は嫌い。

 綺麗にすればする程、夢中になればなる程、終わった後に寂しくなる。
 どうして――僕1人でやっているのだろう、と。]


………ん、しょ。

[本来なら二人で運ぶべき大きめのゴミ箱を、焼却炉の近くまで運んでいく。
 階段を下りるときが一番怖い。
 転んだらどうしよう、落としたらどうしようと不安になる。

 部活動に励む音が聞こえても、1人だけ別の空間に居るかのような錯覚のまま、校庭の端を歩く。]


「おーーい、曽井ーーー!」

「キャッチキャーッチ!」

え?

[己の名前が呼ばれた事に気付き、足を止めた。珍しい。視線を上げると、野球の白い球が緩やかに放物線を描いていた。


 キャッチ……出来るだろうか。
 危ないとは言われなかった。
 避けろとは言われなかった。

 ゴミ箱を置いて、空けた両手を空に掲げた。]

おーらい、おーら……

[確かに、これは取れる球なのだろう。しかし、体育下手の曽井にはハードルが高かった。]


[落下予想地点まで後退り、いざ掴まえようと腕を動かしたが、ボールの到着の方が先だった。

 鼻と目に衝撃。
 火花でも散ったように目がチカチカとした。]

 ………うぅ。? 鼻 ぢ

[血を見ると気分が悪くなるのはトラウマのせい。
 両手を赤に染め、曽井は気を失い後ろに倒れた。*]


メモを貼った。


―船内―

[絨毯の長い毛は足音を消す。
 カミちゃんに手を伸ばし、肩へと誘った。]

 ………あぁ、これは僕の好きな曲だ。

[好みなものばかり詰め込んだジュークボックス。]


[扉を開けて、あけて、あけて。

 広いフロアーはパーティーの装い。
 一段と華やかだった。

 音は澄んで清らか。何処までも穏やかに。]


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