226 【突発誰歓】君の瞳に花咲く日【RP村】
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……此処からどこかに、 キルロイあなたと、逃げられたら
[小さく呟いた言葉。願っても叶わぬ願い 其れすら風が浚ってゆく
手品が終われば拍手を緩慢な動作でしようかと きし、きしり。軋む間接の音が今はやけに、五月蠅い*]
(231) 2015/06/10(Wed) 21時半頃
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―――――…おや。
[樹の枝へ器用に登って行く姿>>220を仰ぎ見る。 ああ、酷く懐かしい光景だな、と思った。 昨日の騒ぎは、どうかノーカウントにして欲しい。 いや、具合が悪そうなのに彼が酒を飲んだこと、 少しそのこと自体にも心配はしていたのだけれど。
遠い昔に彼の手品を見た時に感じた、 わくわくとした気持ちが蘇る]
(232) 2015/06/10(Wed) 21時半頃
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[それと同時に、心の何処かに寂しさを覚えた。
――メルヤ、どうして、君は手品をしているの。 最近は見かけなくなっていた、おどけた彼の姿。
だけど今は、 何処までも遠くを見つめるような澄んだ瞳で、 何処までも皆を包み込むような温かい眼差しで。
彼の纏う諦めは、彼の心からの優しさだった。 …まさか、君も]
凄いや。流石だなー!
[けれどそれを彼に伝えて、どうなるだろう。 だから男は素直に純粋に、 手品を楽しみ彼の芸当に拍手を送る。 指二本同士なので、あまり音が鳴らないのは赦して欲しい]
(233) 2015/06/10(Wed) 21時半頃
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[記憶はどこかに消えてしまっても、身についた行動というのは意外と消えないものらしい。 思いつくままに役名を言って、それに合わせて十数秒の演技をする。 お金がないころに自分でも端役としてフィルムに出るためにしていたそんな演技練習は、今でも割合健在だった。
何の前触れもなくやり出したら確実に気でも触れたかと思われかねないそれは、青年のツボにはまったらしい。 違う、と言いながら笑い出した青年>>174に目で君が言ったことだろうと訴えて、なぜかやたらと鼻を狙ってくる少女>>180をブロックしたりブロックに失敗したりしながらひとしきり笑ってやった*]
(234) 2015/06/10(Wed) 21時半頃
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タルト、危ないから人の顔を狙ったら駄目だよ。 万が一目に入ったら危ないからね。
[どうやら少女の発作は治まったよう>>180。 それを確認すると、ちょっとまじめな顔を作って彼女の額をつつく。
……赤くなった鼻で何を言ってもいまひとつ締まらないだろうけれど、一応言っておかないと、というのは老爺心(そんな言葉があるかどうかは知らないが)というものだ。]
(235) 2015/06/10(Wed) 21時半頃
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……おや、メルヤは手品ができるのか。すごいな。
[落ち着いたあと、ようやく笑いを引っ込めたメルヤが少女に向けて手品を披露する>>181 鮮やかな手技にちょっと目を丸くして、ひらひらと舞う紙吹雪を見つめた。]
(236) 2015/06/10(Wed) 21時半頃
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[風が攫った囁き>>231は、微かに男の耳に届いた。 大空から視線を降ろし、そっと見つめる彼女の横顔]
(君とならば、何処へでも。 共に居られるなら、何だって出来るのに)
[…現実は、残酷だ]
(237) 2015/06/10(Wed) 22時頃
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[手品の余韻も覚めてきた頃、男はケイトへと向き直る]
……さて、ケイトリン。 さっき言ってたお願いなんだが…。
[おずおずとキャリーバッグを開け、些か苦労しながらスケッチブックと絵具を取り出した]
本当は全部見本なしに、描こうと思ったんだけど。 どうしても、君の。 瞳の色だけは、直接見て描きたくなってさ。
[少し恥ずかしそうに視線を彷徨わせつつ、ぶつぶつ呟く。 先程見つめた色が、あまりに綺麗だったから。 記憶の中のどんな色よりも、ずっと]
あ、あの、俺、勝手に描いてるから。 自由にしてていいから…!
[狼狽しきりにそう言って、自分の表情を隠すように、 ぱたんとスケッチブックを立てかけた]
(238) 2015/06/10(Wed) 22時頃
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ありがとう。 [心からの簡単を述べる>>233には、やや照れ臭そうにして彼はお礼を述べた。 物憂い表情の>>230には視線でだけ。
(僕の心は、もう決まっているよ)と告げた。]
[>>236にも少しだけ照れたような、彼は名残をみせた。]
ええ。ちょっと、最近触ってたら懐かしくなって。 本当に、お粗末だけどね。
[彼の基準には大いなるピエロの男が立ち塞がっている。ピエロの男は手品じゃなくて最早、常軌を逸していたが少年だったメルヤが知る由もない。]
[タルトは喜んでくれただろうか。少しだけ顔を覗かせた後に、空を仰ぐ。]
(239) 2015/06/10(Wed) 22時頃
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『アイツもきっとオレのことは――「きらい」だよ。』
[乾いたその一言に、ああ、やっぱり、と思う。 仲良くあれば――と思ったのは ひとえにわたしが、ふたりのことを何も知らないから。]
[シーシャさんは幾度も、何かを言いかけた。 その様子を話しながらみている。>>190 話しが一区切りついた後の沈黙さえも、静かに
そのこころの中に何が秘められているのか とか いまなにをかんがえているのだろう、とか
完璧にはわからないから、 目の前の彼の言葉を 挙動を ひとつひとつ 拾ってみて、感じている。 ぱたぱたと零れる水滴を掬い上げるように。]
(240) 2015/06/10(Wed) 22時頃
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じゃあ、ちょっと。僕バナナ届けに行くとこあるから。 バナナと、サンドイッチいくつか貰っていくね。
じゃあね。
[彼は広げられた>>213の中で、比較的手づかみで食べられそうなものを選別して、空いていたバスケットに詰める。 タルトのこと、よろしく。 そう、オスカーに目線で告げた。
”また”とは口にせず、バナナを、届けに行くために彼は中庭を去って行った。*]
(241) 2015/06/10(Wed) 22時頃
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……。思ってることは、一緒、なのかな。 シーシャさんも、「私」さんも。
[重ねられる「だろう」ということば。 いつかシーシャさんと入れ替わる「私」さんも。 いつか消えていってしまうシーシャさんも。 自分を見て欲しいからと、お互いを否定する。
話を聞けば、「仲良くしろ」なんて言えない。 けれど――それは、寂しいと思った。]
[これが病のせいなら、誰に、怒ればいいの。 わたしは皆を連れて行く先生を憎む。 けれども、原因は先生にはないことは知っている]
(242) 2015/06/10(Wed) 22時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/10(Wed) 22時頃
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…………
[やるせない、ね。そんな気がするよ。 一番辛いのはシーシャさんだって、わかってる。 絵本を置いて、わたしの頭を撫でる彼の手は まだ、暖かくて――。 …………こんな時でもなかない なけない彼は とてもとても、哀しかった。]
「あー…、なんていうか、その。 …ごめん。」
――謝らない、でね。 だいじょうぶだよ。
[そっと掌を撫でて、そういうけれど どうすればいいのか 彼に何かしたいのに 何をすればいいのか わからなくて
約束を思い出して唐突に出た言葉>>179は、 ……やっぱり、驚かせてしまったみたい。>>193 わたしはほんの少し、言葉に詰まりながらも続ける。]
(243) 2015/06/10(Wed) 22時頃
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…………うれしい、なぁ。 うれしいなあ。がんばるね。
[シーシャさんの不安も知らず、「勿論」という言葉に ふわと頬が緩むのがわかった。 たのしみにしてる。 その言葉をきいたときのこころのゆらぎは、 向けられた笑顔は ……まるで野をかける春風のように、暖かくて。]
[掌を解かれる。 わたしの小指がシーシャさんの小指と絡む。]
(244) 2015/06/10(Wed) 22時頃
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……うん、約束。 やくそくだよ、 ぜったい、うたうから ききにきて
[ すきだなあ、とおもう。 笑う彼がここにいること。 絡んだ小指の感触が確かなこと。
それだけでのどまであたたかいものがのぼるのに その裏にある別離の影に、泣きたくもなる。
心に滲む感情の正体を、わたしは知らない。 小指をぎゅっと絡めて、離す。]
(245) 2015/06/10(Wed) 22時頃
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……これは? [ 渡された絵本を、そっと受け取る。 中身をわたしは知らない。 けれど、「預かっていて」という彼の目は真摯だったから 胸にぎゅっと抱きしめて、こくんと頷き、]
わかった。 その時まで……ちゃんと預かってるよ。
[ 今度こそ、心からわらった。 ]
(246) 2015/06/10(Wed) 22時頃
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「シー兄ちゃん、ヒナコ。」
[のんびりとした声が聞こえてきた。 キルロイさんの声だ。 そちらを向くと、ケイトリンさんと共に歩く彼の姿 彼女は 彼は だいじょうぶだろうかと思ったけれど わたしはできるだけ、明るい声で、はぁい、と応える。]
…………お弁当、かあ。 ピクニックみたい、だね。
[ナナちゃんがいればきっと、とっても明るくて 五木さんがいればもしかしたら、 もっと仲良くなれたかもしれないと
思う心は、そっと閉じ込めてから シーシャさんに振り向き、柔らかくわらった。]
(247) 2015/06/10(Wed) 22時頃
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……行く?
[本を抱えて、杖を握る。 残された時間は少ない。 つくれる思い出も、もう、そんなには ない。*]
(248) 2015/06/10(Wed) 22時頃
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[手品が終われば道化師は去ってゆく>>241 口癖の″また″がないことで、...は悟ってしまった ああ。あなたも、なのねと
去りゆく背を目で追っていれば、此方を向き直った彼に気付いて スケッチブックと絵の具を取り出し、告げられた声に目をぱちくりと]
……ふふ、わかったわ じゃあ、貴方を見つめていていいかしら
[動揺する姿が可愛いなと思う 昔中庭でスケッチする姿を見て、私貴方に恋に落ちたの その時よりも精悍になって でも優しくスケッチブックを触る姿は変わらない]
(249) 2015/06/10(Wed) 22時頃
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[恋心と気づいたのは、想いを告げられてからだけれど 確かにその時、私は恋に落ちていた]
綺麗に描いてね?……いいえ、違うわね ――スケッチブックに、閉じ込めて
[この日の思い出も、私の気持ちも 何もかもを貴方の傍に ――抱えていくには溢れすぎる、この気持ちを 恋情宿した紫色、絵の具に宿るのなら
ねぇ貴方の心に、生きた証に 私を刻んでとただ、願う*]
(250) 2015/06/10(Wed) 22時頃
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―中庭→自室― [中庭を辞した後、彼は自室へと一旦戻った。 包帯を一度解いて巻き直す。鱗の広がっている部分に、ピンセットと折り畳んだ紙ヤスリを仕込む。
病院関係者は、彼の鱗を気味悪がった。運ばれる時に包帯を巻き直すとも、思えない。 鱗ばかりが生えている背中は、彼が見ても鳥肌が立つほど気味が悪い。
ほんの一部分しか見ていなくても>>0:295「きれい」だと純粋な気持ちが伝わった、ヒナコの言葉が嬉しかった。傷付けたくなかったから、包帯をし出した、増えて気味が悪いから、包帯を厚くしたとは、伝えない。
彼の記憶にある手品よりはずっと稚拙なものを凄いと称賛をくれたキルロイの姿>>2:212も思い起こした]
(251) 2015/06/10(Wed) 22時頃
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―自室→― [[彼は、彼自身を臆病な諦観者で傍観者気取りだと揶揄している。心の底では、彼らの幸せを願うからこそ、諦観した。気づいている者は、おそらくいないと彼は思う。
ポケットに新しい包帯を入れる。 自室を辞去する際に、>>2:130>>2:131で貰ったシーシャのノートも手に持って運んだ。色々あってまだ中身を読んでいなかったからだ
転がっていた、ベニトライト>>2:279を拾って内ポケットに入れて自室を後にした*]
(252) 2015/06/10(Wed) 22時頃
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メルヤは、キルロイの絵がもう一度見たかったかもなあ、などとぼんやり思った
2015/06/10(Wed) 22時頃
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[そうこうしていると、キルロイが再び中庭に姿を見せる>>212。]
や、キルロイはご苦労様。
[メルヤに小さな包みとバナナを手渡し、ベンチに弁当を置くキルロイを労って、その隣にいる少女に気付く。]
──ええと、よく図書室で見かけるお嬢さんだね。 貴女と話したことはあったかな?
[キルロイの様子と立ち位置から、彼女がキルロイの言っていた“いい人”なのだろうと見て取って。 ぺこりと頭を下げる彼女>>217にも声を掛けた。]
(253) 2015/06/10(Wed) 22時頃
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―少し前の話―
――ええ。私は昔貴方と話した事があったわ ケイトリン・トレーネと申します
[貴方がまだ今よりも年老いた姿だった頃 お会いしていたのだけれどねと>>253、呟くのは胸中で
もう一度挨拶をし直すのももう何回目だろう 奇病の為にあまり出歩けない私は、こうして忘れ去られる事が多い
それでも私は記憶する 貴方との記憶を1つ1つ、心の中に閉じ込めて それでも、良く図書館で見かける、ことは覚えていてもらえたらしい 其れは少しだけ、嬉しかったとそう思った
...は常の無表情でそう告げた]
(254) 2015/06/10(Wed) 22時半頃
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[メルヤ>>241がバナナを届けると言って、 何処かへ去っていく]
……ああ、
[また、といつものように言おうとして。 彼がその言葉を口にしないことに気付いてしまった。 悪い予感は確信めいて、それでも、]
メルヤ、―――…ありがとう。
[静かに笑いながら、その後ろ姿を見送った。 できることなら、"また"がありますようにと祈りつつ]
(255) 2015/06/10(Wed) 22時半頃
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[――眼が覚めているのか、それともここは悪夢の続きか。
見慣れない病室にあたしはいる。
あたしの腕には黒い小手のようなものが取りつけられていた。]
なん・・・だろ・・・。
[少しだけ喋れるようになっている。
そして、腕を動かしてみると――。]
・・・。
[これは――。
せんせーがあたしにくれたペンと、同じ材質で出来たものだろう。
あたしは、そんなに寝ていた?
いや、これは――事前に用意していたものを取り付けたのだろう。
何の為に?治療用?
・・・最初からこうなることを、予想されていた?]
[しかし――激しい痛みや苦しみは、少し引いていた。
身体はダルいし、軋むような痛みはある。
それでも――大分、マシになっていた。
死ぬ――と、思っていた。
そこからすれば、多少は回復したと思える。]
・・・ん。
[手を伸ばせば――、ペンとノートを手に取れた。
この黒くてごつごつとした小手は、ちゃんと動かせる。
妙な管が小手や身体に沢山ついている。
点滴とか――だけでは、無さそうだけれど。
あたしはノートに何かを書きだした。
――次、あれが来たらもう耐えきれない。
時間が無いのだ。
動けるなら、動けるうちに――。
これをせんせーが届けてくれるかは、分からないけれど。
その為にあるとしか、思えなくて――。]
[――タイトルは、君の瞳に花咲く日。]
・・・。
[あたしが、この歌へ籠める想いは少し変わっていた。
覚えているよ――とは、もう歌えなくなっていた。
きっと、その前にあたしは――。
でも。
――この歌を、ヒナちゃんや、もしタルトちゃんが歌うなら。
憶えて、いて欲しいと――。
あたしの分も、憶えておいて欲しいと。
それも籠めて――。――詩を作る。
トレイルや、病院のみんなのことへの想い――。
悪くない人生だったな、と穏やかに想う。
書きながら、あたしは微笑んでいた。]
[ヒナちゃんが歌うパートの部分は、白紙にしてあった。
どんな歌なのか、音程とかも違うページに注釈をつけてみる。
それは、ナナオなりの書き方だったけれど――。
子守唄が書かれたページを見れば、意味は分かりやすいかもしれない。]
・・・。
[こうして、書き記していると――。
今は、夢の中にいるのか。
起きているのか。分からない。
ひどい悪夢を見ていた気がする。
――目覚めることが出来たのは、まだ生きようとしていたからだろうか。]
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>>181 けほ……めってなってもいいもん。 そのときは テヘッて誤魔化したり ひゃくめんそーを退治してみたり!
[目の前でポンっと弾けて紙吹雪が舞う。 釣られるように鼻をほじほじしていた手でメル兄やんの手にふれて花弁が舞い上がれば「わあ」と驚きはしゃぎ始める。]
キャンディー出てきたよ??
お手て洗ってから、貰っていい?
[咳も止まり発作は嘘のように落ち着いて、今はキャンディーに心奪われてお手洗いに行こうかと。]
(256) 2015/06/10(Wed) 23時頃
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