227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE
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おい、チェスってのはさぁ、 クイーンが一番つえぇよな?
[きぃん、と編み上げブーツの底が赤く灯る。 踏んだ草から焦げた匂いがする]
そうだ。俺に相応しい。俺は最強でなくちゃならない
[そう、仲間を守るために。 二つの鉄の胸…所謂鉄球を取り出し、構え
『繋《ウィンクルム》』
唱えればたちまち鉄球は炎を帯び、 赤く鎖を形作って二つを繋ぐ]
王も、悪魔も、何もいらねぇ。 女王だけでいい
(237) 2015/06/23(Tue) 22時半頃
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[炎の鎖は自分のもの。俺だけは燃えもしないし熱くもない。 その中央部分を持ち、勢い良く回転をさせる。
もうおわかりだろうか。 回転をどんどん加速させ、炎のリングが描けるようになった頃。
それは満を持して俺の腕から離れ。 ]
そんでもって〜〜〜〜女王は!!!
[ 豪速球として! 赤の女王へと向かう!!]
1人しかいらねぇんだよ!!!!
(238) 2015/06/23(Tue) 22時半頃
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くらえ!!!!燃える俺のおっぱい!! そんで跪け!!!
[ 叫ぶ彼に「お前は男だ」 と突っ込む声は残念ながら聞こえない
赤の女王の身体の中央めがけて放たれた豪速球は 果たしてどうなったか。 外れたらもの凄い音を轟かせて地面に叩き付けられるはず]*
(239) 2015/06/23(Tue) 22時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/06/23(Tue) 22時半頃
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感謝の極み、……だったかな?
[どこか、誰かの言葉に聞こえない声でそう返し、
机上に並べられたる二枚のジョーカーを
ひらり、ひらりと虚空に翳して。]
"SEARCH AND DESTROY"
どうかどうか、がんばって頂戴ね……皆様。
[黒髪をふわりと揺らし、 観劇を続ける悪魔の羽が
ぞわり、と不気味に震えた。*]
(240) 2015/06/23(Tue) 23時頃
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[武器を収集する趣味など無い。 今あるのはただ、彼への純粋な殺意だけ。 武器を持たれていると相手>>232が殺しにくいというだけの話]
――……っは、
["世界が狂っている"。 嗚呼成程、確かにそうなのかもしれない。
それならディーンは、それにあてられているのだろうか。 こんな馬鹿げた舞台で、茶番を演じて。 死ぬかもしれない状況に、自ら挑んでいく状況。 "普段"であれば、到底出来ない事だったろう]
……安心しろ、あんたも 充分狂ってるよ。
[だが……狂っているのは、ディーンだけではない。 目の前で刃を振るう彼だって、狂っている事には違いないだろう。 気狂いでもなければ、人を殺そうとなど出来ない筈だ。 例えそれが、自らが生き残る唯一の道だとしても]
(241) 2015/06/23(Tue) 23時頃
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[刺さるナイフ。だが、止まる事はしない。 予想外といった相手を見れば、胸中でだけ笑みを洩らす。
実際表情が変えられるのであれば、微笑んでみせただろう。 相手を出し抜くのは、何とも気分が良い]
……避けるなって、言ったろうが、
[手で阻まれたのなら、従う様に腕を下ろす。 "致命傷"さえ与えられるのなら、それは別に喉でなくても良い。 そこが一番簡単で確実だろうと狙っていただけで、刃が当たるのであれば、何処でも]
――頼むから、早く死んでくれ。 気狂いの相手は、疲れるんだ。
[独白めいて落としたのは、正しく本音で。 だけれど言葉に出てしまったのは、無意識の事]
(242) 2015/06/23(Tue) 23時頃
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[ぐ、と手を押し進めれば、肉の裂ける感覚に息を呑む。 そのまま腹へと突き刺す様に動かしたナイフは、果たしてどれ程彼の肉を抉ったか。 出来るのなら、ナイフの刃全てを彼の腹に収めてやろうと。 半ば捨て身で凶刃を振るう]
……もう、逃さないぞ。
[そうしてその最中、再び踵を打ち鳴らして。 次に扉が出現するのは、彼の背後。 彼が逃れ様とするのなら、その扉が退路を断つだろう。
だがもし横へと逃げるならそこまで。 ナイフを薙ぐ様に動かしながらも、再び距離をとろうか]
(243) 2015/06/23(Tue) 23時頃
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安心したまえ、キミも狂ってる
[まるで言葉を返すように。そうさ、ここに居る者は、世界は、主はみんな狂っている それだからこそ、狂っているからこそ、狂った茶会を、なんでもない日を祝うために 悪夢から目覚めるために、必死になるのではないか]
――ぐっ、痛い、じゃ…ないか
[この痛みは本物だ。慣れないし、切腹だってした事は無いけれど、恐らくこの痛みを知れば生涯切腹をしたいだなんて思うことは無いだろう 彼の呟かれる言葉に対して、口から血を流しながらも不敵にニヤリと笑って]
(244) 2015/06/23(Tue) 23時半頃
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悪いが、愛する者が居るなら簡単に死ぬわけにはいかなくてね いや、生への執着など昔に捨て去ったはずなのにな
[一時期は自ら死を選ぶ事だってあったというのに。たった一人に出会っただけでここまで生に執着するようになったのはいつからだろう 背後に感じる感触。それは扉であり、自分からしたら取っての無い鍵の無い壁。逃げられない、そしてナイフはどんどん奥へと食い込んで]
なぁ、時計兎 最期の足掻きと言ったらお前は信じるか?いや、信じないだろうな
[ドクドクと腹からは大量の血が流れて、吐血もして、もしかしたら彼の肩に自分の血が付いてしまったかもしれない 破れた内ポケットからは大量の招待状と、綺麗な装飾が自分の血で汚されてバサバサと落ちて。それは書き直しも含めて283通はあるだろうか]
(245) 2015/06/23(Tue) 23時半頃
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先に死ぬにしても、彼女に良い土産話を作らなくてはね いや、既に良い土産話だろう。キミと出会えた、それだけで
[右手を大きく内側へと振るって。自分にナイフを刺し込む彼に向かって、まるで自分ごと切らんと言うように もしも彼が避けなければその首は切り落とすとは言わないものの致命傷を負うだろう**]
(246) 2015/06/23(Tue) 23時半頃
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[2刀で、はえーのだけがウリだっつーのが よくもまあ合い間見えたもんだと苦笑がひとつ。 あんまりにも珍しーもんだから、組じゃあ滅多な時以外 するなって言われてるくれーなのに]
アンタと組んだらたのしそーだったのにな!!!
[それは、叶いそうで 叶わなかった。 俺が自分以上に「義」を捧ぐ相手が居りゃあ 「あいつ」がそれを許しゃあ 黒髪の双剣ふたりが メーワクな”音”に文句をブチ撒けつつ 駆けて跳ぶさまが あったかもしれないが。
そんな”ありもしねーこと”を 跳ぶ兎は思い描いて]
(247) 2015/06/23(Tue) 23時半頃
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――――っりゃああああ!!!!!
[ ”相変わらずはえーでやんの” そいこらの雑魚なら脳天に旗のひとつでも立ってんのにねえ、と、振り上げられる剣を笑みで迎える。
( 脇腹、くれてやんよ )
跳ぶ軌道は変えようとしたってそーそー変わるもんじゃねえ。 体幹をナナメにして せめて”ど真ん中”を避けようか。
振り下ろした短刀は相手の刀身を滑り降り 振り上げられた剣は俺の脇腹から”中身”を連れて行く。
どタマに振り下ろす筈の30cmの隕鉄は 肩口へと切っ先を潜り込ませて 腕を裂く。]
………ッチ、
[”腕ひとつかあ。見合ってねーなあ、”とぼやくのは、 どこか冷静な脳。]
(248) 2015/06/23(Tue) 23時半頃
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[ キャイン―――!!!!!
耳の裏を撫でるような高音が走り過ぎ 刹那、周囲全てを切りつける”鎌鼬”が踊り狂う。
]
………ぃってえなあああ!!
[吼え、翻すは脇差の煌き。
音はこいつじゃ防げやしないと知っているから 首へと振り下ろされる剣を ふたつの真っ黒な目で見上げ 身を横へと反りながら 下腹から内へと振り上げた。]
(249) 2015/06/23(Tue) 23時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/06/23(Tue) 23時半頃
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[ 首を撫でた刃は ひどく静かに ]
(250) 2015/06/23(Tue) 23時半頃
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[胸元のシャツが生暖かい血ではりついて気持ちが悪い。 腕は刀が重なるたびに薄い切り傷が増えてゆき 左腕のシャツの隙間から無数の蚯蚓が這う治癒痕がのぞく。
右手にチェーンソーをぶら下げて、踊り明かした血の朝は 両足も、今以上にずたずたで、肋骨も折れてて 左腕なんか関節がまるっきり逆を向くほど… 寸分違わぬ「満身創痍」だったのに
( 声があったから。 あのひとの為に 立っていられた )
どうしてこうも動かない。 どーーして俺は ぼく、は。 ]
ほんっ、と ダメだねぇ……………。
[傍にゃ居ねえと決めたくせ>>0:18 己の命の為にゃあ どーにも気持ち良く得物が振れやしない。 僕の刀はいつだって あの人のために在ったものだから。]
(251) 2015/06/23(Tue) 23時半頃
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[ ぜひ、 と喉が鳴り。
血で滑ろうと 肉を削がれようと 腱を断たれたとしても 離す気なんざ さらさらねえふたつの魂を握りこむ。
「恥ずかしくねえ闘り様を」
噛み締め、吐いた息が血泡を立たせ 歯の隙間から 滲み 弾け
ニィ、と笑ったのは 此れが最後と悟ったからだろうか。
もう既に声は出ない。 視界も人影を結ぶのに手一杯。 それでも相手を追う”本能”が 膝を折る事を許さない。]
(252) 2015/06/23(Tue) 23時半頃
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[ た、 た、 た、たた、たたたたた
どか、っ !
首から夥しい血を流しながら、身体ごと相手にぶつかって 覆いかぶさる様に自分も倒れ
その背が地面につくかどうか、
首ごと地面に縫い付けるように 喉ごと地面に串刺すように
振り下ろした2つの魂は ]
(253) 2015/06/23(Tue) 23時半頃
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―――――― ざくっ ―――――――
[ 耳の直ぐ下 薄皮に 紅い筋を遺して 地面に刺さる。
その時既に、黒い瞳に光は無く 半開きの口からは呼吸でなく はたりはたりと血が滴るだけ。
―――――そうまでしても、まだ 両手は柄を掴んだまま――――― ]
(254) 2015/06/23(Tue) 23時半頃
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(あるいは、そうかもな)
[楽しそうだった、と叫ぶ言葉に返す言葉は口にしなかった。 あり得ない未来だ。もしお互い生きて悪夢から出ても相手と出会う事は無い。 そうでなくても、命のやりとりをする相手に下手な感傷や情は命取りだと。
戦乱の中生きて行くにはそうするしかなく。 削ぎ続けた感情は、昨日今日変な二人が頭に入ってきたところで戻りはしない。 それでも少し、殺気の相手の言葉を思えば。 “楔”になる存在が居ると言うことに羨ましさも感じたけれど。
ただ、お互いの命を削るために剣を振るう、それがお互いの会話で]
(255) 2015/06/24(Wed) 00時頃
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[裂かれた腕は痛いより熱い。 そんな事は気にしていられないと、音の刃が踊る様を見ながら]
良く、吠える。
[こっちも痛いと。下腹から振り上げられる剣を冷静に見ながらも振り下ろした剣の軌道は止めることをしない。 躊躇する暇など、この相手にこれっぽっちもない。 それでも直撃を避けるために身体をねじり、脇腹へとその切っ先の向かう先を変えて]
っ、は…。
[ざくり、と。 首元の肌に突き刺さる刀身。そのままぐ、と力を入れたならおびただしい量の血が噴き出す。 致命傷たる深さまで達した時点で刀を引き抜けば、更にその量は増えた]
見事、だな。
[それでも倒れようとしない相手の気概に心底感心して。 返り血を浴び、全身を朱に染めて手にした剣は持ったまま]
(256) 2015/06/24(Wed) 00時頃
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――ッ!!!
[良く、それで動く……でも。 振り下ろす剣の軌道ははっきり見えた。 避ける間もなく血に押し倒されれば顔の脇に刺さった二本の刀。
目の前には光のない、黒い瞳と滴る血液――]
(257) 2015/06/24(Wed) 00時頃
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……どーせ押し倒すなら、もうちょっと色っぽく頼む。 そうしたら優しくするから。
[聞こえることのないだろう、告げる言葉はいつも通りの自分の軽口。 どうやって起きろと…と思いつつこれは仰向けに起きるしかない上に、 そのためにはリーと抱き合う形になる]
と言うか、重い。 大体、お前の方がタッパあるだろう。
[低い背云々。贅沢だと言いながら何とか、剣を避けて起き上がっても、髪の数本がばらばらと切れて落ち]
……ユーリ。
[問われて答えなかった名前を、ぽつりと落とした**]
(258) 2015/06/24(Wed) 00時頃
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[幾ばくか飛翔した挿絵の化物≪ジャバウォック≫。 卵≪ハンプティ・ダンプティ≫は落ち≪ガッシャーン≫ないように 器用にも手脚で身体を支えるのである。
…人間≪メタルロード≫故に当然だったか失敬! だが、卵≪ハンプティ・ダンプティ≫であるには違いない。
森の全体が見えるだろう距離、 此方からの攻撃は楽に避けられよう。 けどもそれは地上からも同様で。 だからこそ策を講じるのに良いと判断し 男≪ヘクター≫は腕を組んだ。]
ふむ…攻めるにはやはり間合いがいるよな。 召喚≪アドバンス≫するには口上≪キメセリフ≫を 言わなくばならぬし、前もって用意しなければ 此方の動きがかなり限られてしまう…。
[厄介なのは、指示をしなくば召喚≪アドバンス≫したモノは動きを示さない事である──つまり咄嗟の自体に対処が難しいという事だろう。]
(259) 2015/06/24(Wed) 00時頃
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[――狂ってる?ああ、知っているとも!
返される言葉>>244には、嘲笑を。 言われずとも、最初からそんなのは承知の上。悪夢から覚めたいのはお互い様だ]
当然だろう、痛くしてるんだ。 ――辛いなら、声をあげても良いぞ?
[彼へと届いたナイフをよりいっそう進めようと力を籠めながら。 口元を紅く染めて笑うその姿に、ぞわりと背筋が凍る。 優位に立っているのは自分の筈なのに]
愛する者……ね、 知るか、クソったれ!
[設置した扉は、彼の退路を断つ。 逃れない体へとそのまま刃を押し進めていけば、やがてそれは柄まで到達して。
それ程大きくないナイフといえども、ここまでくれば致命傷は避けられまい。 後はもうどうせ死ぬだけなのだ……悪足掻きなど、しなければいいものを]
(260) 2015/06/24(Wed) 00時半頃
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[血に塗れる事など構うものか。 元より綺麗なままでいられるとも思っていない。
彼の懐から落ちた招待状が、血で汚れていく。 ああクソ、一体どれだけ忍び込ませていたんだ。 地面が招待状だらけじゃないか。
――そんなにお茶会を、楽しみにしていたっていうのか]
…………、っは、
[洩れる息は悲痛に響く。 それを振り払う様に招待状を踏み付け、突き立てたナイフをそのままぐいと上へと動かそうと力を籠めた。
肉を断つ感触は、何とも気味が悪いものだ。 今にも取り落としてしまいそうなナイフを必死に握り締め、歯を食い縛る]
(261) 2015/06/24(Wed) 00時半頃
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――……ッこ いつ……!
[振られる鞭>>246。 嗚呼だけれど、こんな所でそれを受けるわけにはいかないんだ。 共倒れだなんて、一番笑えない結果だと言っただろう。
ナイフを進める手に従う様に体を傾ける。 それと同時、彼の背にある扉を消せば、二人の体はそのまま後方へと倒れていっただろう。
姿勢を低くすれば、随分と上を狙ったらしいそれを避ける事は比較的容易だった。 嗚呼けれど……頭の上で揺れる耳にまでは意識がいかなかったから、それだけは無事では済まなくて]
……!?い゛ッ……ぁ、
[皮膚の削がれる感覚に呻きながら、それでも傾いた体は止まる事はない。
辛うじて避けた刃は、彼自身にまで到達したのだろうか。 どちらにしても、これからする事は変わらない]
(262) 2015/06/24(Wed) 00時半頃
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土産話なんて、要らないよ。 ――あんたは、此処で死ぬんだ。
[ナイフを突き立てたまま地面へと倒れ込めば、彼の体に馬乗りになって。 死神の宣告の様に落とし、止めを刺さんとナイフを振り上げる。
振り上げたナイフは、彼の胸元へと。 何の抵抗も無いのなら、そのまま正しく突き立てられるだろう]
(263) 2015/06/24(Wed) 00時半頃
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… そりゃあ残念!
でも まーよお、
[ >>206遠い空に浮かぶ色彩も「気配」も 見えぬ真紅の澱みにはそしれぬこと。
噫 でもこんな話があったな?と 会えぬ卵≪ハンプティ・ダンプティ≫に けらり、]
『ハンプティ・ダンプティ壁の上 ハンプティ・ダンプティ大転落。 王さまの馬や兵隊総がかりでも もとの場所には戻せぬハンプティ・ダンプティ”』
… どーせ落ちんなら、 「ここ」で落ちても一緒じゃねーか?
(264) 2015/06/24(Wed) 00時半頃
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[大空をはためく巨影への、 ‟殺意”は「拒否権がない」とばかりに、 にこり 微笑んで ――― 、
「調味料」の羅列にわけがわからんと、 ころり 笑みの色が抜け落ちた。 ]
… あ? 食せっつったって、 割れた卵を食べろっつーのか?
ああ?
生卵かゆで卵かしんねーが、 そんな乞食みてーなことは 「もう」勘弁願いたいね、
[ 腹も壊したくねーもんで、と、 その辺の「後始末」は猫の飯にでもどーぞ。]
(265) 2015/06/24(Wed) 00時半頃
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[ 漆黒を、血腥さに遊ばせて、 黒く塗れた救恤は、きょとり、 ]
… っつか、何言ってんだ?
[ さも「可笑しな」ことを言う。 (ああ どいつもキチガイなら 仕方のない噺 だがな)
>>212更に飛び立つ怪物に、 腕を竦めてやれば 後に嘲笑!]
[ 張り上げたそれが聞こえてるかどうか、 その「顛末」はどうだっていいこと! ]
――― っは、
(266) 2015/06/24(Wed) 00時半頃
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