17 吸血鬼の城
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花売り メアリーは、薬屋 サイラスの声にびくりと肩を揺らし──
2010/06/21(Mon) 17時頃
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…お兄さま。
[そ…っと、血の気を失った額にかかる黒髪を指で撫でます。 物言わぬ兄の姿を眺め渡し、両手を祈りの形に組み合わせました。 やがて静かに手を引くと、そこには安らかな「夢」に眠る、兄の姿。]
──マリーねえさまを、諦めたりはしないわ。
だから……
───おやすみなさい。
[兄へ告げたのは、決別の言葉。 そうして、震える両手を自らを抱くように腕に絡ませたのです。]
(206) 2010/06/21(Mon) 17時頃
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―マーゴについて― >>188>>193
[部屋に寝かせたマーゴに処方したのは、 もう遅いとわかっていても、その毒を中和する薬だった。
それは彼女と、その父上の意思に反するものだというのはわかってはいても、 ただ、無垢な少女が、死するためだけにその身を捧げて苦しむことに、
どうしても、
何か胸の奥がわだかまった、から。*]
(207) 2010/06/21(Mon) 17時頃
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薬屋 サイラスは、奏者 セシル>>204の言葉には頷いて、メアリーがサイモンを弔うのを見守る。*
2010/06/21(Mon) 17時頃
薬屋 サイラスは、花売り メアリーの腕の中でサイモンが安らいだ貌になった気がした。*
2010/06/21(Mon) 17時頃
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…いいえ。結構ですわ。 髪は要らない。
でも──、
[問いにふと惑い>>201、兄の服の胸元に刺さる古いペンに目を止めます。 さして高級なものでもない、それは兄が決して手放そうとはしなかったもの。
───いつかの、銀細工と同じように。]
…お兄さま、許してね。
[そう、サイモンに声をかけて白薔薇の従者へと視線を返したのです。]
(208) 2010/06/21(Mon) 17時頃
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…っ、だって…!
[何も知らない。 そう、その言葉は真実正しいのです。 結局は、兄の真意も、ローズマリーの揺れる思いも、白薔薇の従者の複雑な思いも、この城の過去も、
──知れたことなど、ひと握りのこと。]
[けれど。]
(209) 2010/06/21(Mon) 17時頃
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……選択が強制であったとしても…、
[支えを求めるように、祈るようにペンを持つ指を組み合わせます。]
…未来を選ぶのは、自分自身よ。
[それでも兄は、幸せであったのでしょう。 そう言葉を返して、抗うように天上の青を見返したのです。]
(210) 2010/06/21(Mon) 17時頃
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[人の心など元より持たぬ城主には、彼らの心情の揺らぎもただ、永遠の時の中で見る寸劇のようなもの]
しかし、其の愚かさが私を愉しませてくれる。 下らぬ感情に流されて、何をしでかすか解らぬのが人間
[気をやったローズマリーの傍を離れ、情宴の痕もそのままに緩慢な所作で私室へ戻る。 燭台の灯りに浮かぶは妖艶な魔物本来の姿。 間接的とはいえ、人の血を啜った後とあれば、漏れ出る魔力も先刻の比ではない]
少しずつ……少しずつ 狂わせてやろう。 追い詰められてこそ、彼等は本性をむき出しにする。 人の身が真に何を求めるのか 人の心が真に何を願うのか 私に見せるが良い**
(211) 2010/06/21(Mon) 17時頃
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[亡骸より遺品を手に取る少女を見やれば、 己の言葉が真をついたがゆえに、少女の声が乱れた。
ああ、いけない――と、 白薔薇は白薔薇たる微笑を取り戻す]
未来を――…
ええ、そのように信じられるのは、 ……とても、――とても幸せなことですね。
[この少女に未来が存在しえるか、それはまだわからぬこと。 ただ兄が幸せだ、という言葉には、先ほどの聖句を再び繰り返し―― 見返す瞳に、青が向けるのはただやわらかな色]
(212) 2010/06/21(Mon) 17時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/21(Mon) 17時半頃
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[乱れた寝台には何も纏わぬ女の肢体だけ。 それを気持ちばかりに包むは白い敷布。 兄に噛まれた首筋の傷は目覚める頃には消えている。 ぴくりと細く白い指先が跳ねた。 伏せられた長い亜麻色の睫毛が小刻みに震える]
…………ん。
[何か夢をみていた。 甘く切ない夢。 人ならざる女が望んではいけない夢。 けれど目覚めた女には夢の残滓さえ掴めない]
――…………
[開かれた翡翠の視界が滲んでいた。 目許へと指先を触れさせれば濡れた感触。 ぽろぽろと零れる涙。 如何して泣いているのか分からず女は不思議そうに首を傾げた]
(213) 2010/06/21(Mon) 17時半頃
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奏者 セシルは、薬屋 サイラスの了承を見れば、小さくため息をひとつ
2010/06/21(Mon) 17時半頃
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あなたは──…。
[言いかけた視線の先に映るのは、ただ穏やかな天の青。 澄み渡る青空のような、セレスティアルブルー。>>212
優しい色は、けれどもその先を許さない。 青い瞳を黙って見つめたのは、少しの間。
沈黙の後、躊躇うように口を開きます。]
──…未来を、選べなかったの…?
(214) 2010/06/21(Mon) 17時半頃
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[少女の言葉、 罪のない問いかけ]
存在しえなかったものを、 どのように選べというのですか?
[亡骸に眼差しを落とす
――――主に結ばれて死せる者は幸いである。
祈りの言葉、あの時、己は確かに死を覚悟したのだ]
……いえ、少し、 おしゃべりが過ぎましたね。
[白薔薇はそして沈黙する]
(215) 2010/06/21(Mon) 18時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/21(Mon) 18時頃
奏者 セシルは、青は静かに伏せられた**
2010/06/21(Mon) 18時頃
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[ゆっくりと身を起こして女は影を呼ぶ。 湯浴みの仕度を整えさせて女は自分の為だけの浴場に向かう。 湯気の立ち上る湯船に爪先から身を浸した。 影は何処までも付き従い女の肌を髪を丁寧に洗い流してゆく。
湯の心地よさにうっとりとした吐息が零れた。 白磁のような肌はうっすらと上気し 弾く水滴がきらきらと煌いている。
本来ならば疾うに尽きていただろう命。 浅く上下する豊かな双丘にそっと手を宛がう。 トクリトクリと緩い鼓動が掌を伝った。 生を確認するようなこの癖は遠い昔からのもの]
――……。
[ふ、と息を吐く。 女は全てを影に委ね身なりを整えた**]
(216) 2010/06/21(Mon) 18時頃
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─サイモンの部屋─
───…。あなたは…。
[伏せられる青の瞳に、柔らかな髪が落ちかかります。 兄の亡骸を見つめる瞳、その表情を窺う術は今はなく。]
ねえさまとは、「ちがう」のに。
…、…。
… 「おなじ」なのね。
(217) 2010/06/21(Mon) 18時頃
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[白薔薇の沈黙にそれ以上問いを重ねることはせず、立ち上がります。 決別を済ませた兄に再び視線を向け、ドレスの端を指で摘まみます。
さらりと鳴るのは衣擦れの音、ふわりと咲くのは真紅の花。]
…ごきげんよう。
[兄へと告げた視線を巡らせ、白薔薇の青年へも丁寧な礼を送ります。 無言のうちに死者を託し、そうして静かに見守っていてくれた青年へも、はしばみ色の瞳を巡らせました。]
(218) 2010/06/21(Mon) 18時頃
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ありがとうございます、サイラスさま。 サイラスさまは──…どうかご無事で。
[向けたのは泣き笑いのような表情。 いつかマーゴットに告げられた、祈りの言葉。
相手の無事を祈る言葉を口にして、そうして兄の部屋だった場所を*辞するのでした。*]
(219) 2010/06/21(Mon) 18時頃
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―グロリアの客室前―
[「黒薔薇」と呼ばれる執事の男は、2本のダガーをベルトに巻き、その上から上着を羽織った。]
(どこぞのフロアを血生臭くするマネをするとしたら……随分と久しぶりだな。この城に来てからは、旦那様やお嬢様が人の生き血を吸う光景は幾度となく見ているが、「俺」自身が人の生き血を絞り出す殺傷沙汰は皆無だ。
腕はだいぶなまってるかもしれん。それは仕方がない。どうにか昔の勘を取り戻さざるを得ないな。
その結果、美しくないと旦那様に罵倒され追い出されるなら、それはそれ。もとより「俺」は下賤の生まれだ。今さら貴族様の世界の住人になんざなれはしない。)
[コツコツと革靴でカーペットを蹴る。]
(ま、殺傷沙汰が起こらなかったらただの杞憂、だな。)
(220) 2010/06/21(Mon) 18時頃
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[これは余談となるが、ロビンが「黒薔薇」と呼ばれるようになったのは、この城が初めてではない。腕に刻まれた無数の黒薔薇のタトゥーは、とある世界の住人には「それなりに」知られているという噂がある。
通称Robin.TL――本名、ロビン・トレント・リッテンベルク。 とあるマフィア一家の一員として、キャンベル家が統治する街で屍体の山を築いていた男がいた。
そして、その男が突如ファミリーから失踪したのと、ロビンと名乗る執事がこの城にやってきたのは、ほぼ同時期であったという**]
(221) 2010/06/21(Mon) 18時頃
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花売り メアリーは、執事見習い ロビンに話の続きを促した。
2010/06/21(Mon) 18時頃
花売り メアリーは、小悪党 ドナルドに話の続きを促した。
2010/06/21(Mon) 18時頃
花売り メアリーは、墓荒らし へクターに話の続きを促した。
2010/06/21(Mon) 18時頃
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[>>218 主を「ねえさま」と呼ぶ少女が己を評する言葉が耳に入る。 この少女もまた、彼女を心揺らがす者なのだと思い出す。
伏せた視界、 花咲く深紅だけが鮮やかな色]
――……今は少し、 おやすみなさるとよろしいでしょう。
[向けられる礼を返して、 はしばみ色の無垢なる色、罪を知らぬ罪深さ。
問われることに疲れを覚えて、 けれど少女の残す言葉に悩ましいことを思い出す]
(222) 2010/06/21(Mon) 18時半頃
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>>219 [兄の決別する女性に、暗い泉の青色を伏せる。 そう、死に直面し、嘆き、そしてそれを認めざるえない時、 その時に流れる涙は、表情は、
何度見ても慣れるものではない。]
――……ありがとうございます。 どうぞ、貴女は、
そのままで。
[気丈な女性の後姿にそう告げ、見送る。]
(223) 2010/06/21(Mon) 18時半頃
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[「しばらくそのままに」 主がそれは少女がための言葉と察すれば、 その亡骸を「片付ける」ことに躊躇いはない]
――……、 あとは影に任せましょうか。
[薬売りに室内を出るように視線で促す。
廊下に出れば、戸口の燭台の灯火は、消えている、 それは留まる客人の命の終焉を示すが如く。 ――空いた客室へと歩みを向ける]
(224) 2010/06/21(Mon) 18時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/21(Mon) 18時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/06/21(Mon) 18時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/21(Mon) 18時半頃
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[部屋に戻った城主は身なりを整えもせず、 名残を残したままのローブ姿で 食事を終えたばかりの客間へ向かう]
……おや
[戸口には既に灯火が無かった]
白薔薇 メアリー・トレメインはもう戻ってしまったか。 あれの屍骸は?
[来るのが少し遅かったかと、薄く笑みを浮かべ ちらとサイラスへ視線を投げる]
(225) 2010/06/21(Mon) 18時半頃
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[書架に戻した手帳は、かつて宴に招かれた者の手記。
好奇心と、賛美と、小さな我が侭と不安。 日を追うごとに乱れる文字と文脈。
やがて、いくつかのページが塗りつぶされ、破り取られ、 血痕の下に消えかかる文字]
【 愛 し て 】
[後は空白]
(226) 2010/06/21(Mon) 18時半頃
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>>224
[白薔薇の従者に促され、部屋を出る。 空いた客室に案内する視線に足を向けようとして、
ぴたり、とまった。]
――……
[そこに現れたのは、人の形をしている魔物で…。 逃げようはない。
ただ、さきほどの事実がフラッシュバックすると、黙り込んではいたが、微かに額に汗がにじんだ。]
(227) 2010/06/21(Mon) 18時半頃
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――……旦那様、 ああ、あの少女でしたら、もうお部屋へと戻られたことかと。 かの方の亡骸は―― 影が、片付けて終えていなければ、いまだ。
[ゆるやかに頭を下げる。 言葉には一見常と変わらず、しかし漣めいて乱れる感情が潜む。
――この白薔薇と呼ばれる青年にしては、珍しく。 そう、恐らくは苛立ちのようなものを覚えていたのだ。 フロレスク、その名を連呼されることに。
その意図を問いたくはあった、 けれど主の前ではそれもままならず]
(228) 2010/06/21(Mon) 19時頃
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どうした……私が恐ろしいか
[声も無く立ち尽くしているサイラスへ声をかける。 薄く哂う声は彼には聞こえまい]
葬列の乙女に、毒を施したそうだな。 解毒しか扱わぬかと思えば……随分優秀な薬師のようだ。
[城内の話は筒抜けて 彼が以前に薬を買いに走らせた相手だと、今は気付いている。 解毒薬。以前買いに走らせた其れは結局使う事が無くなった。自ら命を絶つ人間を止める術は幾ら吸血鬼といえど持って居ない]
(229) 2010/06/21(Mon) 19時頃
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―客室―
[どうしようもなく喉が渇いた。 どこからともなく、揺らめく黒い影に差し出された水を煽る。それからしばらくのあいだ、寝台の上に寝転がり、天井を見つめていた。
やがてゆっくりと身体を起こし、文机に向かう。
手帳を取り出し、詳細に記録する。あの部屋で己が見た光景を。どのようにサイモン・トレメインが血を流し、そして死んでいったのかを]
……っ。
[何度ペンを折ろうとしたか。そのペンを、吸血鬼達に――そして自分自身に突き刺してやりたくなったか。分からない。数えきれない。生ぬるい好奇心だった。生ぬるい感傷だった。犠牲者たちはああやって死んだのだ。ああやって!
やがて手帳からペンを離す。読み返す事はせず、それを胸元にしまう。唯一の証拠品と言っても良い『名簿』は、未だ文机の中にあるはずだ。それを確認し、青年は徐に部屋を後にした]
― →城内―
(230) 2010/06/21(Mon) 19時頃
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―― 武器庫 ――
さて、銃声なんて物騒なものを聞いちまったからなぁ。
[書庫を出て、並びにある年代物の甲冑や武具の収蔵室を覗いてみる。 やはり、銃器の類は見当たらないようだ。]
持ち込みかぁ? どのみち、城の連中が銃を使うとは思ってなかったけどよ。
(231) 2010/06/21(Mon) 19時頃
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ほう…面白いモンがあるな。
[腕を延ばして、壁にかかったギザーム(長柄鎌槍)を手に取る。 天井は充分な高さがあるので室内でも振り回すのに支障はない。]
――運動用に借りてゆくか。
(232) 2010/06/21(Mon) 19時頃
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―扉前廊下―
ああ……いや、もう構わない。 あの少女には暫し休息を与えてやろう。
次に襲う恐怖の前に、な
[頭を下げるセシルを一瞥する 瞳は未だ熱を帯びたまま、僅かな変化に眉を寄せながら]
墓場から蘇った理性の無い兄と再会する妹 見ものだと思ったが ――…先刻まで無事を願っていた者に襲われる恐怖 どちらがより苦しいものだろうな。
[ちらりと向ける死刑宣告にも似た言葉は、傍らの人間に。 其の宣言に従者が揺れるだろうと期待を込めて]
(233) 2010/06/21(Mon) 19時頃
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>>229
――……
[恐ろしいかと問われ、やはり黙る。 どうなのだろう、恐ろしいことは間違いない。]
魔物を人は恐れるでしょう。 だが、恐れる気持ちがなければ人はありえない。
――……ッ
[葬列の乙女に毒を…には、反応せざるえなかった。]
(234) 2010/06/21(Mon) 19時頃
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ええ、そうですね。 彼女を魔物にしたのは自分です。
[あえて、そう表現する。 そう、解毒は薬師としてするべきこと。 だが、死するための毒を施した時、
自分は、道から外れていること、
もうとうの昔に気づいていた。]
――…で、何か、
御用で?
(235) 2010/06/21(Mon) 19時頃
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