204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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[手の中のタオル 水分が抜けて行く ソファーのニコラは それが自分が渡したものと わかるだろうか?]
………大人は 物言いがズルい
[直接的じゃない だから どう言えばいいか 獣でも と言う意味あいでもとれてしまう だから 重ねて 否定しても 獣を肯定されれば どう理由を告げれば?]
…………ルーツって呼ばないと おこって叫ぶよ
[せめてもの意趣返しは また腕に止まりしらず後を増やそうとする ルーツの名前だけを口にすること 暖かい火のおかげで 少しづつ 震えが収まる]
(208) 2014/11/16(Sun) 13時半頃
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[夢の中で 魔女に会った
こちらを白くて細い指で指差ししてる
なにか言ってる、けど音はなく
きっと、呪文だ
女の子は魔女だから お母さんの魔法と 綺麗になる魔法を知っている 魔女は、そう言って笑った
とても綺麗な色だった その色を僕は知ってる気がする]
(209) 2014/11/16(Sun) 13時半頃
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―三階、個室―
[>>119ぎゅっと丸まって寝ていたら、お腹をこしょこしょする手があった]
きゅう……。
[むずがってイヤイヤをするけども、名前を呼ばれたから仕方なく目を開けて。 目を擦り、おはよって寝ぼけた声で]
(210) 2014/11/16(Sun) 13時半頃
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―居間―
[朝だけど、お外はまだ冬の国。 窓に額を擦り付けて、ぷう、と息を吐くと、ガラスは白く曇った。
ぼさついた髪は、ノックスの手入れを寝ぼけて不機嫌な僕が嫌がったせいで、まだそのまんま。 にんじん植えられたみたいな頭で、冷えた足を冷えた手で握っていたら、名前を呼ばれた>>154]
バーニィ、ノックスを困らせてるの?悪い子だ。
[ノックスの隣で、ノックスの口真似をして]
する。
[ぱっと笑って、ナイフを受けとった]
(211) 2014/11/16(Sun) 13時半頃
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―1F― [寒い。 温度差に、両手で身をかかえて震えた。
折角温まったのに、このままでは無駄になりそうだ。 でも、目は覚めた。
雪はどうなっているだろう。 流石に扉を開いて吹雪、という事態は避けたい。 寒いし、何より 風の音は耳に痛い。
まだ誰も出ていく素振りがない つまりはそういう事だろう トレイルはある程度髪が渇くのを待って 居間へ戻る事にした]
(212) 2014/11/16(Sun) 13時半頃
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[>>188指を差した]
……おはよう。
[作りかけの木を手にしたまんま。 ナイフは、彼へ切っ先を向けてテーブルに置いた。
部屋に入ってきたディーンの横顔に、人差し指をじっと向ける。
ぴん、と伸びた指。桜色の爪、小さな傷跡のある第一関節。張りのある皮膚。細かな指紋。
白紙を汚す彼の方へ]
はい。
[>>192ルーツともう一人が入ってきて。 名前を呼ばれたから、残りの指を開く。 その手を上へあげて、なあにって首をかしいだ]
(213) 2014/11/16(Sun) 13時半頃
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トレイルは、静かに静かに、音をさせないように、音の溢れる居間へ。
2014/11/16(Sun) 13時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/11/16(Sun) 13時半頃
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……そうだな。
[>>208確かに、彼の言う通りだ。 ディーンは、山を選んだ理由を思い出す。 自分がしようとしていたのは、間違いなくずるい大人の所業だ。 それを子供に強いる残酷さは、理解しているつもりだ。
鳥が飛ぶ姿の向こう側に緑髪の少年を見る。 怒って叫ぶ。 なるほど、それが鳥の奇声の正体であると理解した。
鍋の中で、沸騰した湯の表面に気泡が浮かぶ。 ルーツの動きを見て、ディーンは急いで鍋の中身をマグに移す。
湯気の立つマグを緑髪の少年に届けに行こうとして ――時間切れだ。 咄嗟に右腕を差し出して、ルーツを止まらせた。 また痣を増やしてしまうことになるだろうが、仕方が無い。]
(214) 2014/11/16(Sun) 13時半頃
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――……君が、何を飲めるか分からないから
[だから、白湯を用意した。 ルーツを右腕に載せて身動きの取れなくなったディーンは、左手で持ったマグを緑髪の少年の方に差し向けた。 届かない距離は、彼に埋めて貰う他ない。
緑髪の少年がマグを受け取るまで、ディーンはそのままじっと待っている。**]
(215) 2014/11/16(Sun) 13時半頃
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ー 二階 居間 ー [ニコラは前にみた時と同じように 人懐っこい犬のように 金糸を指差すような仕草 素直な返事一つ 返す]
……トレイルも 揃ったら トレイルと俺とニコラと 三人だけで話しても
[ニコラと彼の保護者 ノックスへ向けて
その間に金糸は右腕に ルーツをその腕に 左手に湯の入ったマグを持って]
………………
[じっと見やる けど 引っ込める様子はない 人が増える気配 視線を彷徨わせ 緊張が走る
同時に ちょうど揃って だいぶ身体も温まった]
(216) 2014/11/16(Sun) 13時半頃
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何かーーー返すから
[受け取るまで引かないカップを そう口にして 腕を伸ばし 手に取る……暖かな湯気]
(217) 2014/11/16(Sun) 13時半頃
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―居間― [静かに表れたトレイルがまず見たのは >>215右腕に大きな鳥を乗せて、左腕を差し出す彼の姿。
>>50見るな、という重い音を思い出したが これを見ぬふり出来る少年がどれほどいるだろう 随分目を引く姿だ。
ゆっくりと、マグの行く先に視線を流す。 ああ。 あの声の主だ。 居間なら、濡れた服も乾きが早いだろう。
ニコラも、もう目が覚めたか ノックスと何か作りかけていた所のよう テーブルに、ナイフが見える。 トレイルにはまだ、上手く扱えない、ナイフ]
(218) 2014/11/16(Sun) 14時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/16(Sun) 14時半頃
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ー 二階 居間 ー [視線……金糸をみているのか それとも その金糸で遊び始めたルーツをみているのか]
……トレイル ニコラと一緒に 話 いい? ニコラには タオル 返したいし
[緊張する 今は黒で包まれた身体の 記憶を思い出しかけて 振り払い ニコラとトレイル 二人に(ニコラには再度になる)をかけ]
(219) 2014/11/16(Sun) 14時半頃
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―居間― [鳥へ視線を戻す際、ラルフに視線が止まる。 挨拶に挨拶を返せないのは トレイルにとっては慣れた事でも 彼は無言で去った姿に何を思っただろう、と ひとつ、心が沈む。
それから、視線を鳥へ。 不意打ちの大音量 何度もあって 警戒すべき、獣。
ちらと、流し見るのは 獣のような少年 音を言葉として聞く ああ、話があるらしい
つい先刻の、今で? ニコラと、一緒に]
(220) 2014/11/16(Sun) 14時半頃
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― 居間 ―
[フィリップがトレイルへと声をかける姿を見る。
こちらを向いた視線>>220が無言でそらされるのは首をかしげ]
……
[一度も声を聞いたことのないトレイルにゆるりと瞬き。
ノックスへ聞けば教えてくれるだろうかと、その姿を探した*]
(221) 2014/11/16(Sun) 14時半頃
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ー 二階居間 ー [白い首と 何か下げている鎖 トレイルに視線を向け 鎖骨の緋 見えない
一つ目を閉じる 大丈夫 衝動は寝てる それに 犬のようなニコラ その無邪気さに きっと 毒気は抜かれるだろう]
ーーーーーー…………
[視線に一つ頷く ……下か上かより人に聞かれないのは どちらだろう………… 視線をニコラに向ける 彼はどうかと言うように]
(222) 2014/11/16(Sun) 14時半頃
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トレイル?
[>>216手をあげたまんま、こてりと首を横に。 トレイルと彼がどう繋がってるのか、いまいち分からないから。 三人で話すのは、なんだか不思議。
ノックスを見る彼に合わせて、ノックスを見て。 いい?って尋ねる代わりに袖を引く。 テーブルにナイフは置いたまま、持ち手をこちらに向けたまんま]
あ。
[>>218それから、指をまた閉じて。 人差し指を一本。透明な声に向ける]
トレイル。
[指差す時間は、たっぷり三秒。 タオルを返す、と誘う少年が言って>>219 さて、なんのことだろうと瞬きした]
(223) 2014/11/16(Sun) 14時半頃
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[そろりと近づくのは、保護者達の傍 ニコラの横に立ち、ちらと彼を見上げて かえってきたよと 薄く微笑む]
――――…
[少し迷う。 後ろへ、半歩下がった。 ニコラは大きいから すっぽりこの身がかくれてしまう。
リングがうまく、鎖骨の傷を隠しているとはいえ そう大きな指輪じゃない 動けば、見える。 故に、念のための行動]
(224) 2014/11/16(Sun) 14時半頃
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[それでも、断る理由はないし。 トレイル一人だと心配だから]
行く。
[>>222指を下ろして、視線に応える]
(225) 2014/11/16(Sun) 14時半頃
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ー 二階居間 ー
そうーーートレイル
[不思議そうな声 きっと不思議なのは自分の保護者もだろう ニコラが二度トレイルの名を口にする 彼は二度目は指差す先を見た後( >>222) ニコルに視線を戻して ……タオルを憶えていない様子に 瞬きを返していれば ニコラを見ていた その視界にトレイルが見え 隠れた]
…………うん
[後ろに隠れたトレイル 応えたニコルに一つ頷き]
上と下……どっちが3人で話せるかな……?
(226) 2014/11/16(Sun) 15時頃
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[首を傾ぐ。 さんにんではなす。
音の羅列の意味を、理解できないまま ニコラの下ろす指の先 一度俯いて、顔を上げ
また下に降りるのかと 居間の入口へ視線を流す]
(227) 2014/11/16(Sun) 15時頃
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トレイルは、フィリップとニコラに、寒いから三階にしようと言いたかったが、上手く伝えられず。
2014/11/16(Sun) 15時頃
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―ピーコックグリーン/居間―
お寝坊さんなんだよ。バーニィは。
[ラルフの淹れてくれた茶を飲み、ソファに深く座る。寝て、時間は幾らか経ったというのに。変わって居ない気がしてならない。>>185
にんじん頭も困りものだと指で梳く。>>211 ニコラの指差す方にはディーンが居た。彼と、愛し子と、交互に見て。視界にある内はと黙っていることにした。>>213]
だーめ。お兄ちゃんが居てはダメなのかい? フィリップ。
[ダメだから、3人だけでと言ったのだろう。居間に上がってきたこと、2人を探していることに驚く。許可をきちんと取ろうとする様は好意的だが。>>192>>216]
(228) 2014/11/16(Sun) 15時頃
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……。
[>>217不要だと言ったところで、この少年は首を縦に振るだろうか。考えた末、ディーンは結局何も言わずに緑髪の彼を見るに留めた。 右腕に捕まったルーツがまた盛んに暴れないよう、腕の位置は高めに水平にし、自らの髪で遊びやすいように配慮する。
>>218ふとディーンは視線を感じ、首を動かす。目が合ったのは、文章を燃やした時に見ていた彼だった。彼にはどうにも、都合の悪いタイミングばかりを見られている心地がする。 >>223ニコラが名を呼び、>>224彼が近づいて、ようやく彼がトレイルという名の人物であることを知った。
>>213ニコラがこちらを指差した時。 ディーンは何も言わず、気付かないふりをした。 溢れ出るものを文字にすら置き直さない内に、彼の姿を見てはならないと思ったからだ。 しかし、今はいくらか平静を取り戻している。 ディーンはニコラとトレイルと緑髪の少年とを順に視界に収める。 その関係性については、知る由も無い。]
(229) 2014/11/16(Sun) 15時頃
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―3F個室― [ (痛くない、今は……なら、もう、だいじょうぶ? ) 痛みの理由がわからないまま、頬を撫ぜおろして手を、ゆっくり、そっと離した。]
……おれが、……?
[>>195ドナルドの言葉をうけて、 フランシスは疑問符と共にああ、心配させた――と、眉をさげた。 ]
……だいじょうぶだよ、……
[ 痛くても。とは、音にしないまま。 >>196 笑うような声に、虚をつかれたように瞬きをひとつ。 それから、ふふ、と笑う]
……言い方や、考え方も 大人になった、かな でも、まだまだ――大人に、なれるよ
[ かく謂う自身、まだ円熟したとは言い難いとは思うが――自分は、保護者なのだから。 ]
(230) 2014/11/16(Sun) 15時頃
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ー 二階居間 ー [ルーツは今は金糸に遊ぶに夢中で 手の中 マグカップが暖かい ニコラの指の先は下 トレイルの視線は上 どちらも 三人にはなれる……ようだ]
…………はい 正確には トレイルと だけれど 二人きりは……と思い
[保護者( >>67)口にしていた ……だから 血のこと それにも気を配った 故の 人選]
……二人が 聞いて 二人が 保護者である貴方に 話すべきとなったら 自然と伝わると思います
[在席を望まず フィリップの制止に首を振る 自分の保護者にも目を向け じっと どうにか出来ないか そんな視線一つ]
(231) 2014/11/16(Sun) 15時頃
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[右腕に乗る大きな鳥の重量で、上手くバランスを取れない。 ディーンはなるべく腕を身体に寄せ、重心が崩れるのを防ぐようにしながら、そろりそろりと炊事場を離れる。
>>228ノックスと自分とでは立場も、考え方も違う。 ノックスのように同行者を扱うことは出来ないだろう。]
……彼らには、彼らの考えがある。
[兄弟間に口を出すなど、余計な世話に他ならない。 それが分かっていて言葉が口をついたのは、嫉妬にも似た感情の所為もあった。]
(232) 2014/11/16(Sun) 15時頃
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[声と声と声と声と―――― 重なると乱れたコードに聞こえるそれが、迫ってくるような感覚。 鬱々とした気分になりかけ、首を振った。
情緒不安定にならないように 穏やかにあろうと、心がけるあまり トレイルは先刻起こったばかりの事件を すっかり記憶の後ろへおいやってしまっていた。
ノックスがいれば大丈夫 ニコラがいれば、大丈夫
そう、この時はまだ信じていて**]
(233) 2014/11/16(Sun) 15時頃
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[>>224小さな笑み。 それに頷いて、笑顔を返したあと。 なぜだか隠れるような素振りに、ぱちんと瞬きした]
ん?
[けどそんなに珍しい感じでもなかったから、ハテナひとつだけにして。 頭を撫でようとしてみたけど、さて]
トレイルと。
[まだ眠たい目をくしりと擦って>>231ノックスへとニコラが必要な理由を話す声を繰り返す。 ぬくぬくとした部屋は心地よくて、声に眠たさが混じった。
なるほどって、思ってから。 じゃあなぜニコラなのかなあって思う。 彼の人を選んだ理由を考えたけど、欠伸で忘れちゃった]
(234) 2014/11/16(Sun) 15時頃
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トレイルは、ニコラスに頭を撫でられながら、頼り切った様子で服の裾をきゅっとつかんだ**
2014/11/16(Sun) 15時半頃
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[物と物の交換でなければ落ち着かないのだろう。タオルを返すのは口実かと、疑ってしまう。 返ってきたトレイル。渇ききっていない髪。ラルフの視線。袖を引くニコラ。フィリップの視線。 首を振り、机上の刃を手で覆う。]
……人の多い場所が苦手だということを差し置いても、二人きりはいけないという判断は正しい。
けどね。
[横槍の声に振り返る。>>232]
(235) 2014/11/16(Sun) 15時半頃
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[金糸の密かなる努力 しってか知らずか 嘴でつまみ上げては 引いて 時折 切れた金糸 キラと舞う] [彼は彼で金糸の内心知らず 自分の保護者の放任主義なだけじゃなく 同位置からも 過保護なのか と]
…………ほら トレイルも 安心する
[ニコラが頭を撫で トレイルがその服を握る 眠そうなニコラに 理由を一つ
ノックスの視線が 二人から金糸へ]
……二人とも 行こう
(236) 2014/11/16(Sun) 15時半頃
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[戻した視線をフィリップに向ける。 愛しい子たち。子供扱いと大人扱いの境目。]
後で打ち明けるかも知れないから良い、というものではないよ。広くはないこの建物内だとしても、子供たちだけにしておきたくないんだ。
……3人でというのなら、姿の見えやすい所にしてくれないか。声の届きやすい所にしてくれないか。
[指を微かに曲げる。許さないと強硬な姿勢を取れば、許可を求めることもなくなってしまうだろうから。]
(237) 2014/11/16(Sun) 15時半頃
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