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【見】 研修生 キリシマ[ヒトに混じって、ヒトの真似をして生活するうち、ヒトの習慣が染み付いてしまった。 (@22) 2014/10/29(Wed) 01時頃 |
そうか、よかっ……ゥひゃ!
[
……うん。
けど、鐘なんてなくても、おれ約束、絶対に守る。
おれずっと、グレッグの傍にいるんだ。
[何かに頼るのではなく、自分の意志で決めたのだと。
寄せられた唇に、もう一度、大好きのキスをした。]
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【見】 研修生 キリシマ―5回目のハロウィン― (@23) 2014/10/29(Wed) 01時頃 |
[それから、どれくらいふたりで話をしていたろう。
グレッグの隣は、夜風も気にならないほどに温かく感じられた。]
……グレッグ……?
[やがて、緩やかな眠気が訪れる頃、グレッグもまた、微睡みをみせていた。]
おやすみ、グレッグ……。
[耳元に囁いて、軽く口付けを落としてから、寒くないようぴったりと身を寄せて。
小さな翼を目一杯広げ、ふたり包まるようにして、暫し、幸せな眠りについた。
明日になったら、シーシャのところへ行って、改めてちゃんと話さなくてはいけない。
けれど、まさか自分達が幽霊モドキになっているだなんて、この時は未だ知らなかった**]
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【見】 手妻師 華月斎[消えない、と言われても、腕を離す気になれない。 (@24) 2014/10/29(Wed) 01時頃 |
【見】 手妻師 華月斎全部食べて、いいよ。 (@25) 2014/10/29(Wed) 01時頃 |
【人】 調律師 ミケんーどうだろうな、わからない。 (59) 2014/10/29(Wed) 01時半頃 |
【人】 調律師 ミケというか、僕とリーの出会いだってループがあった空こそ、で、リー以外にも、ね? (60) 2014/10/29(Wed) 01時半頃 |
【人】 調律師 ミケ
(61) 2014/10/29(Wed) 01時半頃 |
【人】 露店巡り シーシャ[抱きしめた肉体はまだ暖かく、伝わる脈も若々しい。 (62) 2014/10/29(Wed) 02時頃 |
【人】 露店巡り シーシャ[だからそれは出来ない。 (63) 2014/10/29(Wed) 02時頃 |
メモを貼った。
【見】 手妻師 華月斎[この陽気な悪魔が実はリアリストで、情だけではそうそう理を見失わないのは知っている。 (@26) 2014/10/29(Wed) 02時頃 |
【人】 露店巡り シーシャ 人間としての生を全うしろ。 (64) 2014/10/29(Wed) 02時半頃 |
【人】 露店巡り シーシャ 人間の世で過ごした時間よりもオレを選べるなら――心が変わってなけりゃ、テメェの勝ち。 (65) 2014/10/29(Wed) 02時半頃 |
【人】 露店巡り シーシャ ”ずっと”オレの傍に居ろ。 (66) 2014/10/29(Wed) 02時半頃 |
【見】 手妻師 華月斎[こちらの顔を見たシーシャが、次第にいつもの調子を取り戻す。 (@27) 2014/10/29(Wed) 04時頃 |
【見】 手妻師 華月斎……でもやっぱりツメが甘いわ。さっそくアタシが勝つ要素を増やしてるんだもの。 (@28) 2014/10/29(Wed) 04時頃 |
【見】 手妻師 華月斎[あの時、あの砂糖菓子の店で。 (@29) 2014/10/29(Wed) 04時頃 |
【人】 ろくでなし リー[丁寧に彼なりの考えを伝えてくれるミケの優しさに、 (67) 2014/10/29(Wed) 07時半頃 |
【人】 ろくでなし リー[笑いながら胸から外した手はミケの鼻を突こうと彼に手を伸ばし] (68) 2014/10/29(Wed) 07時半頃 |
【人】 ろくでなし リー ミケ……折角出会ったんだ。 (69) 2014/10/29(Wed) 08時頃 |
[残念そうなキリシマの顔はあまり見たことが無い。
冗談ではなかったのかもしれぬと、意図せず尻尾はふるりと震えた
中、——頭に、?
痛くはない、……のですか。
[それは普段なら、飲み込むことに戸惑いを覚えてしまうだろう。
けれど素直に受け止め、そのこめかみを指差した先を見つめる。
痛みはあるのか無いのか、しかし続いた言葉
思い出すのはやや朧げな記憶。
彼と出会ったのはもう随分前だ。
その頃から、その様相は変わらない。
——つまりは、人とは異なる存在、なのだろう。]
ちょっと怖い気もしますけどね。
[男はそれでも、恨み言は勘弁だと笑った。]
[煙が室内にゆらと立ちのぼる
その軌跡を辿りながら、問いかけ
ニコラエと同じ緋色と、自らの黒。混ざった二つの眼差しはやがて、キリシマの相貌へと移り]
……どう、なんですかね。
[すぐに、答えは出なかった。
ただ浮かぶのは、戸惑いではなく]
確かにヴァンパイアと聞けば、お伽噺でよく知っているイメージがあります。でも、
[異物と言うのなら、キリシマはニコラエの正体を知っているのだろう。
それを、恐ろしい存在だと思っていなかったわけではない。
それでも、唇は先を紡ぎ]
俺が触れたのは、ニコラエさんという存在そのもので、
結果、人とは違った。それだけですよ。
[きっと、もう受け入れてしまったが故。
異質さを感じることはあれど、畏怖することはなにもない。
月並ですけど、と躊躇った後]
……好きになったものは、どうしようもないんです。
自分の気持ちを偽る方が、
俺は、——怖い。
[そうして、大切なものを失ってしまうほうが。]
ほら、これでも小悪党って呼ばれていた時期があったでしょう。
顔も恐いし、派手にも笑えない。
……それでも、受け入れてくれる人はいる。
[友人、教え子、このハロウィンで出会った人々。
どんな姿でも、受け入れてくれた。
それは目の前の店主も同じくではないかと、その想いは潜めることにして]
それと、同じなのではないか、と。
俺の考えですけどね。
[頭に手を当て、「説教ぽくてすみません」と再び笑った。
それは控えめでない、男本来の笑み。
キリシマの返事
ただ、キリシマの詳しい種族——納得したとは口が裂けても言えまい——や、男に生えたレッサーパンダの尻尾について「もっと格好のいい尻尾が生えたらよかったのに」とクレーマーまがいの意見を述べたりと。
雑談に興じる楽しい一時を過ごして]
[しかし、ニコラエは店に帰ってくることはなく
アケノシンから先に帰る
ありがとう、アケノシンさん。
キリシマさんも、お邪魔しました。
また来ます。
[簡単に礼を述べると、急いで薬屋を後にした。]
—— → 自宅 ——
[陽の落ちた街並を、駆け足で横切る。
壁を通り抜けることができても、やはり慣れたように通りを歩いて帰ることを選んだ。
どのみち一緒に帰るつもりだったから、店まで来てくれたらよかったのにとも考えながら。
彼がキリシマの問いを聞いていた
[——だから。
明かりが窓から漏れる自宅前、座り込む影
顔を覆うその指先が、金色の髪が、闇の中に溶けてしまいそうで]
……ニコラエ、
[名を呼びて、彼の前に膝をついた。
手を伸ばし、指先に、腕に、背にと触れていく。]
今日ほど一人で帰るのが寂しいと
思ったことはなかったよ。
[何かあったのだろうかと気にならないわけではないけれど
その想いもまた本物だから、ニコラエの存在を確かめるように触れて、ぽつと零して**]
メモを貼った。
― ドナルドの家・玄関前 ―
[時折、パーティー帰りの集団やカップルの声が届く
“明日もハロウィンならいいのに”
“来年が待ち遠しい”
“明日からまた仕事だ、嫌だなぁ”
己にとっては一度きりじゃないとしても。
彼等にとっては、「今」しか今日はない]
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