310 【R18】拗らせ病にチョコレヱト【片恋RP】
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[ 自分自身は食事など食べられれば何でもいい。 だから、悩むのはああいう風に誰かの為に買う時だ。劇団員への差し入れはある程度絞れるが、フェルゼは好みを全く知らないので総当りとなった。
本人にとっては日常の一コマたる記憶、忙しくなる前の出来事を懐かしむ。 何の気もない追跡者は、前方の彼の歩く速度が上がっても気にせず一定のまま着いていく。 旅館であった広い建物だ。やがては振り返っても見えない程に離れるだろう。
遅れて辿り着いた二階で向かう先は当然、自室であった。* ]
(160) 2021/02/13(Sat) 22時頃
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─ 今回の公演について ─
[ 彼がチケットを購入してくれた公演は、『狼たちの議事堂』というタイトルだ。 巷で流行りの推理ゲームを元に、うちの劇団員が脚本を書いた。
ある村で、人食い狼の容疑を掛けられて集められた者達。 しかしその殆どが人間であり、他者には言えない後ろめたい秘密を持っていた。 彼らの隠したいものは、狼探しの口論じみた議論の中で暴かれていってしまう。
秘密を暴かれ狂う者達や、その内容により人間である同胞を迫害してしまう者達。物語はゲームのようには進行しない。 たった一人無垢であった少女こそが、件の人狼であったというストーリー。
近年の演劇は映像触媒の発展とインターネットやSNSの流行により、先細り傾向にある。小劇団の危機感は一層に強い。 流行り物を取り込もうという精神は良かったが、やや攻め過ぎた内容とは内部からも指摘されていた。** ]
(161) 2021/02/13(Sat) 22時頃
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[ガラリと扉が開くまで人が新しく来たのに気づかず呑気に歌っていた。 歌うのをやめて入り口の方を見て、早乙女さん>>156に挨拶をする。]
あ、おはようございます
[小さく笑われると少し恥ずかしそうにして、ずっと見ているのも失礼かとすぐに前を向き直した。]
今日徹夜しちゃったんで、 寝る前に入っとこうと思って
早乙女さんも朝早いですね
[世間の言う"朝早い"がどれくらいの時間かは忘れてしまったが、今日は朝方でも人がよくいるように感じた。 皆が早起きなのか、私の体内時計がおかしいのか。 どちらにせよ、朝風呂と言われたということは朝であることに変わりないのだから良しとしよう。]*
(162) 2021/02/13(Sat) 22時半頃
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[買うものは決まっているしすぐに会計に迎えるつもりでいたが、リップクリームの選定にだけやや時間がかかった。使い先がドラッグストアでなかったのは僥倖。 暫し視線を左右に移ろわせ、最終的に選んだのは至極無難なストロベリー。>>87 女子は好きだよな、苺というなんともな先入観。]
あれ、まだ帰ってなかったんだ。 ……? いいのか? 遠慮しないぞ。
ちょうどこれから賀東荘に寄るから そこで貰おう
[彼の標的になったとも知らず、>>107 裾分けの申し出は有難く受けることにした。
アパートは徒歩圏内であるし、場所も知っている可能性はあるが、タダで貰う上に持ってこさせるのは気が引けたから。仮に後で、が後日となろうと赴くつもりを添えて。>>108]
(163) 2021/02/13(Sat) 22時半頃
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─ 朝:廊下にて ─
柊さんもおはよう。 ん?まぁ、ぼちぼち?
[敷波さんを見送った後、とりあえず顔を洗おうと階下へ向かう途中で、207号室の柊さんと遭遇した。これから仕事?の問いに、すぐってわけでもないけど行くのは確かだなぁ、とごにょごにょ応えていれば、ぼそりと一人突っ込みが聞こえた。]
そうですね、今日はちょっと早く目が覚めて。柊さんはもしかして今まで起きてたんです?
[なお、今現在の自分の格好はグレーのスウェット上下である。柊さんのジャージ姿を初めて見たときは、その手があったか、と物持ちの良さに感動したものだった。]
寝不足は体に毒だから 今からでもしっかり寝てくださいね。
[これから温泉と聞けば、朝風呂羨ましい!と素直に告げて、もう少し早起きすれば、と思いながら、階段を降りていく。そういえば、さっきの声は誰だったのかな、とぼんやり思いながら*]
(164) 2021/02/13(Sat) 22時半頃
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[目敏い一言に、んん、と思わず喉が詰まる。>>109]
これか? …いや、ちと早乙女さんに頼まれてな。 フレーバーの匂いつき…と言われたんだが 春日井くんは彼女の好みを知ってるかい? [よければアドバイスを、と求めはしたが、住人同士の交流具合を其処に住んですらいない男が知る由もなく。特に意見がなければそのまま購入の後、せっかくだしと共に賀東荘へ戻るよう誘うかと。]
(165) 2021/02/13(Sat) 22時半頃
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[歌を聞かれた柊は少し照れくさそうだった。 別に気にしないのに、と思うが軽く頭を下げ、 洗い場に腰かける。>>162]
ああ――……あれですよね。 柊さん、作家さんなんですもんね。 〆切が近かったとか?
私はちょっと……あれです。 こう見えて結構早起きなんですよ。あはは。
[作家と言う職業を良く知っているわけでもないが、 徹夜で原稿に追われてるとか、そういう勝手なイメージ。
自分の事に話が及べば笑ってごまかし、 話ながらタオルで巻いていた長い髪を解き、 防水ケースに入れたスマホを脇に置いて シャワーで砂を洗い流していく。*]
(166) 2021/02/13(Sat) 22時半頃
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[イマドキの若者らしい素早い端末使い。>>137>>138 その様子を視界の端に、カゴもリードも持たぬ手が無意識にポケットの中の端末に触れる。
今はブラックアウトしているだろう画面の内側には、朝のルーティンを締めくくる筈であった、「いってらっしゃい」の文字が置き去りに。]*
(167) 2021/02/13(Sat) 22時半頃
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─ いつかの話 ─
[比較的新しい住人、綿津見の間の彼が役者をしている、と聞いたのは、本人から直接だったか、他の住人からだったか。]
竜海さんが出てるなら観たいな。
[>>129チケット購入を頼まれたら、二つ返事で応じただろう。ただし枚数は1枚きりで。]
ごめん。気安く誘えそうなのが店のバイトくんぐらいしか思いつかないから。あ、でも、うちの店で宣伝するのは歓迎だよ。
[ポスターやフライヤーがあるなら引き受けただろう。興味を持つお客さんがいれば、ささやかにダイマのお手伝いもしたでしょう。 お芝居はあまり興味がなかったけれど、自分の知り合いが演じている姿を見るのはなんだか新鮮で。あまり上手く感想を伝えることはできていないけれど、新しい舞台の話をきくのを心待ちにしていたりする*]
(168) 2021/02/13(Sat) 23時頃
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ええ。それは遠慮なく。 あっ、でも写真を一枚撮りたいので、 お渡しするのは、それまで待ってくれますか?
[ ─── SNS用に必要なので。 とは当然口にしなかったにしろ
我ながら奇妙な頼み事だとも思ったが。 目の前の無骨で生真面目そうな青年と、 美少女Vチューバー。 繋がりはないだろうと、楽観して。
話題は柚木の買い物へと移る。 ]
(169) 2021/02/13(Sat) 23時半頃
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早乙女さんって、103号室の? わ。知らなかったですね。 お二人がそんなに仲が良かったなんて。
[ ボスの粗相なんて夢にも至らず。 最も単純に導き出せる邪推を、 楽しげに顔に乗せたなら。
苺、いいんじゃないですか。 可愛らしい早乙女さんに似合いそうですと、 素直に同意した。 ]
(170) 2021/02/13(Sat) 23時半頃
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あっ。見て下さい柚木さん。 ショコラリップですって。 やっぱりバレンタインが違いですからね。
[ 話の流れで、普段は立ち入らないコーナーに 視線を傾ければ、 ビターブラウンカラーのリップを手に取り 物珍しそうに、柚木の目の前にかざした。 ]*
(171) 2021/02/13(Sat) 23時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2021/02/13(Sat) 23時半頃
CC レイは、メモを貼った。
2021/02/13(Sat) 23時半頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2021/02/13(Sat) 23時半頃
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─ いつかの話 ─
[ 劇団員は会社員のような規則正しく安定したスケジュールが組めず、台本読みで迷惑を掛ける可能性もある一般的ではない仕事。 入居当初から他の人達、三上蒼介にも話していた。 ]
問題ありません。 出演する劇団員にはチケットノルマが発生するので、 一枚でも捌けるだけでとても有り難いんです。
なので宣伝までお願いするのは申し訳ないのですが……
[ 竜海とは違い、人当たりが良く優しい印象の相手>>168に、謝罪の必要は無いことを語る。 その上で申し出には遠慮しつつも乗らせてもらうことにした。
ポスターとフライヤーは普段なら劇場前くらいでしか貼り配り出来ず、苦労してきた。 一部のお客にはダイレクトマーケティングもしてくれたとは後から知ることになったか。
常より入りの良い公演の理由は明らかだった。 ]
(172) 2021/02/14(Sun) 00時頃
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[ 以降、読み合わせの後などに三上の店に劇団員が度々やって来るようになる。 特に女性の団員は頻繁に通い詰めるようになったようだ。 彼により新しい風が入り取り入れられたメニューが女性好みだったのもあるだろうが、他の理由も彼女らの様子を見ると察せられた。 ]
三上さんは、舞台の上の俺をどう思いますか。 たまに別人のようで怖いと言われます。
舞台はドラマとは違うので、演技が大振りになりがちで 俺みたいな奴だと特に、そう見えるのでしょう。
俺も三上さんのような男になれたら良かったのですが
[ 竜海自身も無論、恩人の店を贔屓にした。隠れた名店は落ち着いた雰囲気で、とても好ましかった。
彼の前では常より口数が多くなるのは、 シェアハウスの住民同士という関係性に、新しく追加されたもののお陰か。** ]
(173) 2021/02/14(Sun) 00時頃
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─ 夜:COFFEE NARUMI ─
まだまだ寒いけれど、 日の入りは遅くなってきますよね。
[閉店間際の店にて、窓の外を眺めながら、 常連さんと天気の話をしていれば、今日も仕事帰りの彼女>>133のぼやきが聞こえる。]
恋愛相談、受けてるんですか? 後輩から頼られてるってことですね。 レイさんはすごいなぁ。
[“経験豊富”や“見当違い”には直接触れずに素直な感想を告げた。多分きっと仕事で頼れるからそちらも頼れると思ってしまうのでは?などと思いつつ。]
年の功を期待されるとしんどいですよね。
[年の近い彼女に勝手ながらに同調と同情を。]
(174) 2021/02/14(Sun) 00時頃
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[常連である彼女の専用カップが木製な件に関して、細かい申し送りは受けてはいなかったけれど、賀東荘での彼女のマグカップが頻繁に変わっているのを知れば、あ…(察し)となった。 最初はカップマニアかと思っていたのだが。 それはさておき、だ。]
クリームソーダ、ですか。 ピーチ・ソーダで。 はい、お待ちください。
[木製のカップを差し出されて、のオーダー>>135に、怪訝な表情は隠せただろうか。
いや、だって、普通の女の子は木製カップでクリームソーダは飲もうとしないだろう?
脳内に押しとどめたつもりの突っ込みは、うっかり漏れたかどうかは定かではないが、ご希望どおりにピンクのクリームソーダを、サクランボやハート型ビスケットを添えて、彼女の前に持っていった。ちゃんとピンクですよ、と念押ししつつ。]
(175) 2021/02/14(Sun) 00時頃
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[でも、じゃあ“普通”ってなんだ?と聞かれても、ちゃんとした答えは出せないだろう**]
(176) 2021/02/14(Sun) 00時頃
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[柊と暫し雑談に興じたろうか。 そこまで長風呂をするつもりもなく、 ざっと髪を洗って汚れを落としさっぱりすれば 適度な頃合いで温泉から上がるつもり**]
(177) 2021/02/14(Sun) 00時頃
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