46 監獄病院弐 〜堕天使たちの集中治療〜
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[振り返った貌に浮かんだ優しい笑みに
ただただ心は奪われ。
彼女に依存し、それだけになる。]
なる、ペットだから。
あたし、グロリアさんのペットだから。
は、んっ――…。
[口付けに縋るように、
彼女の唇を甘噛みするように食み返した。]
け、結婚式――。
あ、あたしとズリエルのために。
ありがとう、ご、ございます。
[そのまま彼女の手に導かれるまま檻へと進む――。
脚は萎え、がくがくと全身が恐怖するように震える。
顔はグロリアに嫌われたくないと、
それを誤魔化すようにぎこちない笑みを浮かべ、
媚びるように言葉を紡ぐ。]
ひっ――…ッ!
[檻の中へ自ら入ると、
獣が女を押し倒すように圧し掛り、
四つん這いの女の背に獣の狂気が滲む涎が落ちた。
雌の中に入ろうと獣が腰を狂ったように動かすも、、
なかなか中には入りそうにない。]
[ 舌先が知覚すると同時、奪われないように口を閉じる。奥歯で噛み砕けば、鉄錆の味に乗って、待ち望んだ味と感触が口腔を満たした]
ああ……!
[ 安堵と感激の溜息を漏らす。
徐々に発汗が止まり、焼けつくような痛みがぼんやりと遠ざかる。陰茎の感覚のみが鋭敏になり]
はぁ……っ、
[ 熱い息を自らの血に染めたテッドの掌に落とした。
そのまま舌は犬のように掌を愛撫し始めた。人差し指を口内に取り込み、頬を凹ませて扱き、陰茎に奉仕しているかのように吸い上げる。指と爪の間を舌が小刻みに往復した。視線は顔から逸らさない。顎の下、少し剃り残された髭すら美味そうだと狂った脳が告げた]
>>*96
[去り際にメアリーの言葉を聞けば、怒りをあらわにし彼女に殴りかかろうとするが、従者に阻まれて再度床に抑えつけられ。
先刻までの口調とは打って変わり、室内に響くくらいの怒声を浴びせる]
――・・・金なら払っただろうがっ!
直ぐに主任を解放しろ!!!
畜生・・・腐りきってやがる!
お前の兄なら約束だけは守っただろうに・・・
薄汚れた小娘がっ!
[実兄のことを持ち出したのがメアリーの逆鱗に触れるのを覚悟の上で、割れんばかりの声を上げた]
>>*95 グロリア
[身体の傷の無い箇所を擽るように這うグロリアの手、内股を割り入った脚で擦られ、鼻から抜ける息が漏れた]
――まも、る……やく、そく。
[とろりとろりと、
惑いは射抜く碧玉に囚われる。
色鮮やかなルージュに縁取られた言の葉が、
じくりじくりと、
弱りきった精神を切り裂いた]
は、ぁ――、ぁあッ――!
[窄まりを撫でていたグロリアの指が一気に穿たれれば、びくりと身体が大きく跳ねる。
排泄を終えたばかりのそこは固くなく、彼女の指をすんなりと受け入れ、ひくついた]
[体から力を緩める、優しい表情の彼女に従うように。
犬が女の秘所に鼻先を押し付け匂いを嗅ぐ行為、
その倒錯した行為に恥辱を覚えて身体が熱くなる。]
はぁっ―――…ッ
[やがて、偶然だろうかカクカクと振られる腰の中心。
女の爛れた花の中に赤黒い狂器が侵入した。
中に侵入した熱さと存在感に蜜を漏らし悶える。]
あ、ズリ、エル――ッ……
ひ、ッ、ぐっ――、あああああっ
[幾度かの律動の後。
獣の狂器が巨大な瘤のように膨れ始めた。
膣が押し広げられ、
犬と離れられない異常な感覚に狂いはじめる。
その様子を満足そうに眺める女の呟きは
獣に犯される女の耳には届かない。
ただ、笑う声が微かに耳に届いた。]
[大きな声で一吼えしたズリエル。
体位を変え、大量の熱く滾る精が注ぎ込まれた。
人相手ではとうてい経験できない感覚に狂う。
獣に精を注ぎ込まれ、
人としてのアイデンティティが崩壊しゆく――…。]
あぁ、すごい、のッ――…。
こ、こんな、す、すごいっ、はじめ、て。
好き、ッ
[獣から与えられた狂気に、
その圧倒的な獣の交わりに溺れゆく。
好きの言葉はグロリアに向けたのか、
ズリエルに向けたのか自分でも定かでない。
獣の姿勢で交尾をしたまま離れる事無く、
グロリアの望むペットへと、闇の中へ堕ちた――**]
>>*99 グロリア
[縋りついた女性の豊かな胸に抱かれながら、後孔に受ける刺激に、熱い吐息を零す。
グロリアの眸を見詰め続ければ、ふやけた脳裏がぐにゃりと歪むような錯覚を覚えた]
こっち、で……あ――ッ、アダムと……
ン、ッ……――は……、ひぁ、っふぅ
[グロリアの指が刺激を与えるたび、腰が跳ね嬌声を上がる。
蜜壷を潤わせながら、増えた指を受け入れた蠢く内側はもっと欲しいと強請り締め付ける。
甘い口付けに導かれるまま、全てを委ね迎えた絶頂は、これまでに感じたことの無いほどの快楽をタバサに与えていた]
>>*104 グロリア
[口付けで共有する苦味さえ、痺れた理性に心地良い]
……愛……
[酷く美しく整った微笑みに、口の端をあげる。
甘い言葉が鈍った思考を全てを蕩け溶かして。
愛されたい――
嘯く蜘蛛に誘われるまま、涙を浮かべる哀れな蝶々――**]
気持ちいー事、しよーぜ?
[ 咥えたまま、指ごと顔を近づけて。ぼやけた視界に自分だけを映そうと覗き込んだ。掴まれた頭から髪の毛が何本もぶちぶちと抜け、指に絡む。この髪で、縛ってしまいたい。
腿に亀頭が当たり、思わず低く呻いた。赤黒い先端は解放の時を待ちわびて涎を垂れ流し続けている]
な、せんせ、分かるだろ?
ヤろうぜ?
[ クスリと血の混ざる唾液を、抗う唇に向けて落とした]
―五階・個室―
[抱きしめる腕にこのまま身を任せてしまいたかった。でもこの人の望みが自分の解放だというのなら……小さく頷き、耳打ちされた言葉を胸の中で繰り返す]
わかり、ました……。
あなたもご無事で……院長代理……。
[白衣の裾がひらりと舞うその後ろ姿を見送り、せめて嗚咽だけは出さないように唇を引き結んだ]
[そしてどれくらいの時間が流れたのだろう。
けたたましく開くドアの向こうからは、あの女――メアリーの姿が見える。
彼女にされた仕打ちを思い出し、頬が羞恥と恐怖でひどく熱い。
目を合わせる事も出来なくて、地面へと視線を落とす]
――…え?
[チャールズの名前を聞いて、伏せていた顔を上げる]
どういう、こと……?
あの人は無事なんですか? まさか、あのひとまで……。
[つい先ほどまで、抱きしめられていた腕の温もりを思い出し、眸が熱くなった。じわりと涙で視界が滲み歪む。
続けて彼女が口にするコリーンの名前に、目の前が真っ暗になったような気がした。
絶望――…。
もう二度と助けは来ない。
救いの光が断たれてしまった事を知る]
やめて……はなし、て……っ!!
[男たちの手により、チャールズに掛けてもらった白衣は引き剥がされ、あっという間に白い裸身をさらけ出して]
嗚呼、神さま。
どうしてこんなことを……。
[男たちの手で押さえつけられ、嬲られながら、無情なる仕打ちに、神を呪う言葉を一つ、壊れた眸で呟いた――**]
|
[メアリーの言い分に呆れて会話にならない事を悟る。 見た目以上に幼稚で幼い子供が虫をいたぶって遊んでいるように見え、テッドの言う遊び場に少しでも期待した事が嘘のように気分が萎えてゆく。]
スマートではありませんね、もう少し賢いのかと思っていました。
[最初に感じた印象通り、会話するだけでかなり不快になるのはメアリーが若い女性だからというだけでは無いのだろう。 そう仕向けたいのなら効果は絶大、一介の看護師に出来る事と言えば嫌悪感を顔に出さずに対するだけ。
ため息をついて部屋を辞そうと扉へ向いて、最後に一言。**]
……私は何も知りません、看護師の補填だけはお願いしたいと思います。
(49) 2011/03/22(Tue) 16時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/22(Tue) 16時半頃
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そぉ、それは残念。
[くすくすと笑ったままで。去って行こうとする彼を見送ろうとして。その背中にもう一言告げた。]
ま、何があってそんなに女性が嫌いなのか知らないけれど。 この病院でいつまでそうやって突っ張っていられるかしらね?
[当初から向けられていた嫌悪感。それが分からない訳でもなかったのだけれども。今日まで無視していた彼がわざわざ来たからには何かあったのだろうけれど。]
看護師の補充ねぇ。 それこそ、テッドに言いなさいよ。
(50) 2011/03/22(Tue) 16時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/22(Tue) 22時頃
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[背中に向けて投げられた言葉に振り返り改めて向き直る。]
……本当に釣りが下手ですね。 私がここの看護師で、貴女がここの医師である以上は一声命じさえすれば従いましたが。
どうせ口だけでも、餌を見せれば効率的に手駒は増やせるのですよ。
[言外に餌を遣せと仄めかす。 そうでなければこんな病院に留まる理由も、もうあまり無い。]
(51) 2011/03/22(Tue) 22時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/03/22(Tue) 22時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/22(Tue) 23時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/22(Tue) 23時半頃
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>>51 餌を、ねえ。 そんなもの、自分で拾って来たらどう?
[薄ら笑いを浮かべてそう答える。餌をと言う彼に対して、こちらから何かを出してやろうとは思えず。それが例え口約束でも同様であった。]
あたしもね。 欲しい人と欲しくない人が居るの。 貴方は別に要らないわね。
[最も、それは自分がそう思うだけのこと。他の面々がどう思うかは知ったことではないし。そこまで余計な警告をしてやる義理もないと言った所か]
話は終わったわ。 あたしは忙しいの。
(52) 2011/03/23(Wed) 00時頃
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イアンは、返事はせずに部屋を出た。
2011/03/23(Wed) 00時頃
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