1 とある結社の手記:6
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
ま、静かになっ──…うわっ!?
『イラッシャイマセ!コチラナンカイカガデショウカ!』
おま……アーチ!!! 焼くぞ、茹でるぞ。こら!!!
『ヤクゾー!!ユデルゾー!コラコラ!!』
お前だ、馬鹿。 まったく………。
(98) dia 2010/03/02(Tue) 00時頃
|
|
[一時、賑やかに鳥と戯れる。 やれやれと息をついて立ち上がった。
ちらと北へ目を向ける。 かつての集会場があった方向だ。
血の流されたその場所は、不吉だと取り壊され ──焼き払われたかの地には、未だ黒々と新緑を拒んで焼けた木が横たわる。]
(99) dia 2010/03/02(Tue) 00時頃
|
|
──…、キャサリンのとこ。 いってくる。
おいアーチ!!置いてくぞ。
[ばささ、と羽ばたく鸚鵡を肩に乗せる。
そうしてもうひとつの花束を手に踵を返し、病院へと歩く。 林檎の樹は雪のように、白い花を風に散らせていた**]
(100) dia 2010/03/02(Tue) 00時頃
|
|
―病院・>>76―
[面会時間の終わりを告げられ、少しだけ寂しそうに親友の目を見つめたまま、なんとか笑顔に変えて。]
うん、また明日。
[いつものように、キャサリンを抱きしめてドアの方へ進み――]
あ、そうだ。これ…。
[扉の前で引き返して、手渡したのは母親の形見のペンダント。]
(101) okomekome 2010/03/02(Tue) 00時頃
|
|
…お守り。 キャサリンのこと、守ってくれるようにって…。
[不安な時にいつも握り締めていたそれを手渡せば、親友は驚いた顔をしただろうか。 それでも。]
私は、大丈夫だから。 お母様がキャサリンのこと、守ってくれる。 だから…きっと、すぐに退院できるよ。
[お墓参りを一緒に、は返事をもらえなかったけれど。 それでも、その日が来ると信じて微笑む。]
(102) okomekome 2010/03/02(Tue) 00時頃
|
|
あ、もう時間だね。 今度こそ……また、明日。
[明日はまた別のお菓子を作って持ってくるね、と告げて病室から出た途端。 何故か涙が溢れてきて…手を首元へと伸ばしたが。]
(103) okomekome 2010/03/02(Tue) 00時頃
|
|
[今まで自身を守ってくれていた、ネックレスが、少しでも親友を癒してくれるように。 そう願い、滲んだ涙を拭ってゆっくりと歩き出した。*]
(104) okomekome 2010/03/02(Tue) 00時頃
|
|
―エピローグ 4日目・夜― [自室として宛がわれた部屋へ戻ってくると、窓辺と近づき空に昇る月を見上げる]
全部、終わったんだよな…
[人狼だった少年は、彼を愛した郵便屋の手引きで十五年の生に幕を閉じた。彼の最後を看取って、しかし、それを見続ける事に耐え切れず部屋へと戻ってきたのだった。]
(105) sazi 2010/03/02(Tue) 00時頃
|
|
それにしても、カルヴィンがあんなに怒るなんて思わなかったな… いや、当然か。約束を破ろうとしてたんだし…
[思い出すのは自身が狼だと騙った時の事。窓越しの出会い。三人での料理教室。紙飛行機の作り方。二人で作った雪だるま]
色んな事があったな。どれもみんな、楽しかった…よな。 カルヴィン…
[新しい思い出、古い思い出。その全てを忘れないように思い起こして、ただ静かに頬を濡らす。]
[どれほどそうしていたか。ゆっくりと明けていく空を見上げると、メモ帳にHappy birthday.と書き込んで、紙飛行機にして空に消え行く月に向かって投げる。月の光のような銀の毛皮を持った彼に届くように]
(106) sazi 2010/03/02(Tue) 00時頃
|
|
―エピローグ 五日目・朝― [睡眠不足など、もろもろの理由で真っ赤になった目を擦りながら広間へと降りると、ローズマリーに声を掛けられ]
なんだ?まだなんか用でもあるのか?
[訝しげに聞けば、差し出されたのは銀色の毛皮]
これって…
[こちらが聞くと、当然のようにカルヴィンの毛皮である事と、尻尾はウェーズリーが貰っていったと聞いて]
そうか。……ありがとう。
[礼と共に渡された毛皮をしっかりと受け取る。その後、村に潜んでいた人狼は全て処刑され、この騒動は幕を閉じた**]
(107) sazi 2010/03/02(Tue) 00時頃
|
|
―― 回想:四日目夜 ――
[ 男はいつものまま。手伝いも何もしない。自分の仕事は食べるだけ。 それは、楽しい食卓とは言えなかったけれど。悲しみは大きい。 全員が心を許せるというものではなかったから。
そんな中、男はの隣に座って食事をしている。 郵便屋や掃除屋のように、少年に特別な感情を持っている訳ではない。 けれど、人狼と知りつつ男は無防備だった。身の危険より情を取る。 人間としての美点でもあるのかも知れない。だが、それは同時に欠点でもあるのだろう。]
(108) tarkn1999 2010/03/02(Tue) 00時半頃
|
|
[ やがて、やってきた結社員の女は皮肉を投げて、少年と幾つかのやり取りをする。 感傷的、残酷。 少年は、それを肯定しない。 その優しさに、胸に痛みを覚えずにはいられなかった。
自分は何故、ああ言ったのだろう。飯にしようとなどと。 感傷。情け。あるいは罪悪感からの逃避か。 そう考えて、ふと小さな笑いが漏れる。 ただ、自分がそうしたかった。 それだけだ。]
(109) tarkn1999 2010/03/02(Tue) 00時半頃
|
|
[ ……そして、その時はやってくる。 郵便屋が手にした猟銃は、呆気なく……本当に呆気なく、少年の、人狼の命を奪った。 郵便屋は、そのまま銃口を自身へ向ける。 止められなかった。 あるいは、それが親友、そして愛する女であれば、本人にとって生きる事の方が辛いと分かっていてさえ、躊躇無く止めたろう。
空砲。 女は耐えかねたようにその場を後にした。 男もその場を後にする。
ここから先は、自分がいるべき時ではないと思ったから。]
(110) tarkn1999 2010/03/02(Tue) 00時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
sazi 2010/03/02(Tue) 00時半頃
小悪党 ドナルドは、メモを貼った。
tarkn1999 2010/03/02(Tue) 00時半頃
|
―エンドロール 春・林檎の丘―
[車椅子に身を預け、久しぶりにその揺れを感じながら、ゆっくり、ゆっくりとなだらかな坂を上っていく。 時折吹く風は、香染の髪を靡かせ、そして緑の香りを漂わせる。 思わず、閉じたままの目許が緩んだ。
女の息は弱い。 けれど、もう少し……もう少しだけと、言い聞かせるように、深く、ゆっくりと繰り返す。 そして坂を上りきれば、まるで訪れを歓迎するような風が舞い、双眸は震えながらも、薄く開けられる。
そこには、一面の花畑。 かすみ草と雪割草は小鳥が囀るように揺れ、その合間から伸びるチューリップは、競うように咲き誇っていた。]
(111) hiiragi 2010/03/02(Tue) 00時半頃
|
|
[墓の前に辿り着くと、白く細った右手が震えながらも伸びる。 届かないそれは次第に腰を浮かし、女を車椅子から離す。 倒れたような身を、最後の力を振り絞い、寄り添うように整えた。 ……浮かぶは小さな笑み。 ] 今まで、来れなくて、ごめん、ね、 [久しぶりの語りかけ。 今までずっと我慢してきたもの。 語れば、語るだけ……彼は現世に捕らわれて、彷徨ってしまうのでは、そう思っていたのだから。 けれど今は、今だけは嬉しそうに声を震わせて微笑む。 深緑が二つに見えたのは、視界がぼやけていたからだろうか。] 本当は、もうすこし、
[途切れ途切れの言葉、その先は続かない。]
(112) hiiragi 2010/03/02(Tue) 00時半頃
|
|
[黒檀が覆われる前、微笑みをその深緑に向ける。 一つしか違わない友人。 時に妹で、時に姉で―――常に大切な親友だった。] ありが、と、マぁ、……ゴ、 [震える手を首元に。 お守りがなければ、迎えは親友ではなく、彼だったのではと。 親友の”護り”は、確かに一度、女の命を引き止めていた。]
(113) hiiragi 2010/03/02(Tue) 00時半頃
|
|
マぁ、……ゴ、 ともだち、に、なれ、て よ か……っ [丘の頂きにある、一本の林檎の木。 その白い花々に身を顰めていた極鮮色は騒がしく飛び立ち、丘の上を旋回する。 温かな陽差しは、柔らかく光を注いでいた。*]
(114) hiiragi 2010/03/02(Tue) 00時半頃
|
|
─春・病院にて 回想─
よーし、アーチ。 お前大人しくしてろよ?分かるな? 大人しくしてろよ??
[鳥を相手に大真面目に言い聞かせる。 思えば、友もかつて苦労をしていた。
そんなことを思い出すと、聞き分けのない鸚鵡の相手にも、ちらと笑みが過ぎった。]
(115) dia 2010/03/02(Tue) 01時頃
|
|
…よ、キャサリン。 具合はどうだ?
[静かな病室を見舞う。 しんとして、清潔な室内。
見舞った先の娘の表情は、日々透けるようで ───酷く、儚い。]
(116) dia 2010/03/02(Tue) 01時頃
|
|
『オハヨウ!オハヨウ!!!キャサリンオハヨウ!!』
[くく、と鸚鵡が首を傾ぐ。 この鳥が、真っ先にこの挨拶をするのはいつものこと。 これが挨拶だ、と果たして理解して覚えてるのかどうか。]
さっき、フィリップのとこにも寄ってきた。 これはメアリーから、見舞いな。
[ぱさ、と手渡したのはフィリップに備えたものと同じ花束。 春の匂い、そして──]
(117) dia 2010/03/02(Tue) 01時頃
|
|
………あ。
[はら、と雪のように。
花の合間から、白い、白い林檎の花びらが舞い落ちる。]
(118) dia 2010/03/02(Tue) 01時頃
|
|
───……。
あのな。アーチがさ、こないだ勢い良く飛び上がってさ。 屋根に頭をぶつけたんだ。 でかい音がしたから、メアリーとマーゴがびっくりして…。
そうそう、マーゴがメアリーに料理を習いたいとか言い出したんだ。 メアリーの奴も張り切ってていいんだけど、あれがさあ。 同じものばっか大量に作るんだぜ、あいつら。
どうしろっての。 キャサリン、お前も退院したら食いに来いよ。 助けると思って、頼む。
あー…、あとな。 通りの角の樹にさ、また鳥が来てて…。
(119) dia 2010/03/02(Tue) 01時頃
|
|
……… …… …。
[いくつも、いくつも。
他愛もない会話。 窓からは見えない、村の様子。 花の様子。人々の様子。
今までは、友が語っていただろう風景を伝えていく。 少しでもキャサリンが微笑むなら、それが幸いだというように。]
(120) dia 2010/03/02(Tue) 01時頃
|
|
──…今日は、こんなところかな。 あ…っ、疲れてないか?
食べたかったら、林檎剥いて……
『リンゴ!!リンゴ!!リンゴ!!』
おっまえ、朝も食ってただろ。 食い意地アーチ!
[また、鸚鵡と漫才を交わす。 くすくすと漏れる笑い声に、居心地悪そうに頭を掻いた。]
(121) dia 2010/03/02(Tue) 01時頃
|
|
…少し元気そうで安心した。 最近、……。
[と、言いかけた言葉が不意に途切れる。 視線の先には、小さく揺れる銀の光。>>102]
それは、マーゴの…?
[黒檀は微笑むだろうか。 納得したように、ひとつ頷いて席を立つ。]
(122) dia 2010/03/02(Tue) 01時頃
|
|
そうか。 なら、きっと大丈夫だな?
そいつと、マーゴと……フィリップが、きっと守ってくれる。 また来るよ、キャサリン。
お大事に。 おい、アーチ。行くぞ!!
[鸚鵡を肩に乗せ、病院をあとにする。 村を、優しく爽やかな風が吹きぬけている。
──それは彼女が林檎の樹の丘に立つ、少し前の出来事だった**>>111]
(123) dia 2010/03/02(Tue) 01時頃
|
病人 キャサリンは、メモを貼った。
hiiragi 2010/03/02(Tue) 01時頃
|
―― 数日後:ピッパの家 ――
――ん? なんだ?
[ 雑巾を片手に窓を拭いていれば、ピッパの呼ぶ声に振り返る。 何となく、何処か神妙な雰囲気な顔付きに思えた。]
うん。遠く……か。 そうだな。それも良いかも知れねえ。 海だと、そうだな。 心辺りはあるぜ。運び屋してた時に行った辺りでな。 のんびりしてていいとこだったな。 また行きたいと思ってたが、あそこに住むってのも悪かない。
[ そう答えて、笑ってみせる。 思う所があるのだろうと思いつつ。 それが、自分の身を守ろうとしての事とは気付かなかったけれども。 男は我が身の危険に無頓着過ぎたから。]
(124) tarkn1999 2010/03/02(Tue) 01時頃
|
|
[ けれど、ピッパの考えに気付いたとしても、やはり頷いただろう。 遠く離れた方が、この村にいるよりもピッパの悲しみは癒えるだろうな、と思ったから。]
――なあ、ピッパ。 ピッパがいてくれて……良かった。 二人で生きられて、良かった。
[ ピッパが何を考えての事かは気付かずとも。 男は、感謝にも似た、そんな言葉を口にする。
男には何処でも良かった。 ピッパが側にいてくれるなら。]
(125) tarkn1999 2010/03/02(Tue) 01時頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
dia 2010/03/02(Tue) 01時半頃
小悪党 ドナルドは、メモを貼った。
tarkn1999 2010/03/02(Tue) 01時半頃
小悪党 ドナルドは、郵便屋 ウェーズリーに手を振った。
tarkn1999 2010/03/02(Tue) 01時半頃
|
―同日・夕刻―
[片付けられた病室――もうここで香染が揺れる事もない。 明日になればこの部屋は新しい主を得るだろう。]
……行こう。
[一度だけ部屋を振り返った。 彼女が居た痕跡は消されても、目を閉じればそこに有る。 ――忘れ物はない。確かめてから病院を後にした。]
(126) beyer 2010/03/02(Tue) 01時半頃
|
|
怒ってる……かもな。
[それは、自分が先に命を落とした事に対して。そして――結局、自分の墓参りには付き添わなかった。彼女の灯火が尽きようとしている事を知りながら。]
……謝らないとなあ。
[だが、看取る事はしなかった――それは『別れ』の儀式。 おどおどしながらも彼女を精一杯護り続けてくれた友人のものだ。
なら、自分がするべき事は一つ。そう信じて茜差す道を歩く。 その先にあるのは――。]
(127) beyer 2010/03/02(Tue) 01時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る