8 DOREI品評会
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[墨色の髪の男の言葉は片耳でしか聞こえない。 大音量の水音が、先刻までの行為を思い出させて]
っぐ、… がふ
[喉を鳴らせば水が上手く喉を通らず咽てしまう。 何とか口の中からぬるま湯は消えたけれど、腹を手で圧迫されれば、時折、胃から水が込み上げてボールと口の隙間から涎混じりで水が頬と髪を伝うようにして流れていく。]
ゲホッ…っ 。
[喉奥に残る水が嫌で咳を苦しそうに繰り返す。 棒を弄られても頭に血がのぼったままでもあり、勃つ様子はまだ見せないだろう。]
(106) 2010/04/08(Thu) 20時半頃
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――アンタの邪魔を。
嗤いながら他者を虐げることができる、 アンタの神経が不愉快だ。
……五月蝿いなら黙るよ。それ、貸してくれたら。
[パトリシアの教示を、何度も心の中で繰返す。 指差すのは、先ほどからヒューヒューと彼の苦しげな呼気を聞かせるボールギャグ。 こちらも、相手の冷笑に怯みながらも、反対に嚇りの燃える瞳で返す。猫が必死で威嚇するように、全身の毛を逆立てながら。]
(107) 2010/04/08(Thu) 21時頃
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…?
[水音が遠のいて、ようやく気付く。 あの少女の存在と彼女が、助けてくれたのだと。
情けない、と思うよりも]
!
……や゛ めろ゛…ッ…ゲホッゲホッ ―――。
[椅子を揺らして、少女を庇う声を上げた。]
ぞの 子は か んけい…ね゛ぇ。
(108) 2010/04/08(Thu) 21時頃
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…――何? 君もまだ自分の立場、判って無いんだ?
[少女の威嚇に男が表情を変える事は無い。 ただ、不愉快。 ――それだけを感じて、彼女の前髪を掴もうと、手を伸ばした。]
じゃあ。 彼の変わりに君が此処にこうやるなら、いいよ。
[掴めようが掴めまいが。 男の声は、No,2にもNo,4にも聞こえる筈。 足元で踊るシャワーは、足で踏みつけた儘]
(109) 2010/04/08(Thu) 21時頃
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不思議な人だね、何故僕を守ろうとするの。 所詮は他人なんだから、利用すればいいのに。
それもできない、お人好し。
[ふっ、と真一文字から緩めた唇の端を上げる。少女らしい小さな片靨ができた。]
僕は子供で、子供扱いされるのが嫌で、 さっきちょっとオトナに近づいてきたよ。 悔しいから……満足させろというなら、頑張ってみる。
[いつか、ヴェスパタインに言われた。何ができるのかと。 ツィーのように従順な態度は絶対に無理だ。それでも。 どこまで堪えられるのか、強さを試してやろうと。 濡れた髪を掻き上げて、震える両脚を踏ん張りながら対峙する。 先ほどから、彼が弄くっている箇所を、流し見て、]
……それ、どうにかしたいの?
(110) 2010/04/08(Thu) 21時頃
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芸がないな、同じことなんて。
[彼はとても苦しそうで、同じものが自分で肩代わりできるとは、とても思えないけれど。 彼は死なすようなヘマはしないと言った。きっとそのぎりぎりの境界を、自分なんかより熟知しているのだろう。 逡巡、戸惑い、破瓜なんかより余程覚悟が必要だった。 ぎゅ、と胸の前で両手を握る。祈るように一つ、俯いて。]
…………痛いのとか、あまり得意じゃない、けど。 分かった、やる。それでアナタが満足できるものなら。
(111) 2010/04/08(Thu) 21時頃
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小僧 カルヴィンは、ランタン職人 ヴェスパタインに前髪を触れられても、もう拒絶はせず、ただ睨み返すだけ。
2010/04/08(Thu) 21時頃
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…――本当に、君は立場を判って無いね。 嗚呼――誰かに買ってもらえる約束でも、した?
[少女には、余裕が見えて。 僅かに眼を眇める。]
芸が無くてごめんね? 此処では規制がキツくてねェ。
[腰の辺りで腕を組み、首を傾けて。 少し下がり、少女の様子を眺めやる。 彼女が自分で動かない限り、No,4の拘束を解く気も、無い。 足元で踊って居たシャワーは、一度使用人によって水を止められて居た。]
(112) 2010/04/08(Thu) 21時頃
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…『たの、しむ』…?
[ゆっくりと瞬きが一つ。
どういう意味なのだろう、と考える。
少しだけ戻ってきたのは思考力]
『…どうして欲しいかって、聞かれたから』
[小さく息を零しながら、唇を尖らせる。
拗ねているわけではなくて、投げかけられた言葉に返す反論。
それでも絡められる指に、突き上げられる衝動に
素直に声は唇から零れ落ちる]
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[オトナに近付いた―――それが、何を意味するか。 あの休息時間は、休息なんて誰にも与えてないのだと思った。]
―――― … ぁ ぐ う、…
[歯を食いしばれず声が漏れる。 必死で両手足を動かすも、やはり見動きは取れない。]
やめ ろ゛ッ… ごんな… けホ… 思い あ おれだけ で、 い い゛ッ…
[視線だけ少女へと向けて言う。水音が止れば、安堵する心はあれど、余裕のない顔は相変わらず。]
(113) 2010/04/08(Thu) 21時頃
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そんな約束、してない。 変わったのは、一つオトナに近づいたってだけだよ。 後、酷い屈辱を味わったから、 何が何でも生き残って、報復したいってところかな。
立場が分かってないんじゃなくて。 僕は僕で、ここでも外でも変わらない、ってだけだ。 勿論、痛いのや恥ずかしいのは嫌いだよ。 自分の甘さにも嘔吐が出そうだけど、
[男たちが無理矢理少女を動かすことはない。 ただ、同じような椅子がもう一つ運ばれてきただけだ。 苦労して攀じ登り、ベルトを緊めるのはスタッフの手に任せる。 細い身体では穴が足りず、更に狭くなる部分へと新たな留め穴が穿たれた。]
交互になら、少しは楽になるかも知れないだろ。
[感情優先で行動するから、いつも後悔することになるのだと、少女もどこかで分かっている。 彼を見捨てて、愉悦の攻めを受ける方がどれだけマシなことだろう、と。]
(114) 2010/04/08(Thu) 21時頃
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若者 テッドは、小僧 カルヴィンに 馬鹿な真似はすんな と金の眼で必死で訴えた
2010/04/08(Thu) 21時頃
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オトナに? 君が?
[ふふ、と思わず笑みが口唇から零れる。 少女の様子には、首を傾けて]
ただ昇るだけじゃ駄目だよ。 ヨアヒム氏が楽しめないでしょう? 全部脱ぐんだよ?
[腰に手を当て、もう片方の手で水の出ないシャワーを拾いながら、自身で椅子によじ登る少女へ言葉を投げる。
くるり、手で回して見せながら、No,4へも声を掛けた。]
嗚呼――何、君も自分が良いの?
(115) 2010/04/08(Thu) 21時頃
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[言いながら、器具並ぶ机へと近寄り色々なものを手にとっては置く事を繰り返す。 カチャリ、だの、コトリ、だの、硬質な音が響くけれど、No,4にはきっと見える事は、無い。]
(116) 2010/04/08(Thu) 21時半頃
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[もたもたとした仕草、特に両脚と腰を庇う動きに、休憩時間に何があったかは知れるだろう。 ちょうどマーゴも、その破られた処女膜の後を検分されているところだ。 抵抗ができない青年の胃液や涙で濡れた頬を、優しく一つ撫でてから、言われた通り衣服に手をかけた。 角度が逆なら、いつぞや蟲攻めを受けた時と同じ姿勢だな、と。 セーラーズボンの内で剃り合わせた両脚の間がじんじんと痛んで顔を顰めた。]
(117) 2010/04/08(Thu) 21時半頃
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小僧 カルヴィンは、ランタン職人 ヴェスパタインは弄る器具の不穏な気配に、思わず脱衣の手を止めて振り向いた。髪まで逆立ちそうなほどの悪寒が駆け抜ける。
2010/04/08(Thu) 21時半頃
[中途半端なまま放置していた所為か
反論する思考が戻った様子の青年。
男は彼のの耳を食むと、突き上げる小刻みな振動を与えてやる事にした]
あぁ、そうだったね?
御前のして欲しいことを聞いてやったけど
してあげるなんて一度も言ってないよ。
[耳朶を舐りながら甘く囁く。
青年の中心を握る手は其処を離れ、彼の指をたちあがった熱へ導いた]
こっちは自分でするといい。
許可してあげよう。
――…嬉しいだろう?
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[分娩台の上で頭が下がった位置は、舞台上を把握するには適さな過ぎて、だからこそ耳から入る情報に頼るが]
―――… 、 かふ
[喉奥から何度も腹を押されて込み上げる水のせいで集中も出来ない。ただ、助けにきた少女が気にかかってはいた。]
っ
[優しく撫でてくれた小さな手、金の瞳で胡乱にみつめて]
… や めろ
[なんとか声を出すが水はなくても唾液が今度は喉に溜まり、ごくりと嚥下をする。]
(118) 2010/04/08(Thu) 21時半頃
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アナタは、彼や僕が「やめろ」って言うことが好き?
[黄金の瞳を避けて「見ないでよ」と言い置いてから、タイを解き、一枚一枚床に落としていく。単純な服は、下着姿になるまでに、そう時間を要しない。緩急はある程度魅せ方を学んだためもあるが、ボタンやファスナーを弄る手は不器用で遅い。]
ヨアヒム様は裸が好きなの? でも、僕等を買うお客様、じゃないんだよね。
(119) 2010/04/08(Thu) 21時半頃
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やめないよ。
[No,4の言葉には、くすと笑み含む短い言葉。 それから少女の言葉には、]
それも好きだけど。 ――一番好きなのは、別。
[器具を置いた机の上に座り、色々なものを手で弄る。 少しばかり、瞳は冷たさを強めて行く。]
…売れ残った時の事を考えたら 媚を売るのも無駄じゃないと思うけど?
[お客様じゃない、との言葉に返す言葉も 随分と低く、音程は平たんなものに成って行く。]
(120) 2010/04/08(Thu) 21時半頃
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ふ
[耳に熱が振れる。それが、少しだけくすぐったくて喉が震えた。
ゆるく与えられる感覚は熾き火のようで、幾らかの思考をゆっくり蕩かす]
…っ
[まただ。また、足りない。
それでも耐えれば、自分の手を導かれる。
小さく頷いて、ゆっくりと自分のキモチイイ場所を選んで蠢かす]
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/08(Thu) 21時半頃
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これでも従ってる分、 媚は売っているつもりなんだけど……。
[どうも妥協のハードルが低すぎたらしい。 濡れて張り付いた生地を苦労して剥がし、足が閉じられぬから仁王立ちになってしまう。手は、今のところ赤く腫れ上がった秘所を隠してはいるけれど、背筋はのばしたまま。衆目に全裸を曝すのも、ここまでくると大分慣れたよう。それでも、体温は否応なしに上昇する。]
やっぱり口調が問題かな、僕。
[それと、不敵で偉そうな態度か。舞台の上では、矜持もへったくれもなく、泣き喚き許しを乞うことになりそうだった。]
(121) 2010/04/08(Thu) 21時半頃
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― 至る客席 ―
おやおや、少し遅れて来てみれば……―――
[ルーカスは傍に人影を従えて、やや遅れて客席へと辿り着いた。 その人影が誰かは、少なくとも分娩台のようなものに寝かされ、頭が下になっていれば、見えないだろう。
灰青が見遣る舞台上には、先程まで動くの見えなかった、ヴェスパタインの姿。その彼の様に、No.2やNo.4の姿に、綺麗に手入れされた片方の眉が上がった。しかしながら、唇は優雅な弧を描いてやまない。
ちらりと、No.1、No.7……No.8にも視線を向け、その各々に行われているものを止めるでもなく、身を客席の椅子に沈める。]
―――…?
[ルーカスの傍に在った人影は、椅子の影に隠れるよう、男の足元に直接床に腰を降ろさせている。それに何事か囁きかけ、灰青の持ち主は。やはり唇の端を持ち上げて微笑んだ。]
(122) 2010/04/08(Thu) 22時頃
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[視界の端で服を脱ぎだす少女がうつって、見てはいけないと金の瞳を反らす。といっても、もともと見える範囲は少ない。 ライトのまぶしい光と、何らかの器具の音、そして人の会話が聞こえてくる。]
ごぼ、…
[胃をまだ圧迫されていれば、水が体勢のせいか逆流する。
止める気のない男の言葉。 女子供が目の前で、酷い仕打ちをされているのはどうしても耐えられなくて、縛られた手を握り締めた。 ちり、と彼女が爪を立てて背が痛みを思い出す。 飲み込んでしまった何かが、何であったかも解らないまま体内へと取り込まれて、それだけは胃から戻ってきてはくれずだった。]
(123) 2010/04/08(Thu) 22時頃
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口調? 彼の方がずっと汚いよ。
[少女の言葉には、肩を竦めて。 手元に持った器具は、大きなペンチ。 くるり、手の中で回し、開いたり閉じたり手遊び。
少女が全裸になれば、顎で椅子を指して]
ホラ、それは足を開いて座るんだよ。 寧ろ今の君には楽な体制なんじゃない?
[オトナに、との言葉で察した上で、低い声をかける。 ふと、客席を見ると、灰青の紳士が居て、]
(124) 2010/04/08(Thu) 22時頃
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嗚呼。 ――バレちゃった。
[悪戯がバレた子供のような言葉を零すが、寝かされているNo,4から其方は見えない為、何の事かは判らないだろう。]
(125) 2010/04/08(Thu) 22時頃
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[金属が開いて閉じる音が聞こえる。 誰か人が増えた音も。
けれどそれは、音だけ。 見える事はない。]
―――… はれ る?
[ばれる? と、息をひゅ、と漏らしながら眉を顰めた。]
(126) 2010/04/08(Thu) 22時頃
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[無機質な機械が青年の痴態を映し出している。
シルクのカーテン越しの柔かな明かりが射す中で
くちゅ、と水音が室内のいろを変えている。
素直に従い、自身を慰め始めた青年に
男はよく出来たと一言褒めて、突き上げるリズムを早めた]
ナカに、出すけど……いいよねぇ。
御前はお姫様じゃ、ないんだろう?
[男自身への締め付けに耐えながら、幾らか荒い息の混じるこえ。
空いた両手で、薄絹越しに彼の胸元をまさぐる。
指先でくりくりと弄ると其処はディスターシャ越しに尖りを見せ始めるか]
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/08(Thu) 22時頃
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[ペンチが横目に視界に入ってしまった。あんなもので、何をされるんだろう。最早全て、身体を傷つける道具にしか見えず。]
……ぁ、はい。
[虚勢はお得意だったが、顔色はすっかり青褪めていた。 ゆっくりと足を開いた姿勢で奇妙な形状の椅子に座る。 ――この姿勢は、蟲の這う感触や破瓜の激痛を思い出させて、同時に、]
…………ッ
[覆い被さる男の体温は、今は側にない。 溜息とともに四肢が固定され、頭が下がった。 髪が重力に従ってサラリと下方に引き摺られる。 貧血気味だったせいか、頭に血が集まり肇めると、四肢の末端は酷く冷えて実感が薄れてきた。]
(127) 2010/04/08(Thu) 22時頃
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…ぁ、ふ……・、…ん、っ…
[また自分の指先が水音を立てるまで、それほど時間なんかかからなかった。
喘ぎを吐きだす代わりに酸素を吸えば、忘れていたかのように
意識が微かに香の匂いを思い出す。
褒める言葉と与えられる褒美に、硬翠には陶然とした色が重なった]
っ
[強くなる揺さぶりの中の問いかけに、首を縦に振った。
さっき同じ事を強請った気がしたけれど、でも今となっては
もうそれを思い出すのもどうでもよかった。
どうせ女ではないのだから、中に出されたところで孕むわけでもない。
また思考がおぼろげになってくる。
弄られた胸に、微かに表情が歪んだ。
息が詰まったから、少し、中を強く締めつけたかもしれない]
[蕩けた青年の顔は男には見えないが
カメラには収められている事だろう、男は其れを思い薄く哂う]
っ、
[胸の飾りを衣服の上から尖らせるように摘むと、きゅうと内側が締まりうねる内壁が男を奥へと誘う]
イイね、御前……コッチは、使えそうだ。
[突き上げる強さが増した。
汗と、香の混じったにおいを感じる。
男は一度動きを止めると、抉るように深く突き立て
息を詰めると、自身の昂りを解き放った]
若者 テッドは、小僧 カルヴィンが同じ椅子に括りつけられれば、また抗議の声を呻いた。
2010/04/08(Thu) 22時半頃
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ふふ。 まだ、教えてあげない。
[器具をカチャカチャと音鳴らしながら、 No,4の方にくすくすわらう。
そのまま視線は、自分で酷い器具に自身を乗せる少女を見下ろす冷たい視線は、髪の先から足の先まで、じっとりとした視線を絡める。]
さて、自分でこれもつけるかい?
[ぷらりと少女の前に差し出すのは、ボール形の口枷。]
(128) 2010/04/08(Thu) 22時半頃
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……彼の方を外してくれるなら。 それも、駄目?
僕と彼と、どちらが五月蝿いかな。
[どの道、手足は拘束されて、逃れる術もなければ自分で着けることもできない。 ふいと伏せた視線を逸らせた。過ぎる後悔を、誰にも見えたくなくて。]
(129) 2010/04/08(Thu) 22時半頃
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