人狼議事


233 逢魔時の喫茶店

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【人】 若者 テッド

[見よう見真似、の、初サイフォンコーヒー>>71
 とはいえ、コーヒーの出やすい昼間によく顔を出して、ぼんやりカウンターを見ていることも多いから、やり方くらいはなんとなく、頭に入っている。
 あそこにお湯を入れて火にかけて、上の方にコーヒーを入れて、お湯が上がってきたら、混ぜる。よし、できる。
 脳内で何度かシミュレーションする間、実に神妙な面持ちをしていたに違いない。
 顔は簡単には修正できない。

 ケイや誰かが口を出そうとしても、いらない、と謎の虚勢を張りながら、特殊器具と戦いを続けた。
 戦うことなら得意だ。ここが現実だ、ということを除けば。]

……はぁ、

[集中や緊張も相まって、慣れない火元が暑い。]

(82) 2015/08/10(Mon) 22時半頃

【人】 若者 テッド

[こぽ、ぽ、最低でも色はコーヒーの色をした液体が、下に落ちていく。
 一分間、じっと見つめていた。これは薄いだろうか、濃いだろうか。薄く淹れるお手本はここには勤めていないので、多分濃くなると思う。不味いと言われるのはとうに覚悟していた。
 カップに注ぐ。]

どう、ぞ。

[少し声が震えたのは、緊張のせいだ。
 決して、なんだか嬉しそうな笑顔と、目が合ってしまったからとかじゃ、ない。]

(83) 2015/08/10(Mon) 22時半頃



   ……、結構飲んでいたが
    具合は大丈夫か。

   水でも……
  それとも、もっと酒を楽しみたい?


[苦し紛れに、羞恥を煽る雰囲気からの
解放の糸口を言葉にする

傍に控えた水を差し出す際、腕を解こうと

もっと酒を求めれば、用意されたそれらが
店員から運ばれてくるのだろうか>>*6**]


【人】 若者 テッド

[覚悟はできても味の感想を聞くのはどこか怖くて、ケイの方>>77へ向く。]

お前が。
来ないのが悪い。

着る、のは、いいけど。

[ヴェスパタインがいるかどうかのほうが重要で、ケイの在不在は甚平を着るにあたっては関係ない。
 ただ、まあ、別に自分がもう一回着るくらいは、やぶさかじゃあない。]

(84) 2015/08/10(Mon) 22時半頃

[ カウンター席について、つながる指をなお意識する。あんたと一緒に、とか、何言ってんだお前、と思われるんじゃないかと。]

―――がんばる。
ホラー映画でも、見てみる。

[とはいえあんまり得意じゃない、けど。]

ん、いいのか?

[くん、と体ごとグラスに顔を近づけて嗅ぐ。
コーヒーの、いいにおい。]

俺のほうは、……いっか、甘いもん、な。


【人】 若者 テッド

[それから、付け加えるように声を潜める。]

……あと、さっきの。
日付、いつ。

[さっきの、とはもちろんスマホで見せられた日本デーの話。
 最近の蛇の飛行能力なら日付は問わないかもしれないが、ゴロウも行きたい、といった様子を見せていたから。
 それだと、公共の飛行機を使うか――もしくは、事実を、伝えなくてはならない。]

(85) 2015/08/10(Mon) 22時半頃

メモを貼った。


若者 テッドは、メモを貼った。

2015/08/10(Mon) 22時半頃


メモを貼った。


[ちろり、なめてから一口。]

――にが、……

[うお、…ほんとに苦かった。
マジブラックだ。]


[シャツの上、左胸に、リツの指を添えて
その手の甲に、おれの掌が重なった。
夏の日照りは陽が落ちた今、そこまで暑くないけれど。

リツの体温が上がった気がして
こちらまで、少し、熱くなった感覚。]

 わかるか。

[目尻が緩む、すこし、顔色が伝染った。
繋いだ指先は、そうして降ろして。]

 あんたと居るのは、たのしい。

[もう一度、告げた。]


[強請ったことも、功を奏した

聞き洩らさないように、ゆるい口も、噤む。
最初は首を横に傾いで
次に、首を縦に、揺らした。
理解しているのか如何かは、表情に、出ない。]

 秋が来て、冬が来て、春が来て
 …… いろいろ、出来るさ。

 公園より遠くに、行ったって、良い。

[あのベンチはとても寝心地が良いけれど。
強請って得た答えも、大事にしたい、と
勝敗を放り投げて、強請る、次。]


[飲み慣れぬ酒に支配され、
身体もこころも弛緩すれば日ごろの鈍感さにも磨きがかかる。]

  んー? 仰ぐ?
  何、千冬も、暑いの?おれもー…

[ついでに耳まで遠くなるらしい。
子供じみた嫌がらせ、もとい甘えは加速するばかり。

自身の発する不用意な一言が、
これまでと違う焔を煽っているなんて気づけない。]

  なんかねえ、練習してるんだってー
  
[へらりと笑って、
追及されれば先日の社員旅行の話題を繰り返そうか。
共に空を翔けたい対象が増えたことによる密かな期待は、

白く美しい羽が潜む背に向ける、眼差しに閉じ込めて。]


[そうして、繋いだ指先の、手の甲を
人差し指で撫でる、おれである。

頭を撫でる要領で、いいこ、いいこ。

応えてくれたリツに。]

 はは、……
 本当は、見ようとして見るもんじゃあ、ないんだが。

[努力を、慈しむよう、目を眇めた。
目の前のカクテルには、まだ口を付けていないから
一口、促して、苦味を堪える顔に、また笑う。]

 ………

[繋いだ手を、ふと、解いた。]


【人】 若者 テッド

[わざと意識を逸らしていたカウンターから、感想が聞こえる>>88
 美味しいっていうのは、それは、不味いっていう意味だろうか。
 天邪鬼に言葉を伝えるのに、敢えて逆さ言葉で話す客もいる。そうだ、そういうことだろ。
 そういうことにしてしまいたい。この目の前の男が、自分を只の人間だと思っていることは、もちろん知っているけれど。
 でも、真っ直ぐ受け止めたら、頭の何処かが破裂しそうだ。]

――そりゃ、悪かったな。

[ぽつり、きっと聞こえないくらいの音で、悪態つく。
 そんな笑顔で、言うなんて。]

(90) 2015/08/10(Mon) 23時頃

[傍らを真似るみたく

おれも、リツのカクテルに手を伸ばす。
黄金色に気泡が揺れる、それを、一口。
グラスの縁に口を付けて、]

 あま。

[語調が強くなった、甘かった、当たり前だ。]


若者 テッドは、メモを貼った。

2015/08/10(Mon) 23時頃


[突然の抱擁、じわりと混ざり溶ける体温。
どれもこれもが、トレイルのこころを綻ばせ拓いていく。
甘く、優しく、そして少しだけほろ苦い。]

  んー……?

[無自覚が継続しているうちは、
つられるように笑い、かと思えば拗ねる。
酔っ払いの機微は、山の天候より変化が激しく。

その激しさが時に、恵みのスコールを呼んで、
乾いた大地を潤わせ命をはぐくむ。

愛情に飢え、怯えていたこどもが、
漸く見つけた、確かな答えに手を伸ばすように。]


【人】 若者 テッド

[渡されるスマホ。日付を改めて見て、耳打ちされるのを聞いて。
 それは金銭的な事情込みで大変魅力的なお誘いなのだが、だからこそ困る。天秤の棒をどちらに傾けるべきなのか。
 ――答えはもう出ているけれど、他人の心だけじゃなく、自分の心の振れ方にも鈍いせいで、あと一歩が踏み出せないままでいる。]

あ……のさ。
さっきの、日本デー、行、くの。

[重要な確認だ。そうだ、ここでゴロウが行けないというなら、何も迷うことはない。
 全てをさらけ出さなくても、人間と人間のままで、客と店員としてやっていける。ここで、行けないというなら。]

(93) 2015/08/10(Mon) 23時頃

【人】 若者 テッド

[――――それでいいのか? ほんとうに?
 頭の内側が、うるさい。]

(94) 2015/08/10(Mon) 23時頃

[ 問われて頷く、
ぎこちない、仕方ないだろ、緊張、してるんだ。]

わ、わか  る

[そろりと見上げた顔が
少し、赤いみたいで。
俺だけじゃない、と思えば
緊張も少し、ほどけるもの]

――、……そか
……よかった

[うれしい、と。俺は自分でもわからないくらい自然に、口の端をあげていた]


[ゴロウの祖父の訃報で思い知らされた
いくつかの仮定と、事実。
人間はどうあっても、彼らより短命であるということ。

千冬にとっての氏の存在の大きさ。

同じ東洋の血の方が、――彼に、似つかわしいと。
惹かれる想いと、後ずさる感情の葛藤。

懸念事項はほかにも、いくつもある。
それでも抑えきれず、
過去も、未来も一旦すべて放り投げ。

そして――掴まえた。]


[ ゆるく、ゆれる、
夢の中、獏の姿のときみたいだ。
表情からは、うまく、どう思っているかはわからない。]

――、……いいのか?

[公園より遠く。
それは、一緒に出かけたり。
それから。

――たぶん、俺の顔、輝いてたと思う。]


  そんな勿体ないこと、しないって

[今夜の約束を交わした時のような念押しに。
面映ゆい笑みを浮かべて。

もしかしたら、――もしかしたら。
この気持ちを、恋と呼ぶのかもと。

豪胆なのか、小心なのか解らない男に捧げた、
生まれて初めての、告白に。
秘匿し、独占するような仕草と共に
同じ言葉が返れば、歓喜のあまり箍が緩む。

場所を弁えない行動を瞬間引き止めてくれたのは、
僅かばかりの理性と、同僚の用意してくれた、料理の香り。]


[ 手の甲を撫でられる。
なんだか、とても、くすぐったい。
あやされてる、気分]

……でも、
あんたが腹減ったままのは、……なんか、悪いし

[俺なりの努力だ。
やったことな方面の努力だけど。]

――?

[つないだ指先が離れた。
あ、とひっそり指で追いかけそうになって、少し、まだ、遠慮]


[ 俺は瞬く]

甘いだろ。

[そりゃ、甘い。ふ、と小さく笑ってしまった]

苦手じゃないのか。


【人】 若者 テッド

――オレと?

[行きませんか、って>>97。オレは、オレ自身は、きっと強制連行なので、そりゃあ行く。のだけど。
 一緒に、ってついたら、話は変わる。
 今年の、これから、そんなに日も経たないうちの話だ。恥ずかしながら、行くならケイの力を借りることになるだろう。
 そうしたら、その前にもう一つ、ステップが必要だ。]

(99) 2015/08/10(Mon) 23時半頃

[リツの緊張が伝わった、ような
動揺を映すことも少ない面が、はにかんだ。
緊張を共有するような、感覚に、近い。]


 …………… 暑い。


[―――… あつい、ねむい。
昼間、あの日、公園で会ったときみたく
慣れない感覚を紛らわす為に
事実と異なることが、口を突いたんだ。]


[一度我に帰ってしまえば、立て直すのは難しく。
言葉にならない呻きをあげながら、
それでも身体を退くという選択肢を選ばない処に、
――惚れた弱みと、己の可愛げに自画自賛を贈って。]

  友人の……って。ゴドウィンさんの?
  それって――…

[ふいに漏れ聞こえた呟きに、意味を咀嚼すれば。
また違う動揺とざわめきが全身を巡る。

きっ、と。少しでも動けば触れ合うほどの距離で、
睨むように見据え。]

  今までは、……どうしようもないし
  気に、しないように頑張るけど

  もう、だめだからな


【人】 若者 テッド

[オレは、いい。ゴロウなら、いい。何を言っても、今からゴロウがオレを鬼と罵る図は見えてこない。
 ――けど、現実を押し付けられるのは彼の方だ。]

じゃあ、さ。
その前、に、オレと行ってほしいところがある、んだけど。
って言ったら、どう、する。

[はっきり言い切れなくて、回りくどい聞き方になってしまった。
 カウンターから、わざとらしく視線を外す。]

(100) 2015/08/10(Mon) 23時半頃

[恋愛経験がないからといって、
まったくそういう方面への知識がないわけじゃない。

養父はその点も、それなりに教育してくれた。
彼が去ってからは、兄弟のような同僚たちが。
たいがい、興味がないとスルーしていた。

最近知ったあの店の秘密と、
何もかも訳知り顔な男に刺すのは、初めての嫉妬。

とはいえ、前後の言動を思えば不満顔の維持も難しく。]

  ――…だいじょーぶ
  乾杯、し直そう

[彼がここを去らないと、己と共に在るという記念の杯に。
相応しい酒が厨房で待っている気がする。
予感は、きっと当たるだろう。>>*3>>*6]*


メモを貼った。


[それから、首の動きは獏よろしく、鈍い。

仕草で伝えられない分を補うべく
繋いだ指先を、手の甲を撫でる、繰り返し]

 おれは、あんたと一緒に歩くから
 そう、決めてるから、あんたが行きたい場所に
 ………行く。 走るなよ。

[駆け出されたら、追い付けない。
釘を刺して、離す、視界の端
追い掛けるような指が見えて、眼鏡の奥が瞬いた。]

 本当に腹が減ったら
 ちゃんと、食ってるから、大丈夫だ。
 


[悪夢を探すのは専ら昼のはなしで
くいっぱぐれも珍しくはないが、それはそれ。

リツの指の代わり、触れたグラスから手を離す。
すすすすすすす、彼の前に、黄金色を戻して
まるでそれこそ苦虫を噛み潰したみたいな、面で。]

 ……… 苦手………

[心底、と言った響きだ。]


【人】 若者 テッド

……本気で。

[内容を伝えていないので、卑怯な確認。でも、聞いてこないで二つ返事なのも悪い、なんて責任転嫁しながら。]

次、の休み、いつ。
その、前の日。……夜、オレに付き合って。

[頷く頭の上下を、逸らしたままの視線は見ることはない。
 ただ、ありありと様子が浮かぶ。]

(107) 2015/08/11(Tue) 00時頃

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