283 突然キャラソンを歌い出す村2
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[さっさと出ていこうと考えているところ、飛び込んできたのが猫である。>>412]
おいっ、おめぇさん大変だよっ。 トロフィーがとれたっ。え?
[声がまるかぶりする。同時に現状報告をするが、猫に比べて声が弾んでいたが――表情から喜色が抜ける。]
………おやまァ。 気をつけろって言ったのにねェ。
まあ、だけどキツネの首さえ手に入っちゃえば アタシにゃあ人間が人間やめちまおうが、 知ったこっちゃあない。 おい、そんなことよりおめぇさん、質屋に行くよ。 首貸しな。
(416) 2018/09/18(Tue) 02時頃
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…………?
[声を掛けられれば、多少は足を止めることもする。 他でもない今日という日のMVPだ。>>418 トロフィーを譲って貰った(と思っている)以上、話くらいは聞くのが道理か。 けれどトロフィーを取り返そうとされているようなら、それはもう全力で逃げるのである。]
なにサ?
(431) 2018/09/18(Tue) 02時半頃
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[けれど、ケンマは麗亜をつれて校舎のほうへ向かうようだ。おもんも長い立ち話をする気がない。 だから彼らを見送った。>>428 なんか猫はみんなから声をかけられているし――]
おい、おめぇさん。 こんなところで油売ってるわけにゃいかねえ。 いくよ。
(434) 2018/09/18(Tue) 02時半頃
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[猫に群がる生徒に気にせず、おもんは話を続ける。]
………?
そうサ。 でも、アタシゃあのコに支払うものは支払ってる。 だから首さえありゃ、おサラバでいい。 その程度の付き合いだよ。
もう一度いうが。 新聞部のお利口さんが、踏み込んで、踏み越えて、 どんな怪異になろうが。 どンだけ人間やめちまおうが。 アタシゃ知ったこっちゃあない。
(448) 2018/09/18(Tue) 02時半頃
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―― かるぱすう……??
(450) 2018/09/18(Tue) 02時半頃
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[なにそれ…と怪訝顔を少しも隠そうとせず、おもんは猫の話をきく。]
………、お利口さんにゃ義理は返しちゃいるが。 たしかに、お前さんにゃ義理を返したりねェか?
…………なんでェ、難儀な性分だねェ。
[は、と呆れたように猫にわらった。]
なンだぇ。アタシに何してほしいンだい?
(453) 2018/09/18(Tue) 02時半頃
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[猫に声をかけていた少年達が、何かに気付いたようだ。向こうでは誰か一人、倒れている。>>456]
……
[走り出した人の背を眺めやる。]
(459) 2018/09/18(Tue) 03時頃
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[倒れた生徒会長と、それを見て走っていった双子と。 そして背の低い上級生。
彼らとおもんは、いわば『エンもユカリもない。』そいつらの誰がパッタリ倒れてしまおうが、どんなに心配をしようが、あかの他人。関係がない。]
シシシ……ナツミ、いいのかぇ。 アッチ、何かあったみてぇだぜ。
(462) 2018/09/18(Tue) 03時頃
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[首塚の怪異の様子と反対に、九尾塚の怪異は『あ〜あ』程度の感慨でその様子を見ていたが――>>463]
……まったく、ホイホイ食い物貰ってンじゃないよ。 卑ッしいヤツだねェ。 だからそンな夢見の悪ィことになっちまうンだ。 これに懲りたら、餌貰う相手にゃ気をつけな。
……は〜〜あ。 マ、糞山作られたら堪らないからネ。
[やんわりとした了解を示す。]
……いま倒れたの。 ありゃあ『首無し』じゃあないのかぇ。 やっつけられちまってるじゃないサ。
臆病なくせに。そんなヤツ、殴りたいのかぇ?
[と、明を見下ろす。]
(472) 2018/09/18(Tue) 03時半頃
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…… シシシ。
そンじゃあ、諸々終わったら「かるぱす」てヤツでも 供えてくンな。酒といっしょにね。
(474) 2018/09/18(Tue) 03時半頃
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[おもんは、猫の怒りはもっともだと思っていたから、ナツミに対しては肩をすくめるだけ。]
(475) 2018/09/18(Tue) 03時半頃
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シシシ……… 格上新人ばっかでヤんなっちゃうねェ。 どいつもこいつもハシャぎやがってサ。
[と猫へと視線を向ける。]
――とはいえさァ、猫。 ありゃ、理性があって、見えるかよ?
[遠くレンを眺める。]
憂さ晴らしだってだけなら、おまえ こンなバカみたいな話ゃあない。
シシシ。 アタマがあるヤツ相手なら 憂さだって晴らせるかもしンないけどねぇ オツムがない相手にする憂さ晴らしってのァ 野糞と変わりがねェ。
(488) 2018/09/18(Tue) 04時頃
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野糞してぇだけなら、そこいらにクソ埋めたほうが、 楽でずうっとスッキリするはずサ。
おい、伊吹。 アンタもあんまりアレにお寄りじゃないよ。
[少し厳しめにセイカに声もかけておく。]
―――。猫、命あっての物種だ。 野糞ならそのへんにおし。 ただ、あの頭のトボけた阿呆を どうにかしたいってンなら話は別だ。 方法もわからねェがな。
いっぺん、離れねェか。 どうしたいのか、おまえ、 ――手だしする前に、少し考えな。
(495) 2018/09/18(Tue) 05時頃
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味見したところ、ありゃ危ねぇ。 アタシらより上位ってだけじゃあねェ。 人を傷つけて回る悪霊みたいな…… そりゃあ甘美で、芳醇で、豊かで、からっぽ―― バケモノみてぇな、いい味がしたもんサ。
妬ましいねぇ。
[おもんにとっては、最早猫もセイカも傷つけられてはそれこそ寝覚めが悪いのである。]
………。――センセ!
[レンの近くにある姿。 クラウザーに大きく声をかける。]
センセ、いつなら空いてンだぇ。 アタシゃ話があるんだが。
(498) 2018/09/18(Tue) 05時頃
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― グラウンド→校外 ―
―――いつでも。そうかぇ。 アタシゃ首をとりにいく。
あとで会おう、センセ。
[猫の首根っこをひっつかんで、おもんは走って学校を去った。目指す場所は、怪異の質屋だ。**]
(502) 2018/09/18(Tue) 05時頃
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
2018/09/18(Tue) 05時頃
旅籠 おもんは、メモを貼った。
2018/09/18(Tue) 05時頃
[ヨスガと、シンイチを心配するよう風が吹く。
なにもできやしないけれど、そばにいるしかできないけれど。
離れることは、今は、出来ない。]
……、……
せっかく名を貰ったのに、な。
[胸元で揺れる花のワッペン。
怪異にとって、人間との関わりはどんな意味を持つのだろう。
そんな事を考えさせられる。]
…、楽しくないのは好きではない
…、笑ってないのは…好きではないぞ…
―レイア戦後―
[久世葵は、動揺していた。
自分が同人誌を描くとはっきり宣言したのは、同人誌が何かよくわかっていなさそうな風太だけだ。そしてその時間軸に居たのは、他に意思の無さそうなモブ達だけだ。
葛籠はどうして、当たり前の様に知っている風に話すのか?正体が暴かれるという恐怖は怪異のそれに近い…と言ったら空気が違いすぎて怒られるだろうか?
そして動揺している間に真堂先輩が八磨が接近した事により気を失って、雪解けした事により事態は一度落ち着いたのだと気づく。]
…利光?
[然し次に渦中に居るのは、様子が変わった新聞部のクラスメイトだ。ほとんど教室におらず、顔を合わせた覚えはほぼ無かったが、何やらガチで危険な様子に変わっているのは分かる。モブ達は抜かれる魂も無さそうだが…
連戦なのか?セーブは大丈夫か?俺はこのシリアスな空気についていけるのか?]
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