人狼議事


8 DOREI品評会

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[背筋に絡みつくように這い上ってくる感覚。
けれど、頭で感じるのは嫌悪と不快。
自分の中でいろんなものが綯い交ぜになって、
表情が酷く歪んだ]

…、……っ

[腰を揺らしてはいけなくて。
でも、ゆっくりゆっくりと押し込まれる感覚は確かに伝わる。
『早く』と、上がりそうな声をこらえる。
早くどうして欲しいのか、言ってはいけない気もしたから]


 凄いな、こんな風に広がるんだね。
 ああ……此処少し紅くなってる。
 でも切れてはないみたいだよ?

[男の声がする位置を考えれば
目前で見られているのだとわかるだろう。
時間をかけて奥まで差し込むと、房飾りの尻尾が青年の太腿へ垂れる]

 さあ出来た。
 尻の力抜いて落としたりしないようにね?

[ペシ、と軽い音を立てるように臀部を平手打った]

 鏡で見てみるかい、いまの御前の格好。


【人】 良家の息子 ルーカス

― 客席 ―

……No.4は随分と女ったらしなんですね。

[客席のざわめきをBGMに、ルーカスはのんびりと舞台を見遣る。視線の先には、No.4に手を繋ぐことを請うNo.2の姿。
優しさは残酷―――そう思うからこそ、男もまたNo.4と違う意味合いで優しさを見せる。

チラリと、命令を請う、No.7に灰青を向けた。
ただ今何も云わないのは、ある種の優しさなのか、それとも…―――。

世の中、何が残酷で、何が幸福なのかは、結局終幕を迎えるまで判らず。そして、心の持ちようか。]

(185) 2010/04/11(Sun) 23時半頃

─ 舞台・客席 ─

[イアンは使用人の服を借りて、舞台の客席に現れる。
 探すのは金の髪の──自身の女主人となったグロリア。
 使用人の行動で、普段グロリアがどのように使用人達に接しているかが伺える。けれども、その後ろ姿があるのは紛れも無くバイヤー席。あくまで奴隷を買う側の世界だ。

 視界にいれようとせずとも目に飛び込んで来る風景は競売。
 イアンがさっきまで居たステージはギラギラとしたライトに照らされ、ショーが繰り広げられている。道化の声に合わせ、ちょうど落札が進んで行く途中のようだ。マーゴの長い髪と、裸の男の姿。カルヴィナ、それからNO.5。ステージからは、影になっているイアンは見えないだろう。]


良家の娘 グロリア音を立てぬよう後ろから近付き、


[頭上で飛び交うNo,とポイント。
それを神妙な面持ちで聞く。

隣をみた漆黒が、相手の漆黒とかち合えば。
またぞくりと背筋が冷えた。]

あ…、っ…

[微かに声が漏れて、けれどそのまま瞳は逸らせない。
愉悦の色に、恐怖心が募る。]


あの子を買うの?

[グロリアの耳元にそっとくちびるを寄せる。]


[重なる唇は、まるで恋人たちのよう。
けれど、その内側で行われるのは甘い愛の交歓などではなく、二人の立場は天地ほどに違う。

それでも、そうされてしまうことにどうしようもなく胸は高鳴ってしまう。

鋭い痛み。
声を殺したまま、一度大きく震えた身体はその胸へと縋るように身を寄せて。

主人の口腔へと、流れ吸われていく赤。
ゆっくりと自分を味わっていく舌に、恍惚としたまま蹂躙されて。
痛みと陶酔に、朦朧と腕の中に居る。]


『…、一々、口に出さなくて、いい…っ…』

[首を緩く横に振る。聞きたくもない。
言わないで欲しい。自分はそんな事知りたくもない。
漸く男の手が離れた時、男には見えない背中越しの表情は、
幾らか陶然としたものが混じっていた。
けれど、叩かれたことによってそれは霞のように消えていく]

『…いい。…見たくも、ない』

[内腿をくすぐる様に振れる房飾り。
眉を寄せて首を横に振った]


[見上げる横顔は、酷く楽しげに見えた。
この方は、客との駆け引きすらも楽しんでいるのだろう。
相手の焦りすらもじっくりと味わうように。

この世の全てを弄ぶ気でいるのかもしれない。
富も感情も、人の命すらも。

そんな狂おしいほどに美しい魔物に、女は既に魅入られていた。]


 口に出さなくていい?
 違うだろう、言わないで欲しいならお願いしなきゃ。

[惚けた表情は男には見えないが
叩くタイミングは彼が陶酔しかけた瞬間を狙ったかのよう。
首を振る青年に笑いながら告げる。
嵌め込んだ玩具を動かす為のスイッチは、未だトレイの上]

 じゃあ、もう足閉じていいよ。
 其のまま開いてたら落としそうだしね。
 今度はこっち向いて。

[召使へ手を伸ばしながら命令を下す。
振り返れば髪の長い片割れが
男へ翡翠の薄絹を渡す姿が見えるだろう]


[カルヴィナかと言う問いに頷きながら、影のように身を滑りこませる。
 扇子を持つ指先が震えている事に気付き、手をのばして重ねた。

 隣席の金髪の紳士との会話が聴こえる。
 姉さん──と。姉弟で奴隷の競売に来ていたのかと言う驚き。否、驚く事では無いのかもしれないが。]


…、

[眉が寄る。小さく息を吐きだしながら、前を向いた。
動けば後ろの尻尾が揺れてくすぐったい。
それがまた、表情を少しだけ歪ませた。
指示どおりに男のほうを振り向けば、男の手に翡翠が渡されようとしているのが見えた。
その色に、少しだけ平静を取り戻したか]


[目の前で交わされる深い口付け。
それは美しい絵のようで。
その内で何が行われているか、此処からではわからなかった。
ただ、男の瞳からただの口付けでは無い事は悟れたような気がして。
こくりと一度喉が鳴った頃、現れた人物の気配によって漸く目を逸らす事が出来た。]

…、……

[ちら、と客席に来た人物に視線を向けたのは一度。
その後は視線を主人へ戻し、控えめに見上げる。
息はまだ少し乱れたまま、ただ無言で。]

――――…!

[その無言が崩れたのは、道化のコールが響いた時。
ばっと道化の方へまず視線は向けられて。
再度、主人へとその視線は向けられた。

ちりん、と胸元の鈴が一度啼く。
その音色は心を映したかのように、軽やかだったか。]


 おっと、力抜くと落ちちゃうよ?

[振り返る青年に忠告一つ。
尻に力を入れると、中に嵌めたモノの存在を嫌でも感じずには居られないだろう]

 少し待ってて。
 その尻尾が出る穴あけなきゃならないから。

[そう言うと、彼の目前でトレイの上からナイフを手に取った。
翡翠のディスターシャに宛がう]


『…解っている』

[中に入っている分よりも、房飾りの部分のほうが重い。
遠心力と重力もある。迂闊に、動けない]

な───

[瞳が、まあるくなる。
翡翠のそのきぬは、自国で着ていたものとは多少違えど身に馴染んだもの。
それに突き立てられようとしているナイフ。

込み上げるのは悔しさと───酷い喪失感]


──……っ

[躊躇いと、苛立ちとが入り混じった眼差しで、隣席の弟と話すグロリアを、あるいは道化に指示を出す彼女をじっと見詰めた。今はまた扇で隠されているから、金の睫毛で縁取られた灰青の瞳だけを。
 言いたい言葉があるのだ。
 指が絡まなければ、それを口にすることは不可能だったかもしれない。それだけ、酷く滑稽な言葉を自分が口にしようとしてる。その自覚がイアンにはある。]

…… な あ。
グ ロリア。

もし、今から奴隷を買って欲しく無い。
って、言ったらどうなる。
もう競売が済んだ以上、どうにも成らない か?
そもそも、そんな口をきける立場じゃないか──。

どうしても、女奴隷を育てなくては?


 落としたら、お仕置き。

[くすっと笑みを零し、翡翠に刃が入る。
この屋敷で彼の国を思い出させるモノ。
まるい穴を開け終えると、男はぱさりと青年に放って寄越した]

 はい、完成。
 着てみてよ。
 尻尾出無いようなら、もう少し広げてあげる。

[口元を歪ませ、蛇のような笑みを見せる。
ナイフは男の手からトレイへと戻された]


…、……っ

[見上げた主人の口の端が、緩やかに上がる。
それは、願いが叶ったという証。

その時はただ嬉しくて。
彼をあの場所から解放出来る事が、ただただ嬉しくて。]

―――…は、…。

[くしゃ、と顔が崩れて安堵のため息が漏れた。
それは主人に初めて見せた表情。
気の抜けたような、笑顔のような。
じわ、と涙がこみ上げてきて、それを拭う。
艶やかな黒髪が、さらさらと揺れた。]


[言われなくても、そんなこと解っている。
でも。けれどそんな事よりも]

───、ぁ

[喉が微かな音を立てる。
それは、吐息に混じって消えてしまうほど小さな音。
投げてよこされた翡翠を、受け取るというよりは、受け止める。
受け止めた指先は]

…、……っ

[震えて、歪んだ視界で見えなくなった]


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