人狼議事


44 【game〜ドコカノ町】

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何でそんな嘘ついたりする必要あったの?

[志乃の言葉 を聞き、眉尻が下がった。
志乃の肩を、撫でた。

何だか、志乃の存在がとても儚く思えて。
中身の、無い存在―――…。]

私も、ここに来る時は、いつも『リアル』の記憶をもってないんだ…。


 それは、……申し訳ありません。

[『誰か』が私を。
 ――続きが出て来ない。首を振った。
 それでも、肩を撫でる手は優しい。]

 普段は『リアル』の記憶がない……そうなのですか。
 所謂、『なりきり』と言うものでしょうか?

[パーティチャットで聞いた言葉が役に立った]

 ならば、ヨーランダ様にも――

 『自分にはリアルがないかも知れない』と言う恐怖が、
 お解りになるでしょうか。


[覚えていない、だとか、そんな半端な状態でなく。
 『そもそも存在しない』可能性。

 ヨーランダが見付け救おうとしている彼女自身の『魂』が、
 存在しない可能性への恐怖だった]


そうだなぁ、私の場合は、自分で無理矢理記憶を閉じ込めちゃって、ヨーランダに自然となりきってるっていう状態なんだと、思ってる。

[続く言葉には、眉を顰めて」

『自分にはリアルがないかも知れない』―――…かぁ。
考えた事、なかったなぁそんな事は。


[うーん……、と彼女は膝を抱えて考えた後」

たとえばさ、コレ。

[口にくわえていたキャンディを口から出す。]

コレ、どうしてかわかんないけど、無性に舐めたくなるの。
どうして好きになったかとか、全然わかんないんだけど、ね。
あとは、そうだなぁ、コレ。

[ジャケットの中から篠笛を取り出した。]

辛い時に、無性に吹きたくなるの。これも、どうしてだかわからなかったんだけど、ね。

多分、記憶は無くっても、リアルの私が存在してるから、リアルの私が求めてるから、そうしたくなるんだと思うの。

アナタにも、何故かわからないけどやりたくなる事とか、大切なものって、ないの?
あの懐刀、とかは?
アナタのプレゼントが何か知らないけど、それ、とか。


メモを貼った。


[ヨーランダの語り掛ける言葉をじっと聞いていた。
 ああ、彼女はちゃんと『リアル』と繋がっている。
 その事が羨ましくもあり、
 それ以上に安堵めいたものを得るのは何故だろう。

 懐の、瑠璃の短刀を見た]

 ……――これが大事なものだと言う事は、確かに解ります。

[レアモノだからなのか、『リアル』に起因する理由なのか。]


メモを貼った。


開けても開けても何もない部屋がだんだん恐くなっている。


[無性にやりたくなる事。大切な。願い?
 考える。眉を寄せた。
 解っているのは、自分が消えたくない事位だ。
 でもそれは、ヨーランダの問いとは違う。

 消えたくない、ここにいたい理由は]

 んー……

[悩みだした。]


それなら大丈夫。

だって、大切だって思う理由や出来事が存在して、そう思える魂があるから、そう思うんでしょ?

大切な物があるって、凄く幸せな事だよ?
大切な物があるって、気付けない人も、そんな物が無い人もいるんだから。

[ね?

と彼女はふわり、と笑いながら志乃の背中を撫でた。]


 大丈夫……そう、でしょうか。
 いつか、私も『リアル』を思い出すのでしょうか。

[『ゲーム』はいつか、終わる。そうなったら――]

 ……ありがとうございます。少し落ち着きました。

[背を撫でる手に答えてにこりとする。
 終わりが来る、その前に]

 今したい事なら、一つございます。

 ……1901とは、どちらに行けば良いのでしょう?


そう?
ならよかった。

[彼女はまた、にこり、と笑った。]

『リアル』を思い出すのは、戻るのには、勇気がいるよね。
私も―――…ヨーランダの姿のままだし。

[苦笑した。
理由は何となく、わかっている。
『ヤニク』は、きっと『私』ではなく『ヨーランダというキャラ』が好きなのかな、と。
初めて会った時に思ったから。
がっかりさせたくなかったし、嫌われるのが怖いと思っているのかもしれない。

続く志乃の言葉を聞き小さく頷くと、エレベーターの19階の表示を指差した。]


 いきましょうか。

[頷いて。
 エレベータに近付くと、ボタンを押した。
 ぱり、と小さく、壁に走るノイズを目の端に捉える]

 『貴方』は、『ヨーランダ』様がお好きですか?


―8階―

[エレベーターに乗る前。次々と流れこんできたイメージ達。
それに暫く頭を抱えて蹲っていたが――ようやっと落ち着いてきた]

…………ユウ。

[弟の名を呼ぶ。
今見たイメージ――恐らくセシルの"中の人"――の持ち主とは病気の重さではきっと比べ物にならなかったが、それでも、死んでしまった。
あの時、僕が傍を離れなければ死ななかったかもしれない、弟の]

……っ、ああ、ごめんな、ユウ。
やっぱりさ、僕は。
僕は、"ヒト"を助ける道に進みたいんだ。

[頭を振って立ち上がる。ゲームの中の世界で何ができるのかはわからない。でも、何もせず見捨てることだけは、もう、できない――]


1901……だったっけ。

[エレベーターは誰かが使用中だったのか、来るまでに74(0..100)x1秒ほど掛かった。
来たものに乗り込んで19のボタンを押せば、やがてそこに辿りつくだろう。

誰か死亡組の姿を見つければ、そちらへ近づき、共に行動するか。
一人では戦えないことは、これまでの戦闘で*もう十分に、理解していた*]


メモを貼った。


んー…

[志乃に問われればカラカラとキャンディーを転がして]

正直、わかんないや。

キャラとしては、好きだけど。
私もこんなに美人でスタイル良くなりたいもの。

[扉が閉じて、動き出した。]


 ふふ、そうですか。

[ヨーランダの『リアル』は女性らしい。
 それが解って少し笑う。

 19階に着けば、辺りを見回し、
 全ての部屋が1901号室になっている事を確かめた]


― 回想・12階 ―


[和図の必殺技に、頭がキンキンしている。]

 ――…かっこいいのか、それは……

[ストレートなツッコミだった。]


 は?

[
 そして、ヴェスをさして彼女かい、という和図に頭を傾げる。
 そこにいるのは、吸血皇子の姿で、それはちっちゃくなってもそうで…。
 その言葉にこっちを見るポプラやや反応するヴェスの様子も見ながら…。]

 どう考えても、彼女じゃないだろう。
 それに、オレ、フラれたばっかで彼女とかいねぇ。

[真剣に真剣にそう返した。面白さは欠片もない。
 それから金色ディスクを見る和図とそれをしばらく眺めて…。]

 優しい夜か…。
 うん、夢の、こと、かな……。

[でも、苦しいのなら、夢で自由なのは、残酷だけれども、
 ないよりはマシな気もして…。]


― 現在・19階 ―

[今は、必死に扉を開けている。
 開けても開けても、誰もいない。

 誰もいないのがわかっていても、開けずにはいられない。]

 セシルッ。
 お前、どこにいるんだッ。

[悲しげな3つのイメージに、眉は寄せずにはいられない。]


―19F―

[HPが0になってステージが消えていった人たちが、
 つぎつぎとあつまってくる。

 志乃や見知らぬ男の人(リンダ)を見れば、
 どう声をかけようかまよう。

 少し離れたところにナユタたちの姿もあっただろうか。

 開けても開けてもかわらない景色にぞっとしているから、
 人の傍にはちかよっていった]


― 少し前の事:屋上にて ―

[志乃と屋上で会話をしていた時に急に流れてくるイメージ。]

これは―――…

 [―――優しい夜に、訪れるモノがあるから ]

一体何が訪れるんだろう。

[ 眠りに落ちたら ][ このまま目が覚めないかもしれない ]

――――…これは死の恐怖?

何て寂しい―――…


メモを貼った。


― 少し前の事:4Fにて ―

[患者のボブを倒し、ケロみちゃんストラップをヤニクの前に差し出した時、また頭の中にイメージが流れ込んできた。]

『携帯電話とか、使う機会ないですから。』

―――…ペースメーカー?

 『 いやいやいや、なんていうかね!
   こう、持ってると願い事が叶うとか評判なんだよ……!

   だから、きっと君も―――… 』

なんて事を話すんだ、この男は―――…

[ そんなの絶対嘘 ][ 無理だもの ][ やめて ]
[ うそに決まってる ][ やめて ][ 聞きたくない ]
[ どうして簡単にそんなこと言うの ][ やめて ][ やめて ]

――――…この子、どこまで動けるんだろう。


[彼女は、ヤニクに向けてストラップに書いた言葉が、ヤニクに伝えられなかった意味がわかったような気がした。]


メモを貼った。


―19階―

[ポプラの格好をした人影を見付けたら、一礼。
 表情は今は落ち着いていた。

 開けた部屋は一つだけ]

 ――……

[待つように佇む。]


 くっそう…

[無鉄砲に走り回って、そのまま膝に両手を当て、肩で息をしている。]

 オレたちじゃ何にもできないのか?

[まだ、死んでいない者、のことを考えて…。]

 ドナルド…あいつは、ヤバい、としかいえない…。

[そのやられたときの尋常じゃない攻撃力に頭を振った。
 ナユタキャラの隠しコマンド技であるRESET!も出す余裕が全くなかったほどに。]


[志乃が静かにたたずんでいる。

 そちらをちらりと見る]

 ……ねえ、ちょっと聞きたいんだけど……
 いいかな……

[異星人の痕跡があったと表示されたのが志乃だったから。

 ちょっとこわごわ、声をかけた]


メモを貼った。


[無限にある病室は、どれかが正解と言う訳ではないのだろう。
 会いに来た、探しに来た。皆が。

 ポプラに声を掛けられて振り向く]

 ……はい。構いませんよ。
 私に答えられると良いのですが。

[胸元に手を遣る、懐剣の感触を確かめて押さえ付けた]


メモを貼った。


[白い綿毛ではなく、
 黒髪ボブをゆらして、志乃の傍で立ち止まる]

 えーっと……

 ……志乃のステージってレストランだったんだよね?

 そこで、異星人の痕跡があったって、
 表示されたんだけど……

 ――志乃は、異星人なの?

[あの不気味な鸚鵡の同類なのかと。
 こわごわ、訊ねた]


ドナルドさん、かぁ…

[ぽつり、と名前を口にした。]

私がまだ生きてたらなぁー…
まぁ、生きてたってドナルドさんに勝てるかもわかんなかったけど。
少なくとも私と相性は良くなかっただろうしなぁ。

[もう言ってもしょうがない事を呟いた。]


ドナルドさんと模擬戦した時、かすらせたりしたっけなぁ……。
どうだったっけ…。

[もう、はるか前のような気がする。]


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