199 Halloween † rose
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[不思議なオプションに、唇の前で一本指を立てた。恐らくとても興味を持たれる。触られたらたまったものではない。
露蝶はでたらめに手を伸ばしている、思わず身体を反らす。
触れられるかどうかは、わからない。]
霊能……?霊視できる、ということか。
でも助かりました、華月斎さんのおかげで色々と、……
[ニコラエのアシストにより、華月斎の能力の理解が叶う。
改めて礼を述べようと頭を下げようとしたのだけれど、]
——ん っ、!?
や、やめ、ニコラエ、
[掴まれた。
顔を強ばらせながらも、むなしく反応してしまい]
[彼が自身と魔女のやりとりの一角を夢に見たとは知らず。
とはいえ、眉を下げる様子に、今のやり取り以上の
何かに感づいていそうにも見え。]
――…… えぇ。
このままで居れば、私は安心して暮らせる。
[別れという脅威に身を震わさずに。
やがて襲い来る哀しみを、迎えずに居られる。
そんなことが永遠と為れば、
ハロウィンに浮かれ狂う彼らがどうにかなるかもしれない
その予測は頭の端に浮かんではいるものの、]
……そうですか。
貴方は、今なにを考えている?
[酷くアバウトで、朧げな質問。
それは、夢の先を促すようにも聞こえるかも知れない]
……すまない。我慢してて
[
とんでもない欲求を告げる。
尻尾に彼の友人の手が触れたか否かは解らないが
こうして掴んでいるうちは安心できる。
別に私は恥ずかしい思いをしないからいい。
ただ、ドナルドの尊厳を守るべく、
それ以上の呻きが上がりそうになるならと。
繋いでいた手を解く代わりにリードを持つように
尻尾を掴み、口を空いた手で塞いでおいた。
流石に会話の邪魔に為ると理解も及んだので、
尻尾を守るように後ろに立った辺りで、尾も口も解放するが]
|
[オプション、と口にすれば、口止めするようにドナルドの指が口の前に立てられるのと、露蝶が目を輝かして手を振り回すのはほぼ同時。 さらには焦った様子の金髪青年が、「オプション」を露蝶から遠ざけようと掴むから、しかめっ面がつい緩んで噴き出してしまった]
露蝶さん、ダメみたいよ。そのオプションはニコラエさんのお気に入りみたい。
[くすくすと笑いながら、露蝶に声をかける]
(@57) 2014/10/28(Tue) 01時頃
|
ニンゲンに尻尾を触られると、
凶悪なバックベアードになってしまうんです。
露蝶にそうお伝えしてください。
それと、すまないと……。
[ていのいい言い訳を告げて。
だが、ドナルドが触らせたいというのなら、
ぷるぷるしながら見守ろう。]
|
[>>+94 名前を名乗り、こちらと同じように頭を下げるニコラエ。その律儀さに笑みを浮かべる]
ルーマニア……、あぁ、なるほど。 たしかに今は快適そうね。
[予知夢の時に彼を“吸血鬼”だと思ったのは、夢特有の直感のようなもの。出身地を聞けば尚更それに納得する。
ニコラエから投げられる、漠然とした問い。夢の中で、得体の知れぬ何かに問われたことを思い出す]
……わからないわよ、そんなの。自分の心が一番わからないわ。 道理に外れたこのループは終わらせなくちゃと思うけど、……でも、
[いつ自分が、彼と同じことを願ってもおかしくない。その予感がずっと、絶えず自分を責め苛む]
(@58) 2014/10/28(Tue) 01時頃
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[リーが魔女探しに己へ協力を願い出ているとは知らぬまま。
――魔女が存外近い場所で「隠れている」のは、
なんとなく予感はしている。
姿を変えることの得意さでは、吸血鬼と魔女は酷似している。
―――譬えば、己と同じイニシャルを模して、
全くの他人とし、街に潜んでいる、だとか。**]
いや、我慢とか、 やめ、っろって、
っう、……ぃ
[その手は緩むこと無く、さらに男を追いつめる。
抵抗しようにも手は緩まず、尻尾から伝わる感触に更に肩を震わすはめになる。
声を出さぬようキツく噛み締めた口許から微かな声が漏れてしまえば、今度は口まで塞がれた。]
——! ……、——!!
[声にならない声で必死に訴える。
まだ華月斎に礼を述べていないと。
解放は思ったよりも早く、息も絶え絶え体勢を整え]
か、……華月斎さん、ありがとうございます、本当に。
[結局なんに対しての礼か、わからなくなってしまった。]
|
[なんか艶っぽい呻きがドナルドから一瞬聞こえた。オプションを握るだけでは飽き足らず、それを確保したままドナルドの口まで塞ぐニコラエ]
……ドナルドはね、オプションの尻尾をニンゲンに触られると、凶暴なバックベアードになっちゃうんですって。
[半目になりつつ、ニコラエから聞いたままを露蝶に伝える]
あと、ニコラエさんが露蝶さんに「すまない」ですって。
[せっかくの言い訳が、謝罪のせいで語るに落ちている。 いい笑顔になりつつ思わず母国語のスラングで]
『爆発しろ』
[と呟いた]
(@59) 2014/10/28(Tue) 01時半頃
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怒ってますか、華月斎さん……
[耳慣れない言語で華月斎が何か言うから、今までの痴態を見られた延長でやや顔を俯かせながら問うた。
露蝶が菓子をと華月斎に渡してくれたが、それは果たして食べられるのか。
疑問に思いながらも、目にしたそれはとても美味しそうな菓子である。]
ありがとう、露蝶。
[やはり、伝わらぬそれ。
だがいつものように礼を述べて]
アケノシンさんにもお会いできたら、話しを聞いてみます。
ジャックが俺たち以外にも、いるかもしれませんし。
[今のところ他に姿は見当たらないが、彼は何か他にも知っているかもしれない。
そんな考えを述べて、やがては彼らとも別れるだろう。
とりあえずジャックで無くなる時が来たら、華月斎にはたっぷり礼をするべきか、そうも思い描きながら**]
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[>>160 露蝶から2人へ、お菓子の振る舞い。自分を経由して渡そうとする露蝶に、そのままで大丈夫よ、と。お菓子を持った露蝶の腕に手を添えて、2人の方へと差し出させる]
お供えみたいなもんだから、あげようって人の気持ちがあれば、ジャック状態でも「気」は味わえるから。
[この説明は“ジャック”な2人へ。2人がそれを食べたら、露蝶は菓子が少し軽くなったような感覚を覚えるだろう]
ごめんなさいね、うまく通訳できなくて。こんなこと初めてだから。
[もともと2人と友人らしい露蝶に、もっと色々話をさせてあげられたらよかったのだが。要領の悪さに少し自己嫌悪が浮かぶ。
考えてみる、という露蝶の決意に、目を細めて頷いて]
貴方の幸せを祈ってる。 ありがとう、露蝶さん。
[秘していた事実を知ってなお、何事もないように受け止めてくれたことも。変わらずに温かい言葉と笑顔をくれたことも。 感謝と想いのたけを込めて、送り出すように微笑んだ]
(@60) 2014/10/28(Tue) 01時半頃
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[華月斎の手は菓子を受け取らず、露蝶の手はそのままこちらに向いた。
この状態で食べられるのか不思議に思うものの、彼の説明に頷いて露蝶の手の中の菓子を齧——った、気がする。
ニコラエも同じように感じただろうか。
口の中には、齧ったはずの欠片はないのに、甘みが、舌の上に乗る。]
あ、美味い、
[それはちょっとした感動を覚える程。]
……いや、まさか話しができるとは思わなかったです。
ありがとう、華月斎さん。
[視える彼が居なかったらあり得なかった邂逅なのだから、と、その手元にそっと手を伸ばした。
握手は叶わずとも、礼の気持ちは込めて**]
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怒ってないわよー、怒ってないけどぉ、
[>>+99 恐る恐るといった様子のドナルドに、間延びした声で答える。実際、怒っているわけではない。ないのだが、]
イチャつくならベッドでね?
[武士の情け、露蝶に聞こえないようひっそりと呟いた。
明之進を探して話してみるという考えには、うんうんと頷いて]
ぜひそうしてあげてちょうだい。 彼、アタシとあと1人を除いたら誰とも話ができない状態だったもの。 話し相手ができたらきっと喜ぶわ。
[逆に言うと、それで元に戻る必要が薄まっても困るのだが。 何かわかったら教えてね、とも付け加えて、やがてドナルドとニコラエも見送る。 >>+101 別れ際、差し出された手に手を重ねれば、やはり触れはしないのだけど、心なしか温かいような気もしてそっと微笑んだ。
そしてやがて、通りにひとり。 一度に起こった色々なことを脳内で整理しつつ、ふぅ、と大きく息をついた]
(@61) 2014/10/28(Tue) 02時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2014/10/28(Tue) 02時頃
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―広場―
[ベンチに腰を下ろし、はしゃぐ人々をぼんやりと眺める。 自分を手妻師と知る子供が「ショーはしないの?」と問うけれど、]
ごめんね、今日のショーはおしまいなの。
[そう言って、菓子を渡して帰らせる]
……あの時のショーをこえるものは、できそうにないもの。
[シーシャとともに繰り広げたあの日のショー。あの快感が未だに忘れられない]
困ったものねぇ。
[ベンチの背にもたれ、移り変わる空を眺めた]
(@62) 2014/10/28(Tue) 02時半頃
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[そろそろパーティーも始まる時間だろう。 ひと気も減った広場のベンチにひとり。
ぼんやりと思い返すは、ニコラエから投げられた問い。 答えられないのをわかっていながら、何度となく思い耽る]
……シーシャ、
[声にゆっくりと振り返り、ぱちりぱちりと目を瞬く。 それからゆうるりと微笑んで]
……本当は、おびき寄せられたのかもよ?
[待ってた、なんて言わない。 差し出された手に手を重ね、ひとつお辞儀をしてから寄り添って]
昨日のカスタードパイが、今日はスポットライトね。
[くすくすと笑ってから踊り出す]
(@63) 2014/10/28(Tue) 04時頃
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[心を塞いでいた何かも、今はワルツのリズムに溶けていく]
もうずっと踊ってられそう
[足元に羽の生えたように、軽やかに合わさっていくステップとターン。 相手との呼吸はもうすっかり覚えている。
――…どうか消えないで。
願いはそっと笑みに隠して。 時計の針は魔法の境界線。逆らうように、繋いだ手を強く握った**]
(@64) 2014/10/28(Tue) 04時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2014/10/28(Tue) 04時半頃
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