88 吸血鬼の城 殲滅篇
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…っ、……。
[腕を貫く杭を其の侭に、 ――平坦に、男が言葉を紡ぐ。] …な、…っで、…っ
[ひどく動揺した声が、喉をせり上がる。 わけが判らなくて眉を寄せ、 尻餅をついた体勢のまま、その顔を見上げた。 彼が何故ここにいるのか、 何故、怒っているのか、 ――何故、自分を]
(115) tatsuru 2012/05/05(Sat) 16時頃
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……だって、……要らねえだろ? もう用済みじゃねえか……
[酷く冷厳な男の表情を、 其の侭見続ける事は出来なかった。
酷く、声が震えた。 杭の生えた腕に目を向ける。 零れ落ちる鮮血。 痛々しげに瞳を歪ませ、戦慄く唇を噛んだ]
始末する手間が省けただけだ、 こんな、…こんな事、することなかった…っ!
(116) tatsuru 2012/05/05(Sat) 16時頃
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小悪党 ドナルドは、メモを貼った。
tatsuru 2012/05/05(Sat) 16時頃
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[見つめられていることに気づくと、はっとする。 もしや、人間にしては不自然な鋭い犬歯を見られてしまったのだろうか。 だが、変わらずこちらを気遣う姿を見ると、違う理由なのだろう。
自分の、そして彼自身の異変に気づかぬまま、 己の為に、一生懸命になる姿に胸をしめつけられる。
こんなに優しくて心清らかな人を、 自分と同じ道に引きずり込んでしまった。
その姿を見ていられなくて、詠唱を続けるムパムピスを抱きしめた]
(117) el900m 2012/05/05(Sat) 16時頃
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……本当に。もういいんだ。
[その無垢な魂に真実を告げるのを躊躇ってしまう。 もし、真実を知ることがなければ、彼は元通りに 暮らせるのではないかと錯覚してしまう。
だが――すぐに気づくだろう。耐え難いほどの喉の渇きに。 そして、教会組織に近い彼のことだ。 逃げることも叶わず異端審問に掛けられ、 地獄のような責め苦や恥辱を受けて、 やがて息絶えてしまうのだろう。
それだけはさせたくなかったから、重い口を開く]
(118) el900m 2012/05/05(Sat) 16時頃
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死んだのではない。 我々は生まれ変わったのだ。 異端の悪魔として――。
[証拠のように、犬歯をみせると]
君にも同じものがある。 そして君をそのような姿にしたのは。
――わたしだ。
だから君は私を憎んでくれていい……。
[憎むことであるいは生きられるかもしれない。 己がヘクターに対する憎しみで、生きていけるように]
(119) el900m 2012/05/05(Sat) 16時頃
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[息を、吐く。 激した心のまま、目の前のものを轢き潰さぬように。 熾烈な光を宿した鮮紅を、床の上に向ける。]
何故、…だと?
[己にとっては自明の理。 それを問う男に、苛立ちが募る。 語ってこなかったのは自分だと、わかってはいたが。]
(120) nekomichi 2012/05/05(Sat) 17時半頃
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ドナルド・ジャンニ。
[もう一度息を吐き、名を呼ぶ。 重く、刻み込むように。]
オレはな。 そんな生半可なモンで、おまえを眷属にしたわけじゃねぇ。
[憎しみを抱いて。 報いを与えるべく。 それは、今も変わらずある理由だったけれども]
オレだってな、命張ってんだ。 おまえの気持ち全部受け止めて、 おまえの行く先全部見続ける覚悟で 命削ってんだよ。
[自分の命を分け与えた相手へと 抱く感情は、一色ではない。]
(121) nekomichi 2012/05/05(Sat) 17時半頃
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だからな―――
[血を零し続ける腕を伸ばし、 ドナルドの襟元を掴んで引き起こす。]
おまえが死にたい、ってんなら、 おれが殺してやる。
[それが覚悟の示し方、 眷属を生み出すものとしての、けじめの付け方だった。]
(122) nekomichi 2012/05/05(Sat) 17時半頃
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……何か、効果は出ていると思うのです… それなのに、いつもなら見える光が出なくて…
[なんとか聖術の発動を試みようと、詠唱の形を変える。 見慣れた聖術の光は生まれず、 気の流れだけが闇の中ゆらめくように動く。 そうしている内に抱きしめられて、顔を上げた。]
………え?………
[その瞬間、彼が何を告げているのか理解できなかった。 修道士として得ていた知識が、 その可能性を理解することを拒否していた。]
(123) uyuki 2012/05/05(Sat) 17時半頃
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ジェフリー様……?
何を…言って……
貴方はこうして……生きて……
それに…瘴気も発していないし体も……
[抱きしめてくる体は、死体の冷たさではない。 邪悪な気に近づいた時の不快感もない。 そう、伝えようとしたところで決定的な証拠…彼に今まで存在しなかった、魔物の牙を見せつけられる。]
(124) uyuki 2012/05/05(Sat) 17時半頃
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[闇の血を持つ心臓がとくりと跳ねた。]
[目を見開き、ジェフリーの顔を見つめ… そこで漸く、光のない場所で、灯りがある時と変わりなく彼の姿が見えていることに気づいた。]
ジェフリー様が異端に乗っ取られた…!?
私…も………??
(125) uyuki 2012/05/05(Sat) 17時半頃
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そんなはずがない… あるはずがない…… そんなことが起こるはずがない…
貴方の魂は間違いなくジェフリー様の形なので…
私も…誰にも入れ替わられたりなどしていない…っ
記憶も、知識も…全て、何も変わりないというのに…!
[例え牙を見せつけられても、何かの冗談と否定してほしかった。 そうすれば、信じることができた。]
(126) uyuki 2012/05/05(Sat) 17時半頃
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―異端の身体には悪魔の魂が入る。
―だから、どんなに生前と変わらない言動をしていても、魔物は、魔物。
―情を移さない。心を許さない。その声に耳を傾けない。
―魔の誘惑に惑わされることなく、 唯、主を冒涜する物を滅ぼせばいい。
…そう、聞いているんですよ? 天の主が…奇跡を司る存在が…偽りを教えることなんて……ッ ある……わけが………
[信じる世界が反転していく。 もし、異端が異端と成り得ない魂を持っていたのなら、自分が断罪してきた魔物達は全て哀れな犠牲者の救いを求める姿であったことになる。 その中には幼子もいた。 少女も、老人も…妊婦も…… そして、仲間であったはずの者まで。]
(127) uyuki 2012/05/05(Sat) 18時頃
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「……俺はドナルドだよ、坊っさん。」
「呪われた存在でも、 ヒトでなくなっても、
誰に赦されなくても、……生きてる。」
[魔物の戯言として聞いていた言葉が、記憶の中に蘇る。>>5:90 魂が押しつぶされそうな絶望感の中、ジェフリーの体にしがみつくき、泣き出しそうな表情を向けた。 ――信じる神に救いを求める敬虔な信徒のように。]
(128) uyuki 2012/05/05(Sat) 18時頃
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修道士 ムパムピスは、メモを貼った。
uyuki 2012/05/05(Sat) 18時頃
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――ッ。
[名を呼ばれ、びくりと肩を震わせる。 命令にも近い、その響き] (生半可なもので、眷属にしたわけでは) (命を張っている) (全部見続ける、覚悟で)
……、…っ、ぁ、…
[それは真実の声に聞こえて、 混乱するように、小さく喘ぐ。 真っ直ぐな言葉に、頬に血が上る。 それが本当なら、どれだけいいだろう。 その言葉に縋りつきたかった。
全て呑み込んで、お前を信じる、と 身をゆだねてしまいたかった]
(129) tatsuru 2012/05/05(Sat) 18時半頃
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―― 地下聖堂>>112 ――
[甘美な誓いに酔いを覚え溺れ掛けるは 焦がれ続けた存在と交わす口接けゆえと知る。 主の言葉に魔法の効力がみえると安堵の吐息を零した]
痛みが少しでも和らいだなら良かった ヘクターさまに何かあればと思うと、怖くて……
[交わる視線。 主の紅の双眸に見惚れていれば 歩みの為の振動が腕の中にある女にも伝わり 己が未だ抱き上げられたままであることに気付く]
――…ッ、ヘクターさま…! 私、自分の足で歩けます、から…… もう、大丈夫ですから、……
[おろしてください、と頬を朱色に染めた女が 消え入りそうな声で囁き彼の肩口に顔を埋めた*]
(130) helmut 2012/05/05(Sat) 18時半頃
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[自ら望んで血を捧げたのでもなく、 目的があってかつての仲間の命を奪ったのでもないのなら、 ドナルドの行動は、"血の親"への献身だったのだろうと思う。
もしドナルドが、自分は利用されただけなのだと、裏切られたのだと考えたなら──その絶望の深さは傾倒の強さの裏返しだろう。
けれど──、]
(131) enju 2012/05/05(Sat) 19時頃
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…、っ…――
[ぼたぼたと零れ落ちる血。 傷ついた腕に襟元を引き起こされ、息を詰める。 真摯に此方を見る、紅の双眸。
殺してやる、と。 ――その言葉に感じたのは 眩暈がするような安堵と、
……煮え滾る、怒りだった]
(132) tatsuru 2012/05/05(Sat) 19時頃
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忠義の宣誓は、一方的な義務ではない。
[口にした言葉はもう届く距離ではないと知りつつ、呟く。]
(133) enju 2012/05/05(Sat) 19時頃
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何、……言ってんだ?
……喜ぶ、とでも、思うのか? アンタが殺してくれるって、…?
[唇が震え、渇いた笑みが漏れる。 彼が何を言っているのか、 自分が何に怒りを抱いているのか、わからなかった] 作った責任があるから、殺してやりましょう、ってか。 ……っはは、…最後まで、 アンタの許可なしじゃ死ぬことさえできねえの?
だったら何で今放っといてくれなかった。 今だったら、さっきまでだったら俺は、
(134) tatsuru 2012/05/05(Sat) 19時頃
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それを受けた君主もまた、臣下に至誠を尽くすという覚悟をもって求めるものだ。
[騎士に叙勲してくれたクラリッサにも、血と命を召し上げたヘクターにも、その自負があったと思う。]
(135) enju 2012/05/05(Sat) 19時頃
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―― ……っ、して、ない、って
[ひくりと、喉を鳴らし。 泣きそうに瞳を歪めて、男の胸に顔を埋める。
どん、とその胸を叩いた。]
そう思ったまま、死ねたんだ…っ!!
[ 自分を騙せたのだと。 ――信じたまま、死ねるのだと思った幸福は、
もう、失われてしまったのだ]
(136) tatsuru 2012/05/05(Sat) 19時頃
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小悪党 ドナルドは、メモを貼った。
tatsuru 2012/05/05(Sat) 19時頃
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自らの血を、命を分け与える行為──あだに思うまい。
[ドナルドに託された紅玉の髪飾りを包む指先に力がこもる。
自分も──殉死を考えている場合ではなかろう。 ヘクターの呼びかけをもってしてもクラリッサが戻らなければ、自分はなおいっそう努めねばならぬ。 それが忠義をまっとうする道であると思い直す。]
やはり、おまえには礼を言っておく──兄弟。
(137) enju 2012/05/05(Sat) 19時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
enju 2012/05/05(Sat) 19時頃
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[ムパムピスが驚いたような顔をした。 心臓がどくりと跳ね上がるのが、抱き寄せた身体から伝わる。
彼の唇から漏れる言葉は、真実を否定するものだった。 嘘だと言ってやれれば、どれだけ彼に安寧をもたらすのだろう。
だが、これは紛れも無い残酷な真実。 ゆるく首を振って、彼の言葉をひとつひとつ否定する]
瘴気が感じられないのは、気にならないからだ。 なぜなら君も瘴気を発しているのだからな……。
それに身体がさほど変わるわけじゃない。 今まで見てきた悪魔の血も……赤かっただろう?
[諭すようにしながら、彼が少しでも落ち着くように背中を撫でる]
(138) el900m 2012/05/05(Sat) 23時頃
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『異端に乗っ取られた――』
[ムパムピスの言葉を考えるように反芻する。 いや乗っ取られたわけではない]
私にもよくわからないのだ……。
だがな。 昔、討伐中に吸血鬼に喰われた仲間がいたんだ。 そいつは仲間の顔も名前も覚えていてな。 それでも血の乾きに耐え切れなかったんだろう。 涙を流しながらかつての仲間を襲ってきたよ。
[話しながら表情が苦悩の色を帯びてくる。 当然の義務として、自分は彼を殺した。 何年たっても彼の泣き顔は深く心に刻みつけられていた]
だから、恐らく乗っ取られるのではない。 ただ……。身体中の血が入れ替えられるだけなのだろう。
(139) el900m 2012/05/05(Sat) 23時頃
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[見上げる彼の瞳は僅かに潤んでいて、 どれだけ衝撃を受けたのかはすぐにわかる。 だが、彼にどうやって答えればいいのだろう。
彼にとって、教会が正しいのであれば、この状況は受け入れがたい。 逆に教会が嘘を教えているとなると、彼は壊れてしまいそうだった。 そして恐らく正しい、正しくないという対立軸だけで 語ることは出来ないのだ。
だから結局思ったままを、口にする]
君が教わったことは…… それも間違っていないのだと思う。 その人の人格は残ったとしても、 人間でなくなったことには変わりがない。
(140) el900m 2012/05/05(Sat) 23時頃
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私だって、今はまだこうしていられても 最後には人格より……欲望が勝ってしまうんだ。 君を……君の血を。求めた時のように。
[ムパムピスの身体に取り縋り、浅ましく欲望の限りに その血を啜った自分は、間違いなく悪魔だ]
(141) el900m 2012/05/05(Sat) 23時頃
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それでも私は……何も変わっていない。 君を護りたいという願いも……。
[なんて己に都合のいいことを言っているのだろう。 その想いで声が震えている。 ムパムピスの目をまともに見られなくて、目を伏せた]
だから……。 いくら憎んでも嫌っても構わないから。 私に、君が護れるように。 人でなくなっても……ずっと側にいて欲しい。
(142) el900m 2012/05/05(Sat) 23時頃
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― 地下聖堂 >>130 ―
オレに何があるって?
[何も心配要らない、と笑いを浮かべかけて、 つい数日前まで眠りについていたことを思い出し、 肩を竦める。]
おまえを心配させはしないさ。
[微妙に言葉を変え、頷いて見せた。 運ばれていることに気付いた娘が 恥ずかしげに顔を伏せて、ささやかに主張するのを、 笑って却下する。]
まだ起きたばかりだからな。 無理するな。
[そう言って結局、長い秘密の通路を通って 厨房に入るまでは、ずっと抱き上げていた。]
(143) nekomichi 2012/05/05(Sat) 23時半頃
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