人狼議事


8 DOREI品評会

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【人】 小僧 カルヴィン

[売れ残らなければ、誰に買われてもいい。なるべくなら、少女にとって不都合の少ない相手が望ましいけれど、相手の都合が絶対的に優先されるのは、この場では分かりきったこと。
ワインの度数が高めだったのか、それとも気を利かせた使用人が一服盛ったのか。気怠い火照りは全身を襲い、瞬きに合わせて双眸が潤みを増した。]

(89) 2010/04/06(Tue) 13時半頃

【人】 修道女 ツェツィーリヤ

…いえ、お客様のお好み次第ですから…

[そう言葉を返すも、伏せた長い睫毛は憂いに揺れるか。
膝へとさらり流れる長い髪を、手ぐしでそっと撫でつける。]

………ぅ…。
[引かれた縄が白い肌を締め、突き出した乳房の根元を絞る。
思わず愁眉を歪めて抑えた声を漏らした。]

…子ネズミは、猫の足音すらも恐れるのでございましょう。
[立ち去る気配に目を細めて、肌の上を這い回る悪戯な指に、微かに身を震わせた。]

(90) 2010/04/06(Tue) 13時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 そういう表情も、教えられたモノ?
 どこからが、君の意思なの?


[高価で美しい美術品が思う侭の反応を返してくれる事に、男は満足でもあり不満でもあり。
 指はそのまま乳房の周りをねっとりと這い、脇下のくびれたラインを降りては上がり もう片方の手は陶器を脇に避け、流れるブルネットをくるりと指に巻きつけては離しを繰り返していた。]

(91) 2010/04/06(Tue) 13時半頃

小僧 カルヴィンは、小さくくしゃみをした。誰かが噂でもしているのだろうか。きっと碌でもないものだ。

2010/04/06(Tue) 13時半頃


【人】 若者 テッド

[―――リン。
肌蹴た着物、その懐から鈴の音が鳴るのが聞こえた。

その音に、はたりと我に返る。

瞬きをゆっくり一度してから
寝具に横になる女を見下ろした。

眉を少し下げた表情のまま、
恐怖心だけは煽らないよう気をつけて
ゆっくりとまた手を動かし胸元を露わにした。

肌蹴た着物は、見慣れないせいか妙に――― 官能的に映る。
足元の隙間からのぞく白い足はすらりと伸びて綺麗だった。]

(92) 2010/04/06(Tue) 13時半頃

【人】 修道女 ツェツィーリヤ

…ワタクシ……ぁッ…

[言葉は甘い喘ぎに変わって途切れる。
触れた指が躰をなぞるたび、なまめかしく身をくねらせて。
ほんのりと上気した頬。寄せられ下がる眉。憂い帯びた睫毛が震える。]

…お望みのままに、在りたく……
[ワタクシ「で」悦楽しんで頂けるならば、それほど嬉しいことはない。
女の望みはただそれだけで。その為ならばどんなことでも…と。]

(93) 2010/04/06(Tue) 14時頃

―地下室―

───…ッ……

[モニタリングされているなんてまさか思いはせず。
かと言って、声を上げるわけではない。
神経を支配する熱に抗うように、
首を時折緩く横に振った。喉が震える]

(──苦し、い)

[無理矢理飲み込まされた細い杭は、
馴れない体を、狭い蕾をゆっくりと嬲る。
苦しくて、熱い。体が自分のものではないようで、
それが堪らなく気持ち悪くて仕方がない。
薄く滲んだ汗は蜜を浮かせてゆっくりゆっくりと流す。
性は本当に僅かに反応を見せるにすぎなかった]


【人】 若者 テッド

[ぎこちなく動く両手を繋ぐ冷たい鎖が白い肌に触れて
異国の女が身を捩るなり甘い声を上げるたび
すまなそうな顔、裏腹に芯は熱くて 申し訳なくなる。]


―――…

[程よい二つの膨らみから目を逸らすように視線を上げて
漆黒の瞳を、じっと見つめ 桃色の唇へ顔を近付ける。

彼女もまた売られる立場。
愛のない行為は優しさなんて無意味かもしれないし
こんな事をしても、尚も彼女の心を苦しめるかもしれずと
思ってはいても、時折上がる荒い息と見せられた自慰行為が
がりがりと理性を削っていくのが、 解った。]



[右膝をベッドの淵に預けてギシリと音を立て、寝具に寝る女の上に影を作る。近付けるのは、顔と唇。
止められないのならそのまま、桃色の唇を優しく奪う。]

(94) 2010/04/06(Tue) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 でも、仕込まれたモノ…なんでしょう?
 本能の底が見られるのは…買ってから、なのかな?


[呟きながらゆっくりと這わせる手指は未だ女の尖りに触れる事は無く、ただその周りや脇の肌を指腹でなぞり背を滑らせる。
 しっとりと湿り気を帯びてくる肌から薫る薔薇は好ましいらしく、うすらと笑みを浮かべた。

 寝そべった侭の柔らかい布に包まれた男の体は薄く、片膝を立てた侭の足の付け根に変調も、今は一切見当たらない。
 ついと髪を手で掬い、その指で脇に置いた陶器を差し]


 飲ませて?

[笑みを添えるお強請り。]
 

(95) 2010/04/06(Tue) 14時半頃

【人】 修道女 ツェツィーリヤ

[おそらくは、気も狂えるほどの苦痛や刺激を与えねば、魂の底から乱れることはあるまい。
与えられる戯れのような愛撫には、身体は素直に応じるけれども。]

…かしこまりました。
[陶器の器を手にとり、その視線に促されるままに口へと含む。
先程玩ばれた唾液と白濁の酒に濡れて、色淡い唇は艶を増す。
髪を絡めた指に導かれるように、そっと膝の上の男に唇を重ねた。
体温に近づくほどに、甘みと香りを際立たせる酒。
女の薔薇の香の体液と混ざって、極上のカクテルに変わっていく。]

(96) 2010/04/06(Tue) 14時半頃

メモを貼った。


[とうに薬は身体中を侵しているだろうに。
其れでも反応の薄い中心を長め]

 ふぅん。

[男は更に時間をおいて、地下を訪れた]

 ……やあ、Jade
 気分は如何?

[天井から吊るされた手枷で拘束されている彼を眺めながら
白濁の散らない床を見下ろすと、のんびり口を開いた]

 随分我慢するね。
 それとも刺激が足りないのかな?


【人】 若者 テッド

[少し長い茶の前髪が異国の女の額にはらりと落ちて軽く擽る。
漆黒には金の瞳が暗さを増しても色を失わずにあるのが捉えられ、瞬きの音が聞こえるほど、近い距離。]

…ぁ、

[小さな声と共に、上体を起こす。
顔が熱くて、火照ってきてるのが解った。]


――――…

[身体の動きが止まれば、それを許さない指示が飛ぶ。
優しくて、残酷な男の灰青を 金の瞳は一度、睨んだ。]

(97) 2010/04/06(Tue) 15時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[こくり]
[喉が鳴る音。
 丁度良い冷たさと温もりの酒精が口に広がる。
 ブルネットを巻いた指を引き、くるくると更に絡めながら根元へと手を伸ばし、辿り着いた首筋をつと撫でる。
 舌を伸ばし彼女の舌に絡めると、口唇の端から自分の頬を薄まった白がついと流れた。]


 …、ん、

[もう一度、喉を鳴らす。
 絡めた舌を自身の咥内へと招き、吸い、なぞり、柔らかく噛み、そのまま

 ――歯を、ゆっくりと彼女の舌中央へと、埋めて行く。]

(98) 2010/04/06(Tue) 15時頃

……っ…

[喉が小さく震える。
どれくらい時間が経ったのか数えることもない。
正確にはそんな余裕がない。
ただ、自分の神経を宥めるのに必死だった]
……、…?

[扉の開く音がした。
濡れて、それでもなお視線は男を睨む]

『……最悪、だ』

[機嫌がいいはずなんてない。
続いた問い掛けにも答えないまま、
視線を逸らした]


【人】 良家の娘 グロリア

[ワインを口にして次第に酔いでも回ったようなカルヴィナを面白そうに眺め]

 アルコールには弱いのかしら?

[小さなくしゃみにはブランケットを差し出した]

 風邪を引かないようにね。後で困るもの。

(99) 2010/04/06(Tue) 15時半頃

【人】 修道女 ツェツィーリヤ

[引き寄せられ、長い髪に隠れた首筋に指が触れると、ことさらひくりと身を震わせる。
触れた唇の間から滑り込み、引き寄せる舌に導かれて。
部屋を満たす香の薫り、酒精に紛れた男の薫り。
吸われ、甘く噛まれるたびに、時折間からくぐもった声が漏れる。]

……っ!? …んン……ッ。

[敏感な舌へとじわりと食い込んでいく象牙のような白く艷やかな歯牙。
痛みに思わず僅かに舌を引けば、更に深く食い込んだ。
苦痛に歪む眉。けれども必死でそれを耐えるように。
薔薇の香に混じっていく鉄色の血臭。]

(100) 2010/04/06(Tue) 15時半頃

良家の娘 グロリアは、ワインに何か入っていたらしいとグラスを見て。笑み*

2010/04/06(Tue) 15時半頃


 ……辛そうだね?

[睨みつけてきた翡翠に、男はしかし満足そうに哂った。
靴音をさせ、彼の元へと近づき
恐らくはもう痺れて感覚が無いだろう腕に手を伸ばす。
枷と鎖を繋ぐ連結は緩んでおらず、彼はどれほど力が抜けようと座ることは許されない]

 して欲しい事があれば聞いてやっても良いよ。
 俺はいま気分が良い。

[薄暗く冷たい石造りの部屋には、彼へ嵌めた貞操帯から振動音がもれ聞こえている。
節ばった指先で、汗で流れる蜜を掬い
僅かに反応を示した彼のペニスの先にこすり付けながら]

 お願いしますご主人様、って言ってご覧?
 そうしたらひとつ願い事をかなえてあげるから。

[くすくすと見下すように哂った]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[こくり、また喉が鳴った。
 口の中の酒精に混じる、 鼻をつく鉄錆のような香り。
 こくり、また喉を鳴らすと口の中は紅が濃くなり、
 男の暗い色の瞳に、愉楽の影がゆらり浮いた。

 僅かに身を引く様子に、這っていた手が細い首を掴む。
 こくり、飲む――みちり、音がして上下の歯がふれる感触。]


 …――ん、ん…

[僅かに顎を引けば孔は広がり赤は更にどくり、沸く。
 何度も何度も喉を鳴らして吸ったあと、ようやく顎を開けて歯を抜いた。どくり、また、赤が、沸く。

 その後も存分に自身の舌で彼女の舌を舐ぶり弄り、漸く口唇を開放した男は少し熔けた表情を浮かべ、近い彼女の顔をじっと見詰めた。]

(101) 2010/04/06(Tue) 15時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

だ、大丈夫……。



暑いくらい、だ。

[ほぅと落ちる吐息が濡れている。]

僕が苦手……あの舞台のような?

[飾られ磨かれ、人形のように扱われることにも辟易していたけれど、苦手と言うほどでもない。例えば結局名前の聞けなかった金眼の彼などに比べれば、口は達者だが血気盛んではない大人しい性分と言えるだろう。
舞台でのグロリアは嗤っていただろうか。玩具で遊ぶ童女のような側面はあったと思うが、より酷い仕打ちは回避していた気がする。
何とか虚勢だけで空にした杯を置いて、もじもじと身を捩る。着慣れぬドレスのせいだと映れば良い。]

愉しいですか、ああいうこと……が。

[今はあくまで準備中。ということは、またあの悪夢が再来するのだと。しかし逃げ出そうにもあまりに無力で、結局は誰かに買われる道しか選べないのなら。
不安を誤魔化すように、ちらちらと何度も隣のイアンの顔を窺った。]

(102) 2010/04/06(Tue) 16時頃

【人】 小僧 カルヴィン

……暑い。

[会話の端々に、訴える回数と熱の篭った溜息が増えていく。
もどかしくてどうにもならない、この熱の逃し方は――考えるだけで血潮が滾った。
手の内にぎりぎりと爪を立てながら、何とか痛覚で理性を残そうと苦心するも、芳しい酩酊感が小柄な身体の全身を侵すに時間はかからず。]

っ……ぁぁ……、……。

[慎ましやかなお嬢様風のドレスの内側で、もじもじと腿と腰があでやかにくねる。]

(103) 2010/04/06(Tue) 16時頃

小僧 カルヴィンは、修道女 ツェツィーリヤとヴェスパタインの重なる影が一瞬脳裏に過ぎる。

2010/04/06(Tue) 16時頃


【人】 修道女 ツェツィーリヤ

[髪を撫でていた手が震え、縋るようにぎゅ、と握りしめた。
それでも、相手に痛みを与えぬよう、強く引くような粗相はしない。
細い首は微かな抵抗と共に引き寄せられ、痛みに身じろぐ動きは伝わるか。
貫かれた舌から溢れる赤は熱く、吸われるたびに痛みに痺れていく脳髄。]

……ぅぅ……、ん……ふぅぅ……ぅっ…

[赤く染まった唾液は、お互いの唇を鮮やかに彩る。
その様はまことに、ゴシックホラアの吸血鬼を思わせた。
苦悶の表情すらも、艶めかしくみえるか。
男の首へと手を伸ばして縋りつき、身を震わせてただ貪られる赤。
ひくり、ヒールを履いた細い足首が突っ張って震えた。]

…ハ……ぁ。
[息も詰まるほど蹂躙され、ようやくの解放に零す溜息。
暫く呆然としていたが、視線に気づきゆっくりと憂いを帯びた笑みを作る。
血に濡れた唇は今まで以上に艶めかしく、ぺろりと出して見せる舌には男の歯型の刻印がくっきりと。]

(104) 2010/04/06(Tue) 16時頃

『…ッ』

[腕に伸びてきた手に、避けようとすれば鎖が鳴いた。
硬翠は睨んだまま。ただ、声なんて出すまいと。
相手の望むようになんかなってやらないと]
『触るな…!』

[肌をなぞる指先に唇を噛む。
男の指が塗り込める仕草に、拒否を示すように首を横に振った。
その間にも後ろは玩具によって蹂躙され続ける。
細い喉が幾らか震えたけれど、それでも喘ぎは欠片も零さなかった。
言葉を信じるには、余りに印象が悪過ぎたし]

『断る』

[買われたからと言って、そう簡単に折れるつもりも更々なかった]


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/04/06(Tue) 16時頃


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/06(Tue) 16時頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/04/06(Tue) 16時頃


修道女 ツェツィーリヤは、小僧 カルヴィンがどうしているだろうかと心配する余裕はなかった。

2010/04/06(Tue) 16時頃


修道女 ツェツィーリヤは、メモを貼った。

2010/04/06(Tue) 16時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 うふふ…ふふふふふ。

[わらう。
 陰鬱を絵に描いたような瞳元は弧に曲がり、
 舌舐めずりをしかねない程の、仄暗さ。]


 嗚呼…傷はルール違反だった、かな…?

[上体を起こし、半眼の上目女の鼻先から見上げる。
 竦めた肩からさらさらと零れる髪が、薄布越しの光を浴びてきらきらと白銀へ墨色へと忙しない。]


 見えない所だから大丈夫…かなァ。
 君が言わなければ、ね。

[言うなんて、思っても居ない事を口にしつつ、
 赤に濡れた口唇から歯型のついた舌がチロと見せられれば体を伸ばして貌を寄せ、薄く開いた口唇でそっと食む。また、味と臭いがあたりに広がり、ぽたり、顎を伝って女の腿に落ちた赤は、花弁のよう。]

(105) 2010/04/06(Tue) 16時頃

[拒絶を聞いたところで指は止まる事はない。
腕からなぞるように頬へ手をかける。

芯に絡めた指は、先端へ蜜を塗りつけていく。
とろりとしたそれが滑りを助けてくれる。
震わせた喉元に男は唇を寄せ、軽く歯を立てた]

 困ったね。
 そう言われると他の方法では御前を解放する気が無くなった。

 Jadeは一生このままで居るつもりかい?
 後ろに道具挿れられた惨めな格好で
 鎖に繋がれたまま此処で干からびたい?

[Yesと言われたなら本当にそのまま永遠に放置するような口ぶり。
顔を上げ視線を合わせた男の褐色の瞳は笑っていなかった]


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/04/06(Tue) 16時半頃


【人】 若者 テッド

― ルーカスの客室 ―

[傷をつけないように白磁の肌へ指を触れていく。
腰ひもを全て解いて下着だけの姿へ変えれば
懐にしまった鈴が、リンと音立てて床に落ちて転がった。


女の肌にこうして触れた事などなくて、思っていてよりも柔らかくて吸いつくような手触りにどきりとするたび手が止まって、動かすように言われる。
女の声があがるたびにも戸惑ってしまうけれど、徐々に慣れを覚えた指先は鎖の冷たさを時折伝えながらも女の素肌の上を首筋から鎖骨へなぞり、胸の輪郭をなぞり、脇腹から臍まで触れていく。]

―――… は

[思わず熱い息が吐かれる。辛抱しているのは、紳士には見抜かれたような灰青を感じた。下腹部はスラックスの下で窮屈そうに主張してきている。]

(106) 2010/04/06(Tue) 16時半頃

【人】 若者 テッド

…っ、…おい。

てめぇの…目的はなん だよ。
部屋でこんなことさせ、て…

[肩で荒く息をするのをまだ堪えながら、高炉の傍に寄ったくらい熱くなっている身体の熱を吐きだしたい 衝動。
両手を一度、彼女の上で強く握り堪える顔をしながら視線を横に――灰青へ。]

っ …はぁ、…

[まだ言葉を話す余裕はあるんだと、自分で思う。
同時に相手にも知らせることとなる。
熱い息が、 止まらない。肩が揺れた。]

(107) 2010/04/06(Tue) 16時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/04/06(Tue) 16時半頃


【人】 若者 テッド

[行為が止まれば、男の手が添えられて促される。
教えられていくことに嫌悪感しか抱けない。]

―――そこはっ…

[促された場所は、まだ誰も触れてない白い布地の上。
促されても、腕に力を込めて手を寸でのところで止める。
程よく筋肉のついた腕だと触れれば解るだろう。]

っ… く
      ――― ごめん。

[それはおそらく初めて男からの謝罪の言葉。
そろそろと手を下ろして、布地の上に降りる。

ぞくりと背筋から這い上がる、心地。
それに全てを委ねてしまいそうになる背徳感。
奥歯を噛んで、耐えた。]

(108) 2010/04/06(Tue) 17時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

  嗚呼――「イイ」ね。

[血まで、薔薇の香りがする。
 男は満足げに彼女の顎を垂れる血液を指で掬い口に含み、
 口唇を彩る赤から頬に舌這わせ眼球をチロと先で味わった。
 ほっそりとした手を伸ばして引き寄せると、
 黒いガウンの上から括れた腰を這わせ尻たぶを撫で、
 緋色の紐を辿る様にして乳房へと向かい、
 一度だけその先端に触れ撫でた。]

(109) 2010/04/06(Tue) 17時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[女が甘い喘ぎを漏らし注意が逸れた隙、
 何時何処からか手にしていたのは一本の小さな瓶。
 彼女の背で片手で蓋を捻り口に含み、
 髪を梳き酷く優しげな仕草で、女へと口移す。

 それは、飲用に適さない程酷く度数の高いアルコール。
 今出来たばかりの傷口には、きっと火がついたかのよう。]


 良いというまで、飲み込んじゃ駄目だよ?

[どんな動きも踊りも邪魔せぬよう彼女から離れ立ち上がり、
 笑みを漏らしながら もう半歩、下がる。
 天井から吊るした薄布が肩にふれ、ふわり、揺れた。

 開け放たれたままの扉からは、香と酒と薔薇と、
 ――微かに鉄錆の臭いも、控え室まで届いて居た――*]

(110) 2010/04/06(Tue) 17時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/04/06(Tue) 17時半頃


【人】 若者 テッド

[手が止まれば、男の手が重なるように添えられ動くように促される。触れた事のない女の箇所をなぞり上げるように指を動かす。女が声をあげればとっさに手を離しそうになる癖を見抜かれているのなら、添えた手はそのまま。]

……!

[その動きが繰り返されて、下着から指先に湿っぽい心地が伝わってくれば、びく、と指先の動きが強張る。
そろりと視線を彼女の顔へと向けて表情を確認してしまう。
すぐに視線は外すけれど、どくん、と脈打つ鼓動は大きく]

い…  嫌 だよ な。
こんなこと されて、… っ

[ごめん、と今度は心の中だけで謝った。]

(111) 2010/04/06(Tue) 17時半頃

【人】 若者 テッド

…っ

[手の動きは休まる事を許さないように優しい素振りの紳士は促してくる。指先から伝わる柔らかな感触と湿り気。
時折、太股の上に鉄の鎖が冷たさを伝える。火照る身体にはその冷たさは際立って伝わってしまう。]

――――。

[それでもこれからする行為は、彼女にとってもっと嫌で辛くて、痛みを伴うものだろうと思えて 心が痛い。
ずっと、 ずっと奥が痛い。

俺は 何のために ここにいるのだと
 思い出させるには それは、十分すぎるほど。

 ――――。 囁く誰かの名前は、心の中だけで響く。]

(112) 2010/04/06(Tue) 18時頃

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