283 突然キャラソンを歌い出す村2
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――― ドドドォォン!!!
[大きな和太鼓が再び地響きのような音を鳴らす。 それに合わせるよう風が、巻き起こる。]
(117) 2018/09/10(Mon) 21時半頃
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アッ ソ〜レ!!
[風太の掛け声が上がれば、ヨスガとシンイチの身体がぶわりと風に持ち上げられる。]
(118) 2018/09/10(Mon) 21時半頃
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
2018/09/10(Mon) 21時半頃
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― 九尾塚学園廊下・放課後 ―
[物陰に隠れながらザーゴwith猫の様子をうかがっていると、張り出したばかりの号外を手に見ながら、何やら猫にしゃべりかけていることに気づく。(>>38)何をしゃべっているかは分からなかったが、おもんの言う『本当』、『真実』があるのなら……あれがただの可愛がりでない、かもしれない。その疑惑は、剣真から送られてきた、恐ろしく美麗な猫ゲロ写真(>>20)で確信に至る。(そのチャットには、「助かる! ありがと!」)と後で返信した。(そのときは、尾の異変に気づかなかった)]
ヒミツ道具その1の出番だな……!
[カバンから取り出したのは、先端が銃身のように長い、『ガンマイク』だ。超指向性のマイクは、数メートル先の声も、容易に拾う。急いでそれをスマホに接続し、録音に取りかかる。イヤホンをして、同時にその会話を聞いた]
「――つを言えば 放してくれるのか?」(>>48)
ん……?
[聞こえてきたのは、ザーゴの声ではなかった。となると――]
あの猫が、しゃべってるのか……?
[あの猫は、今朝見た二足歩行していた変猫……!]
(119) 2018/09/10(Mon) 21時半頃
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[盆踊りのような太鼓のリズムへと変わる。 濃霧の中、楽し気な音色が響き渡る。]
はぁ〜〜〜〜♪
[気合、ではなくてコブシをきかせた声を喉から鳴らす。 それに合わせて、どこからともなく合いの手が入る。]
(120) 2018/09/10(Mon) 21時半頃
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(アッソーレ♪)(アッヨイショ♪) (アッソーレ♪)(アッヨイショ♪)
たのしく踊れよ 嵐の音頭 ドドーンと打ちあがるのは 花火じゃ ないけど 一緒に 踊れば 楽しさ 二倍
(ハイッ)(アッソーレ)
ドンドンドドドン 風に乗れ ドンドンドドドン 遊べや 遊べ ドンドンドドドン 踊れや 踊れ ドンドンドドドン 腕触れ 腰触れ
(121) 2018/09/10(Mon) 21時半頃
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(アッソーレ♪)(アッヨイショ♪)
はぁぁぁ〜〜〜〜っ♪
(アッソーレ♪)(アッヨイショ♪)
(122) 2018/09/10(Mon) 21時半頃
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君らと踊るよ 嵐の音頭 ビュビュンっと回るのは 風車じゃ ないけど 一緒に 回れば 目も回らない
(ハイッ)(アッソーレ)
ビュンビュンビュビュビュン 風と回れ ビュンビュンビュビュビュン くるくる くるり ビュンビュンビュビュビュン 白い霧のなか ビュンビュンビュビュビュン 回れよ 回れ ビュンビュンビュビュビュン 嵐の音頭ォ
(123) 2018/09/10(Mon) 21時半頃
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[風太の音頭の歌声と共に、風が舞い踊り ヨスガとシンイチをイイ感じに空で遊ばせる。
響く太鼓と歌の音色は、まさに祭りのようだ。]*
(124) 2018/09/10(Mon) 21時半頃
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あン?なンで謝ってンだ? 単にアタシゃ野暮なンだ。 それこそ今のアタシの言葉にも他意はねェや。 いい趣味してるたァ思うがね。
[謝られて、鼻をならす。>>113 おもんは野暮を居直って、謝る必要はないと伝えた。]
(125) 2018/09/10(Mon) 22時頃
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ツヅラは、おもんアンコールをしてオヒネリを捩じ込んだ。
2018/09/10(Mon) 22時頃
ツヅラは、ヨスガにアンコールしてオヒネリを捩じ込だ。
2018/09/10(Mon) 22時頃
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[麗亜の表情がパッと明るくなる。>>114 見るからに浮かれた様子に、目を細めて呆れ声を出すが、表情は目にみえて柔らかくなった。]
おッかしなお姫さんだねェ。 アンタが話の質をえらばねェってンなら いくらでもやり様はあるサ。
[その時、窓の方から祭囃子が聞こえた気がする。 それが同居人たちの奏でる音色か、真堂に仕える執事の奏でるものかは不明だが。]
は。こんな霧の日に浮かれちまってサ。 [まるで怪異の好みそうなことだなと思った。]
(126) 2018/09/10(Mon) 22時頃
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─ 裏山 ─
[踊る足は止まらない。太鼓の音は びりびりと空気を震わせる。]
ふふ … あはは! あはははははは!
──── わかんないな!
[疑問を投げた口は、答えを得る前に 愉しそうに笑いだした。]
同じ顔、同じ声、同じ背丈、同じ器で なんっにも変わらないのに!
[或いは、全部ばかばかしくなったみたいに。]
(127) 2018/09/10(Mon) 22時頃
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─ 回想:去年の秋すぎて ─
[それはまだ、風紀委員長補佐の任を拝命する前。 朝校門に立ったり、先輩に付いて巡回をしたりしてはいたけれど、まだ部活と両立出来た頃のこと]
ん……どうしました?
[二人きりの部屋の中。 戸締まりを確認していると、イチくんから声(>>1:826)を掛けられた。 窓の鍵を掛けてから、振り返る]
(128) 2018/09/10(Mon) 22時頃
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[いやがおうにも気持ちが昂ぶった。今目にしているのはまぎれもなく『本当』だ。間違いなしの、大スクープ……! 叫び出したい気持ちを抑えて、むしろバレないように息さえこらえて、録音に集中する。耳に飛び込んでくる「魔女」というワードに、いっそう体温が上がる。ますます、オカルトじみてきた](>>54)
[そして「キュウビの怪異」。「頭」……「狐の頭」と強引に結びつけるなら、「九尾の怪異」……? 「首なし騎士」に、封印されている怪異? 使い魔、地縛霊……。ナツミは、あのナツミか? たびたび話には上がってくるが、アイツが何か関係あるのか? は? 使い魔? 魔法少女?](>>77)(>>96)
[『本当』は、オカルトどころかもはや全くのファンタジーじゃないか? まだこの会話は腹話術で、全部騙されていると思う方が簡単だ。今聞いたような言葉を全部真に受ければ……、それはもう]
……アッチ側の世界の話だ。
[当然、ここまで熱中して聞いていれば、周囲への注意なんて怠りまくりである。近づいてきた葛籠つづりの接近に、気づくはずもなかった](>>72)
(129) 2018/09/10(Mon) 22時頃
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すごいって……そんな事ないですよ。
[何が、とは聞かない。 自分も考えて考えて考えた上での事だったから。 イチくんが何を考えているかも、なんとなくわかる]
とにかく、何か動かなきゃって思っただけです。 それに、今は部活とどっちも顔を出せていますけど今後はどうなるかわかりませんし……。
[そうなったときに、辞めるのは部活のほうだろう。 歌うのは好きだけれど]
(130) 2018/09/10(Mon) 22時頃
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[イチくんの鳴らす音(>>1:827)、それを聞きながら机に腰を下ろす。 足を揺らしながら、自然、唇が詞を紡ぐ]
(131) 2018/09/10(Mon) 22時頃
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――― ドドドォォン!!!
[大きな和太鼓が地響きのような音を鳴らした。 それに合わせるよう風が、巻き起こる。]
あはははは! むちゃくちゃだ!
[>>115 雷──ライ、と名乗った怪異が、楽しければいい気にするな!と、断言するのに声を立てて笑った。]
(132) 2018/09/10(Mon) 22時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/09/10(Mon) 22時頃
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♪ 巡りゆく季節の中 風に流される雲 一人見ていた
雨上がり歩く道 大きな水溜り どうしてだろう 跳びこんでみたく――
(133) 2018/09/10(Mon) 22時頃
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[イチくんが、なにか言いかけて止める。 そして、私の歌も止まった]
うん……なんか、しっくりこないですね。 やっぱり、即興じゃだめかー。
[机から飛び降りて、軽くスカートを整えた]
(134) 2018/09/10(Mon) 22時頃
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――帰り道――
ま、がんばって。
[>>29がんばれ、を言うのは何度目だろう。 英会話の課題には付き合わない。それは嫌気が差しているとかいないとかじゃなく、俺もやってないからだ。 何なら内容を見もしてない。加えてだいたい"会話"の課題は、自分の思いの丈を綴るなり、趣味嗜好のことを書いたりで、通り一辺の回答ができない。 ので嫌いだし、苦手だし、教えるなんてもってのほか、というだけ。 テストは無難なこと言って切り抜けてるけど、出さなくても文句の一つもない課題に割く時間はないのが俺の判断。 夏休みの課題は全部やった、というのは、やらないと面倒なことになる課題についてだけだ。 結果それなりに得意な英語と、冷酷な英会話の評点には大きく差が開いている。]
(135) 2018/09/10(Mon) 22時頃
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イチくんにそんな趣味があったとは知りませんでした。 次からは言葉だけじゃなく、手も出しますね。
[返せた笑顔は、何分咲きだったろうか。 帰り道はたしかきっと当たり障りの無い会話をしたんだったと思う]
(136) 2018/09/10(Mon) 22時頃
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─ 裏山 ─
[笛と太鼓と風と霧と。 異世界に迷い込んだみたいだ。 実際不思議がこの場所には蔓延していた。]
そりゃそーだ。
[不満げな理由も解るからそこは頷いて。>>110 いいやつ!>>115と断言する言葉にありがとな!と笑う。
次に囁かれた疑問には、きょとんとした表情で。 今、ここにいるのは───>>111]
その顔が三つもあってたまるかよ。
[ちょっとふきだして、まずそう言った。]
(137) 2018/09/10(Mon) 22時頃
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らしくないっつっても、 意外な一面!って程度だろ?
らしいとからしくないとか、 考えすぎてっと頭痛くなんない?
お前も言ってた、生徒のジシュセーってやつ!
[でも、それでも。 ──秘密ね、という響き。 ここにいるのはヨスガじゃないというのなら。 その名前がここにふさわしくないというのなら。]
(138) 2018/09/10(Mon) 22時頃
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ん、そうだな――
[雨でも降りそうな天気、と言われて、天気予報を見ようとスマホに視線を落とす。 瞬間、視界がけぶった気がして瞬きを繰り返したが、どんどん濃くなるそれが疲れ目なんかじゃなく霧だと気づく頃には、もう遅い。]
シンイチ……?
[行かなくちゃ、と呟く声は、小さくとも隣にいれば聞こえた。 どこに、と聞こうとした声は詰まって喉から出てこない。 呆然と呟くシンイチの向こう側が濃い霧にけぶって、遠く笛の音が重なる。 その様子があまりに異様で、異質で、有り体にいえば多分俺は、恐怖で声が出ない、というやつだった。]
(139) 2018/09/10(Mon) 22時頃
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っ、おい!
[生唾を飲むうちに、シンイチが全速力で走り出した。 せめてどこ行くか言って行け、と内心で毒づいても、その間に距離は広がっていく。 自慢じゃないがシンイチより足は遅い。その上、何かに追い立てられるように走るシンイチは、いつもよりずっと、足が早いようにすら感じる。]
ああくそ、
[間違いなく様子がおかしい。 しかも、霧は見る間に濃くなって、天気が崩れることは予報を見るより明らかだ。 そんな時に山に走って行くやつがあるかよ。 誰かに連絡しようにも、家の連絡先なんて知るはずもないし、一番つるんでいる許鼓も、友達登録はされてない。 数少ないチャット欄を辿って、指が選んだ相手は。]
(140) 2018/09/10(Mon) 22時頃
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お前が誰かは、お前が知ってるだろ。 エニシでも、ヨスガでもないなら、
─── それじゃあ ”お前”の名前は?
[顔が見えない、白いシーツ。 誰でもおかしくなくって、誰でなくてもおかしくない。 でもこっちの顔は見えるだろう。
そこにあるのは、たっのしそうな、笑顔だ。]
(141) 2018/09/10(Mon) 22時頃
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花咲心> 「真一の様子がおかしい」
[今まで一度も個人チャットを送ったこともない、軽音のつながりで得た連絡先。 ただ、思いつく範囲で一番近くて、打破に繋がりそうな相手だった。 男子として女子に頼るのはどうかと思いつつ、短い一文を送った*]
(142) 2018/09/10(Mon) 22時頃
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― 九尾塚学園廊下・放課後 ―
[そのアーサーの鳴き声は、 なんだか普段よりも張りがあって、 “これ見よがし”だった。(>>79) 腹でも空かせてるのか?
先生がなにかを囁いてから、アーサーを床に離す。 どうやら、もう気がすんだようだ。 まだレンがこそこそしているようだったけれど、 なに、構うものか。]
(143) 2018/09/10(Mon) 22時頃
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[腕に提げたコンビニ袋から、 食べかけの唐揚げ袋を取り出して、 ガサガサと揺らしながら、 アーサーの前にかざしてやる。]
……一緒にどう?
[近所のコンビニで買ったバター醤油味だ。 味付けは、もちろんペット用のそれよりも バリバリに濃い。]
(144) 2018/09/10(Mon) 22時頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/09/10(Mon) 22時頃
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― 放課後:巡回中 ―
[取り付けたワッペン。 新しいものよりもそちらの方が良いと言う後輩(>>1:839)に小さく首を傾げた]
そう……ですか? 遠慮しなくても良いんですよ。 でも、それが良いと言うなら、あげちゃいます。
あ、裏の名前は消して使ってくださいね!
[ワッペンをひっくり返せば、『こころ』と丸々しい文字で書かれている]
(145) 2018/09/10(Mon) 22時頃
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あ、そうだ。 イチくんからお弁当ちょっと分けてもらったんでしたよね。 味とかどうでした……?
[不安そうに見上げ、言葉を続ける]
もし、お気に召したら今度セイカちゃんも私のお弁当いかがです?
(146) 2018/09/10(Mon) 22時頃
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