149 【凍った】カオスバトル決戦【リス】
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芙蓉は、チュッパチャップスを舐めながら森の中を移動中
2013/10/23(Wed) 02時頃
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[素早い身のこなしで鋭利な蓋の斬撃を回避するも、その切れ味は武器として侮れるものでは無い。
すぐさま後方に跳んで野村との距離を取り、体勢を立て直す。 銜えたままで短くなった煙草の火が、ジリ、と肌の近くで燃える感覚。
否が応でも体温が上がる、脳が興奮しているのだ。]
残念、先制攻撃失敗だなァ。 いきなり後ろからなンて、大胆だね野村クン?
[動揺を誘うようにくく、喉奥で笑う。 廃屋であれを調達して森を抜けて来たのか――そこまで考え、ふと気付く。
野村が来た方向、これから向かう方向。その先には、]
(117) 2013/10/23(Wed) 02時頃
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……てめェ、今からどこ行って誰と何するつもりだった?
(118) 2013/10/23(Wed) 02時頃
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この戦いは生き残れば勝ち…言うなればルールなんてあってないようなものさ。
まさか…正々堂々と正面から勝負したいって考えてた?
[後ろから攻撃なんてもはや常套手段で、隙を見せているほうが悪い。]
…野村なんて仮の名前、僕には似合わないんだから敬意を込めてノックス様と呼びたまえよ村人A君。
[野村なんて仮の名前で呼んでくる鳥居君なんて、伊藤魔王の幹部なんて大層な肩書きで呼んでやるもんか。]
(119) 2013/10/23(Wed) 02時半頃
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[睨みあい、そして、鳥居君の雰囲気が少し変わり、僕の体に緊張が走る。 彼のオーラは伊藤魔王が発した気に似てる。が、問われた内容>>118には、思わず僕は首を傾げる]
ただ、海の方に何かないか行ってみようと思っただけ──
[待て、鳥居君は今なんていった? 「誰と」、だって?僕は死角の多い森から抜けようとしただけで、個人を狙ってたわけではない。 彼の様子からすると何かがあるようでそれは彼の「仲間」…?]
ふぅん、あっちに誰かいるんだー?
[海に行って欲しくない様子から、彼は誰かを守ろうとしてるんだと思った。手負いの味方かな?
そうでなくても僕は鳥居君が何を考えているのか少しだけ興味が湧いた]
(120) 2013/10/23(Wed) 02時半頃
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[ジリ、と音を立てて燃える煙草を指先で挟む。同時に掌で握り潰した。
野村の進行方向――浜辺には、千秋が居る筈。
夏生の瞳孔がぐ、と拡張する。臨戦態勢。完全な敵意を剥き出しでぶつける。]
千秋くンは俺と遊ぶって言ってたろ…? 何、抜け駆け、?
[薄ら笑いが抜け落ちたように消えている。 野村の返答次第では夏生は本気で攻撃に掛かるだろう]
(121) 2013/10/23(Wed) 02時半頃
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[民家に走りよろうとしたとき、ガラスが割れる大きな音>>26と叫び声>>44が聞こえたので、動きを止め立ち竦む。
喉がやたら渇く。
なんでも出来ると思っていたのに、自分にとって直接迷惑や害を与えられていない相手に、殺意を向けられるのか。
出来るだけ気配を無くし、割れる音がした家から少し離れた家を目指す。]
はぁ…自分から殺しにいくのはヤッパリちょっとなぁ。
(122) 2013/10/23(Wed) 02時半頃
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─民家D─
[とあるものを見つけるために、庭に回る。庭はかつて住人がいた頃手入れされていたようなところをわざわざ選んだ。]
………(がさごそ)あった、スコップ。最初のお家で見つけられるなんてラッキー♪
[手に馴染むガーデニング用のスコップ。意外に土を掘る先端部分が鋭利でドキドキする。…を左手に持つ。]
(あーとーはー、カーテン!あのドラマででカーテンを綱にしてたのよねぇ。カーテン欲しいわぁ〜)
[やはりおばちゃんである。ドラマの情報を信じてしまう。
玄関からは入らずに庭に面している雨戸を開ける。ガラララと少し大きな音を立ててしまったのが気になるところ。]
家の中を探す。その時見つけたもの3 1.クマのぬいぐるみ 2.薄い本 3.スリッパ 4.カーテン
(123) 2013/10/23(Wed) 02時半頃
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あっちには千秋君がいるのかぁ。 ………なんだ、千秋君か。
[>>121彼の様子から見ると、味方とかそういうのではないようだ。 ちっ、思わず舌打ちが漏れた。 手負いの誰かがいるならさっさと片付けてしまおうと思っていたのに。 しかも二人はまだ戦っていないらしい。]
僕としては、千秋君と鳥居君は戦って欲しいんだよね。
[戦い疲れた二人の内、僕が残ったほうを殺せば楽に済むし。卑怯な手じゃないよ、これは作戦だよ作戦。]
うーん、まあいいや。 10秒あげるから、いっていいよ。
あ、さっきみたいに後ろから奇襲なんてしないから大丈夫!勇者は嘘つかないよ!
[逃げないなら、相手をするまでだけど、ね。]**
(124) 2013/10/23(Wed) 02時半頃
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(ぎゃーーー!!)
(結局この家でスリッパしか見つからないって…!!)
[更に探すが見つからず。]
(なんなの……なんなのこの家!!スコップはあるのにスリッパしかないって、どーゆうことなの……)
スリッパの殺傷能力なんてG殺すくらいしかないじゃない…
……はっ!でもGを殺したスリッパの底で叩いたら精神的ダメージを与えられるかもしれない…あ、あとは力強く振り下ろすことでビンタに似たものになったり、飛んできたものを弾き飛ばせたり…するかも…………
[とことん武器運のない鯖田であった。スリッパの底面を合わせてリュックにしまい、外に出る。]
次はどうしようかしら…1。
1.違う家に入って再度武器調達 2.戦う相手を探す
(125) 2013/10/23(Wed) 02時半頃
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(さすがに…チュッパチャップスとスコップとスリッパじゃぁね…。 違うお家に入らせてもらいましょう…)
うーん、ど・ち・ら・に・し・よ・う・か・な。
[大きな道路に近い方を選んだ。タイル貼りのかわいらしい家。
今度はそっと玄関から入る。誰かに見られているかもしれないがその視線には気付かない。]
(おじゃましますよぉ…武器になりそうなものがありますように…)
(126) 2013/10/23(Wed) 03時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2013/10/23(Wed) 03時頃
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─民家F─
(このお家はあるわねぇ♪)
[さっきと違ってちゃんとものが残されていた。リュックに入るもので、ある程使い勝手のいいものを選ぶ。その間2分。
おばちゃんには分かる。だいたいどの辺にどんなものを収納するか。そしてそれはだいたいどの家でも共通している。]
んー…。全部は持っていけないから1にしましょう。 1.皿 2.辞書 3.タオル 4.ハンガー
[鯖田は戦う覚悟を決めた。]**
(127) 2013/10/23(Wed) 03時頃
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……てめェ、B型だろ。
[苛つきを隠さず地を這いずる様な声音。 暫し睨み合いが続くも、夏生は姿勢を解いて短かく息を吐いた。]
…いや、いい。 俺は森に入る。 アンタもどっか行けよ。浜辺以外でな。 そろそろお仲間の心配もした方がいいンじゃ無ェの…、さっき何か叫んでたぜ?あの子。
[頭をゆるく振って荷物を担ぎ直すと、夏生は野村に背を向け、森の中へと歩きだす。]
ーーそれと。
(128) 2013/10/23(Wed) 03時頃
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次会ったら殺す。
[言い捨てて、森の中へ。 途中、誰かに会うだろうか。]**
(129) 2013/10/23(Wed) 03時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2013/10/23(Wed) 03時半頃
牧人 リンダは、メモを貼った。
2013/10/23(Wed) 04時頃
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[――どうやら、撒けたらしい。立ち止まると、軽く息をととのえる。それほど息は上がっていない。
…さて。どうしたものか。
辺りを見渡し、感覚に意識を集中させる。森の中に多くの気配。
…参った。これでは『作業』が出来ない。もう少し期をずらすか。そして、違う方向へと顔を向ける。潮の香り。向こうは海か。]
…手頃な石でもあればいいのだけど。
[そう呟いて、浜辺へと、向かった。先程、この近くで、そこに行こうとする者と、それを阻む者の諍いがあったことなど、知る由もなく。]**
(130) 2013/10/23(Wed) 04時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2013/10/23(Wed) 04時半頃
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…ぐぇ!
[踏まれた。 踏まれたけどそれほど重くないし、むしろご褒美だ。 まわりでなんか子ダヌキ達がキーキー言ってるが、くらくらして動けない。
耳をかじられたような痛みに目を開ければ、 目の前に迫る豚バラ肉臭!]
ぬぁぁぁぁぁ!!??
[咄嗟に手をやってガード!べちょん。]
臭っせ!肉臭ぇっ!!なんじゃこれ!!!! [汁口に入った。ぺっぺっ! ガバッと立ち上がるが、ぱんつはまだ上げられてませんでした。(モザイク)
小柄なりっちゃんなら、ちょっとちょうどいい位置かもしれません。]
(131) 2013/10/23(Wed) 11時半頃
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?!
[突如、木が大きく揺れる。 何かがぶつかったのか、枝の揺れに耐えるものの。
みしり。
枝の根元から嫌な音が響く。 その音は、亀裂を伴って康弘を襲った。]
グワーーーッ!!!
[ちょうどジョーが起き上がった瞬間に、叫び声とともに康弘の体は樹上から地上へ落下した。]
(132) 2013/10/23(Wed) 12時半頃
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……ぎゃぁ!!
[流石にこれは落ち武者さんも気付けなかったらしく。 上から降ってきた黒くてデカイものにうつぶせに押し倒される形でぺしゃり。
えぇ、尻は丸出しでした。]
(133) 2013/10/23(Wed) 12時半頃
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地図抜荷 錠は、メモを貼った。
2013/10/23(Wed) 14時頃
タバサは、盛大な叫び声と誰かが落ちる音を耳にし、辺りを見渡した。
2013/10/23(Wed) 15時半頃
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―海岸―
…見れば見る程、穏やかな海だねーいいよいいよ?
[サザエをポケットに収めてから、呑気に軽く体操でもしながら海を見つめる 変わらず白波が僅かに立つばかりで、水面は至って無表情だ]
こんなふうに、はやく何もかも。 みぃーんな平たくなっちゃえば、いいのに
[眉を顰めて彼方を静観するような目つきで、呟いた]
[千秋には、記憶と呼べるほどの記録はない。 記憶とは即ち記録であり、誰と、何をした、何を成したか。それら総てで記憶及び記録と呼べる
彼の記録は、幼い頃に鋼鉄色の路地裏でホームレスの男性と過ごしていた場面から始まっている 何年過ごしたかは定かでないが、その人物と喧騒を聞きながら日々を乗り切るので精一杯の毎日だった。 それは即ち、まだ残っている生きた記憶そのものであった しかし、それは唐突に途切れる]
(134) 2013/10/23(Wed) 16時半頃
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[男が死んだ。 所謂"ホームレス狩り"に逢ったのだろうと、そう推察される 世間にとっては道端の木っ端がいなくなった程度の事だ。直ぐ、時間とともに事件は流されて行った
しかし千秋は、悲しまなかった。 それよりは、明日を生きていく方法を考える方が重要だったからである]
(135) 2013/10/23(Wed) 16時半頃
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…そう。ぼくらは、ただの。
[海岸側から足を逆に向け、陸地の方へと歩き出す そうして草地に戻れば、適当な雑草をぶちっと抜いた 手を離せば、当然風にふわりと舞った後、砂に落ちた]
…こんなものだ。こんなものだよ。
[雑草を抜いて罪悪感を感じる者など、殆どいないだろう。 まして、"いい事をしている"とまで思っている。 それ程までに持つ者と初めから持たざる者との差は、大きいのだ]
…ん?
[ふと、手を止める。 海岸に入るゆるやかな坂の向こうに、人の気配を感じたような気がした]
(136) 2013/10/23(Wed) 16時半頃
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[>>131止められたブラックジャック(べたべた)を引き、警戒の視線を向けて数歩下がる。
立ち上がったロリコンさんは、 小屋に居た時よりも肌色の面積が広かった。 ナニが、とは言わない。]
――――――っ、きゃ、
[変態だ!露出狂だ! 顔を真っ赤にして叫ぼうとした次の瞬間。
親方!空から男性が!>>132 木の折れる音と共に人が落ちてきたために、 悲鳴は喉の奥へと呑み込まれたのだった**]
(137) 2013/10/23(Wed) 17時頃
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―海岸―
[潮の香りが鼻を擽る。途中、岩場があったので、岩肌をヤスリがわりに、残りのチュッパチャップスを『加工』した。 『加工』された棒の先端は、不器用に、しかし凶悪に、尖っている。 包み紙を剥いて、飴を口に含む。 ころころと、最初は転がすように。それから、丹念に舐り、溶かしていく……]
…♪
[歩いて行くと、人影が見えた。その姿を認めると、躊躇いなく、ずんずんと近づいて行く。]
…ごきげんよう。 千秋くん、だったかしら。
[飴の柄を上品に摘まんで、口から取り出すと、そう、優雅に挨拶する。飴は溶けた脳のように毒々しい。]
なにしてるの?
[そんな暢気な問いを発する。殺気は、どこにもない。]**
(138) 2013/10/23(Wed) 18時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2013/10/23(Wed) 18時頃
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[─見渡す。落ちる音がして人の声もした。武器は充分手に入れたではないか。戦う覚悟も決めた。
鯖田は音の方へ勢いよく駆け出す。]
─民家→森の入り口付近─
[今回は迷わなかった。音が聞こえた方へ突き進むだけだったから。]
(…見つけた。初の遭遇者が複数なんて。)
[人が重なっていた。鯖田はあまり気配を殺さずに近寄る。奇襲をかけるつもりはなかった。
リュックからタオルを出して、右手に持っているチュッパチャップスは谷間に入れておいた。その間も距離は詰める。]
伊藤さんが…この二人を倒した……とはとても言い難い状況だけど、どなたかお手合わせお願い出来ないかしら?
[声をかけたもののマップス、律木、伊藤を助け起こそうか迷っていた。]
(139) 2013/10/23(Wed) 18時半頃
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[薄暗い森を歩く。 森の中は通常、想像するよりも音が多い。簡単に足音を聞き分けられるとは思わないが、念を入れて落葉や小枝を避けて湿った土や草の上を進む。
先程野村と一戦交えてから、募る苛立ちが振り払えずに舌打ちした。 ああは言ったが、彼が千秋を狙わないという保証は無い。 簡単にやられはしないだろうが、でもなんか千秋はちょっと阿保そうだったし(ゴリラだから仕方無い)、相手は不意打ち上等の勇者ゴリラだ。(こちらはまだゴリラと確定した訳では無いのだが。)
兎も角、油断して不意を突かれる可能性はある。…出来れば千秋とは十全な状態で対峙したいところだった。]
(だってさっき約束したし。)
[夏生にとってゴリラと果たされない約束程不快なものは無い。]
(140) 2013/10/23(Wed) 19時頃
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ーー、…!
[思考に埋没しそうになる意識が急浮上、瞬間的に夏生は手近な茂みへ身を伏せる。
陰鬱とした森に響く女性の叫び声と、バキバキと乾いた破壊音。恐らく、右前方二十メートル以内。
茂みに身を潜めたまま、極力音を立てぬ様に進む。猫科の肉食獣がそうするように。今の夏生を茂みの外から見付ける事は困難だろう。]
(誰かが襲撃された?割に、争う気配が無ェな…、とすればさっきの音は何だ?ーー木が折れる音だった。あれは、まるで、)
[夏生にとっては幼い頃に聞き慣れた音。大型の動物が、体重に耐え兼ねて折れた枝ごと落下するような。ーーまさか、ゴリラか。
ゴリラの駆逐は全てに於いて最優先事項である。
リュックと背中の間に挟んだ生ハム(原木)の持ち手を右手で握った。 片膝を着いた大勢で茂みから少し開けた前方を伺いみると、 そこに広がる光景にーー瞬間、思考停止。
怯えたような小さな女性の目の前でもつれる、なんか変な、したはんぶん肌色の生き物と、巨体の黒い生き物ーー]
(141) 2013/10/23(Wed) 19時頃
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……………とーこ…っ!!
[叫び様、走り出す。 推定十数キロの生ハム(原木)を背負っている人間とは思えない早さで距離を詰め、牽制するように肉の塊を振り下ろした。 手応えは無いが、もつれてオッサン団子になっている相手は怯んだろうか。 確認もせずに身を翻し、その勢いのまま、目の前の女性ーー律木を片手で抱き上げ走り出した。
冬子、そう叫んだ声は律木に聞こえていただろうか。 彼女がもがこうが、森の奥、小さな廃屋まで夏生が止まる事は無かった。]**
(142) 2013/10/23(Wed) 19時頃
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[無心に草を毟っていると、ふいに人の気配を感じた。そして、砂を踏みしめる足音が聞こえてくる 音のした方を振り向くと細身の、ともすれば儚げな印象の女性が立っていた 確か呼ばれていた名前は、加々見 凛。]
うーん? しいて言えば、"何もしない"をしてたかな? …何か用かい。
[そして再びへら、と笑みを浮かべた 相手は同じバトルロワイヤルの参加者。しかも今武器である飴を手に持っている 緊張の糸はゆるめず、観察するような気持ちで凛を眺める]
(143) 2013/10/23(Wed) 19時半頃
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ふふふ。何もしないをしていられるなんて、すごいわね。 私はそんなの、直ぐに厭きちゃう。
[目を細めてにこにこと笑う。何か用か、問われれば。]
うん。 貴方ね、私の…カン?によると。 すごぉく、素敵なの。
……ねえ、その頭のなかでは、何を考えてるの?
[その声色は甘く風に乗る。どこか、期待を孕んで。]*
(144) 2013/10/23(Wed) 20時頃
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まー、それ程でも。 できる事が少なかったからねえ?厭きるでも無かったさ。
[答えると、凛が再び問いを返した。 塩気を含んだ風が吹き、その甘味を含んだ声色が髪を少し揺らした 運ばれた磯の香りに暫く眼を細め、少しうーんと唸る 彼女からは思ったよりも危険なものは感じられず、少し警戒が緩んだかもしれない]
凄いね。コロシアイするって相手にそんなこと聞くんだ?相手の事知ってから殺した方がスッキリしたりする? …ま、あえて言うとすると、"違い"というものを何もかも、無くしたいね。
[言うと立ち上がって、ズボンについた砂を軽く払う そして再びくるっと廻って海の方に向き直る。映画のように腕を左右に伸ばし、胸をはった]
(145) 2013/10/23(Wed) 20時半頃
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[声をかけた直後、唐突に誰かが現れ即座に走り去った。脇に赤い服の子…おそらく律木を抱えて。
走り去った男の姿を呆然と眺めながら、誰だったかな…と思いあぐね、喫煙所であった鳥居という人間だったと把握する。]
………えーと?
(私の姿は見えなかったのかしら…)
まぁいいでしょう…。
[マップスの露出に大して驚きはしなかったので武器に使おうと思っていたタオルをひらりと下半身の上に載せた。
助け起こす気などとうに失せていたので鯖田は傍らに立ち、起き上がるのを待っている。]**
(146) 2013/10/23(Wed) 20時半頃
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