人狼議事


25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―

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[僧の慈悲。
届くのは、こえ。]


……、ないてなどいない。


[――――りん、と
小さな鈴の音。
眉はきつく寄せられて
けれど涙は流さない。
重なるように華月と、朧の会瀬を意識に重ねる。]


【人】 奏者 セシル

 “桜は要らない”。

 ロビンは俺を三度も置いた。
 或いは庭でまどろむ中
 或いは閨にて手折り肌重ねた後
 或いはこの現の世に


 ―――いっそ、要らないんだと念わなければ


[生きていけないんだと
 呟いた声は誰に向けたものか
 不揃いの桜が
 揺れる]

(369) 2010/08/08(Sun) 02時半頃

[見ている]

[感じている]

[願っている]


―――――朧さま、
……―――華月……


[己をきつく、抱いて。
震える肩、
―――りん、と鈴は鳴るばかり**]


【人】 奏者 セシル

 いっ…て。

[また頬に痛みがあるか
 次は唄を囀る小鳥の小さな手]

 ……―――カルヴィン。

[喚ぶのは...が勝手につけた名
 西洋の中に一人和名ではと
 三日三晩、足らぬ頭を動かしてつけた名
 “ロビン・セシル・カルヴィン”
 喚び合って戯れた日が
 念い出されるほどの遠くに感じる]

 泣き虫。
 でも、いいな。
 そんなきれいに、泣けるの、羨ましい。

[...は未だ泣けず、在る]

(373) 2010/08/08(Sun) 03時頃

[幾人も、花を囲うなら
気に入りが変われば切り捨てられる
習ったこの世の有様は、恐ろしいもの。
なれど]

 うたを
 ……詠いましょう、主さまのために

[頬に触れる手に僅か震えて
冷たい冬色は嬉しそうに細まる]

 奏でる曲はお任せします
 穏やかな春でも 熱さ溢れる夏でも
 実り多き秋も 身引き裂く寒い冬でも
 
[そっと瞳を閉じる。遠くで鳴る鈴の音も
流れる血の鮮やかさも、今は意識の外に追いやって]


お前の歌は、心地よい。
啼く声と、同じだからかも知れぬ。

[手折った朝のこと。
今は遠く感じられて。
けれども、腕の中にあるのは確かな]

ここでは、少々無粋か。
月の見える場所でと思うたが。

[窓が開けられるのなら部屋にでも、
あちらの騒ぎは僧の耳には僅かに届くだけ。

未練は今ここに。
現世になどないのだから]


【人】 奏者 セシル

 …なぁ。
 そーゆーの、心配してるって謂うんだぞ?

[僅か
 明の言動は心を軽くさせた
 だからこそか
 まだ己の前では喚ばれぬ名に
 少し、念う]

 …………明?

[揺らいだ椿
 どうしたかと念えば
 駆け出していく]

 明っ、明っ!

[声を張って離れる背に喚びかけたなら
 ズキリと腹に響いたか]

(378) 2010/08/08(Sun) 03時頃

――思いの為らぬ秋の歌を。

[そう耳元で告げて、触れる指は優しく。
あの朝とは違う、慈しむ様な口付け。

ないていないと言う鈴の音。
目は向けず、ただ思うだけ。

やはり頑固だと]


 ロビンは、駒鳥の名ですから。

[温もりに擁かれ、背伸びをして唇啄ばむ戯れひとつ。
喧騒はそこかしこ
腹に残した種は思うところあれど、花は主の為に咲く]

 月の下で……嗚呼
 狭間にあっても風流な

[くすくすと、毀れる笑み。
薄灰の、洋装でなく着物を纏うて
耳元囁く言葉に震える]

 ――思いは、為らぬのですか

[柔かな肌を慈しむ指に、唇に
短く、切ない吐息を漏らした]


【人】 奏者 セシル

 買    う  ?

[返す言葉も思いつかぬ程
 真白になった頭で
 腹の疼きに堪えながら
 気付けば抱き上げられていたか]

 あ、んた 馬鹿じゃねぇの!?
 こんな心配かけるやつ
 謂う事も聞きゃしねぇ
 夜の事だって初心じゃねぇ
 おまけに腹に他の子が…っ

 飯とか、そーじゃ…なくて…!

[巻くし立てたが
 聞く耳もってくれていようか]

(382) 2010/08/08(Sun) 03時頃

メモを貼った。


【人】 奏者 セシル

 でも、ロビンはお前のこと好きだった。
 俺とお前、傍に在ったのはいつも俺達。

 [催涙雨
 七月の頃の雨のように
 美しく降る涙が
 本当に羨ましかった]

 カルヴィン。
 お前は喚んでくれねーの?
 俺の名前。
 幸せを得る、俺の名前。

[遠い念い出を辿るように
 小鳥へ紡いだのが
 刷衛に抱え上げられる
 僅か前]

(384) 2010/08/08(Sun) 03時半頃

秋には様々な色がある。
お前の声に合うものを探すと、そうなった。

冬でも良いが、冬では寂しすぎる。
物悲しいくらいが、ちょうど良い。

[月の見える廊下。
庭を前にふわりと腰を降ろす]

風流だというなら、ここでも良いか。

[膝の上に花を抱き寄せる。首元の合せを緩く、その白い首筋へと触れて]


メモを貼った。


【人】 奏者 セシル

 ――――優しく、すんなよ…っ!!

[抱き上げられれば温もりが
 嫌でも躯に伝わろう
 椿の憂色も
 小鳥の落とす涙も
 研師の温もりも
 全てが優しくて
 それ故に]

 要らない、って
 捨て置いて…よ… …っ

[故に苦しい
 口が綴るのは素直で
 素直すぎる真逆の言
 現に指先は縋るように
 刷衛の服を掴んで
 離せない]

(386) 2010/08/08(Sun) 03時半頃

[欠けた月のした
人は二人を見ること能ず] 

 それでは、あきさめのうたを
 主さまが望むままに

[膝の上に乗れば、見上げずとも唇が触れる距離
薄灰の、着物の上でなく直に触れた指
感触は確かにあって、思わず息を呑む。
身じろぎ、両の手が縋るように着物の両袖を引いた]


【人】 奏者 セシル

[本当は
 生きる為、呼吸することさえ辛い
 大切な者を失って
 けれど現に縛るのは
 冬の空が生きろと謂う呪文]

[芽吹くかもしれぬ芽を認めれば
 可憐な椿が落ちるやも知れず
 冬を愛しとした刻を
 なくしてしまうやも知れず
 けれど優しさは辺りに在って
 絶えずして己に触れてくる
 鳥の囀りのように]

[いっそ捨て置いてくれたなら
 要らぬと吐き捨ててくれたなら
 辛い現を全て捨てて
 冬の為だけの桜として
 華々しく散れると謂うに]

(388) 2010/08/08(Sun) 03時半頃

【人】 奏者 セシル

[知れたろう、冬の子宿ると謂うことが
 運ばれていく腕の中
 小さく、けれど紡がれた名を
 聢と聴く]

 カルヴィン。
 カルヴィン。

 お前がいいと謂うならば
 廻りに、俺と友であると
 知られても構わぬと謂うのなら

 次からは喚んで、その名で。

[その優しさが、己を現に繋ぎ止める楔
 初めに“他人を装え”とした言葉とは真逆の
 願いと、念い]

(389) 2010/08/08(Sun) 04時頃

メモを貼った。


【人】 奏者 セシル

 …―――馬鹿ルヴィン。

[素直に有難うなんて口には出来ず
 けれど口にされる言葉ひとつひとつ
 全て嬉しく、そして]

[優しくいて、残酷]

[楔となる声は
 じわりじわりと
 けれども確かに
 この身を現に縛り付ける
 皮膚を裂き
 肉を打ち付けるような痛みを伴って]

(393) 2010/08/08(Sun) 04時半頃

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