30 ─今夜、薔薇の木の下で。
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倒れた夜。 ディーンに医務室に運んでもらったでしょう。
僕、あそこでサイラスに抱かれた。
[ぽつり零す、自分を切りつける言葉の刃。]
(76) 2010/09/09(Thu) 11時半頃
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いや、お前は賢いよ。
[痛むを好むと識って尚、ロビンの頭を撫でる手は穏やかに。 少年と謂えども、もう青年に近いディーンは、大人に近いからか。 それとも、芽生える感情は、兄としての側面が強いのか。]
佳く、今まで我慢したな。佳い子だ。
[慈愛満ちて微笑むものの、けれど識って尚、結論は変わらない。]
賢いお前なら、判るだろう? 今まで我慢していたように、我慢をするのは、他者に迷惑が掛かるからだ。そういう気質の無いものが、それを強要される辛さは、お前が一番知っている筈だな。
だから、一度、死《眠る》と佳い。 死ぬ《眠る》ほどの痛み、感じさせてやる。 蔑むことは、難しいが、許せ。
[仮初の死――眠りをロビンに与えようと。]
(77) 2010/09/09(Thu) 11時半頃
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……ううん、違うな。 「サイラスに犯してもらった」。
僕が彼にそうしてって頼んだ。
(78) 2010/09/09(Thu) 11時半頃
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サイラス……か。
[ロビンから聴こえた名に、少しむっつりと眉を寄せ]
ロビンを頼むといったのは、そういう心算ではなかったのだが。 嗚呼、だが、しかし、判ってやっていたのなら、 アレも今の私もそう変わらないか。
[いつか、サイラスも裡で思っていたらしいことを、ディーンは今思い、独り語とのように零した。]
(79) 2010/09/09(Thu) 11時半頃
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─ 廊下 ─
[廊下を歩く自分の足音だけがやけに響く。 ラルフがロビンの部屋を訪ねたのは勿論、トニーがロビンと共に部屋に居るかもしれないと考えた所為だった。鍵の掛かっていなかったその部屋は、薔薇の香が充満していて、日頃のロビンの印象とはかけ離れた荒廃した気配を漂わせている。 一つしか無い寝台の上には昏々と眠り続けるトニーの姿>>7。]
──…トニーも、 遅かったか。
[瞬き、それ以上は何も言えない。血が引くような心地がして、立ちくらみそうになるけど。尚更、別の誰かを探して知らせなくてはと、部屋の外に出る。]
(80) 2010/09/09(Thu) 11時半頃
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ラルフは、ロビンの部屋を出て角を曲がった所で、空に向かって「ドナルド」と名を呼んでいるベネットを見付けた。
2010/09/09(Thu) 11時半頃
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[穏やかに望みのものを与えようとするディーン。 頭に置かれた手。慈愛に満ちた笑みを見ると、辛くて、嬉しくて、どうしていいか分からなくなる。]
出来ないよ、ディーン。 あなたはきっとそんなこと出来ないよ。
[ゆるゆると首を振る。 あなたにそんなことをさせたくない――とは、言えず。他の者は虜にしても悔いないだろうに。]
(81) 2010/09/09(Thu) 11時半頃
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…ベネット。 ねえ、ちょうど良かった。 ドナルドを探してるんだ。彼は、何処に? それから、……君は何処へ向かう心算なのか、な。
[ラルフには聴こえない声を聴いているとは分からない故に、ベネットも憑かれているのかもしれないと、最後の箇所は、用心深く声の調子を落とすようにして尋ねた。]
(82) 2010/09/09(Thu) 11時半頃
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……ラルフ。
[ゆっくりと振り向き、ラルフの銀灰へと翠を向ける]
中庭の、蒼薔薇の元へ。 ドナルドを取り戻す為に。
(83) 2010/09/09(Thu) 11時半頃
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出来ないかどうかは、やってみないと判らんさ。 ――……サイラスを壊したのは、私だしな。
[ふっと、何かを振り切るように、薔薇の香りする息を吐き。 意識して、瞳の色を冷たくする。]
さて、淫乱な後輩は、私にどう虐めて欲しい?
[サイラスがそうであったように、ロビンに言葉にするを強いた。 出来ると示すように、頭に置いた手は、強く彼の髪を掴み顎を上げさすように力を加えて。]
(84) 2010/09/09(Thu) 11時半頃
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[ベネットの答えに、はやいなと眉を顰める。]
「取り戻す」って事は、 そっちももう眠りにおちた後ってこと。 中庭の、蒼薔薇の所へ行ってどうするの?
[蒼薔薇の精は眠りに落ちたセシルの中だ。 木に話し掛けても答えは返るまいと。]
(85) 2010/09/09(Thu) 12時頃
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……無理しなくて良いのに。
[ふっとほろ苦く微笑んだ後。 撫でていた手に髪を強く掴まれ、上に向けさせられ。]
……ッ
[彼と同じく淡い薔薇の吐息を零し、濡れた瞳を今度は情欲で潤ませる。]
(86) 2010/09/09(Thu) 12時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/09(Thu) 12時頃
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……縛っ、て。
痕が残るくらいきつく、縛って、 犯して欲しい……です。
[恋とは違うけれども、誰よりも尊敬するひとに望みを叶えて貰える幸福に、拒否し続けることも出来なくて。 強請る言葉をうっすらと開いた唇から零してしまう。 それでも彼があまり困らないようにと、できるだけ無難な願いを口にしたのだけれど。]
(87) 2010/09/09(Thu) 12時頃
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ディーンが教えてくれたんだ。 ドナルドを取り戻したかったら、あの蒼薔薇を引き抜いて燃やせって。
[眉を顰める様子に、翠を僅かに細めて]
……ラルフは、どうするの? 邪魔をする心算なら……。
[ぎゅっと拳を作る。 仮令殴ってでも、引くつもりはないと言う様に]
(88) 2010/09/09(Thu) 12時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/09(Thu) 12時頃
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──蒼薔薇を引き抜いて燃やせ。 ディーンがそんな事を?
嗚呼、確かにディーンなら言いそうだ。 そして実行に移そうとするからには、君は正気なんだ。 この薔薇の香の中で、君が正気なのは有り難いけど。
[長い前髪をかきあげた、ラルフの両眼は刃物の銀を見せる。]
君とドナルドには悪いけど、 それをさせるわけには行かないね。 あの薔薇と繋がったままの人が、 もし、それで死んだら──君はどうするんだい?
ドナルドは勿論、 蒼薔薇の精を胸に抱いたままのセシルと、 それから──ディーンと。 ディーンはセシルの事はまだ知らない。 自分の危険はきっと……顧みないでしょうディーンだもの。
(89) 2010/09/09(Thu) 12時頃
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――非常階段――()
[揺らぐロビンの傍らで、透明な少年は儚く微笑む]
――僕がもっと年嵩で。もっと身体も大きければ。
――そうだったら、どれだけでも君の願いを叶えてあげられただろうに。
[哀しげな視線をディーンに投げて嘆息した]
……彼は……或いは行為そのもの、としては、ロビンの希望を叶えてくれるかもしれない。
でも、それはあくまで仮初の慰めにしかならない、っていうことも、聰明な君のことだ。わかってるんだろ?
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佳い子だ……―――
[ロビンが願い事を謂うのに、くつっと喉を鳴らす。 荒々しく伸ばした指先がロビンのシャツを奪い、サイラスにしたように両手首を拘束し、非常階段の手摺りにきつくきつく結びつけた。]
本当に、淫乱なんだな。 もう、反応しているのか?
[ふっと酷薄な微笑を浮かべると、手でなく足の先で、ぐりっとロビンの性器を押しつぶすように確かめた。あとは、彼が望んだ通り、痛みを伴う行為を――仮初の死を与えるために行おうと*]
(90) 2010/09/09(Thu) 12時頃
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……彼には、その《衝動》がない、ということが。
[ロビンの方を向き、少年は目を閉じる]
それは個人の素質、ある種の運命みたいなものだ。
僕が君に牽かれた理由のように。
君が“それ”を求める理由のように。
――不合理なものだよね。いま、この時に、僕が彼だったなら。
[再びディーンに視線を投げる。込められた感情は羨望や嫉妬ではなく弔哀。短く嘆息した]
他のすべて、何もかもかなぐり捨てて君に向き合っただろうに。
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……どうもしない。 僕は僕の望みの為に、行くんだもの。
少し前に君が僕に言った事、覚えてる?
[剣呑な光を見せる銀灰に微笑んですら見せて]
君の言う通りだよ。僕はとても醜い。清らかな振りをして、 きっと一番罪深い。
僕はね、ラルフ。もう選んだんだ。 ドナルドと此方側で再び逢う事を。 それで他の誰が犠牲になっても、構わない。
(91) 2010/09/09(Thu) 12時半頃
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―非常階段―>>90 [憧れの先輩に辱めを受けている、というその事実が何よりも身体を熱くする。 ワイシャツを奪われ、両手首を手摺に拘束されると、その苦痛と強いられた姿勢に興奮して、既に欲望がすっかり形を成していた。]
ん……そ、んな、……ッ!!……!!!
[足先でそれを押し潰すように探られ、激痛に声にならない悲鳴を上げる。 が、そうやって仰のいて、喉も裂けよと開いた口唇からは濃密な薔薇香が滔々と溢れ出し、間違いなくロビンがその苦痛から快感を得ていることを知らせる。]
(92) 2010/09/09(Thu) 12時半頃
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――非常階段――()
……駄目なんだ。
足りないんだよ、ディーン。
君にはきっと――ロビンをすべて、抱え込むことはできない。
[凌虐の行為を始めようとするディーンに呟いて、情欲に火照るロビンの表情を見つめる。かすかに微笑んだ]
……でも、もしそれが一部分でも適うのなら。
僕はロビンのために祈っておくよ。
目覚めてからの空漠に苦しまないように。
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…ふうん、そう。
[ベネットの言葉と微笑に、沸き上がるのは地獄の炎のように黒い感情。 嗚呼、目の前の彼は醜い。とても醜い。まるで鏡を見ているようだ。そんなベネットですら救おうとするディーンへの焼けるような想い、嫉妬。
無言で、ラルフの片手が伸びる。相手が、拳を固めていようが何の躊躇も無い、──ベネットの細い喉を絞めようと。]
(93) 2010/09/09(Thu) 12時半頃
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いいよ
オレは蒼薔薇と死んでもいいんだ。
先輩が無事なら
いいんだ。
[見えた夢の画像に囁いて**]
/*しまった、《衝動》じゃなくて『強欲』っていっとくんだった!
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[伸びてくるラルフの手が首に絡まれば、咽喉を締めつける苦しさと、息苦しさに笑みが苦悶の表情に変わる。 振りほどこうと、その手の下に指を差し込んだ分だけ深く締まり、眸の端に涙が滲んだ。
喉を握りつぶさん勢いの友人の眸には黒い炎が燈っているのが見える。 ああ、彼も同じなんだ…と、理解する。 僕たちの本質は似過ぎている。とても。 だけど……]
……ぐっ。 ――…のっ、離…せ、よ……っ。
[彼の腹部へ向けて、抉るように拳を突き出した。 喧嘩なんてした事なかったから、加減なんて判らない。 でももう一度ドナルドに逢うために、此処で彼に負けるわけにはいかないから。突き出す拳に、渾身の力を込める。]
(94) 2010/09/09(Thu) 12時半頃
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[囁く声が、幾つも聞こえる。
一つはあの階段で。 ディーンに己が願いを口にするロビンの傍で。
そして、もう一つは……]
(95) 2010/09/09(Thu) 13時頃
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──…ッ 逃げないんだ。
[ベネットの喉に食い込ませる指先は蒼白。首を絞めれば下手をすればそれこそ人は死ぬ。突き出された拳で相手が必死である事がわかる。渾身の拳は臓腑に、鈍痛を抱えるラルフの身体に深く響く。目の前がクラリと揺れるその痛みよりも、ラルフの行為の妨害に対する反応で、喉元の手を緩めた。]
嗚呼、離せ、な、い…ね。 少なくとも、俺がディーンの所で行って話をする間も待たず 勝手に放火されちゃあ困る。
[首から離れた腕はベネットの襟元を掴み直し、ラルフ自身も半ば膝を折りながら、床に引き摺り倒すように。セシルの事があるにせよ、ディーンはおそらくラルフが懇願した所で、一度言った事を翻すとは思えないのだけれど。]
──せめて。 待って……。 話をする間だけでも。
[口惜しさから、生理的な涙が流れた。]
(96) 2010/09/09(Thu) 13時頃
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―非常階段― [すぐに下肢を覆うものも剥ぎ取られる。素肌の上に直に衣服を纏っていたから、勃ち切った若茎がぴんと挨拶するように飛び出すのは避けられない。 ディーンは更に、毟り取ったネクタイで片膝も手摺に括り付けてしまった。 くの字に片足を曲げて開いたまま吊り上げられ、秘所が全て曝される格好になる。
裸の素肌を夏の熱を帯びた大気に曝し、だがまるで冷所に在るように粟立たせ、ロビンはぞくぞくと身を震わせた。 レンズの奥、灰いろが長い睫毛の翳を落として伏せられる。 白くなめらかな頬に、羞恥の薔薇いろが上った。]
(97) 2010/09/09(Thu) 13時頃
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ラルフは、ベネットに「待ってよ……お願いだから」と、涙で詰まった声で繰り返し。
2010/09/09(Thu) 13時頃
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[首を締める手の力が緩まり、大きく咽る。 蹲る様に膝を付き、締められていた分の酸素を取り戻すかのように、大きく息を吸い、それから吐いていると、不意に襟元を掴まれ引きずり倒される]
………ラルフ。
[自分を引きずり倒し、見降ろすラルフの目元に指先を伸ばし]
……長くは、待てない。 それでも良いなら……。
[彼の頬を伝う涙が、自身の頬に落ちる。 彼が厭わなければその涙を拭って、こくり…と頷いた]
(98) 2010/09/09(Thu) 13時半頃
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ベネットは、ラルフが何度も繰り返すその言葉に頷き、涙が伝う頬を伸ばした指先で撫ぜた。
2010/09/09(Thu) 13時半頃
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―非常階段― [白く平らかな胸には、漸く血が固まり始めたばかりの爪痕、鮮赤い茨の刻印が渦を巻く。 薄紅いろに色付いた尖りは、白い樹液の滴りで濡れている。丁度、下腹で頭を擡げた若茎のように――。
蒼薔薇によって作り変えられたからだを見て、ディーンは何を思っただろうか? 憐れみにせよ、それ故に装った蔑視にせよ、ロビンは彼の視線だけで達しそうなほど昂ぶっていた。 まだ一指も触れられていないのに、少女のような紅い唇から切なく甘い喘ぎが絶え間なく洩れる。]
(99) 2010/09/09(Thu) 13時半頃
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[ほとんど殺意に近い感情を向けた相手に、睫毛を伏せると、また喉がヒクと震える。ベネットの指先が目尻に触れると表面張力で保つ事が出来なかった涙が頬を伝い、し引き倒したベネットの頬に落ちた。]
──…ッ 待って、くれる、の。 … 、ベネット。 ありがと、う……。
[頬に触れる指先はほっそりとしていて、吸い付くように滑らかな肌だった。 ゆっくりと膝を付いて、廊下の壁を伝いベネットの上から身体を起こす。自分が倒したベネットにも手を差し出しながら、緩く首を横に振った。]
………、嗚呼、 眠りに落ちた者達は、皆、医務室に居るよ。 トニーだけ、ロビンの部屋に。
(100) 2010/09/09(Thu) 13時半頃
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