199 Halloween † rose
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[開いた扉を潜り、どこかしんとした店内へ。>>27
自身の入店が店主の食事の機会をお預けとしたとは まったく思いもしないグレッグは、 落ち着いた照明の中に並ぶ商品たちを眺めて 「おお。」と感嘆の声を零した。
光を遮る赤に、仄白い店主の顔が映える。 妙な店だが、そこがなんとも美しいと感じた。]
―…っと、そういうアンタは パーティで覚えた顔だ。名前は確か…
[紅茶缶を追った日の事は鮮明に覚えている。 二夜に渡ったダンスパーティで少し会った彼の声が 妙に頭に引っかかっていたのはそのせいかと すっきりとした笑みで大きく頷いた。
とは言っても、パーティは騒がしく忙しく、 彼がドナルドと話しているのを聞き齧っただけ。]
(61) 2014/10/24(Fri) 22時半頃
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良い店があるとせっかく教わったのに、 来るのに三日もかかっちまった。 アンタの店だったのか。
あの時は…怪我なんかしなかったかい?
[三日…―会った日と、重複した10月31日が二回。 店主の傍へ歩み寄りながら、 改めて会った日の無礼を詫びる。 視線は、あの時柱にぶつけていた彼の肩あたりへ。]
(62) 2014/10/24(Fri) 22時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2014/10/24(Fri) 22時半頃
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そうだな。
…流石に三日続けて朝から騒がしいとなると、 クドい上に頭が痛い。
[菓子は無い。まだ買ってない。 今日は機嫌が悪かった。
薬屋のおっさんはケチだと駆けて行く子供の顔は見覚えがある。俺が昨日の朝追い返したガキ共だ。 ループの帳尻合わせを見てしまったようで、胸糞悪い。
街の住民共は昨日と同じ顔で笑って、昨日と同じ話をしている。
籠を持ち上げてみせる教師>>52は、どうやら毎日律義に菓子を配り歩いているらしい。 融通のきかん奴だな。少しばかりサボっても問題無いだろうに。 昔はもっと、面白い奴だった気がする。]
[この教師の知る限り、店主は十年程姿を変える事無く店を構えて続けているだろう。]
(@15) 2014/10/24(Fri) 22時半頃
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…成程。病状も当日に戻るんだな。 俺の薬がきかんのは、少々腹が立つ。
[ハロウィンのループの他に、眼帯の上から擦っちゃいないだろうな。 分厚い布の下、悪化して居たら頭の一つでもはたいてやろうと。]
…ものもらいの強い薬なんて、普通は無ェよ。 だが、作れん事はない。
[舐めて貰っちゃ困る。
通常調合の材料ににモンスター用の物を混ぜるのであれば、効果は格段に上がるだろう。 普段ヒトの客にそんな物を渡すのは気が引けるが、副作用を気にしないと言うのなら話は別。
――なのだが、]
(@16) 2014/10/24(Fri) 22時半頃
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礼儀ィィィ!? オイ、テメェはオレがなんだか分かってて言ってんのか?
っつーかテメェは何なんだよ!!どっちが本性なんだよ!?
[>>60悪魔相手に礼儀。とてつもなくとてつもないことを要求されている気がする。 相手がヒトなら望む態度で交渉をするのは日常茶飯事だが目の前の男は魔物。 態度を作る必要もない、
……と思っていたのだが 狼男はヒトなのか魔物なのか、困惑ついでに改めて今更な問題を掘り返しつつ]
テメェはウソ吐かれてぇのか? 常識の前提が違うみてぇだから教えてやるけどよ、 悪魔にとっちゃ取り繕って謙るってのは好き嫌い以前に対等に思ってねぇ相手にすることだぜ。
[相手を対等に思っていたのは完全に無意識下ではあったが ――まあそれでも望むのなら常識の仮面を被って”お願い”することにしようかと、未だ混乱の抜けきらぬままで首を傾げた。]
(63) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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困った事に、副作用に何が出るか分からん。 獣の尾でも生えたら、後から感想文を提出してくれ。 今後の参考にする。
[モンスター用の物をヒトに与えるとなると、副作用は本当に、予想外の物が来る。 それは主として合わせた薬の材料に依存するのだが、偶に個人の体質の影響も受ける。
冗談めかして口にしてはいるものの、内容は割とマジ。だ。 男の顔面に煙草の煙を吹きかけて、実験台になってみろと。]
(@17) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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[近づいた自分に気づいて居なかったようで、驚いた風な相手>>53の前にちょこん、と座る。 といっても大柄な体つきの犬であるからあまり、可愛げはなかったかも知れないが。 どうやら相手はニコラエと一緒にいたのを覚えているようで、その名を口にするのを聴きながら、首をくい、っと上げ取れ、と言う風にクッキーを相手の手に近づけた]
……
[そして、彼がそれを受け取ったならほど近いニコラエの店のを方へと顔を向け、鼻で指し示す。 その仕草で彼からであると告げようとしたが、それが相手に通じただろうか。 その反応を横目で覗い]
(64) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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失礼、名前はクロミさん……、 長靴を履いた青年からお聞きしました。
それに――君も覚えていらっしゃるんだとか
[>>61あの時は、互いに名乗っていない。 こちらだけ彼のことを知っているのは、 心地も慝いかと、先ず名前を知った経緯を告げて。 狂った時間のことを端的に話題にあげてから]
あぁ、そうだったのですか。 クロミさんと一緒に来られると思っていましたが…。
[自分の言い方が悪かったせいで、 此処を伝える手立てをなくしてしまっていた。 せめて店名だけでも伝えておけば良かったものを
それでも見つけ出してくれた青年に、目を細めて喜ぶ。 聞こえていた“声”から耳を遠ざける。 当たってしまったことを、後で謝罪せねばなるまい。]
(65) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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[わざとらしい笑顔に、僕は数秒だけじとりと視線を向けるも、まあ、その話は置いておいて。]
『……よくわからないけれど、何となくは、わかりました。』
[不安げな視線の沖元さんに、曖昧に笑って軽く息を吐く。
理解にはきっと遠いけれど。]
『…困らせてごめんなさい。
髪、腕を伸ばしたって整えてあげられないのも、ごめんなさい。』
[彼なりに考えを伝えようとしてくれたことは分かったから。]
『まあ、僕のことはそのうち考えるとして、折角ハロウィン三度な訳ですし、出かけなくていいんですか?
…それとも、流石に飽きちゃいました?』
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翻訳って言われても……えー
[困った顔でシーシャ>>59を見て、ジェレミー>>57を見る。]
べつに、おれたちと同じように喋ってるように聞こえるけど……えーと。
聞きたいことがあれば、普通はプリーズだろ。 おれは礼儀守ってるぞ。 おまえは初めから嫌いとか何とか、特別扱いしてないなら、してくれ。
[とりあえず、聞こえたままを言ったあと]
ボス、デート申し込まれたのに、断ったのか?
(66) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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クロミ…長靴、……ミーの事かい?
[知り合いに長靴を履いた子は他には思い当たらず、 あの一度目の夜を「覚えている」人物として考えると クシャミに他ならないと考え至る。
そしてこの店主 …確かドナルドか誰かがニコラエと呼んでいた…もまた 連続したハロウィン当日を知っているのだと 今更ながら、安堵に目を細めた。]
ミーは、きっと今日もお菓子探しに忙しいからね。 探しものがあるってのは、 目的があるって事でさ。いや、楽しかったよ。
[やっと辿りつけた店は、 一風変わった美しいものが陳列された良い店に思える。 店内にぐるり一周ばかり視線を巡らせて、 再び見るニコラエの顔に、笑いかけた。]
(67) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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ええ、自分の店を良い店、だなんて…… 笑えてしまうけど……。 ハロウィンだけ、店を開けているので 土産を求めるには悪くないと思いました。
[>>62グレッグの目線が背広を着た右肩へ 向いていることに気付き、大丈夫ですと告げて。 大丈夫じゃないのは、別の問題だ。
トマトジュースでも飲めば、少しは気でも紛れるだろうか。 代用は効かないと理解はしているものの。]
またお会いすることがあるなら、 お詫びにこれを貴方に差し上げようと…そう思っていました。
お気に召すようなら、如何でしょうか。 [最終チェックを通ったばかりの、 座った猫の体躯を模した万華鏡>>39 透明感が弱く、白さが強いその商品を彼へ差し出し。]
(68) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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……ええっと……ありがとう。
[大きな犬のお座り>>64は、なかなか圧迫感があるが 一般人から見れば随分賢い犬止まりだろう。 これでこいつが化け物ですと言った所で誰が信じるだろう。 それに人外だとばらす理由も無い。
素直に受け取り、上下左右を見てクッキーだと確認しながら]
ん? あれ、これどっか届けるの? ニコラエに?
[何かを気にするように、鼻先が指し示すのはニコラエの店。 てっきり俺宛てかと思ったが、もしかしてニコラエにだろうか。 だがそれなら人間姿になれるのだから自分で渡せば良いのに。 と少々勘違いしたまま。]
これ、届ければいいのか?
(69) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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……奇遇だな、オレが聞いたのと同じだ。
[>>66黒猫にしては頑張った。 使い魔なのに特別扱いされていない代表の獣にひとまず頷いて]
断ってねぇからここにいるんだろうが。 っつーかデートとか気色悪ィこと言ってんじゃねぇ。
(70) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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>>63 悪魔だと思っているが?……というか、
[そのあとの口上をきく。なんだか想像以上に難しいライン引きがあるらしい。 だが、まとめると、シーシャにとっての嫌いという態度は悪魔の存在として相手を認めていることになるらしい。]
まぁ、つまり、正真正銘嫌われているということか。 オレは結構好きだったんだけどな。
[ふうっとため息。]
でも、そのほうがいいかな。 お前が嫌いなオレが死ねば、きっとこの事態は終わる。
[それは横できいているクロネコにも聞こえただろう。]
お前がオレを殺せば終了だ。わかりやすいだろ? お前ほどの悪魔にとってみれば、犬コロ1匹、簡単に殺せる。
[本当はもう少し詳しく説明するつもりだったけれど、あきらめて。両手をあげて、ひらひら。話は終わりとばかりに。]
(71) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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[クシャミからの伝言もあるから、ニコラエの店に行こうと思うが、店が何処か分からない。 そもそも、店を持っていたことすら知らなかったのだ。 その伝言が違う相手へのものだったなど考えもせずに、困ったように歩いて。]
アイヤ、お店いぱいね。
[着いたのは、物売り市場。 そういえば、昨日も一昨日も此処には来ていない。 何か掘り出し物があるかと冷やかしながら見ていく。]
(72) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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ミー、 ええと、多分そんな感じの響きだった気がします。
[>>67名前があまりにも長かったので、一部を拾い上げたが、 どうやら人によって呼び方が違うらしい。]
彼に伝言を頼んだのですが、 もしかして、訊いていない…?
[ならば彼は一体誰に伝えたのだろうかと不思議そうに。 夜に向かうつもりだったが立ち寄れなかった 茶店の主に届けたと、知らぬまま。
とはいえ、良かったと安堵の息を吐いて。]
お菓子ばかり食べていると虫歯になりそうだな…。
[主食が菓子なのだろうかとすら思いつつ。 探す手間を苦としていない様子に、 それなら良かったと頷いて。]
(73) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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なんだい? 猫……?
[白濁した猫を差し出されて、見開く目が輝く。 時計盤や懐中時計の蓋に装飾を施す事も多いから、 グレッグは、意外にも繊細な工芸品には目がない。
置物にしては小振りなそれを受け取ろうと 差し伸べた両手でニコラエの手ごと猫を包む。
貰って良いものか、という逡巡のせいだ。]
詫びにしては上等過ぎるよ。 ぶつかったのは、俺のせいでもある。
[とは言え、猫は可愛らしく、興味がある。 うーんうーんとわかりやすく唸り悩んだ後、 「ありがとう」と、頭を下げて見せた。]
(74) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/24(Fri) 23時頃
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『……いや、俺こそすまない。』
[自分史上最高の口下手加減を発揮したことに落ち込みつつ、明之進の慰めを受けて]
『あんまり「見えてる」ことと、それで感じる想いを人に説明したことがなかったんだ。 こんな時だけどいい機会だった』
[ありがとう、と頭を下げて]
『そうだな、何か変化があるかもしれないし、街をフラフラしてみるか。
明之進はどうする? 誰か会いたい人でもいるなら伝言役についていくけど』
(@18) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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[キリシマの様子は普段とあまり変わらぬように見えたが、機嫌が悪そうなのはなんとなく、わかる>>@15。 長く知っただけ、込み上げるのは笑み。
確かにこの街が、これだけ連続して騒がしいことなど、彼と知り合って——もう10年以上は立つだろう——なかったはずだ。
長い年月は小悪党が勉強に取り組み、教師になる大きな変化を齎した。 その間、薬屋は変わらず薬屋で、老けたようにはとてもみえない。 密かに若さを保つサプリメントでも摂取しているのだろう、と男は思い込んでいる。]
(75) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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薬を貰ったときよりは、腫れは引いていますよ。 …………。
[言わずともキリシマはその効果を確信はしているだろうが、使用者としては報告しておきたい>>@16。 最も、瞳孔に変化があったなど、言えるはずもなく不自然に黙りこんでしまったが。さらに眼帯に触るのが癖になりかけている、とも言えるわけもない。
確かに強い薬があるのなら、最初から出してもらえているだろう。 だが、その彼の言葉は、途切れなかった。]
本当ですか! 是非作って、……
[思わず一歩詰め寄って、右目を期待の色で染めた。 しかし、副作用>>@17には暫し言葉を無くしてしまった。 怪しげな薬も取り扱うと聞いたことはあったものの、さすがに自らがそれを所望する日がくるとは思ってもいなかったこと。]
(76) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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[ふわりと煙が辺りを囲う。 かつての小悪党は所詮は小とつく者、喫煙者の経験は無い。 ふ、と息を吐き出した、けれどそこから当然煙は出ずに]
……レポート用紙びっしり、書けばいいですか。
[正式な依頼の言葉を、吐きだした。]
(77) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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これは万華鏡です。 羽根の上に覗き口があるでしょう。
[>>74天使のような豊かな羽根が生えた猫のカタチは、 一見して置物のように見えそうだが、 暇殺しの玩具であると教えて。
指が手甲にも触れれば、食指が沸いてしまう。 衝動を抑えようと唇を結ぶが、 殆ど無意識にじわじわと触れた部分から血液を吸い上げる。
指から離れてしまった万華鏡。 礼と被り、かつん、と音を立て白い猫がカウンターへ倒れる。 罅が入るほどの衝撃では無かったが、 衝動を留まらせるには充分過ぎる物音だった。]
(78) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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[吸血鬼の中でも、牙を通さず血を吸える珍しい種。 思わず血を啜ってしまったことを、 誤魔化そうとするのを、動揺で忘れてしまい]
あの、すみません……
[採血を直ぐに制したものの、 献血で取られる血の量より、多少は多かろう。]
(79) 2014/10/24(Fri) 23時半頃
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[ありがとう、と言う言葉に口元は笑うように歪めたが何せ犬なので逆に威圧感を逆に与えてしまったかも知れないとは、自分では思わずに。 相手がクッキーを受け取ったならくぅん、と鼻を一つならした。 届けるの?と聞かれれば誤解を与えしまったかと首を横に振り、それから彼の方を見詰める。 口聞けないのもまだるっこしいな、と思えば周りを見渡して人気のないことを確認。
どうしようかなぁ、一回見られたなら2回目があっても別に大丈夫かなぁ、と。 異形だと恐れ逃げられてしまうかも知れない怖さはあるけれど。
彼が覚えているなら――]
…みてた、よね?
[ぐる、と喉を鳴らすような犬の声のまま問いかけた。 あの時ニコラエといる自分が、人へと変わるのを見ていたかとの、確認を]
(80) 2014/10/24(Fri) 23時半頃
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……違うのか?
[デートじゃないのか。>>63 じゃあ何だろうと、ジェレミーの話に耳を傾けていたら、物騒な言葉>>71が飛び出して、ビャッと毛を逆立てた。]
えっ?!
ボス、ダメだ駄目だ! なんでジェレミー殺すんだ?
ボスとジェレミーはそんなに仲悪かったのか……? けどそんな……
[話の発端を知らぬまま、喧嘩の仲裁役にでもなったかのように、おろおろとふたりに手を伸ばした。]
(81) 2014/10/24(Fri) 23時半頃
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万華鏡。へぇ……ああ、ここから…
[ニコラエの説明を聞いてますます興味が深まる。 猫の瞳にうつる光の複雑さを思い出し、 きっとこれを覗けばさぞ美しい…――]
っ 、
[―…と思ったとき、 支える手を無くした猫が転がってしまったようで。 突然の固い音に、息を呑んだ。]
あああ、悪い。どうしよう。大丈夫か、猫。
[接触した肌の間で密やかに行われた“食事”には グレッグが気付けるはずもなかったが、 慌てて退いた指先がじんと熱を持っている気はした。
しかし意識は猫に注がれているから、 それを不審に思う事もない。]
(82) 2014/10/24(Fri) 23時半頃
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いや…、俺の方こそ… ぁ?
[ただ。
猫を倒してしまった事を詫びられているのかと 謝るニコラエに振ってみせる頭が、 知らぬうちに抜けた血のせいかグラついた。
横に軽く振った頭を、片手でおさえる。 「寝不足かな」と少し笑いながら。]
(83) 2014/10/24(Fri) 23時半頃
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『いえいえ、どういたしまして。
お役に立てたのでしたら、嬉しいです。』
[感謝を素直に受け取って、ゆったりと微笑み返す。]
『僕は、別に会いたい人は…』
[シーシャさんやロチョウさん、あとキリシマさんにはお菓子を渡ししたかったけれど、この身体では無理なこと。]
『伝言まで頼んでしまうのは、ご迷惑でしょう。』
[遠慮を口に、苦笑する。
夢の中で幽霊モドキになってもなお、僕は良い人でいたいらしい。]
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[>>76不意に黙り込んだ男に、やはり悪化させたかと勘違いをして、馬鹿めと心の中で毒づいた。 心の中で。口には出して居ない。今日は。 その眼帯剥いでやろうかとも思ったが、騒がしい街中、ゴミが入ってこれ以上腫れても面倒だと、中途半端に上げた手を下しただろう。
教師様なら感想文>>77など朝飯前だろう?そう、依頼に笑みを浮かべて。 さて、元小悪党のお手並み拝見と行こうじゃないか。]
(@19) 2014/10/24(Fri) 23時半頃
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