1 とある結社の手記:6
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[彼女の視線>>69が此方へ戻ってくれば、 ほっとしたように息をつき]
そっか。 ……だったら、僕とおんなじです。
[雪に触れたことについて述べる言葉には、 にい、と少しだけ砕けた笑みを浮かべてみせる。
続く彼女の言葉には、瞬いて。 一瞬、何のことを言われているのか、分らなくて]
(74) 2010/02/21(Sun) 20時頃
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――――…霊が、見える、人…?
[考え込むように、小さく唸った後]
お化けは、ちょっとだけ、怖いですが…。 お化けが見える人は、別に、怖くないと思います…?
[それが彼女自身のことをさしているとは、分らず。 ゆるりと首を傾けながら、自分の視線も窓の外へ]
その人が怖いか怖くないかは、 多分、霊が見えるかどうかでは決まらないと思います。
[こんな答えでいいのだろうかと不安に思いつつも、 素直に返事を返した]
(75) 2010/02/21(Sun) 20時半頃
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[駄目と、二度も言われると不思議そうに少年を見遣る。 小さく震える声。 もしかして……そんな思いが過ぎる。 人狼がどれ程の力を有しているのかは分からないが、殺意をもって殺した先の姿―――想像できなくはない。 左手を伸ばし、少年の頭を柔らかく撫でる。]
お化けは怖い……あはは、そうだよね。
そっか。 見える人は怖くない、か。
[頭に置いた手は再び柔らかく動く。 緩んだ目元は、自身の気持ちを表していた。]
(76) 2010/02/21(Sun) 20時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/02/21(Sun) 20時半頃
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―広間―
[結社員からの言葉に、ドスンと音を立ててその場に座り込む。 顔は青ざめ、震えたまま自分の身体を抱きしめていた。]
そんな…あのサイモンって人が殺されて……犯人が…この中にいるの…? しかも…
[――処刑
その単語を口に出すことすら出来ず、両手で顔を覆う。]
(77) 2010/02/21(Sun) 20時半頃
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[ 怖かっただろうね、という言葉に素直に頷けないのは、男としてのプライドだった。 なので、苦笑いを返してみて。
くすぐったくはあったが、ピッパの指が傷をなぞるに任せる。もういいよと言われれば、おう、と答えて眼帯を戻した。]
ん? ああ、別に構わねえよ。
[ おおらかなピッパが、人目を避けようとするからには、それなりの話なのだろう。 我知らず、やや声を落としてそう答える。
(78) 2010/02/21(Sun) 20時半頃
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私はお化け……怖くないの。 お化けは何もしない。 ただ、ふわふわと浮いてるだけなの。
[窓の外に向けていた黒檀を、広間の中へ移す。 ゆらゆらと揺れる瞳。]
……私ね、見えるんだぁ。
幼い頃、死にかけたことがあってね。 その時から何でかは分からないけど見えるの。
[怖くないと言ってくれたからこそ、話してみようかと思う。 小さな小さな声、少年にだけ届けるもの。]
(79) 2010/02/21(Sun) 20時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/02/21(Sun) 20時半頃
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[サイラスに聞きながらもメアリーの様子を見るが、やはりよく見慣れたメアリーにしか見えず]
メアリーも…人間だって信じていいんだよな
[やはりどこか縋るように聞く。誰かが人狼かもしれないという底知れぬ恐怖の中、青年は必死で藁へと手を伸ばす。]
(80) 2010/02/21(Sun) 20時半頃
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ありがとう。…ま、長話でもないよ。
[ドナルドへ告げると、彼と連れ立って二階へ>>78]
―広間→ピッパの借り部屋―
[自分が借りている部屋へと案内すると、ベッドの上に座って、ドナルドへは椅子をすすめた。]
(81) 2010/02/21(Sun) 20時半頃
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[そして、ドナルドが椅子へと座ったのを見れば。ぽつぽつと話し出した。]
ね、ドナルド。覚えてるかな。
キャサリンもあんたも、かなりちっちゃかったんだけど… キャサリンが5〜6歳くらいだったか……な?
あんたさ、キャサリンにヘビ見せたの。むしろ、膝の上に乗せたんだよね。たまたま近くに居た私が、慌ててそのヘビ掴んで退けさせて。で、腕噛まれた。
あれは少し痛かったなぁ。キャサリンは大泣きしちゃって。 毒がないのが幸いしたけど……大目玉くらってたよねえ。 ばっちゃん、げんこつ1発食らわしてたっけかー。
[あはは、と懐かしそうに笑い声をあげた。]
…キャサリンがあんたを苦手になった、あれが最初の切欠だったんじゃないかなー、と思うんだけど。 もし覚えてなくとも、「嫌だ」と思った気持ちは残ってるもんだからねぇ。
(82) 2010/02/21(Sun) 20時半頃
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…珍しい色だったから、喜ばせようとしたって言ってたっけかな?
あんた、好きな子にはちょっかいかけて顰蹙買うタイプだよね? その後も、色々やってなかったっけ……?
[ふっと目を細めて、幼い頃から知っている馴染みの顔を見つめた。…何故今こんな話をするのか、ドナルドは不思議に思っただろうか。けれど、構わず話を続ける]
…まずは、謝った方がいい気がするよ。昔のいろ〜〜〜んな事をね。避けられるかもだけど。
もしかしたら…私たちは、明日生きてないかもしれない身なんだ。
もし、キャサリンの事が気になっているなら…伝えられる間に伝えておいた方が、いい。
(83) 2010/02/21(Sun) 21時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/02/21(Sun) 21時頃
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[キャサリンの手>>76は、優しく少年の頭を撫でる。 其れは心を落ち着かせてくれるようで、 しばし彼女に身を任せた]
お化け……怖く、ない…?
[続く彼女の言葉>>79に、きょとんと瞬く。 そして次の告白を聞けば、思わず言葉を失った]
…………!
[それは、恐怖から――ではなく、純粋な驚きから。 一瞬唖然とした後、ごくりと唾を飲み込む。 キャサリンの視線は、広間の中をゆらゆらと揺れている。
ということは、つまり]
(84) 2010/02/21(Sun) 21時頃
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…………。
[おずおずとキャサリンに近づくと、 車椅子の影に隠れるようにしゃがみ込んだ。 そこからそっと顔を出して、彼女と同じように広間を見つめる]
……此処にも、お、お化けさんが、いるんですね…。
[小さな小さな声で語る彼女。其れを聞きながら、はっとした。 『霊がみえる人居たら……怖いって思う?』]
ぼっ、僕は、怖くないです。 キャサリンさんのこと、全然怖くないです。
キャサリンさんが怖くないって言うなら、お化けも怖くないです。 …た、多分。
[最後の一言は少しだけ自信なさげだったけれど、前半は本心で。 しゃがんだまま彼女の手をそっととって、頷いた]
(85) 2010/02/21(Sun) 21時頃
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[この中に人狼がいる…そう信じたくないのに、結社員の女は直接見てみろという。>>@6 そちらに視線を向けることすら出来ず、何も見たくないと言うように首を振る。 誰かが促がしてくれるまで、床に座り込んだままでいるだろう。]
(86) 2010/02/21(Sun) 21時頃
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[固唾を呑む音。 怖がらせてしまったかと、少しだけ後悔した。 二人の視線は平行して、広間へ伸びている。]
うん、居るよ。 うすーい灰色をしたお化け。
[共有してくれるような言葉に、見下ろす黒檀は細められて。 そして視線を少年の瞳から重なった手に移す。]
お化け、怖くない…? 今、カルヴィンの後ろにも居るんだけど。
[手を握り返して、冗談っぽく笑う。 そして、その後少しだけ真面目な表情を取り戻した後]
怖がったり、気味悪く思う人も居ると思うの。……だから。
[手を離して片目を瞑る。 少年の瞳の前には、細く立てられた小指。]
(87) 2010/02/21(Sun) 21時頃
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灰色お化けさん。どうして、彷徨っているのでしょうか。
…寂しいのかな。
[魂を映すことのない瞳は、広間の宙を見つめ続ける。 けれど相手からの悪戯めかした言葉>>87には、 どきりと肩を震わせた]
…………っ!!
[握り返された手にも、きっと振動は伝わった筈だ。 照れたようなバツの悪いような表情を浮かべた後、 けれど相手とあわせる様に、小さくくすくすと笑った。
それから少年も、真面目な調子に戻り。 彼女の顔を見つめた後、差し出された小指に視線を降ろした]
(88) 2010/02/21(Sun) 21時半頃
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小僧 カルヴィンは、病人 キャサリンとそっと指切りをする。
2010/02/21(Sun) 21時半頃
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聞いても答えてくれないから分からないけど…… 未練があるのかな、この世に。
ふふふ、ごめんね?
[冗談に震える様子、手に伝わる振動にくすっと笑う。 そして、小指を絡められれば柔らかく微笑んだ。]
ありがとう。 知ってるのは、カルヴィンとマーゴだけ。
[そう言って、視線を広間へと。 呆然と床に座り込む親友>>86を認めれば、「ちょっと行ってくるね」と言って、少年から離れていくだろう。]
(89) 2010/02/21(Sun) 21時半頃
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病人 キャサリンは、小僧 カルヴィンは”お化けがみえる”こと、能力だと思うだろうか。
2010/02/21(Sun) 21時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/21(Sun) 21時半頃
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─集会場:便所─
…は、………。
[幾度吐いただろう。
もう、胃液も出やしない。 血の匂いは、酸の匂いにいつしか打ち消されていた。]
……………。
[血のついた手を、何度も洗う。 それに口を濯ぐと、少しだけ人心地がついた気がした。 ぐしゃりと、こげ茶色の髪を掻き揚げる。 こんな顔、妹たちに見せられやしない。
先程すれ違ったドナルドには、どんな顔をされただろう。>>43 覚えていなかった。]
(90) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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……しっかりしろよ。
[言い聞かせたのは、自分自身。 やがて、青ざめた顔で広間へと足を運んだ。]
─→集会場:広間─
(91) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/02/21(Sun) 22時頃
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[未だ右に進路を傾ける車椅子は、親友の前で止まる。]
……マーゴ?
[名を呼んで、親友を見下ろす。 間近では、彼女の瞳は見えない。 見えるのは、丁寧に解かされたウェーブがかかった黒髪。]
(92) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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此の世に未練……。もしそうなら、なんだか、
[「可哀想」と言いかけて、言葉を止める。 魂に手を伸ばそうとしても、 少年には其れが何処にいるのか分からない]
……あ。もしかしたら、キャサリンさんを 守ってくれているのかもしれません。きっと、そうです!
[ふと思いつき無邪気に笑う。その方が素敵に違いないと]
内緒、ですね。
[指を絡め終えれば、相手の真似をするように片目を瞑った。 マーゴの元へ向かう姿を、静かに見送る。 マーゴのことは心配だったが、 仲の良い彼女が見てあげたほうが安心できるだろうと]
(93) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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―― ピッパの部屋 ――
う……覚えてるよ。 あん時が、一番こっぴどく怒られた時だったからな。
なんつーか、その……悪かったよ。
[ ピッパは笑うが、自分は思い出したばつの悪さに、頭を掻いて床に視線を落とす。]
え? いや、確かにあの後もからかったり何だりしてたよ。 カブトムシ虫とか捕まえて見せに行ったり。あいつ、虫は嫌いとか言うけど、これはかっこいいだろうって。 あ、でも、好きとかそんなんじゃなくてだな、なんつーか、つい……
……でもよ、何で今そんな話を? 俺はてっきり、人狼についての事でも聞きたいんじゃねえかと思ったんだけどよ。
[ ドナルドの疑問にも構わず、ピッパは話を続ける。 僅かに、拗ねた様に唇を尖らせながら話を聞いていたが、全てを聞けば、手を組んで視線を落とし、大きく息を吐く。 どのくらいそうしていただろうか。]
(94) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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……俺だって、謝りてえよ。 だけど、どうやって謝りゃいいんだよ。
自分でしといて、許してくれっていうのも卑怯じゃねえか。
[ 顔を上げて、途方に暮れたようにそう言った。 詫びたいと思う気持ち。だが、それを自分に許せない気持ち。そして、好意、だろうか。 それらが混ざって、どうしたらいいのか分からない。 抱えてきたそんな思いを、姉のようなピッパに初めて打ち明けていた。]
(95) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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─集会場広間─
[広間に戻れば、幾人もの顔がある。
黙り込む者、ひそひそと会話を交わす者、 この場にいない者も幾人か。 不安げな空気のみが、共通して辺りを支配している。]
───…。
[その中に、妹を囲んだ小集団が目に留まる。 サイラスやヤニクを含んだ、小さな固まりだ。
コルクボードに近く固まった、そちらへと足を向けた。]
(96) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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本屋 ベネットは、病人 キャサリンがマーゴの元に歩み寄る様子にも、つと視線を流す。
2010/02/21(Sun) 22時頃
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−回想:広間−
[ヤニクのサイラスへの問い掛けに少し期待を見せるも]
1日1本だけなんだ…。
[少しがっかりした様子を見せて、ヤニクのタヌキ云々の話には]
だから!私、タヌキじゃないってば…。
[頬を膨らませる。 ピッパとヤニクのやり取りを見ながらくすりと笑っていればラルフが近づいてくるのに気づいて]
うん。 サイラスさんが人間だって。 ウェーズリーさんがなんて言うかはわからないし。誰を調べるのかもわからないけどね。 でも、私は私が人間だって一番良く知ってる。
[こちらをじっと見るラルフににこり微笑んだ。]
(97) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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[少年の言葉が止まれば、少しだけ不思議そうにみつめただろう。]
私を守ってくれてる…?
もしもそうなら嬉しいんだけどね。 じゃぁ、カルヴィンのことも守ってもらわないと。
……よろしくね。
[少年にはみえないだろう魂に微笑む。 答えが返ってくるわけないのだが。 そして、親友の元へ。]
(98) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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[蹲るマーゴの姿が見えて、ほんの少し足が止まる。>>86 ずっと不安げに、心細げにしていた娘。
気に掛かったが、キャサリンが歩み寄る様子に黙って息を漏らした。]
サイラス。 …メアリー、調べてくれたのか。
[今となっては、どこか空しい保証。 それでも、ひとつの材料だ。
コルクボードに目をやってメモを読み取り、苦笑いするサイラスや 妹へと目を向けた。]
(99) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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あ、人狼に関する話は、皆の前でした方がいいよ。気になるけどさ。 探し方のヒントになるかもしれないし。
[一瞬、真面目な顔を作り。]
うん、他にもよく、泣かせてたよねー。チリも積もれば…って奴だね。
…なんで、私には素直に謝れるのに、あの子にはうまく言えないんだか。
[苦笑。途方に暮れた顔が、幼い子どものように頼りなさげに見えて。 立ち上がって、わしゃわしゃとドナルドの頭を撫でてやる。]
自分でしといて、まったく謝りもしない方が怒られるよ? あれだけ苛めておいて、悪いとも思ってないのか、って。 女の子は繊細なんだから。
(100) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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−現在:広間−
[ふと広間の入り口に目をやれば、顔色の悪い兄が入ってくるのが見える。 こちらに近づいてくるのを見て心配そうに駆け寄り]
兄さん…大丈夫…?
[首を傾げ、兄の頬に手を伸ばす。 兄がどこに行っていたのかは先程の態度から知れて。 それ以上深く聞くこともなくそっと袖口を掴む。]
うん。 サイラスさんに調べてもらった。
[兄の顔を見上げそう伝えた。 兄がこれで少しは安心してくれるだろうかと思いながら。]
(101) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/21(Sun) 22時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/21(Sun) 22時頃
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[どれくらいそうしていたであろう。 キャサリンに声をかけられ、ゆっくりと顔を上げる。>>92]
キャサリン…。 私…どうしたら…。
[深緑の瞳は不安で揺れ、親友に縋るように手を差し出した。]
(102) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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―広間・コルクボードの前―
[キャサリンとの会話のおかげで、 随分と心が落ち着いてきた気がする。 漸くコルクボードの前までやってくると、 改めて張られたメモを見上げるのだった]
…メアリーは、人間。
[その結果に、納得するようにうんうんと頷く。
そしてもう一つ、思い出すこと。 一日に一人、処刑すると宣言した結社員の話]
……………。
[この中の、誰かが。 ぞくりと背筋に寒気が走り、息を呑む]
(103) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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