人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

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あはは、見捨てるわけないしょ?
もどれなくてもきえそうでも

[回していた腕を離し、両手を取って己の手に絡める。
遠くでまた聞こえた大きな音>>@40に、身体を震わせた。]


[あっち側の人はみんな帰れるよね]
[虚空から流れてくる声]
[瞳を伏せる、涙はやまない]

[あの ふかい 絶望と狂気の叫び]
[繋ぎ止めたかったのに]


[こわしてしまったのは、きっと―――]


(そうだろうね。
 どうやら、肉体が見つかることにこだわっているから。
 俺たちも、きっともっと良い場所にいける)

[それまでに自分の意思がもつか、闇に飲まれるのが早いか]

[思念が囁く]


けれど、帰れても…
きっと元通りには戻れまい。

[蝕まれた狂気。それは生きていても別け隔てなく。
頼もしかった幼なじみも、穢れて染まって行っただろうか。

もう誰も、元通りの日常へなど戻れない。
狂い、罪を犯し、それでも死ねずに残されて。
何も知らず笑いあう人々の中へ戻ることの方が、どんなに残酷であろうかと。]


---?ジェレミーなにかいった?

[ありがとうそう囁かれた気がして首をかしげる]

ねぇ 恋は冷める…この恋もいつかは終わるのかな
また一人になるのは怖いけど、そうしたら また 泣けばいいね。
わんわん泣いて 昔深夜のテレビで見た古い映画の主人公のようにTomorrow is another dayってかっこよくいうから

[消えていく手をぎゅっと確かめ軽口を続ける]

あたしたちに明日があればだけどね…

[印刷室の床が大きく割れた音を聞いた]




  ちがう
     ちがう
             

 ちがうよ

[届きもしない 否定の言葉 ただ重ねて
蝕む闇に崩れても 後悔が この姿に執着する。

やみ に かえる ことも ゆるされない]


[割れた音が聞こえた]

俺は消えてしまうんだな。
兄貴の小言聞かなくていいから、それはそれでOK。

[明るい呟き、残滓が最期の最期で取り戻した自分の欠片]

渡したビー玉は返してもらわないとな。
もう寒くないなら、会いたい人間の所にいけるんだったら、
正義の味方は去るのみだぜ。

[いつもの笑い]


[闇から届く、声]

 ……ここでの記憶をなくして皆で生きるのと、残したまま生き残ったものだけが戻るのとどちらがよいのでしょうね。

[どちらにしても良いとは思えず。けれど。

彼女の身体が見つからなければ、自分たちがここに来た意味などなくなってしまうから]


そうだね。
色々……ありすぎたもの。

[ふわりと足元の闇を蹴る。]

でも……そうだなぁ
手繋いでさ、ビー玉坂……歩いてみたかったな。
あ、一緒に写真も撮りたかった。
……だめだなぁ、あはは

[思考は飲み込まれていくのに
あの日々のことを思い出しては執着してしまう。
泣きそうな顔で笑って]


終わ……な……もの、価、値……な……

[途切れ途切れの声音。終わりのないものに、きっと価値はない]

(大丈夫、ピッパは格好いいから。
 それに、きっと誰にだってどこにだって明日は来るんだ)

[目の前では、かくれんぼも鬼ごっこも佳境を迎えていて]

[ぎゅっと彼女の周囲の闇の濃度を濃くした。
 ほうぼうから聞こえてくる声。眼を閉じる]

[もう少し、多分、もう少しで光が見える]


ケイトの、ケイトでない声に弾かれたように闇へ目を凝らした


(―― うるさいよ)

[殺人犯の妄念みたいな声。体を覆う闇が濃くなる]


泣き濡れた顔をあげて 闇の虚空を 見上げる


…もっと早く、気付きたかった。
[その言葉は何に向けてだろう。

泣きそうな顔をするから、胸が締め付けられるように痛い。]


[印刷室の入り口に闇が溜まり そこから 虚ろな少女がゆらりと揺れて 現れる
闇色の瞳は ケイトを睥睨して]

 ――……自分一人だけ見つけてもらって、
 ……願いを叶えてもらって、それでおしまい?
 私をこんなにしておいて……私から何もかも奪っておいて……

 満たされないまま、求められないまま
 私は終わるの? 

 ……そんなの赦さない
 
 ケイトはずっと ここにいるんだ
 家になんか帰さない……自分だけ帰るなんて

 ――絶対に赦さない

[ぼそりと呪詛を紡いで ケイトへと近づこうと]


[閉じ込めて置きたい。独り占めしたい。

その感情は理解に値するから。


心底己を嫌悪した。
本質はきっと、アレと同じなのだろうから。]


の声を聞くと反射的に体が動く]

消えかけで役に立てねと思っていたけど、最後に役に立ちそうだ。

[闇の方に駆け出す]


 何故閉じ込める必要があるのです。

 ……そうまでして執着しても、心は手に入ることなどないでしょうに。

[少しだけ。いらついた声]


[あの子を見つけてあげないと。
あの子を探してあげないと。
あかい こえ で 言い続けていた言葉。

やっと闇にとらわれた少女へと手が届く。


伸ばし続けた手が、
届いたのだとしたら]


おねがい、あの子も…
フィリップくんも、助け て… !


[闇にとらわれ、闇に変じた少年、
きこえない こえ が きこえない]


目を閉じて飛び込んで行く。


[虚ろな少女の身体は 無数の闇色の茨と化して
そのままケイトを絡めとり、闇に引きずり込もうとする]


[少しだけ闇が薄れた]

ケイト…
もう鬼ごっこはおしまい
ゲーム終了だよね!っ


メモを貼った。


 ……キャロライナ・コールリッジ、おやめなさい。

 あなたが失ったものはたくさんあるでしょう。
 だからといって、闇に引き込んでいいものではありません。

 貴女も闇から、開放されるのを待っていたのではないのですか。
 それとも、闇に囚われたままの方が良いのですか。

[出てきた名前はするりと馴染んで]


[…指が震えて、なかなか…手を離せないでいるけど]

ちょっとだけ 

[ジェレミーの目をじっと見て…]

冷めるまで 付き合うっていったよ…ね


やめあがれ!!

人を巻き込むんじゃねよ。
立ち止まらなければ、未来はあるんだ。

[言葉を言うたびに、動くたびに存在が軋む]


わがままだよね
こんなにしあわせなのに

[僅かに薄くなった闇を見渡す。
手を離さぬまま、鳶色だけを動かした。

声がする。あの少女の声が]

それが答えなの?
あなたの

[誰にともなく投げた言葉は、暗闇に溶ける。]


小柄な少女のほうへ思わず駆け出して

キャロライナ!
待って

ケイトを離して!
一緒にいるのが誰でもいいなら一緒にアタシがいてあげる



 フィリップくん…
      だめ…  だめだ よ 
             もう いいんだよ みつかったんだよ  

 そんなこと しなく て いい から…


[闇を 流れてゆく 風 のような何か が 
冷たい涙を 一筋の光の糸のように さらう。

虚空へ差し伸べる 手は
届かない と しても]


[闇色の茨はスティーブンの呼びかけに応えることもなく
ケイトを闇に引きずり込もうとして

少女の手に握られたビー玉の温もりに触れればパキリと罅が入り]


ゴメン 猫だったけど、約束したから…
寂しかったら抱いててあげるって

あたしでいいならいてあげるから

[思わず駆け出しててキャロライナに手を差し伸べる]


[闇から聞こえる声。声 声。

 まるで


 闇の中に差す

   光のようにも思えた]


俺はよくばりなんだよ。

[ケイトの腕を掴むと反対の手でキャロライナに手を伸ばす]
もう少し持ってくれ、ヘクター。


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