人狼議事


233 逢魔時の喫茶店

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 公園―
[エフに名前を呼ばれるのは、すきだ。]

 ―――、…ん。

[伸ばされた両手を掴んで、
力をこめて引き起こす。
最初に喫茶店前でしたときと同じ。]


メモを貼った。


 −それから−

[以前と似た問答に対しての。
新たな解に、意外そうに目を瞠る。

昼と夜の違いについて、
把握していると改めて告げられば、より高まる鼓動。
それは緊張している時とも、似ていて。

遅れて届く、いっそ切なさすら感じる歓びに。]

  俺は、へーき
  千冬は? 翼、痛くないの

[座る席を決めるのに迷いはない。
すでにこころはぎゅうぎゅうづめで、苦しく。
隣で発せらる冷気で鎮静が間に合わないほど呼気に熱が、籠る。]


[リツの表情は、くるくる、回る。
公園で見掛けた際は
もっと、前だけ見て、表情は少なかった気がした。

理由を、もっと、理解しなければならないのだが
 『あんたの所為』
なんて言われてしまえば、尋ねるよりも
はは、と、抜けるみたく、笑う方が先に出て。]

 三勝二敗…… 四勝二敗だったか。

[小突かれて、後頭部、ベンチに逆戻り。
夢の分も数えて
指折る獏は、ぼんやりと、意趣を叩きこまれた。]


[今日、今、触れたのは、額ではなくて、後頭部。
別に、痛みはない――― あの日とは違う。

あの日は、半分、寝ていたし。]

 あんた、負けず嫌い?

[それでも、デジャヴする視界に、笑う。
伸ばした指はあの日と同じように甘えて
また、起こされる、立ち上がる。

そのまま指を離したがらないのがおれで
起こされたくせに、引き寄せて、先を歩く。
陽が落ちる、黄昏の夢と違う、じき星が出る。
ぽつ、ぽつ、街燈が点って、世界から取り残される。]


[情けないほど余裕のなさを素直に吐露できたのは、
じょじょに安心と、希望が湧いた所為。

困惑しているように取れる言葉に。
また、からかわれるかもしれない。
そんな予想は、少しどころでなく、外れた。]

  ――…は? 何言って……

[否定の言葉は、有耶無耶に途切れる。
珍しく先に逸らされ、噛み合う双眸の奥に。
漏れる笑みに参っているのはどちらか、なんて明白で。
口惜しさと、違う何かが混ざる眼差しを向けるのが精一杯。]


  違うよ
  ……怖いのは、千冬じゃない

[試すような問いに即答し、
やや憤慨したように眉を寄せ、彼から遠い拳を握りしめる。

怖いものがないと虚勢を張れない弱さに歯噛みして。
続く宣言が何を意味するのか、
今はまだ理解が及ばない頭は、むうと目を細め。]

  何言ってんの
  そんなことされたら、困る

[先と違い、はっきりと言い切る。
そもそもまだ子供扱いするつもりだったのかと
半ば呆れるが。

――背中を通り抜け、腰に回る冷気に。
大げさに跳ねてしまって、頬に熱が集まる。
突然感じた冷たさに驚いたのだと、言い訳しながら。]


  ――…ん。ありがと

[この位置で、距離でしか届かない程度の声を追うように、
言われるがまま、身を寄せる。
こんな時だけ素直に応じる処は我ながら可愛げがあると思う。

グラスとつまみが運ばれて、酒瓶が現れれば
漸く約束の杯を交わす時が訪れる。

以前と違う、琥珀色でより甘さが漂う香り。
追悼会で飲んだ酒はどれくらいの濃度だったっけ、
なんて思い出しながら。
注がれる量の違いに首を傾げるも、深く考えることはなく。]


―公園

――、……

[こんな、こころ乱されるのは
本当に、ひょっとしたら
初めて位かもしれない。]

わらうな。

[何か、また変な顔をしたのか俺は。]

――たぶん、それくらい。

[ まだ負け越しだ。]

負けず嫌いだ。

[そこは、自覚がある。掴んだ手は離されなかった。引き寄せられる、その手の熱に翻弄されっぱなし、で]


若者 テッドは、メモを貼った。

2015/08/10(Mon) 00時半頃


  ……だから、こどもじゃないって
  自分の限界くらい、知ってるし

[介抱の心配は無用だと。
虚勢というよりは、威勢を張り。

――…しばし無言で、グラスを見つめ。
それから、すぐ隣の男に目線を合わせて、淡く、笑う。]

  じゃあ、……そうだな
  千冬の、これからの旅の無事を祈って

[乾杯、と端を軽く触れ合わせると、
ひとくちめを勢いよく喉に運び入れる。

嗚呼、そうだ。こんなことも、今夜限りで。
そう遠くないうちに彼はまた去るのだと、
唐突に、思い出してしまったから。

少しだけ睫毛を伏せ、憂いを振り切るように。]


  はぁ……っ、美味い、ね
  これ何ていうの?

[喉奥が灼け付くような感覚が、むしろ今は心地いい。
二杯目を要求する早さは、常の倍以上だった。


――そして。]


  ちふゆってさー……
  いっつもこっち来て、帰る時ってー
  
  どうやって移動してんのー?
  その羽で? それともワイバーンに乗って?

[緊張と諸々からの逃避か、
完全にアルコールに支配されたトレイルは。
やたら上機嫌で、先日夜間清掃時の話題をもち出し
日ごろなら有り得ない揶揄を飛ばす。]


[その後も、着物は何枚持っているのだとか、
寝泊りはどうしているのかとか。
少しでも彼のことを知りたい欲が、
どうでもいい質問となって次から次に、溢れ。]

  ――…おれのこと、欲しい、なんて
  言ったけどさ……

  どうせまた、置いてくんでしょー?
  おれが、……だから……

[記憶が正しければ二度、届いた願い。
けれどあの時、来年の話題もあったのは事実。

つまりまた、ここを離れて
トレイルの知らない秋と冬と春を過ごすのだろうと。]


[ベンチから眺める間は、視線は、上。
起こされれば、背丈の所為で、下。

笑うな、と、リツが言うから
10秒ほど表情を引き締めて、―――緩んだ。
おれの口は馬鹿になったらしい。]

 無理だねえ。

[素直に。]

 あんたが追い越したら
 ……好きなものじゃあなくて、欲しいものなら。

[あるか、と、ズルを厭った彼に、尋ねた。
見付けたいと言う欲と
見付けられたいと言う欲が、半分。
如何にも制御に行き詰り
せめて、繋いだ指に力を籠めた。]


  ちふゆ――…千冬……

[最後は言葉にならず、深紺の布地を握りしめる。
行かないで、の代わりに。

どうすれば、何といえばいいのだろう。
何故こんなにも、この男と離れ難いのか。

教えて、と縋るような眼差しを。たった一人に注ぐ。]**


 
 そういうところ、好きだな。

[負けず嫌いを覗かせるところ。

彼の負けず嫌いは、正統派だ。
それを好ましく、横顔を眺めて、黄昏時を歩く。
足音は、車の音は徐々に遠退いて
ぽつりと浮かぶ喫茶店の"BAR"の文字。]


メモを貼った。


――― トワイライト ―――

[夜の店、彼と潜るのは、二度目。
既に賑わいを見せている、席。

決して目新しくはない筈だが
店員としてではない席に、その背、視界の端。
おれは疎く、あれ、と首を捻ったり、した。]

 リツ、カウンターとテーブル、どっちが良い。

[先日はカウンター席、隣だった。
今回は、ボックス席も丁度空いていて
向かいか、隣か、どちらが良い、と、尋ねた。

―――そのどちらでも、彼が良いと言った席に
腰掛けるわけで、夢を越えて、甘やかしている**]


メモを貼った。


[ 見上げるのも、
見上げられるのも、きらいじゃない。

ただ、引き締めたはずの
口元がすぐゆるむのは、
どういうことなのか]

……なんでだよ

[唇を少し、尖らせた。
無愛想で名をはせるくらいなのに、俺]

――、……ほしいもの?

[ほしいものって、
それは、と今思い浮かぶのは
エフに関することで、どうした俺の思考回路――と、頬が染まる]


【人】 若者 テッド

何、でもない。け、見物? かな、て。

[>>36無理のある修正が当人に勘付かれないよう、祈りつつ。
 空き巣犯探しの会話を聞くともなしに聞いていた。金は置いていかれているとか、律儀とか。
 そうなってくると"夜"の客なんかがうちの近くだからと無礼講の限りを尽くした結果かと推測しつつ、まさか誰がと考えるうち不意にドアチャイムが鳴った>>35
 音に顔を上げて、一瞬のフリーズ。それからすぐに、会釈した。]

(60) 2015/08/10(Mon) 01時半頃

【人】 若者 テッド

[カウンターに座るゴロウに、水のグラスをサーブする。
 片手には伝票、注文を聞こうかという姿勢は、店員そのもの。
 マスターの体調不良については、肯定するように何度か頷く。]

……え。

[けれど、コーヒーの話>>53になれば驚いて、瞬く。
 そもそも勤務時間外、というのは、今の状況説得力がなさすぎた。]

(61) 2015/08/10(Mon) 01時半頃

【人】 若者 テッド

[ちなみに、敢えて言うと簡単なものに限るが料理は出来る。
 鬼の味覚は人間に近いので、ケイのような口には出しづらい材料も使わないし、それなりに真面目に作るから、まあ食べられるものは出来上がる。
 ――でも、それでも家でわざわざ、コーヒーを豆から淹れたりはしない。
 店では厨房に立たず、厄介事や仕事が増えるのを防ぐために、料理はしない、したことがほとんどないで通していたから、つまり、有り体に言うとやったことすら]

うん?

[助け舟のように、ケイがスマホを見せてきた>>48。]

(62) 2015/08/10(Mon) 01時半頃

【人】 若者 テッド

日本、デー。

[何だそれ、と思いながら詳細を覗き込む。
 様々な日本文化の品々が、所狭しと並ぶ様子が過去の開催内容の写真で語られていた。
 甚平を買う、と言ったって。今年揃えるって。自分のはあるから、誰のものなのかは自明。
 旅費は、手段は、第一店の営業どうするんだとか、言いたいことだらけ。
 なのに、何よりすぐ隣から乗り気な声が聞こえたものだから>>54、何も言えずにただ、ゴロウの方を見た。]

(66) 2015/08/10(Mon) 02時頃

― トワイライト ―

あれ…

[ エフと同じほう、
トレイル店員と、
例の綺麗な東洋の人が座っているのが見えた。

――もしや、もしかして、と。

エフに夜のトワイライトに
誘われた経緯を思えば
鈍い俺でも、何かしら察するところは、ある。
邪魔をしないように、気をつけよう。]

……――どっち、ええと、
……

[迷う。顔が見えるほうか、隣に居られるほうか。]



か、 ……カウンターで

[考えて。
顔を見られて、
落ち着かない様子を晒すのは、と結論。
それに、隣に居られるのが、うれしい、し。]

―――こないだ、飲んだやつ
ゴールデンドリーム?

…また、飲みたい

[ちゃんと調べたのだ。
ひっそり、エフの横顔を窺って**]


【人】 若者 テッド

[それが、その視線が運のつきだと、次のゴロウの一言>>63で知らされる。
 せっかくズレた会話内容と、また向き合わされて一瞬たじろいだ。]

……やってみる。
けど、文句なし、な。

[厨房を使ってはいけないわけじゃない。実際ケイの手伝いくらいはするので、そっちはまだ、わかるのだが。
 カウンターのサイフォンは未知の領域で、見様見真似の抽出が始まる**]

(67) 2015/08/10(Mon) 02時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2015/08/10(Mon) 02時頃


[温かい視線を感じてた気がした。>>*2
それは、彼にとって義父代わりの
まるで家族のような存在から。

誰かに見守られて居るからとて
トレイルに対する態度が変わる配慮は
生憎欠如しているが

そんな温もり或る2人の関係は、純な羨望が募るばかり


さて、此処まで主張の激しい微熱を
トレイルに注ぐ一夜が在っても
未だ、純粋な心した東洋人との関係を疑う
古い友人の存在は、当然に知らぬ侭。


静かに、想い人だけを、視界に閉じ込める]


[そして長年蓄積した意思を持つ瞳は
彼の動揺の揺らぎを捉えても
硬く、甘く、彼に固定された侭である

翼を気遣う言葉には、有難うと応答
翼越しに身体まで、痛覚は現在通って居ない
  

寧ろ其方こそ、冷えた気温が辛ければ
正直に申告して欲しい――と

ジ、と彼の顔貌を見据えて、一言忠告
彼の傍が恋しくて、彼の体温が愛おしくても
自分の霊力の所為で、トレイルの躰に支障が在っては堪らない]
  


  ………

[不器用な彼だからこそ
つつける要素が在って、楽しいが
確かに可愛げ溢れた従順な態度に、また興が惹かれる

だから自分の限界を把握しているらしい彼に
過去に友人のバーで、随分酔っぱらった記憶は指摘せず]

   
   有難う、――――…乾杯。


[掠めたグラス同士、軽快な音を

その間、振り向けば姿の見えた2人には
軽く手を挙げて、挨拶を交わしたのみ]



―――――…

    見栄っ張りな、やはり子供?


[訊かれた日本酒の品名を応える間には
既に出来上がっていた彼に、宣言と違うと間近に溢した溜息
それでも自ら捧げた毒素に染まり色付いていったのは、愛しい過程]
 
  ……深夜に羽を広げて。
  まあ、数日位かけて此処に来るね。
  着物は、故郷には十数着……
  
[やがて質問の乱舞に、わりと隔たりなく素直に応え
寝泊りに関しては、それこそ山小屋を勝手に借りたり…
そこまでは、公表する事は止す

舌足らずな口調で、名を呼ぶ聲
子ども扱いして、からかおうかと、口を開いた刹那]


[届く声が
彼の本音が
クリアに鼓膜を震わせる。

彼が恐れていた矛先は、もしや自分に繋がって居たのかと
繋ぎ穂を合わせ推測すれば、途端左胸が重く痛む]


   ―――…トレイ…ル…


[慣れぬ毒素に、喉も、声も 焦がす想い人

 駄々を捏ねる勝手な幼児の如く
それでいて家族を待つ寂しがり屋な息子みたいな]



[考えるより先
服を掴む身体ごと
傍らにいる彼を、羽の様に、そっと抱きしめる。
端から見れば、酒に脆弱な彼の介抱をする仕草で]

  
   なんだ… お前は  …今も   
   誰かに置いていかれる事が、怖いのか


[温かさも 癒しも無い身体は、彼の体温を容赦なく浚い
されど、彼の瞳に篭るのは拒絶ではなく、期待を増長させる代物]


   私は、自分を必要とする人間の傍に居ないと
   ”消滅”する  脆弱な存在だから


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