人狼議事


276 ─五月、薔薇の木の下で。

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【人】 花売り メアリー

―これも過去のこと―

[「似合ってない」。
 マークは去年の秋に、その事実を自ら受け入れた。

 今よりもまだずっと背が低く、声も女の子と大差なかった頃、マークは好き好んで女の子の恰好をしていた。別に立ち振る舞いや言葉遣いまで女の子らしくしている心算はなかったが、とにかく、女性の服が好きだった。
 今の学校に進んでからも、たとえ咎める者がいようがいまいが、私服として女物を堂々と着続けていた。
 去年の秋が終わるまでは。

 少年が「こども」から「おとな」へと変わりゆく中で、マークという少年の身体はあまりにも変わってしまった。背はぐんと伸び、ついには声まで低く変わってしまった。

 このようなことがあって、マークは去年の冬から、男性の服だけを着るようになった。
 それでも髪の毛だけは長く伸ばした。今日のように、まるで女の子がするような二つ結いにする日もある。]

(64) 2018/05/15(Tue) 16時半頃

【人】 花売り メアリー

[今年の春、マークはあるひとりの「先輩」を自ら尋ねに行ったことがある。
「高1のあいつがあちらこちらの生徒を描いて回っているらしい」「自分も『描かせてくれ』と頼まれた」――そんな風に他の生徒たちが噂し合っていたのを耳にした上で、マークは尋ねに行った。]

 ピスティオ先輩。
 こんなことを自分で頼むのも可笑しいんですが、
 今の僕の姿を、絵にしてくれませんか。

[マークは幾らかの躊躇いを残した声色で、ピスティオにそう言った。
 赤いカーディガンに白いシャツ、スラックスといった男物の私服を纏って、髪は結わずに長く垂らしたままの姿で。]

―過去の話は、ここまで―

(65) 2018/05/15(Tue) 17時頃

【人】 花売り メアリー

―時は今に戻り、中庭―

[未だぼんやりとした調子のままのマークは、ヴァイオリンの音が止んだことには気づいても、東屋の裏手から出ていく気配>>29に気づかなかった。
 フェルゼが此方に来たら今度こそ何か言ってやろうか、なんて考えが取り留めなく過るも、特にその当人の姿が見えないが故に、考えはすぐに意識の底に落ちていく。

 ぼんやりするのは初夏の丁度良い陽の温もりと、爽やかな草の香りに混ざる柔らかな花の香りの所為もあったのだろう。
 物置小屋の側までも流れ着く花の香りは、まるで、まだ蕾のままの筈の薔薇の匂いのようにも感じられた。**]

(66) 2018/05/15(Tue) 17時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[ 寝心地は良いのだろうか。
 うたた寝をあまりした事がない。

 寝付きの悪い自分からすれば羨ましい限りだ>>58
 ブランケット付きのソファで眠れるのだから。

 昔はこうではなかった。
 一年前までは、穏やかに寝れていた。
 けれど事情が変わってしまってから
 全てが終わった。

 家に帰ってもピアノの音は聞こえない。
 姉さんが鳴らす旋律は届かない。 ]

(67) 2018/05/15(Tue) 17時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[ 含みのあるともだち
 もう、ともだちですらないのだろうか。
 言葉にして伝えれば良いのに。
 フェルゼには出来ない。

 小銭の音。爪の引っかかる音までは聴こえない。
 だが丸くない爪を見やれば思い出す。
 そして重ねてしまう。
 努力家で練習を怠らず続けていた姉の挫折を。

 天賦の才なんて褒められても嬉しくなかった。
 だけれど姉はそれが欲しかった。
 ただ、そのすれ違いだけ、だけども。

 姉も友も音楽をやめてしまった。
 興味なんてない筈の自分が一人続けている。

「友達じゃないなら親友かな」なんて、
 そんな軽口はもう出なかった。 ]

(68) 2018/05/15(Tue) 17時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[ なんだ結構手持ちがあるじゃないかと、
 ベネットの購入した物>>59を見て
 素直に思ってしまった。

 ちょうだいと強請れば分けてくれるんだろうか。
 言えばいいのに結局じぃと視線を送るだけになってしまった。

 ベネットは近頃帰省していないらしい。
 音楽家としての道を諦めた事がきっかけなのか。

 彼とは音楽を媒介に歩み寄っていたと思う。
 あまり口が達者でないから共通の話題が
 抜け落ちてしまうとうまく対応できない。 ]

(69) 2018/05/15(Tue) 17時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[ それでも不器用なりに歩み寄る姿勢は見せていた。
 おなかが空いて一度談話室で力尽きるまで
 中庭のあの場所で旋律を奏でるくらいには。

 なのに彼は中々曲げない。
 あんなに努力していたと思うのに
 何故なのだろうか。 ]

  俺は……顔を見せても、姉さんに迷惑がかかる、から。
  でも……、ベネット、本当にやめてしまうの?
  他にやりたい事が見つかったのなら、
  分かるけど。

[ 家族の話は軽く話していた。
 ベネットと姉が少し似ているかも、とも。
 答えながらも、関心は彼の方に強く。

 あの時尋ねられなかった事を問いかけながらも
 時計の針の音だけ大きく響く。 ]*

(70) 2018/05/15(Tue) 17時頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2018/05/15(Tue) 17時頃


蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。

2018/05/15(Tue) 17時頃


【人】 下働き ピスティオ

―少し前のこと―
[自分がお絵かきに目覚めたのは中等部に入ってからで
つまりその頃から目に止まるものはなんでも
最初は動かない無機物から始まって植物や動物にまで及び
クラスメイトやら教師やら先輩やらにまで声をかけ
学年が上がって年下が増えたとしても変わることはなく]

>>65(今の僕の姿を、絵にしてくれませんか。)

[風変わりな後輩からそう声をかけられたのは進級する少し前だか後か]

(71) 2018/05/15(Tue) 17時半頃

【人】 下働き ピスティオ

[男だけど女の格好をしている(しかも似合っていて可愛い)後輩の事は
話として知っていたし絵のモチーフとしては最適だろうと思うことはあった]

(俺は、女の子が好きだ)

[しかしあくまで彼は女装している(た)だけで女性ではなく
さらには成長期を迎えて自分よりでかくなっていた訳で
本来ならばモデルとして歓迎すべきところのはずが]

(72) 2018/05/15(Tue) 17時半頃

【人】 下働き ピスティオ

[見上げながら返事を口にすることも無く]

(俺が、)

[少しばかり眉を顰めていた]

(俺の方が、)

[その時なんと返事をしたのやら
スケッチブックには髪の長い男の絵が増えたことは確か**]

(73) 2018/05/15(Tue) 17時半頃

【人】 下働き ピスティオ

(自分より可愛い男なんて、――大っ嫌いだ)

(74) 2018/05/15(Tue) 17時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

  ―これは過去のお話―

[ その日は天気が良く、うたた寝には最適な
 小春日和。
 いつものように東屋でヴァイオリンを弾いていた際に、
 誰かが眠っているのを見つけた。

 長い栗毛の幼いひと>>62
 すれ違った事はあったけれどあまり言葉を
 交わした事はなかったその子の髪に
 花びらが落ちていたから拾った事が
 きっかけだった。 ]

  花が良く似合うね。
  俺と違って髪も指通りが良い。

[ それでも口下手なせいで最初にまともに
 伝えたメッセージは正当な経緯を
 すっ飛ばした言葉だったから奇妙なものだったろう。 ]

(75) 2018/05/15(Tue) 17時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[ 髪に触れる理由はあるのか?
 問われれば短く答えただろう。
 ただ手触りが気に入った。それだけ。

 彼が眠っている間に
 ラプンツェルみたいに結わえられるか。
 そんな小さな遊びに付き合わされる後輩は
 対策を取らない後輩に甘えて遠慮が
 なくなっていった。 ]

(76) 2018/05/15(Tue) 17時半頃

下働き ピスティオは、メモを貼った。

2018/05/15(Tue) 17時半頃


【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[ それからとある昼下がり。
 今日も今日とて後輩にちょっかいをかけた後、
 綻んだ花弁に指を這わせてしっとりとした
 瑞々しさと香りに目許を和らげていた時、
 視線を感じて、微かな吐息が彼の名を呼ぶ>>63

 何を見ているのだろうと小首を傾げながらも
 微睡みから浮かび上がった彼に口角を
 上げた。 ]

  マークは花みたいだね。
  
[ 何れ枯れて腐る末路を辿る花。
 その刹那的な一瞬を愛しているからこそ
 今しか見れないであろう彼≠ニ重ねた。

 それがどういった意味合いを彼に与えたかは分からない。 ]

(77) 2018/05/15(Tue) 17時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

  とても、――……似合っていていいな。

[ ただその瞬間だけの彼を見ていた。 ]*

(78) 2018/05/15(Tue) 17時半頃

【人】 本屋 ベネット

[こちらの購入物を見る視線>>69に、買ったものとの間で視線を一往復。
差し出したのはチーズクッキー。
甘いものにはしょっぱいものだと、個人的な味覚の見地。
財布の中身と相談した結果なので、二枚か三枚程度しか入っていないのだけど]

ふーん。そっか。
っていうか…まだそれ言うわけ?
やりたいことっていうか…うーん、まあ、でも音楽は好きだから。

[演奏家にはならない。
その言葉を曲げる気はない。
今更問われても>>70、それを変える気はない。
残念に思ってくれる気持ちはありがたいが、だからと言ってそう簡単に絆されるわけにはいかないのだ]

(79) 2018/05/15(Tue) 18時頃

【人】 本屋 ベネット

[小さいころ、音は楽しくて素敵なものだと思っていた。
母親から与えられたおもちゃのピアノを鳴らすのが好きだった。
綺麗な音も出たし、母親も喜んでくれた。

けれど、それがこの学校に来る頃には、ただ好きだとか、楽しいだとか、それだけでは済まなくなってしまったから。
自分にピアノを教える母の精神が振れ始めたのはいつからだろう。
もしかしたら、自分に最初におもちゃのピアノを与えたときからそうだったのかもしれない。

”あの子よりも上手く”
”あの女の子供なんかより”

あの子って誰。あの女って誰。
一度だけそう聞いて、沢山叩かれて、それから聞くのをやめようと思った。
多分、それは、自分が父親の顔を知らない事につながっているんじゃないかと、発酵させすぎたパン生地みたいに腫れ上がった両の頬を持て余しながら確信した。
ついでに、自分の父親であるだろう人には別の家族があり、加えて自分には顔の知らないきょうだいがいることも、朧ながらに]

(80) 2018/05/15(Tue) 18時頃

【人】 本屋 ベネット

[それから、この学校に来て理解した。
母が憎悪を糧にして自分に教え込んだ技術なんかで、もっと高いところから才能を与えられた者には勝てるはずもないのだと。
だから]

俺は、音楽は好きだけど、演奏家にはならないよ。

[もし、生まれてくる腹もフェルゼと一緒だったら、自分は今でも楽器を続けているのだろうか。
けれどそんなifはありえなくて、自分はもう既にその道を断つことを決めたのだ。

だから、”あの女の子供”へと、念を押すように返しながら王冠が既にないサイダーの壜を傾けた。
ぷちぷちと、炭酸が喉を流れていくその感触は痒くて少し苦手だったけれど今はそういう気分だったので*]

(81) 2018/05/15(Tue) 18時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2018/05/15(Tue) 18時頃


蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。

2018/05/15(Tue) 18時頃


渡し船 ユージンは、メモを貼った。

2018/05/15(Tue) 18時頃


【人】 新聞配達 モリス

[すれ違いざま片手を振られる挨拶>>53には軽く手を上げ振り返しただけだったけれど、差し入れの取り置きの件が続けば>>55上げた手の指二本を丸めて丸を作った。
 廊下にもうっすら漂う甘いベリーとバター。加えて談話室のあるほうへ足向けるとあらば、おおよそ用件は見透かされているらしい。

 談話室に着いても目的のものはまだなかったが、時間の問題だろう。]

会長、どうせ休みですし休憩でもしたらどうです?
たぶん、そろそろ差し入れが来ますよ。

[拾ったものとイアンが集めたものとを合わせて順番を確かめ、机に軽く落として端をそろえる。
 別に生徒会と関係がある委員や役職に就いてはいないのだが、談話室でよく顔を合わせるせいか、この会長にはどことなく勝手な親近感を抱いている。
 生徒の中心としては悪いことじゃなかろうと、特にその親近感を修正するつもりはない*]

(82) 2018/05/15(Tue) 18時半頃

新聞配達 モリスは、メモを貼った。

2018/05/15(Tue) 18時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

―→談話室―

[生徒の大半は帰っている学内は静かだ。
それでも談話室なら、と顔を出せば二人の生徒の姿が。]

 会長、モリス、お仕事ですか?
 タルトを焼いたのでおすそわけです。

[束になった書類を持つ二人に微笑む。
会長は生徒会の仕事、モリスはその手伝いを頼まれたのだろうか、と予想しながら。
連休中まで書類と向き合うのは大変そうだ。

「お茶請けはこちらに」、とタルトの入ったバスケットを掲げて見せた。
まさか来ることを予想されていたなんて思っていないが(ねだられることは割りとよくある)、普段からこうして振る舞っているのだ、お茶請けのアテにされていても驚くことはない。
むしろ自分が作ったものを喜んでもらえるなら嬉しい限りだ。

二人が休憩するのであれば、飲み物を用意してもらうべく寮母に声をかけにいっただろう。]

(83) 2018/05/15(Tue) 19時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2018/05/15(Tue) 19時頃


【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[ ベネットは何だかんだ言ってやさしい。
 分け与えられたチーズクッキー>>79
 別にお金に困っているわけではないのに
 以前はしていたことを強請る辺り、救えない。

 ありがと。と短い例を告げて受け取る。
 それでも話す内容は以前とは違った。

 ベネットの意志は硬く、
 信念を持っているように感じた。
 気のせいかもしれないが、
 きっと簡単な思いで選んだ道ではないのだと思えた。 ]

(84) 2018/05/15(Tue) 19時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[ 小さいころ、音は楽しくて素敵なものだと教わった。
 だれから? それは姉から。
 姉は玩具のピアノがお気に入りで
 フェルゼにもよく教えてくれていた。
 だが、それが本物になった時、ピアノをやめた。

 姉が、どことなく悲しそうに見えたから。
 だからヴァイオリンに変えたのだ。

 姉は楽しいから音楽をしていた。
 ピアノとヴァイオリン、二つに分かれてからも
 二人して楽しんでいたと思っていたのに。
 いつからだろう。
 並ぶトロフィーと賞状。
 母に褒められる自分と母に慰められる姉。

 いつか、向けられた言葉が忘れられない。
 いつも通りに過ごしていた五月雨が降る夜。 ]

(85) 2018/05/15(Tue) 19時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


  「私は、フェルゼより上手く弾かなきゃいけないのに。」

[ ――なんて。
 どうしてこんな事になったんだろう。
 でも理解なんてしてあげられなかった。
 自分には何もできなかった。

 姉を追い詰めただけ、で。
 姉から楽しい音楽を奪っただけで。

 だから顔なんて合わせられない。 ]

(86) 2018/05/15(Tue) 19時頃

【人】 渡し船 ユージン

 ─中庭─

[ 不規則に規則的な音は旋律とは呼ばない。
 窓を叩く強い風が悲鳴とするならば、土掘るそれは雑音だ。
 綻び、薔薇の花開く中庭。
 中にぽつんと頑なに、心を閉ざしたままの薔薇を見ていた視線は
 違う花壇の土からやがて、掛けられた声(>>22)に向かう。 ]

 ん。おはよ。
 こないだここの花枯れちゃったからね。
 別の植えるために、土の整備中。

[ 声をかけられて驚くこともない。
 マークという可憐な姿の少年が、この付近で転た寝をしているのと同じように
 俺 ──悠仁という男── もしょっちゅうこの中庭に在る。
 こうして話しかけられることもまた、日常。]

(87) 2018/05/15(Tue) 19時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[ だけど友達は違うと思っていた。
 友達こそは、何とかしたいと思っていたけれど、
 やっぱり自分なんかじゃ何も出来やしない。 ]

  …………そっか。

[ ベネットの言葉>>81を聞いて黙り込む。
 時計の針がちくたくと奏でる音がやけに
 耳障りに聞こえる中、
 それでも希望を持って口角を上げようとした。 ]

  でも、やめるわけじゃないんなら、
  爪は切りなよ。

[ 余計なお世話だろう。
 母によく似た顔で微笑みながら
 母が親友だと指差していた女性の息子に眉を下げる。
 あの女性の子ども≠ヨと。 ]

(88) 2018/05/15(Tue) 19時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


  俺、ベネットの奏でる音、好きだから。
  せめてベネットには楽しんで続けて欲しい。

[ 喉が乾く。
 それでも彼の幸せを祈るような言葉を。
 母に唯一似なかった瞳の色。
 父の秘密を知らないまま無邪気に。 ]

  あの……俺さ。また、一緒に弾きたいよ。

[ きょうだい≠ノ向けるように、笑った。 ]*

(89) 2018/05/15(Tue) 19時頃

蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。

2018/05/15(Tue) 19時頃


【人】 双生児 オスカー

[ これからの予定。
  ひとつめ、校舎の窓を閉める。
  ふたつめ、談話室の棚の鍵の管理。
  みっつめ、美術室の清掃。

  遊び盛りな同年代からすれば
  唾を付けて突っ返したくなる雑用。
  自分はそうはしない。
  先生がやれと言うなら
  其れはきっと正しい事だ。]

  わかりました、先生。

[ 成績優秀。
  品行方正。
  絵に描いたような優等生のオスカー・ラドクリフは
  目を細めて口角を上げる事こそが正しい。]*

(90) 2018/05/15(Tue) 19時半頃

【人】 渡し船 ユージン

[ 噎せかえるような花の中。
 華のない俺は一人、スコップ片手に雑音を奏でる。
 当たり前だが音楽の才などない。
 勿論器用に絵を描くこともできず。
 料理のセンスがあるわけもない。
 イカれたミュージシャン気取りで土まみれ。

 お陰で同級生には酷く嫌われているようだ(>>15)。
 土と花の混じる匂いが、いつも染み付いているからか。 ]

 あ。
 さっき、寝言でフェルゼっていってたぞ。

[ たまたま聞こえていた、その名(>>21)。 ]

(91) 2018/05/15(Tue) 19時半頃

【人】 双生児 オスカー

   ─廊下─

[ いつだって、
  あと1センチが足りない。
  もう少し背が高ければ完璧なのだ。

  爪先立ちで腕を伸ばしても届かない
  廊下の一番上の窓を忌々しそうに見遣る。
  こんな時、
  同級生のマーク程背丈があれば便利だろう。

  幸いにも
  バイオリンの音色は聴こえてこない。
  だからゆっくり、大きな窓に足を掛けた。
  勢いを付けて身体を持ち上げれば、
  届かなかった所にも難なく手が伸びる。
  外から見れば
  はっきりと自分の姿が見えるだろう。]

(92) 2018/05/15(Tue) 19時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ 建物三階分の高さに足が竦む事もなく、
  真っ赤な花園を見下ろしたものだから
  話し込んでいる二人>>87>>66にも気がついた。

  一人は察しが付く。
  中庭の守人であるユージン>>87
  もう一人は、
  ────背の高い、長い髪>>66
  いつも見上げている彼も、
  高い所から見れば華奢で、
  可憐で。
  ふと少し前まで
  倒錯的な服装を選んでいた彼を思い出す。
  今見える男性らしい服装を人差し指で隠した。
  想像するは、去年の秋。]

  なんだ、似合うじゃないか。

[ 窓の桟に腕を預けた。
  隠れた口元の上で赤い目が弧を描く。*]

(93) 2018/05/15(Tue) 19時半頃

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