人狼議事


44 【game〜ドコカノ町】

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[ちょっと寝てる間に、夢をみた。
むくりと起きても、しばらくはその光景が残ったまま。]

…そっか。
あたしがもらった画用紙とクレヨンは、
あの子がもらったこのゲーム。

あたしがもらった沢山の絵本は…
[そう、きっと…世界に取り込まれたプレイヤー達なんだ。]

知ってるところがステージだったのも、セシルがおやつ食べに来たのも、
きっと、そう。


…ママから半分もらえなかったら、
それがちゃんと動かなかったら、

あたし、まだセシルだったのかな。

[襟元を引っ張って、覗き込む服の中。
ヴェス様の肌のタトゥーみたいに、華奢な身体に残る縫合痕。]


…お志乃ちゃん?
[居ない。
インターフェイス開いても、見えるのはまだゲーム中のひとたちだけ。]

かみじゃたんも、いない…どこいったの?
怖いよ。…ひとり怖い。
[人を探して、エレベーターへ。
ぽちりと押したのは、外科のある階。]


「あら、ひとみちゃん?調子はどうかな?」

[居たのは、黒髪をひっつめた眼鏡の女医さん。
なんだか懐かしい声で呼ばれて、その手はひたいに。]

…せんせー……
[助けてくれた人。とても腕の良い、子供の手術が得意な女医さん。
頼るように思わず抱きついて…]

「さ、オペの時間よ?」
[ざくり。メスで刺されたのは胸の手術痕。
見上げたら、メガネじゃなくて一つ目!]

やーーー!!!!
[慌ててエレベーターに逃げたら乗って来た!どうしよう!フロアボスがフロア離れて追ってくるとかありえないし!

慌てて押したボタンは16階。]


[エレベーターから転がり落ちて、咄嗟に胸の鎖に手を掛ける。
ハイパーヴェス様ならいけるかもしんない。
でもっ、もしかして今の格好で脱ぐの!?

あ、なんかここ、人居るみたいだし!

どうしようと迷ったら、メスが4本飛んで来た!

あーもー、仕方ない、よね⁉]


こっち見ちゃダメーーーーっ!!!!
[キンキン甲高い声で叫んでから、戒めの鎖を解き放った。
脱ぎ捨てる黒いコートと共に、光るエフェクトに包まれる。]


[その中から飛び出すのは、ゲーム中のままの姿の呪いの刺青に囚われた吸血王子の姿。
長い太刀を抜きざまに、十三段の乱舞斬撃。
9
6
19
14
14
4
17
15
11
3
15
17

7!!!


 は!

[子どもを三人撃破して、
 さすがに、息をついてしばし止まっていた。
 ポプラや和図の様子はどうだったろうか。]




――……え?

[その時、エレベーターが開いて…。
 そこに襲い掛かるメス、

 いる人物が転がり出て……]

 ――……ヴェス?

[それは、女の子じゃなくて……]


…なんだ。この姿にもなれるんじゃないか。

[カチンと太刀を鞘におさめて、倒れて消える外科医を一瞥。
今の、みられてしまったのだろうかと、部屋の方に向き直った。]


 ヴェス…お前、
 戻れたのか!

[正式には違うのはどっかわかっていたけど、
 ナユタにとってのヴェスはこっちがデフォだった。]


メモを貼った。


ああ、らしいな。
流石にあのチンチクリンでは色々不都合だ。

その気になればこのくら…いっ!?
[ぽしゅん。
間抜けなエフェクトと共に縮んだ。効果時間切れ。]

えっ!?えっ!!?? なんで!?
ええと、ヴェス様、ヴェス様なのっ。
[きりっとしてみた。SDヴェス様になった。]


 は?

[目がテンった。]


[私達は、死んだのじゃなかったのか―――…?

斬られ、苦しむ志乃を見て思った。

死とは、全ての苦痛からの解放だろう?
少なくとも、身体的には。

何故、苦しむ。


わからない。

わからない。 ]


 だーーー!!もうどっちでもいい!!
 行くぞ!

[そして、ちまちましてるのにそう声をかけて、ポプラや和図も呼ぶ。
 乗り込んでいくエレベーター。
 行き先は今度こそ19階。]


ちんまり。


…あ、ああ。行こうか。
[無理やり低い声作って、ナユタに続いてエレベーターへ。]


― 19階・無限病棟 ―

[エレベーターの到着音とともに、たどり着くそこ…。]

 そこは白
      白
        白なのに
             


        切り取られたような窓が、青い。
 


 静かだ。

[の様子を見る。
 でも、誰もいない。
 いるのかもしれないけど、いないようにしか感じられない。

 ふと、窓から外を見下ろそうとして、
 その高さに瞬いた。]


 いや、でも……
 さっきの………

[そう、さっきのイメージで、刻まれた数字1901。]

 1901だ。どこだ……。

[ヴェスにはもちろん、ポプラや和図にも病室のドアを探すように言ったのだけど……]

 え……

[そうドアはすべて、『1901』
 でも、開けても開けても、そこには誰も…いない。]


…あ。この窓、知ってる。
[白い世界。窓の向こうは遠い遠い青]

向こうは寒くて危険で、どんなに綺麗でも行けない場所。
四角い部屋は潜水艦だったり…宇宙船だったり、したよ。


居ない、どこにも居ない…

部屋の番号、あってるのに…
[ぱたぱた探して、廊下をゆく。*]


メモを貼った。


静かに目を閉じた**


[ぼんやりと、彼女は志乃の言葉を思い出す

中に何も居ない状態だから苦しいとは、どういう意味なのだろう。
中に自分じゃないナニカが居るからこそ、苦しいのじゃないのだろうか。

やっぱり、わからない…。わからない…。]


ー回想・16階・小児病棟ー

いや、ちょっと流石のオレサマも心が痛むって話だが………

[ナユタの後をついてきた16階で見たのは子どもの姿を敵の群れ。和図は子どもたちの姿をした敵に辟易しつつもナユタの元へおびき寄せる]


追いかけっこは、慣れてるんだっつーの。

[和図はうまく3人が固まったところを見計らうと]

おい!相棒!!面倒くせぇからまとめてやっちまえ!!!

[和図はナユタに向かって合図を送る。]


[中に何も居ないのなら、そこにナニカが入れば、そのナニカになってしまうのではないのだろうか。

その方が、つらい?

やはり彼女には理解しがたかった。]


うっへぇ、アイツ強ぇ………!

[全体攻撃でどうやら赤いのは倒せたらしい。

一番ダメージの少ない白い子が和図に向かって襲い掛かってくる。]

げっ。かくなる上は………!

[和図は今度こそ必殺技を使おうと決意。47(0..100)x1が25以上で必殺技発動。]


『お・ま・え・の・も・の・は・お・れ・の・も・の!!!』

[和図は自分の中で出せる目いっぱいの声で叫ぶ。大声がフロアに反響し、衝撃波となって相手を捕らえる。
もしHPが残っていても相手は上手く動けない。
白い子に91(0..100)x1ダメージ+マヒ、青い子にも10ダメージ+マヒ。]


へへっ、流石オレサマ。かーっちょいー。

[白い子は強い衝撃に耐えられずその姿はドロリと溶けていく。青い子も近くにいた誰かが倒せるくらいに弱りきっていて。早々しないうちに青い子も倒せたことであろう。]


ヴェス……?

[ナユタの近くにいた少女に和図は目を点にさせつつも]

あれ、相棒。お前さんの彼女かい。
やるねぇ、このー。このー。

[和図はナユタとヴェスパタインを茶化しつつも金色のディスクの内容を見て]


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