人狼議事


185 恋愛ラボ―橘の咲く頃に―

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[何度でも。
何度でも、
何度でも、
何度でも、
何度でも、
何度でも、
何度でも、

栗栖は、みっちゃんを求め続けて――、

それでも、人の体には限界があって。
幸せそうに――、栗栖は深くて短い、眠りについた。]


[――やがて。
深くて短い、幸せな眠りから目が覚めれば。
今度は、不安を夢見ることもなかったようで。

みっちゃんの寝顔を眺めてから、
我慢できずにキスをして。みっちゃんの目が覚めてくれるなら、栗栖はにっこり微笑み。]

おはよう、栗栖の王子さま?

[なんて、冗談めかして。
流石にお腹が空いてはいたけれど――。
その前に、もう一度だけ。
大好きを伝える、キスをしたがった。]


[疲れを取る小さな眠り。
朝から何をしてるんだ、と思わなくてもないけれど。
今は、これは必要な事なのだろうと思う。

その眠りは、彼女のキスで破られて。]

 眠り姫なら、物語になりますけれど
 眠り王子は、ゴロが悪いですね?

[そんな事をいいながら。
彼女が欲しがるキスをして。]

 何か食べましょうか

[それが終われば、時計を見ながら。
そろそろだろうと、首を傾げた。]


ばか……っ

[上手く言葉が出て来なくて、感情も感覚も制御出来なくてもどかしい。
本当は嫌じゃないから困っているのだ。
背を撫でる手は幼子をあやすような手つきなのに、触れられるだけで吐息を噛み殺さなければいけない自分がいる。]

……無理矢理こじ開けた癖に。

[胸に当てた額をぐりぐり動かして拗ねた声を出した。]


じゃあ、人魚姫なら良いんじゃないかな?

[くすくすと笑ってから、みっちゃんとキスをして。]

うん。おなか、空いちゃった。

[お腹を撫でて、微笑んでから。]

えへへー。
でもその前に、シャワー浴びてこよっか。

[なんて言って、後ろから抱き着いてじゃれてみたり。
一緒に入る?とほっぺにキスをしつつ。]



 人魚姫は、泡になって消えてしまうでしょう?
 消えてしまうのは嫌ですから

[それでもお腹がすいたと言うから。
何かを作ろうと、立ち上がれば。
シャワーが先だとの言葉に、そうだよなとも思って。]

 一緒でも構いませんが
 女性にはプライベートも必要でしょう?

 調理の準備をしておきますから
 シャワーを浴びたら、一緒に作りましょう?

[頬に触れた唇に、そう言って。]


泡になって消えるのは、王子様が他の娘と結婚するから――だよ。

[くすくすと微笑んでから、ちょっと考え――。]

そっか、そうだね。
うん。一緒に作ろー!

…でも、みっちゃんなら入ってきても、良いよ?

[なんて、悪戯っぽく微笑んでから。]

みっちゃん、これ着てみて良いかな?

[そう言って、栗栖はみっちゃんのシャツを示してみた。
栗栖にサイズは合わないけれど、一度着てみたかったらしい。]



 では、人魚姫と結ばれれば消えないのですかね
 声を失ったお嬢さん

[入ってきてもいいよと言われても。]

 一緒に入ったら、また汗かいちゃいますから
 意味がなくなりますし、今は遠慮しておきましょう

 一緒にはいるのは、夜にね

[そう答えると、自分のシャツを取り出した彼女が。
着てみてもいいか、なんて聞くから。]

 別に構いませんよ


[ウインクをしてから、笑って。
そうだね、なんて意味で頷いてみつつ。

返事の代わりにみっちゃんの頬にもう一度キスをしてから、みっちゃんのシャツや着替えを持ってシャワーへと向かった。]


[彼女がシャワーに向かえばキッチンへ。
今日は何を作ろうか、と考えたけれど。
朝だし、味噌汁とかにしようかって。
下準備だけ、始めた。]


〜♪

[栗栖は、とても機嫌が良さそうに。
身体を洗って、シャワーを浴びて。

みっちゃんのシャツと夏らしい短パンを着てみた。
やっぱりぶかぶかだったり、でも胸はきつめだったり。
髪の毛を右側にまとめてタオルで拭きつつ、キッチンへといき。]

えへへー。

[なんて笑いながら、どうかな、なんて。]


 僕が、こじ開けたとしても。
 君が僕を選んでくれたのは、事実でしょ……?

[少し深呼吸してごらん、と優しく告げ
 ゆっくりと背中を撫で続ける。
 君が苦しそうで、でもそれがうれしい苦しさなのなら
 少しでも、少しでも安心を覚えられるように]

 大好き、だよ。


[やはりもういいやと、202の音声も切って。

面倒になったので、パソコン自体の電源を落とす。
一つだけ溜息を再び零してから、納豆ご飯と卵焼き、そしてサラダというような、僕にしては若干しっかりとした朝食を手早く作って食べた。

観察を行なう事も、もう殆どやることは無くなっており。
文書も…もうある程度は完成に近づいていた。

何もやることがないと、色々な事を思い出してしまいそうで嫌なのだが。とはいえ早々何処かへ行くことも出来ない。

どうして花橘荘の人が、幸せになっていっているのに。
僕は辛さを感じるようになるのだろうか。]


[シャワーからあがった彼女。
濡れてる女性というのは、なぜこう色っぽいのだろう。
ぶかぶかのTシャツも、可愛いけれど。]

 押し倒したくなるくらい可愛いですよ、マイレディー?

 では、一緒に作りましょうか
 日本の朝食、味噌汁とご飯

[彼女にそう答えて、隣を促す。]


[とろけるように、嬉しそうな笑みを返して。
みっちゃんの言葉に、促されるまま隣にいって。
ゴールデンレトリバーがもっと褒めて欲しそうな眼で、みっちゃんを見ている。

みっちゃんが料理をそのまま始めるなら、ちゃんと喋るようになるつもりだけれど。]


[褒めてほしそうな目で、こちらを見るから。
仕方ないなと、手を伸ばして。
彼女の腰に手を回そうと。]

 胸が挑発的で、今すぐ食べてしまいたいですけど
 まずは朝ごはんにしましょうね

 美味しそうな足は、デザートということで?

[そう言って、調理を始める。
と言っても、ご飯を炊いて、味噌汁を作るだけだけど。
作り方を説明しながら、作ろうと思う。]

 お米は、ゴシゴシ洗わなくていい
 表面の汚れをとるだけでいいんです
 三度ほど、さっとすすいでから
 ザルにあげて、水を切って
 それから、炊飯器の中で暫く水につけておきましょう

 あとは、スイッチだけいれれば大丈夫



 お味噌汁には、味噌の種類が沢山ありますけれど
 朝は塩分の多い味噌を使いましょう、味も濃い方がいい

 夜寝てる間、汗もかいていますし
 寝起きで、舌が目覚めていませんから
 塩分補給と、濃い目の味付けで目を覚ますんです

 お出汁を温めて
 お豆腐は食べやすい大きさに揃えて、賽の目に
 具材から出るアクを取ったら
 お味噌をといて、完成ですけれど
 味噌汁は、一度味噌をといたらにたたせてはいけない
 味が濃くなって、辛いですから

[そんな説明をしながら、出来上がったものを。
はい、と彼女に手渡して。]


えへへー、ありがとう。
楽しくて、つい。

[栗栖は、たぶんそうはならないだろうな――という時にみっちゃんを誘ってみるのが楽しくて仕方ないらしく。
満足したらしく、頷いた。]

えっと、こう、かな?

[いつも栗栖はお米から出る白濁とした液が出なくなるまで、洗っていたけれど。
三度ほど、なら栗栖はいつも洗いすぎだったんだな、なんて思いつつ。ザルに移す時には、だああ、とお米をこぼしてしまう。]

あう。ごめんね。

[とお米とみっちゃんに申し訳なさそうにしつつ。
お水の量は?とみっちゃんに首を傾げて。]


[最早涙目で睨んだり頷いたりする事しか出来ない。
深呼吸と言われても、鼻しか使えないのだ。口を開こうものなら、とんでもない事態になりそうで。

それでも、「大好き」には、同じ言葉を返したかった。
指が白む程力を入れてシャツを掴み、勇気を出して口を開く。

そうして、誰にも聞かれた事のない、熱い吐息混じりの声で想いを伝えたのだった。]


[成る程、と頷いて。
みっちゃんのこういう物知りな所には、聴いていてなぜか栗栖は嬉しくなってしまう。]

みっちゃんがやってると、なんかすごく簡単に見えるね。

[そして栗栖は味噌を入れてから煮て、酷い味になっていたことを思い出し。
みっちゃんから手渡されたものを飲んでは、]

えへへー。すっごく美味しい!

[と、嬉しそうに笑った。]


メモを貼った。


[その声は、どこか上擦っているようで、ドキドキして。
 同じ想いを伝えられることは嬉しいのに その。]

 梨月、なんか、……ちょっと、えっち。

[気恥ずかしそうにそれだけ告げて、
 腕から解放する。
 これ以上涙目の彼女をみていられなかったのもあって。]

 こんな。顔、するんだ。
 すごい、……ご、ごめん。

[赤くなって、そっと体を離すと、ぽん、と頭を撫ぜて
 トイレに向かった。]


[腕から解放されて、ぽふ、とシーツに沈む。]

……?

[渉がトイレに向かうのを見て首を傾げつつ、ゆっくり起き上がった。
姿見に映る格好はいつものスウェットなのに、顔は見たこともない女の顔で、こんな顔を晒したのかと思えば逃げ出したくなる。上気した頬を冷ます為に顔を洗った。]

よし、朝ごはんを作ろう。

[心を落ち着けるには、料理が一番。
ピザトーストにグリーンサラダ、はちみつバナナヨーグルト。]


[トイレがちょっと長かった理由を言及してはいけない。
 やがてトイレから出れば顔を洗って、身支度を整えて。]

 ふぅ。

[意味深なため息など零しつつ、
 料理をしている梨月の後ろ姿を見れば微笑み
 食卓で待つことにした。
 梨月の料理はたまにごちそうになっていたけれど
 改めて二人きりで、なんて。]

 なんか、新婚さんみたい。

[言ってから少し目元に赤みがさす。]


[努めて真顔で手順を踏む。
冷蔵庫の中身は自分が買ったものだけではなかったので、渉のものもあるのだろう。

飲み物は、コーヒーにしておいた。
紅茶は、山梨に貰ったものだから。]

もうすぐできるよー。

[ヨーグルトにはちみつをかけながら、渉を振り返って、言われた言葉に赤面して俯く。
何言ってんの、と笑えないのが乙女思考。]

……そう、なれたら。

[呟きは、ごく小さく。]



 ふふ、次からは最初からザルにお米を入れて洗いましょう
 そうしたら、移し替えなくてもいいですから

[米をこぼしてしまった彼女にそう言って。
水の量はここを見るんですよ、と指差しながら。]

 簡単に見えるのは、毎日やっているからですよ

 最初はゆっくりでいいんです
 はじめは時間をかけて、ゆっくりと
 それを繰り返して行けば、だんだん早く、簡単になる
 そういうものですよ、なんでもね

[それでも美味しいと言ってくれるから。
微笑みながら、席について。
自分も朝ごはんを始めよう。]


 楽しみ。
 梨月のご飯、美味しいからすき。

[運ぶのは手伝おうと、席を立つ。
 小さな呟きは上手く聞き取れなかったけれど
 俯いて反論をしない彼女に、益々照れくさくなる]

 ……、今は、
 まだ始まったばかりで、大きなことは言えないけど

 ―――必ず梨月を、幸せにする。

[仕事も今のエアコンも買えないようなものじゃなくて
 ちゃんとスーツを着て働こう。
 会える時間は短くなるかもしれないけれど
 一緒の時間に彼女に不自由をさせたくない。
 ちゃんと将来を見据える、男の顔。

 但し前髪で隠れて見えない。]


わたしは今も幸せだよ!

[えへん、と薄い胸板を張る。
盛り付けの終わった皿を渉に手渡しながら]

手伝ってくれてるから、早く食べられるし、ピザトーストのチーズは零れずに済んだし。

[向かいあって座る。
彼の決意の目は見えないが、目の辺りを見て微笑んだ。]

目の前に渉がいて。
好きだなぁって思えて。
幸せにしたいって思えて。
本当に幸せ!


わたしが君に幸せを教えてあげるよ。
毎日横で、いっぱい幸せって言ってあげる。

一緒に、もっともっと幸せになろうね。


 ん。そっか。
 僕もしあわせ。

[へらっと口元に笑みを浮かべて
 料理を盛り付けた皿を運ぶ、
 向かい合って座った]

 ――梨月。ありがとう。

[名前を呼んでくれることが嬉しいから
 君の名前を呼ぼう。
 こうしていてくれることが嬉しいから
 ありがとうって何度でも伝えたい。]


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