70 領土を守る果て
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本当は、王子を殺して失踪した、ということにしようかと思っていたんだけどね。 王子直轄騎士のコリーン・アキューリアスは、何者かと戦い、最後まで王子を守って死んだ、そういうことにしておいてあげるよ。
[床に転がっていたコリーンの愛刀“虚無”をそっと拾いあげる。]
これはもらっておくね。 最後まで“王子様”のためによくやったね、俺の歌姫サマ。
[奥からうさぎが飛び出してきて足元にすりよってきたが、血にまみれた手では抱き上げることはできなかった。**]
(35) 2011/11/14(Mon) 03時半頃
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―ゴドウィンの酒屋―
ゴドウィン! 開けろーー!!
[ローレライから酩酊状態で馬に乗り、気が付いたらゴドウィンの酒屋の前にいた。 周囲の寝静まった静寂を破って、酒屋の入口を叩くドンドンという音が響き渡る。]
こらー。ゴドウィン………卿! 開けるのだぞ…
[足が崩れてへたりと扉へ寄りかかる。]
開けないとぉー、言うぞ!…いろいろ。
[扉が開けば、解放しろーとぽかぽか殴りながら中へ侵入するだろう。**]
(36) 2011/11/14(Mon) 03時半頃
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ヤニクは、ベネット喜んで!新しい武器を手に入れたよ!←
2011/11/14(Mon) 04時頃
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―共同墓地の片隅― [夜更けに。細くやせ細った傷だらけの人形…サイモンの亡骸を、共同墓地の片隅に埋葬する。]
…こんなとこで悪ぃな。 でも、もう動かなくていーからさ、ゆっくり休んでくれ。
[立ち去ろうとして、打ち捨てられた遺体を見つける。それがアンゼルバイヤの隠密>>2:176であることは気づかなかったが、某かの謀略に巻き込まれたのだろうと判断して。人形の隣りに埋め、小さな墓標を立てた**]
(37) 2011/11/14(Mon) 08時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/11/14(Mon) 08時半頃
ヤニクは、今じっくり読んだがグロリアがかわいい。
2011/11/14(Mon) 10時半頃
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−王宮・廊下→救護室(回想)ヴェスパ>>3:210−
[「王に会わねば」という言葉に少し不思議をうな表情を浮かべる。自分が王である事には気が付いていないようだ。今はこの青年を救護室へ運ぶ事が最優先と考えた]
担架なしで歩けるのか? 私の肩を貸そう、掴まりなさい。
ハワード、先に行きベッドの準備を!
[この青年、私に何の話があるのだろうか。アウストとの戦争が始まった今情報を求めに国民が謁見を求めに来るのは分かるがそういう雰囲気でもない。彼の症状をどこかで見たことがあると思いつつヴェスパタインに付き添い救護室へと向かった]
(38) 2011/11/14(Mon) 11時半頃
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−王宮・救護室(回想)ヴェスパ>>3:211−
[率直な質問を投げかけてくるヴェスパタイン。その目を見れば真剣であることはすぐに分かった。]
それを王に聞きに来たと言うのか? その体調で・・・
[体調不良の青年にまで心配される王の統率力・・・。自分でも情けないと思ったが、先ほどソフィアと話した事を心に刻んだばかりの自分には向かうべき道は見えていた。]
ハワード、彼に薬湯を持って来てあげなさい。
それで、君は自分の名前を名乗るよりも先に国の事を知りたい・・・と・・・ それだけここの王は頼りない・・・と言う事か・・・
(39) 2011/11/14(Mon) 11時半頃
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[ハワードがヴェスパタイに薬湯を持ってくる間、ヴェスパタインの質問に対してゆっくりと話し始める]
まずは、「貴方はこの戦争についてどう思っているか?」に対してだが・・・ 私は残念でならない。 何故殺し合わなければならないのか。 なぜ助け合うと言う道を選ばなかったのか。
この戦争で大切な人を失った人もいる。これからそういう思いをする人が増えるだろう。 その事を思うと本当に残念でならない。
この国の兵士の事を考えると悲しくてならない。 自分が殺そうとしている相手にもきっと大切な人や家族がいる。 それを分かっていて銃や武器を向けなければならない。 自分の大切な人を守る為とはいえ、辛い思いをしていることだろう。
こういう事態になってしまったのは王の責任だ。 アウストの王、アンゼルバイヤの王、両方の責任だと思っている。
(40) 2011/11/14(Mon) 11時半頃
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[そこまで話すとハワードが薬湯をもって戻ってくる。ヴェスパタインに渡しながら]
これは体を温める効果のある薬湯だよ。 少しずつで良いから飲みなさい。
それから・・・「勝算はあるとお思いか?」についてだが・・・
勝たねばならぬ。 国民の為、国の未来の為、絶対負けてはならぬのだ。 平和ボケと言われるこの王国の「平和ボケ」を守らねばならぬ。
それが「平和ボケ」な国にした国王の責任というもの。 それが国を背負うと言う事・・・
ただ、より多くの者の命を奪う事が勝利ではない。 始めてしまった戦争を、正しい軌道に乗せる・・・
(41) 2011/11/14(Mon) 11時半頃
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[一呼吸おいて強い瞳でヴェスパタインを見つめると]
先程ある少女と約束をした。 「降りかかる火の粉を払い、アンゼルバイヤ、アウスト両国の人々を救う。」と
彼女は絵空事と思われるような事でも私になら出来ると言ってくれた。 この戦争で大切な人を亡くしたというのに、私のところへその事を伝えに来てくれた。 そんな彼女の思いを絶対に無駄にはしない。
そう思っておる。
(42) 2011/11/14(Mon) 11時半頃
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「国を統べる王の力量についてはどう思っている?」についてだが・・・
私には難し質問だな・・・
[苦笑いをして続ける]
私には王のカリスマ性はない・・・それは自覚しておる。 争い事も好かない、だから大臣や軍関係の者達がヤキモキしておる。 ただ、王として上から国を見るだけでなく、国民の目線になって物事を考える。 そういう力はあるつもり・・・だった。
戦争が始まってしまった今、その事が正しかったのか・・・
[溜息ではない、深い息をはく]
(43) 2011/11/14(Mon) 11時半頃
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国のトップ達だけが国を作るんじゃない。 国のトップ達と国民とが一緒に作り上げていくのが「国」だと思っている。
君の「戦争を戦い抜く覚悟と意志があるのか」とい言葉の意味をはかりかねている。
「ない」とでも思うのか? 一国の王に・・・ 戦争を戦い抜く覚悟と意志のない人物を王と呼べるのか?
私は絶対にこの戦争を終わらせる。 両国が平和に過ごせる道を探して見せる。
「戦争を戦い抜く覚悟と意志があるのか」・・・そんな事まで気にされる王だったとはな・・・ なんと情けない事よ・・・
(44) 2011/11/14(Mon) 11時半頃
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[最後にそう呟くと、ヴェスパタインがセシルに話しかける>>3:245。その言葉を聞き、まだ私が王である事に気が付いてなかったのか・・・と苦笑い。そんなに王としての雰囲気ないかね・・・ワシ]
ん?誰かおるのかね?
[怒りながら入ってきたセシルを見てヴェスパタインの友人か?と思うが、なぜここ(王宮)に入れたのか不思議だった。この2人、何かワシに隠してる?と思い眉間にしわを寄せる。セシルが跪き、自分の身分を名乗る>>3:250と]
カルヴィンに? ワシは何も聞いておらんが・・・
[戦争が始まった今、なぜ宮廷音楽家が王宮へ?と思う不思議そうな目でセシルを見つめる]
(45) 2011/11/14(Mon) 11時半頃
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−王宮・救護室(回想)−
[突然入ってきたセシル>>3:250にビックリしていると、ヴェスパタインとセシルが話し始めたので席をはずそうかと考えていると、ヴェスパタインが自分の病についてセシルに話し始めた>>3:262>>3:263。それを聞きキャサリンと同じ病である事を知り驚きのあまり声が出ない。セシルの態度>>3:250を見たヴェスパタインがやっと自分が王である事に気が付く。その表情はまっすぐ自分を見ており何かを読み取ろうとしている事には気が付いたが、それが敵のものなのか味方のものなのか判断はできなかった。そのヴェスパタインに向かって]
やはり気が付いていなかったのか。
[少々苦笑い]
うむ、私がワット・デ・アンゼルバイヤである。 そなたが聞きたかった答えは手に入れられたのかな?青年・・・
(46) 2011/11/14(Mon) 11時半頃
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−王宮・救護室(回想)−
[セシルから>>3:266と聞かれ、今こんな時期に宮廷音楽家をカルヴィンへ合わせて意味があるのだろうか・・・と思いつつも、カルヴィンへ何故セシルを呼んだのかも気になた]
ハワード、カルヴィンは今どこに?
[ハワードの答えを聞き、そばに控える兵士に]
カルヴィンを謁見の間へ呼びなさい・・・ いや、ここで良い。 カルヴィンをここへ。
[そう伝えセシルとヴェスパタインが話す様子を少し見ていた]
(47) 2011/11/14(Mon) 11時半頃
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[カルヴィンの姿がないと慌てた様子の兵士が戻ってくる]
何? カルヴィンには王宮を出ない様申し伝えておる・・・
[思い浮かんだのはアキューリアスの顔・・・まさか・・・]
探せ!王宮内ももう一度探せ! 外に連れ出された可能性もある!
絶対に見つけてつれ戻せ!
(48) 2011/11/14(Mon) 12時頃
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[セシル>>3:269に驚きの顔をして]
いや、君は宮廷音楽家ではないのか? 戦争が始まった今、外を出歩くのは危ない・・・
君は別邸に行っていなさい。 カルヴィンが戻ったら連絡しよう・・
[そう言ったがセシルには聞こえなかったようだ。]
(49) 2011/11/14(Mon) 12時頃
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[ベッドに倒れ込んだヴェスパタインに駆け寄り、きちんと寝かせる]
君はまだ寝ていなさい。 まだ顔色が戻っていない。今無理をすればお友達に心配をかけるだけだよ・・・
それに君のその病は・・・ ワシにも覚えがある。
キャサリンが・・・ワシの妻が患っていた病気にとても似ている。 王宮の薬師・サラスはその病の研究をしている人物だ。 彼も今体調が思わしくないようでな・・・。話せるようだったらこちらに連れてこよう。
[サラスの体調はあまり良くないと報告は受けていた。ヴェスパタインと話す事は無理かもしれないな・・・と思いつつ救護室を後にする]
―回想終了―
(50) 2011/11/14(Mon) 12時頃
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ワットは、お・・・お腹一杯だけど・・・もう少し頑張る・・・シリアルmgmgmg
2011/11/14(Mon) 12時頃
ヤニクは、ワットに話の続きを促した。
2011/11/14(Mon) 12時頃
ヤニクは、ワットに話の続きを促した。
2011/11/14(Mon) 12時頃
ヤニクは、ワットにシリアルがんばれ!と促した。
2011/11/14(Mon) 12時頃
ワットは、ヤニ君・・・ありがとう!・・・しりあるmgmgmg
2011/11/14(Mon) 12時頃
ワットは、ヨーラ>>37お墓ありがとう・・・ぞよ
2011/11/14(Mon) 12時頃
ワットは、王子の体はワシが回収しても良いだろうか・・・?ぞよ?
2011/11/14(Mon) 12時半頃
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―王宮・寝室(回想)―
[カルヴィンがいないとの報告を受けてまっすぐに寝室へと向かう。伝書鳩が戻ってきてる事を見てびっくりする。]
カルヴィンからか!!!!
[そう思い鳩の足を確認するが手紙は入っていない。伝書鳩が役目を終えると戻って来る事をこんな時に知ることになる。ワットは伝書鳩マスターレベル2になった]
(51) 2011/11/14(Mon) 12時半頃
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―王宮・寝室(回想)―
[伝書鳩に手紙を付け窓から放す。その内容は]
カルヴィン、どこにいる? すぐに帰って来なさい!
王子よ・・・国の為を思うなら・・・
[鳩が視界から消えるまで見守った]
(52) 2011/11/14(Mon) 12時半頃
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ヤニクは、ワット、やったもん勝ちだと思うんだぜ。
2011/11/14(Mon) 12時半頃
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[朝一番に、城下町の本屋にあまり見慣れぬ客がきて、こんな噂話をするだろう。
『なぁ知ってるかベネット、何でもカルヴィン王子が殺されたらしい。 王子直轄の騎士がいたって話しだが、そいつの死体も一緒に噴水広場に転がってたんだと。 アウストのスパイがいるって噂があったが、そいつらの仕業かねぇ? 王子様がいなくなっちゃあ、あの頼りない王様だけじゃあこの国も終わりかもしれねぇなぁ。』
なぜかベネットの名前を知っている、一冊の薄い本を買ってでていったその男の言葉の意味に、彼ならば恐らく気付くであろう。]
(53) 2011/11/14(Mon) 12時半頃
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ヤニクは、王様まで部下連れずに外にでてくれるなら、こちらとしては好都合←
2011/11/14(Mon) 12時半頃
ワットは、ヤニ君、ワシ外に出るときはトニーだけど・・・それでも良いなら出るぞよ
2011/11/14(Mon) 12時半頃
ヤニクは、あ、そうかトニーか…!やりたいようにやっちゃえ☆
2011/11/14(Mon) 12時半頃
[ピッパのもとにコリーン、18歳がやってくる。]
お久しぶりです、母さん
[なんかトランクスみたいだなと思った]
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―王宮・政務室(若干回想?)―
[王子がいなくなってから何時間たっただろうか。もう外は明るくなり始めている]
カルヴィン・・・ いったい何処にいったのだ。
無事でいてくれ
[何か嫌な予感がした。キャサリンの写真を手に取り祈った]
キャサリン、カルヴィンを守ってくれ・・・
(54) 2011/11/14(Mon) 14時頃
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百姓 ワットは、メモを貼った。
2011/11/14(Mon) 14時頃
セシルは、ワット身体大丈夫?
2011/11/14(Mon) 14時頃
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−王宮・寝室→救護室−
[ハワードが宮廷音楽家セシルが夜に話をした青年に運ばれて救護室に来たと知らせてきた]
そうか・・・ 少し様子を見に行こう
[寝室にいると嫌な予感が付きまとうので少し外に出たかった。救護室へと向かうとセシルを背負ったヴェスパタインの姿が見えた>>26]
なんと・・・これはひどい・・・
[セシルを看るよう王宮医師に伝えるとソファにヴェスパタインが倒れる]
おい!大丈夫か?
[ヴェスパタインを抱えあげ、ベッドへと運び寝かせる。顔色がひどく悪い。]
酷い顔色だ・・・
(55) 2011/11/14(Mon) 14時頃
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ワットは、うん大丈夫・・・ごめんぞよ・・・迷惑かけたっすぞよ・・・
2011/11/14(Mon) 14時頃
百姓 ワットは、メモを貼った。
2011/11/14(Mon) 14時頃
ヴェスパタインは、ワットの頭をなでなでしてあげた。「回想ありがとう!」
2011/11/14(Mon) 15時頃
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―回想 救護室 >>262ヴェスパタイン―
[目線をそらしたパティを見て]
…パティ…?
(なんで、目を逸らすんだ…?まさか本当に、何かの病気なのか…?そんな…まさか、なぁ…?)
[沈黙が痛い。だがどうする事も出来ず、パティの言葉を待った]
血が毒に変わる…病…?
(聞いたことのない病だ…)
[そう問うとパティは静かに頷き、徐に治りかけの指に歯を立てた]
ちょっ…何をして…!血が…っ!
[…は訳も分からず、パティの行動を見守った]
(56) 2011/11/14(Mon) 15時半頃
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―回想 救護室 >>263ヴェスパタイン― [パティが血を花瓶に流すと、目の前で信じられない光景が]
…え、花が…
[呆然とその光景を眺めると、パティの言葉が耳に届く。…はつらそうな顔をし]
どうして、パティがこんな目に合わないといけないんだっ…!ごめんな、全然気付かなくって、ずっと苦しかっただろ…?
[とても哀しそうに、パティを見つめ]
…俺がっ!パティを避ける訳ないだろっ…!お前は、昔も今も、俺にとって大事なやつなんだから…っ…何でも話してくれよ…知らない間にいなくなるなんて嫌だからな…っ!
[少し目を潤ませながら、パティを抱きしめた]
(57) 2011/11/14(Mon) 15時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/11/14(Mon) 15時半頃
[イアンをちら、と見て目をそらす]
ねえ、母さん
また離婚したのよ
元父親と呼ばれる人がこれで10人になったわ
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―イグニス・ファトゥス・回想 >>260ヤニク―
[頬を撫でられて、憤りと嫉妬が少し収まりうっとりしながらヤニク王子の声を聴く]
(…本来なら王子の手をあの様な女の為に汚させるのは如何ともし難いが…そう言われるのなら仕方ない。王子の命令は絶対だ。何か思われる所がおありになるのだろう)
…分かりました。『カルヴィンの暗殺』及び『武器の配達』ですね。愛しいヤニク王子の仰せのままに…
[ヤニクの前に跪き手を取り甲に口づけると暗闇へと消えた]
(58) 2011/11/14(Mon) 16時頃
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−王宮・救護室−
[王宮医師にセシルとヴェスパタインがベッドに寝かされるのを見守っているとハワードが慌てて入ってくる]
どうしたハワード・・・ お前が慌てているのは珍しいな。
[そのただならぬ様子に嫌な予感が胸をよぎる]
カルヴィンに何かあったのか? どうした!!早く申せ!!
[いやな予感で胸が押しつぶされそうだった・・・]
(59) 2011/11/14(Mon) 16時頃
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[ハワードが告げた言葉が信じられない]
な・・・なんだって・・・ カルヴィンが・・・・??
[カルヴィンが王宮外で何者かに襲われ亡くなったとの事。今兵士が王子の亡骸を王宮へと運んでくる事。そのそばでアキューリアスも死亡していた事、理解することを拒否したかのように思考が停止する]
(60) 2011/11/14(Mon) 16時頃
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−王宮・王家診療室−
[兵士がカルヴィンを連れて戻ってきたと聞き走って向かう。王家のみが使う診療室のベッドにカルヴィンの姿を見つけ駆け寄る。カルヴィンの胸には無残に切り裂かれた傷があり、身体は血で染められている。]
カ・・・カルヴィン? カルヴィン?
父をからかっておるのか?
起きておくれ・・・ さぁ、もうワシは十分驚いた。 さぁ・・・・起きておくれ・・・
[カルヴィンの頬に手を添える。まだ幾分か体温が残っていればいいのに既にその体は冷たく現実を突きつけてくる。震える手でカルヴィンの体を抱きかかえると診療室を出て行こうとする]
少し・・・2人きりにしくれ・・・
[そう呟くと自分の寝室へと向かった]
(61) 2011/11/14(Mon) 16時頃
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−王宮・寝室−
[カルヴィンの体をベッドへ寝かせる。浴室からタオルとお湯を持って戻り、その血で汚れた顔を優しく拭う]
カルヴィンよ・・・どうして城を出たりしたのだ・・・
[血で汚れた顔が綺麗になり、カルヴィンの表情に気が付く。その表情には恐怖に歪んではおらず、なんとなく穏やかな表情をしている様にさえ見えた]
何か・・・城を出なければならぬ訳でもあったのか? 守りたい物でもあったのか?
ワシはカルヴィンの何を見てきたのだ・・・
[しばらくの間カルヴィンの手を握り締めながら涙を流す]
(62) 2011/11/14(Mon) 16時頃
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