人狼議事


86 「磊落の斑猫亭」より

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 ッ――――…ぐ…ッ!!

[刹那、焼け付くような喉の痛みに悲鳴をあげるが、それは音にならず。
ごぷり、と血が溢れて口元を、喉とを、胸を赤く染める。

 ――ああ、俺は死ぬのか。

喉を裂き、腕に喰いつく相手の顔は見えない。
喰いついていた相手が満足したようにラルフから離れると、力の抜けた身体は階段から転げ落ち。
薄れゆく意識の中でソレを見た。

 ――そうか人狼は……―――。

暗闇の中血に染まり、嗤うその人物を告発する事はもう出来ない**]

― 回想終了 ―


【人】 村娘 ラディスラヴァ

人狼…何処にいるのよぉ…。

[頭を抱えて、呻いた。]

皆殺しなんて言うから、あの男だって思ったのに……!

(54) 2012/04/17(Tue) 21時頃

【人】 漂白工 ピッパ

人狼……
ソフィアの時と、似た傷。

[その言葉に顔を顰めて視線は足元へとおちた。]

(55) 2012/04/17(Tue) 21時頃

【人】 記者 イアン

脈を確かめた時に、少し見えた。

[ペラジーが何を思うかは知れない。
人目がある場所ではピッパを姉さんとは呼ばぬようにしていたし
問われぬ限りは家族の事を自ら語ろうとはしないだろう。
似てる、との声は聞こえていたけれど曖昧な微笑を浮かべる]

食堂でお茶でもいれようか。

[そんなことを言いながら
階段を上り食堂へと向かった。
そうして思い出したように振り返り]

ああ。
キミは先にお風呂でもはいってくる?

[血に濡れたペラジーへと尋ねその手を緩めた]

(56) 2012/04/17(Tue) 21時頃

【人】 漂白工 ピッパ

[似てる、といわれてイアンを見る。
彼がそんな心持である事はしらない。
もう一度少女…恐らく彼女がペラジーだろう。
彼女に視線を戻すと、]

そりゃあ、姉弟だもの…

[表情は少し、複雑そうだった。]

ラディ、…

[頭を抱える彼女の様子に。
―――ああ、と思う。]

あの男を、疑ってたの ね

(57) 2012/04/17(Tue) 21時頃

【人】 漂白工 ピッパ

―――うん。

[イアンの言葉に頷く。
階段をのぼり、食堂の方へと向かう。
昨日は武器調達へと向かった場所だ。
表情が少し硬くなる。

イアンのペラジーへの言葉、
ペラジーの後姿の赤、やはり口元を結ぶ。]

(58) 2012/04/17(Tue) 21時頃

【人】 村娘 ラディスラヴァ

だって、

[ピッパ>>57を見て、言う。]

皆殺しとか言うから――
私たちを殺すつもりなんだって、
だから人狼だって思って……あたし。

……人間だったの?

あぁ、そうよね、ラルフが――ころされたんだもの。

人狼…誰なのよ……。

[抱き締める猫に顔を埋めた。]

(59) 2012/04/17(Tue) 21時頃

【人】 村娘 ラディスラヴァ

あ――あたしも、行く。

[食堂へ向かう皆を、慌てて追った。]

(60) 2012/04/17(Tue) 21時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[姉弟。
言われて二度見直した。
複雑な気分]

いいな。
ペラジー、まだ、会った、ない。

[東の国で会おう。
手紙の相手を私は知らない。
兄弟ってこう言うものなのかな]

あ。

[血で汚れた服。
お尻の形に赤い。
スカートをくるんとひっくり返し、べったり付いた赤に私は短く悲鳴を上げる。
今更だけれど、下敷きにしたのが、死体だったと実感が湧いて]

(61) 2012/04/17(Tue) 21時半頃

ペラジーは、へなへなと崩れこんだ。食堂へ向かう姿を目で追うばかり

2012/04/17(Tue) 21時半頃


【人】 記者 イアン

[きょうだい、と聞こえて男は微かに目を伏せる。
十年前、あんな風に別れてしまったから
もう弟だと思われていないかもしれないと思っていた。
否、そう思われていても仕方ないと思っていたのだ。
二人きりの時にはつい懐かしさに“姉さん”と呼んでしまったが]

――…皆、紅茶でいいのかな?

[確かめるように近くに居る彼女らに声を掛けてから
厨房へ向かおうとした矢先
ペラジーの悲鳴が聞こえてはたと瞬く]

……大丈夫?

[ありきたりな言葉を彼女に向けて]

(62) 2012/04/17(Tue) 21時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[ラディ>>59へと視線を返す。]

殺す、つもり。

[その言葉だけを、繰り返した。]

…ラルフくんが、殺されたんだから…
きっと、違ったんでしょうね

[続く言葉は、小さく。]


…ころすつもりがある人は、じんろう?

(63) 2012/04/17(Tue) 21時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[食堂に向かいながらも続く会話。]

まだ?
でも、いるのね、兄弟

[>>61見直され、返る言葉には苦笑が浮かんだ。]

いいと思う?

[この場所に、姉弟が共にいる事が。
へなりと崩れる彼女に気付くと声をかける。]

……大丈夫?

[そのありきたりな言葉は、イアン>>62と重なったかもしれない。]

(64) 2012/04/17(Tue) 21時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

あ……ぁ

[明るい所で、スカートに付いた赤い染みを見て
私は頭が真っ白になった。]

ラルフ、らるふ
の、血

[どうして彼が殺されたのか。
私にはわからない事が多過ぎて
ほとほと、両目から涙がこぼれ落ちた]

(65) 2012/04/17(Tue) 21時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

 ……会えない、死ぬ
 傍、いる
 が、いい。

[良いと思う。
傍にいられるのは、うらやましい。
私はずっと一人。
漸く会えると思ったのに。
こんなことに巻き込まれて、このままじゃ、殺されるかもしれなくて。
思いは溢れても、彼女たちには言葉が半分も通じない。
感情がそのまま涙にかわって、とまらなくなった]

 だいじょぶ、くない
 ペラジー、外、出たい

[まるで子供が駄々をこねるような言葉しか伝えられない。
私は落ち着こうと、何度もしゃくりあげた]

(66) 2012/04/17(Tue) 21時半頃

【人】 村娘 ラディスラヴァ

――……。

[“ころすつもりがある人は、じんろう?”
彼女>>63の言葉に、彼女を見据え。]

……そうよ、きっと。

[そうじゃなきゃ――人殺しになってしまうもの。

じんろうなら、きっと、ころしても、かまわない。

呪文のように、胸の奥で呟いた。]

(67) 2012/04/17(Tue) 21時半頃

【人】 村娘 ラディスラヴァ

………。

[しゃくりあげるペラジー>>66を見る。
泣きたいのはこちらもだ。
素直に泣けないのは何故だろうか。
既に生き残る方法を考えつつある故に、だろうか。

スカートのポケットの中身。小さな鋏を思い出す。]

(68) 2012/04/17(Tue) 21時半頃

【人】 記者 イアン

[案じる声が重なる。
大きく瞬きして、ピッパを見つめる]

彼女のこと、任せていいかな。

[涙を溢れさせるペラジーの様子に
微かに弱ったような口振りだった]

人狼がいなくならないと
外には出れないと思う。

[外を望むペラジーにぽつと答えて]

(69) 2012/04/17(Tue) 21時半頃

イアンは、ラディスラヴァの猫を見ながら、斑猫はどうしているだろうと、思う。

2012/04/17(Tue) 22時頃


【人】 流浪者 ペラジー

 も、やだ
 出たい

[ぐす、としゃくりあげる]

 ……人狼、いない、なる
 外、出る?

[人狼がいなくならないと、出られない。
ラルフが殺されたのが、人狼の仕業ならまだ出られない。
イアンが言いたい事はなんとか理解出来た。
私は項垂れる]

 人狼、皆、違う?
 イアン、言う、ひゅう?

[此処にいる人は、平気。
イアンと女性は姉弟だというし、ラディも昨日私とおんなじ考えだった。
彼女達が男の人を襲ったとも、思えない
ならやっぱり彼なんだろうか、私はラディと女性の内心を知らない。二人がぎこちない風なのも、気づけないまま]

(70) 2012/04/17(Tue) 22時頃

【人】 記者 イアン

[ペラジーにも男の言わんとする事は伝わったらしい。
肯定するように一つ頷いた。
項垂れたペラジーの口からヒューの名が出れば
小さく息を吐き出し]

……僕は、ヒューを疑ってる。

[其れを認める言葉を口にした]

(71) 2012/04/17(Tue) 22時頃

【人】 漂白工 ピッパ



[ラディから返った声に、軽く息が詰まる。
彼女へ向けた視線、彼女から向かう視線。
ぶつかって、瞬いた。

彼女から自分はどう見えているんだろう。
少しだけ、身体が震えた。]

ら、…

[名前を最後まで呼べない。
だから、ペラジーの方へと視線を向け、彼女から目をそらしたのかもしれない。]

(72) 2012/04/17(Tue) 22時頃

【人】 漂白工 ピッパ

[泣きじゃくるペラジー。
彼女の名前を宿帳で知っていたけど、彼女が自分の名前を知らない事には気付かない。

案じる声が重なる。
イアンへ視線を送ると、目が合った。]

…ん。

[緩く頷く。矢張り表情は複雑なまま。ペラジーの傍へとしゃがむ。
そっとその背に、ぽんと叩くように、手を置いた。
案じた事からも、ペラジーを疑ってはいない様子だった。]

人狼を…


――― ヒュー?

(73) 2012/04/17(Tue) 22時頃

【人】 村娘 ラディスラヴァ

……ヒュー?

[イアンから出た名前に驚いた。]

人狼に襲われたんでしょう?
だからあんなに傷だらけだって――
それが嘘だって言うの?

(74) 2012/04/17(Tue) 22時頃

【人】 記者 イアン

[ピッパの短い返事を確認すれば]

お茶、淹れてくるよ。
あたたかいものを飲んだら
少しは落ち着くかもしれない。

[ヒューの名を出した理由も言わぬまま
男は食堂を通り厨房へと向かった]

(75) 2012/04/17(Tue) 22時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[背に手が触れる。
暖かい感触に少し気が楽になった。
私は息を整えながら、しゃがんだ女性を見遣る]

 ひゅう。

[上手く発音出来ない名前。
イアンが、彼を疑っているという。
私は彼の姉を見遣る]

 お茶、行く、いい。
 ペラジー、着替える。

[落ち着くには、お茶でも飲んだ方がいい。
日常を忘れてしまったら、気がおかしくなりそうで。
私は汚れたスカートを変えなくてはと、そう口に出した。
皆が傍に居てくれたお陰で、少し落ち着いたようだ]

(76) 2012/04/17(Tue) 22時頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2012/04/17(Tue) 22時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2012/04/17(Tue) 22時頃


【人】 漂白工 ピッパ

ヒューは、人狼に襲われた。
彼の傷を見たけど、自分でも、
人狼に襲われたのか自信がなくなってきた、とは言ってたわ…

……

ソフィアちゃん、…… ラルフくん…?
あれ、その二人って

[それは、ヒューの傷の手当てをした二人ではないだろうか。
そこまで言うと、口を噤み、手で口元を覆った。]

(77) 2012/04/17(Tue) 22時頃

村娘 ラディスラヴァは、メモを貼った。

2012/04/17(Tue) 22時頃


ラディスラヴァは、イアンの出した名前に、ゆるりと首を傾げた。

2012/04/17(Tue) 22時頃


【人】 負傷兵 ヒュー

―2階・自室―

[翌日。なかなか酔えない安酒に、ついつい杯を重ねてしまい、案の定ヒューは宿酔の疼痛に悩まされていた。午前中いっぱいは、怪我の絶対安静を建前に、部屋から出ようともしない。無理矢理開けば、床に転がった酒瓶と盃、部屋に充満する酒気にあてられることだろう]

……ッつー。

[人狼事件から余程逃避したい証拠か、夢の中でジェフに酒癖の悪さを窘められた気がした。布団の中でだけは、次なる犠牲者が出た騒乱からも、切り離されて]

(78) 2012/04/17(Tue) 22時頃

漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2012/04/17(Tue) 22時半頃


ピッパは、イアンの、紅茶で、との言葉には、頷く。

2012/04/17(Tue) 22時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

駄目だ……水……

[真っ青な顔で、夢の淵から――ベッドから、這い出す。
頭を揺らさぬよう注意して進める足は蝸牛のように遅々として、厨房が遥か彼方に感じられた]

う、 っぷ

(79) 2012/04/17(Tue) 22時半頃

【人】 記者 イアン

―厨房―

[水を汲みケトルで湯を沸かす。
棚に並ぶ紅茶の缶を取り
ティーカップとポットを用意した]

ズリエルとラルフが居なくなって
もう、残るは五人、か。

[律儀に五人分のカップをあたため
慣れた様子で紅茶を淹れる。
琥珀色の水面に数滴のチェリーブランデーを垂らして]

(80) 2012/04/17(Tue) 22時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

…大丈夫?

[着替えるというペラジーに、確認の言葉を送る。
それでも大丈夫だと言われるなら、彼女を見送るだろう。]

(81) 2012/04/17(Tue) 22時半頃

ヒューは、吐き気を堪えながら一階まで下りたところで、漸く人の気配に気付いた。

2012/04/17(Tue) 22時半頃


【人】 村娘 ラディスラヴァ

なに……?
人狼に襲われた怪我じゃない、の…?

[恐る恐る、ピッパ>>77に問う。]

(82) 2012/04/17(Tue) 22時半頃

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