人狼議事


56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――

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[でも僕は、僕のやり方で、国の為になる事をするつもりだ。


 戦争なんて僕も反対したいのは確かだ。
 だけど、何の力も持たずに理想だけを求める事は出来ない。
 僕は何よりもまず、この国を、民を、護る義務こそ第一に考えないと行けない。
 だから戦の準備に反対はしない、こうして最前線となる土地の調査を僕自身の眼で行う事も、大切な事。

 それは途轍も無く重い重責だけど、絶対に投げ出したくはない。
 誰かに甘えて、その重責から逃げる事だけは、したくないから]


― 廃墟の砦付近 ―

[記されている、近くの森に踏み入って暫く。
 臙脂色の軍服を着込んだ軍人の姿が見えてくる]

 やぁ、お勤め御苦労さま。
 今日はこの土地の調査経過の視察に来たんだけど。
 ……案内してもらえるかな?

[じゃらじゃら宝石が付けられた様な、重い服は絶対に着けない。
 僕が外にでる時は決まって、飾りも目立ちも無い、だけど非常に上等な生地とは解る真紅の服。
 唯一その服に着けられている、赤色の狼を象った、赤国の紋章。
 後、軍人なら知っているだろう僕の顔を見て、訪れたキャンプに居た軍人達は、俄かに騒然となったかも知れない**]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 店番 ソフィア

[赤緑の両参謀のまわりが、騒がしくなっていく]

副団長が退却命令を? そうか、正しいな。深追いはせぬよう徹底を! また、赤の団長の無事を急ぎ確認するのじゃ…!

[そして、戦況情報に混じり――]

……何? 砦で? バカな、一番あってはならん事態じゃ!
赤の参謀殿。わっちは新たな捕虜の話は聞いておらなんだ。ご存じか?

[どんな答えがあったか。いくつかのやりとりの後]
団長か副団長に連絡。編成は任せるゆえ、すぐに一隊を砦へと!

[戦況が覆りかねない事態に顔を顰めていた**]

(29) 2011/07/02(Sat) 08時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[詰め寄ってきた女の姿>>18を見遣る。]

 奴が、お前の「敵」か。
 ………下らん。

[彼女の持つ翡翠の眼は、皮肉にも敵の翡翠によく似ていた。
苦悩に歪められたそれを直視することはままならず、瞳を伏せる]

 お前一人の敵意の為に、私の騎士達に死ねと言うのか。
 この戦線が突破されれば何が起こるかお前には見えないのか。

 ……お前一人の為に、我らが祖国に亡びろと言うのか!!

[それは、誰が見ても分かる――激昂。]

(30) 2011/07/02(Sat) 08時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 08時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


[砦に充満する血の匂いは、脳裏にこびりつくイメージと結びつく。]
 

(31) 2011/07/02(Sat) 09時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[幼い頃から、幾度となく奇妙な夢を見た。

ありとあらゆる時代・場所の、会ったことも無い人々の夢だ。
ノルドハイムの美しき公女。脚を怪我した女性兵。
黒き馬に跨る敵国の将。見知らぬ公国の若き公子―――。

その中でも何度も繰り返し、繰り返し再生される悪夢。
転がる骸。蹂躙される祖国の大地。
廃墟となった砦と――― あかい……、そしてくらい。

それを「予知夢」と呼ぶのだと、恐ろしい夢に疲れ果て、泣き叫ぶ少年に教えたのは町の教会の老神父だった。]

(32) 2011/07/02(Sat) 09時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[「神が与え賜えたのだろう」と、老神父は語った。]

「それは試練ではない。使命なんだよ、セドリック。

 恐怖に目を凝らして、その本質を見抜きなさい。
 未来を知るお前なら、未来を変えられるかもしれない」

[そして―――少年は「力」を求めた。
未来を斬り拓き、護りたいものを護るための力。
力を求めに求め、辿り着いた最後の形が「騎士団」だった]

(33) 2011/07/02(Sat) 09時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[そして、今。
過去に向かった意識を振り払い、再び目の前の女騎士を見る]

 祖国の為に戦えぬ騎士など要らん。
 我が騎士団を潰すつもりなら……もういい。

 ―――――今すぐ、帰れ!!

[きっと睨み付け、言い捨てて。
参謀を探し、男は再び*歩き出した*]

(34) 2011/07/02(Sat) 09時頃

【人】 双生児 オスカー

 …引くぞ。


[ベネットを回収しようとこちらに駆け寄ってきたペラジーを目に入れて、衛生兵が出張ってくる事ができるまでに戦況が落ち着いている事を把握して。

ペラジーに大声で名を呼ばれているイアンを目の当たりにして、一呼吸置いて。]

(35) 2011/07/02(Sat) 12時半頃

【人】 双生児 オスカー

 一時撤退だ!
 余裕のある者は負傷した兵を連れて防衛線まで後退しろ!
 
[戦場で今なお牙を向いている同胞に向けて、鋭い咆哮をあげた。]

(36) 2011/07/02(Sat) 12時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 12時半頃


【人】 記者 イアン

[強く耳に響いた叱咤にちらりと目をやれば
そこには白いフードがあって>>14]



[少しだけ気丈に、笑みを浮かべて見せた。]

んなの、分かってんよ。

[ただ、忘れられなかった。
最期にベネットが残した言葉が。
今も、延々と頭の中を回っていた。]

ベネットを、…頼む。

[そして、オスカーの咆哮に手繰り寄せられるように
敵軍から手を引いて、撤退の体勢を取ったのだった。]

(37) 2011/07/02(Sat) 12時半頃

【人】 双生児 オスカー

 あまり時間がない。
 急げ。

[ベネットを運ぶと言うペラジーに声をかけて。
ペラジー達を先に向かわせた後にオスカーもまた、撤退しようと愛馬を呼んだ。]

 お前も先に行け。

[イアンを先に行くように声をかけ、自身は数名の騎兵達と共に、しんがりを勤めようと。]

(38) 2011/07/02(Sat) 13時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

「兵がいる中での激昂。
一目も憚らず怒鳴り散らされた。」

 違います!
 私はそんなつもりは…!?

[ここまで言いかけて女は気がつく。必死で弁解するのも無駄。
女の行動は誰が見ても同じことを言われる行動だった。

己の行動は自らの首を締めあげた。]

(39) 2011/07/02(Sat) 13時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

『―――――今すぐ、帰れ!!』

[言葉は胸に突き刺さる。
剣や弓で傷をつけるより痛い傷。
兵士にとっては屈辱的な言葉は鋭い刃に変わり、女は見えない血を流した。]

 申し訳ありませんでした。

[目を伏せて静かに答えた謝罪。これ以上の言葉は発することは出来なかった。

女は男とは逆の方向に向かって歩いて行く。向かう先は礼拝堂**]

(40) 2011/07/02(Sat) 13時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 13時頃


【人】 記者 イアン


…分かってる。


[オスカーに言われるまま、愛馬に跨り、砦へ引き返そうと。
負傷した兵士がいるならば、声をかけて行くだろう。

普段から何事にも動じずに来た青年だったけれど、
手を組んだ次の瞬間、その相手が居なくなった、という事実は
心身に、大きなダメージを与えていた。]

(41) 2011/07/02(Sat) 13時頃

【人】 双生児 オスカー

― 砦 ―

[生きている騎士たちを撤退させ、ようやく砦へと戻ってきたオスカーが耳にしたのは、フィリップと神父が自分の捕まえた捕虜に殺されたと言う話で。]

 何だと…逃げた捕虜は何処に居るんだ!?

[オスカーらしくもなく、その情報を伝えに来た兵に大声で詰め寄ったのだった。]

(42) 2011/07/02(Sat) 13時頃

ー赤国軍 廃墟周辺キャンプー
[手当てが早かったお陰で、一日は高熱で意識なく寝込んだものの、敗血症も起こさず翌日には熱は引いた。
意識を取り戻し、薄らと目を開いたのは、見知らぬ場所だった。]

 …どこ

[徐々に記憶が鮮明になるにつれ、慌てて周囲を見回した。
拳銃を探すが、武器らしい武器は全てとりあげられていた。
外には人の気配]

 手当てされている…

[足に巻かれた包帯を見て、ぽつりと呟いた。
自分が聞かされていた残虐非道の赤国軍にそぐわぬ人道的な行動に、戸惑った表情を浮かべた。]((


―砦付近 赤国軍キャンプ―

[「……こ、これはベネディクト公子殿下!?」

 唐突の来訪にキャンプが騒然としたのは言うまでもない。
 臙脂色の兵隊達が慌てて彼のための席を設け、
 経過報告やキャンプの案内にあたる。

 自身はと言うと、自分で拾って来た敵兵に責任持て、
 と言う事で、件の女性兵士の処置にあたっていて、
 公子殿下の視察に気付くのが遅れた]

 あ、おはようございます。熱は下がったようですね。

[もちろん、公子殿下にも、緑軍の兵を"保護"した旨は
 報告されている事だろう]


イアンは、その眼が見据える先には、何があるか**

2011/07/02(Sat) 13時半頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 13時半頃


[天幕へと入ってきた青年の姿に、顔を上げた。
青年の穏やかな表情とは対照的に、あからさまに警戒の色を浮かべて。
もしも害意があるならば、とうに拘束等されていたのだろうと思えば、今すぐどうこうされはしないだろう、と予測はついた。
しかし、彼女が教え込まれた赤国軍の知識が、違和感こそ感じておれど、警戒を解くことを許さなかった。]

 ……手当をしてくれたことには、感謝する。
 ありがとう。

[緊張を帯びた声。]

 僕をどうするつもりだ?

[まだ、足の自由は利かない。
さしあたって身に危害がないならば、今逃げ出すのはあきらめざるを得ないが、さて。]


【人】 流浪者 ペラジー

[イアンが浮かべた笑みに、少し安心したような、まだ少し心配しているような表情になるが>>37

……はい、任せて下さい!

[今すべきことは、ベネットを運ぶことだと言い聞かせて。
生存者優先の為、他の兵の力を借りられはしなかったが、鞄が軽くなっていたのと、ベネットが軽装備だったのが幸いし、何とか背中に背負う。]

うん、!

[オスカーに声をかけられて、強く頷くと足を速める。>>38
駆ける、というわけにはいかなかったが、砦が近づけば、手を貸してくれる者もいただろう]

(43) 2011/07/02(Sat) 14時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

―砦―

[砦に着くと、ベネットの遺体を安置所まで送り届けに行く。そして、その場にいた他の看護士から、ムパムピスとフィリップの訃報を聞き、目を見開いた]

なんで……?ムパさんとフィリップは、砦の中にいたんでしょ?

『敵軍の捕虜がいたらしいの。捕らわれていたんだけど…牢が、空になってたって。その近くで、二人は倒れていたという話よ。まだ捕まっていないから、私たちも警戒の必要がある』

[もしかしたらそのまま外に逃げたかも、という同僚の言葉は既に耳に入っていなかった。時折戦場にでるフィリップとは違い、ムパムピスが自分より先に死ぬことはないだろうと思っていたのに。突然の死が、まだ信じられずにいて。

戦の無情さを改めて感じ、唇を噛んだ]

(44) 2011/07/02(Sat) 14時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 14時半頃


 あぁ、あんまり気は使わないで。
 ……って言っても、無理か。

[どれだけ気を使うなと言っても、一国の公子相手には無理な相談かも知れない。
 兎に角案内を受けて、ここまでの経過報告は聞く]

 へぇ…"やっぱり"、諸侯達の予想は大外れか。
 最後にこの砦が使われたのは、下手すれば建国年よりもずっと昔なんだもん。

[――元々あった建造物の大半は使い物にすらならない。
 建造物を影に戦いを繰り広げる事は可能だろうが、瓦礫も多すぎる。
 このままじゃ拠点としては、ボツだ]


[……更地に返して、新しく砦でも造り直そうか?
 一瞬物騒な事を僕が考えて居たら、遠慮がちな様子の軍人から、それとは別件の報告]


 ―"保護"? "捕縛"の間違いじゃ無くて?

[一瞬強めた語気に怯ませてしまった。
 戦争寸前の緑国の兵…この小隊の人達が優しく無かったら、最悪もう死んでる。
 だけど、言葉通りに保護されてるなら越した事はない。
 流石に危険だと引き止められるだろうが、にっこりと笑いながらも、件の天幕に足を運ぶ]


 お邪魔します。

[面倒に人を入れず、件の天幕を腕で開く。
 中には、件の緑国の兵士……えっと…性別は解らない。
 それと、処置にあたったらしい内の軍人が一人]

 足を怪我したって聞いてるけど。
 もう具合は平気かな?

[どうやら本当に保護して居たみたい。
 敢えて名乗らないで、僕は二人の元に近付くだろう] 


[警戒心も明らかにこちらを見る緑国の兵士に、
 簡素な食事を差し出した

 あのまま放っておくわけにもいきませんでしたから……
 貴方の事をどうするかは、まだ決まっていません。
 足の怪我で余り動けないと思いますが、
 大人しくしていて下さい。

 ……仲間の方は来ないんですね?

[確認のように尋ねる。
 近い将来、敵になるだろう国の、相手の顔を見た。
 心配げにも、警戒にも見える態度だろう]


メモを貼った。


【人】 流浪者 ペラジー

[休憩をとる旨を同僚に伝え、砦の中を歩いていく。
戦の始まる前に、ムパムピスと話した事を思い出しながら。>>0:153>>0:157

――生まれ変わりが本当にあるのなら。
いつか死んでいった人たちとも、再び会える?
でもムパさん。私は、戦のある世界には、生まれたくないよ。

あの時、言えなかったことを胸中で呟いた。
もし生まれ変わりがあるというなら…戦のない平和な世界。せめて、彼らがそんな国に生まれているのを願う。]

(45) 2011/07/02(Sat) 15時頃

[差し出された食事を素直に受け取り、青年の返答を聞く]

 ……律義だね、僕の分の食糧なぞ持ってきてないだろうに。

[開戦を控えていれば備蓄は重要であり、そう余剰をもってきているとは思えなかった。
つまり、誰かが自分の分を減らしたか、食いっぱぐれたか。
しかし、仲間のことを聞かれたらしばし思案する。
自分を、探しに来るだろうか。
よしんば来たとして、危険を侵してこの状況から救助しようとするか考えれば、沈黙するよりなかった。
返事をせぬまま食事に口をつければ、簡素ながら身なりのいい男が入ってきた。
運んだ青年には流石にわかったかもしれないが、彼女はお世辞にも胸は大きい方ではない。中世的な面差しも相まって性別は判然としないのかもしれない]

 ……お陰さまで。

[矢張り、警戒心を露わにした表情で、そうこたえた。]


 えっ

[出し抜けに天幕に入って来た人物に目を瞠る。
 一般兵の軍服とは違う上質のつくりの衣服を、
 赤狼の紋章が一点装飾している。
 慌てて立ち上がり、彼に向き直ると敬礼した]

 先程、目を覚まされたようです。
 具合の方は、もう大事ないかと。


メモを貼った。


【人】 さすらい人 ヤニク

[バーナードの返事>>28を聞き、頷く。
小さくなる声に首を傾げたが、彼は彼で失った二人と親しかったのだろうと一人納得した。]

 ありがとな。その方が俺も助かる。
 じゃあ、一緒に来てくれ。

[敵が砦に潜んでいるのだとしたら、一刻も早く見つけ出さなければならない。
バーナードを連れ、参謀の許へと向かった。]

(46) 2011/07/02(Sat) 15時半頃

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