270 食人村忌譚
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[そして、偶然にも、彼の好むそれは つい先刻私に受け継がれた 母の一部と同じでもあったから。]
きっとね、美味しいと思うよ。 そこだけは、巫女様に愛されたから。
[冗談めかして、そう付け加えたりもしただろう。*]
(54) 2017/11/23(Thu) 17時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/11/23(Thu) 18時頃
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[空になった手のひらは所在なく、腕を組んで江津子の手並みを拝見することとなる。 見返りが欲しくて捕まえたわけではないが、卵を、と言われれば遠慮をする性質でもないし、江津子も気にはしないだろう。 こういうのはお互い様だ。決まった価格の金銭でやり取りするのでなければ、恩は売れる時に売ったほうがよい。 仲良しこよしなんてするつもりは毛頭ないが、閉じた村で心穏やかに過ごすためには、それなりに良好な関係を保っていかなければならない]
いやいや、 江津子さんの技こそ、腕ってもんさ 鶏を絞めるのは誰にでも出来るかもしれねぇが それでもどうだい、 あんたが絞めた肉は一味違う
[声にするつもりはないが、江津子はやはりどうにも年増だ。 若い頃ならまだしも、今時分「そんな気」は起きないが、なかなかどうして―――赤に濡れる姿こそは、女らしい。いつも思う。勿論それも、声にするつもりはない]
(55) 2017/11/23(Thu) 18時頃
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あんたの腕は皆が認めてる
似合わねぇ台詞かもしれねぇが そのあんたの得物を研ぐのは、 結構誇らしいもんだぜ
[頭を下げる江津子に、また一つうんと頷いて背中を向けることとする。口にもしたが、柄にもない台詞だ。少しばかりの気恥ずかしさも手伝って、顔を見ずにすむよう帰ることにしたのだ。
またな、と別れの挨拶もあまりしない。 狭い村だ。下手をすれば、今日中にだってまた会うこともあるだろう**]
(56) 2017/11/23(Thu) 18時頃
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[ビユッ と、刃の血を振り払い、袂で拭って清めたならば、 鉈は定位置の腰へと戻す 小さな首を拾い上げ、その手で首なき鶏を逆さに吊るし 残る片手を胸元に添え、微笑みながら小首を傾げた]
お互い、齢(よわい)を重ねた分だけ、 積み重ねた業が、宿っているのかもしれませんね
[丞の心中>>55はいざ知らずとも、 口にした自身の言葉に、はっ、とする いえ、丞さんは、まだお若いですが、と非礼を正すも 続く言葉>>56に、重い眼もとに光が宿った]
(57) 2017/11/23(Thu) 18時頃
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そうですか……身にあまる過分な評価ではありますが、 そう言っていただけて、とても、とても嬉しいです ぜひまた、お願いいたします
[背を向けた>>56丞の表情は、うかがえぬ だから、ふと去来した思いを、彼の背にそっとかぶせた]
『一味違う』というのなら、 昨日、容さんからお弁当をいただきました>>0:13 お野菜の煮ものもとても美味しくて…… 丞さんの手ほどき>>53の賜物ですね
[礼の言葉も出そうになるが、それはなんとも畑違いなもの 言葉は飲み込み、かわりに礼の仕草を送る 見えぬだろうお辞儀で見送り、 やがて、首なき鶏を逆さづりにしたまま、来た道を戻りだした**]
(58) 2017/11/23(Thu) 18時頃
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エツコは、鬼丞に話の続きを促した。
2017/11/23(Thu) 18時半頃
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一緒に? 別に構わないが。 なんだ随分と甘えん坊だな錠。
[一緒に寝たいと言う弟の目はどこか見覚えがあった。 あれは己の目と同じだ。 嫉妬と独占欲に曇った目。
私達は確かに兄弟なんだと実感させてくれる、目。
それに気付かない振りをして。 仕方ない奴だと呆れたような、慈しむ視線を投げかける。]
ああ、それとも熱が溜まっているのか?
[望むのならこの身体を与えよう。 熱を発散して精を吐き出したいのならば幾らでも差し出す。 子供も成せぬ男同士でなど無為な行為だと馬鹿にする者もいるだろう。]
(59) 2017/11/23(Thu) 20時半頃
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[弟の脚が病に侵されてから彼の生活を支えてきたのは兄である自分だ。 食事を食べさせ身体の垢を落とし薬師の元へ連れて行くのも。 何もかも面倒をみてきた。 その中の一つに性処理もあっただけ。 そこに情もあったから少々厄介ではあったけども。
でもそれを表に出した事はなく。 誰かに指摘された事もない。
だから兄はただ弟の為と嘯いてみせるのだ*]
(60) 2017/11/23(Thu) 20時半頃
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―昨夜の事― [>>37錠の元へ食事を運んで、口にするのを確認してから 自分もまた台所へ取って返して食事を始めた、その直後くらいだ。 返ってきた石動の問には頷きで答えた>>34 勝手に食料を使った詫びが必要かと考えたが 錠の許可もある手前、其れは謂わずにおいた]
……御味噌汁……! ありがとうございます
[一汁三菜とまではいかずも、先刻よりずいぶん食事らしくなったことに口元綻ばせて礼を言うと、両手で椀を持ち息を吹きかけながら彼の言葉を聞く>>35]
(61) 2017/11/23(Thu) 20時半頃
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これ以上お世話ばかりされていては 僕はこの身を文字通り削ってお返ししなくては ならなくなるでしょう? [断ろうとしていた処 そう広い屋敷でもなく、静かな家の中 寝床を作った部屋にも、声は届いたようで] ……錠さんのお手伝い、という事なら。
[>>38助かる、と言われて漸く頷けるようになる]
(62) 2017/11/23(Thu) 20時半頃
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[空になった皿へ手を合わせ、白湯を一杯頂いて 大人二人と囲む食卓を後にする。 錠を手伝う条件で、食事を貰う取り決めは 悪くない話だと思った。
対価がある行為を、ススムは好む。 与えられるばかりでは 何時まで経っても幼子のまま このままではいけない
そんなことをかんがえながら、眠りについた*]
(63) 2017/11/23(Thu) 20時半頃
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[昨日の授業、人一倍熱心に書き留めていたのも 江津子のようにまでとはいかずも技術を身につけられれば 力は自分の方が強くなってきたことだ 手伝えるようになるかもしれない。
今日の授業、誰も出ないような生活に不必要な知識すら もしかしたら何処かで役に立つ事があるかもしれぬ 職を持たない今のうちに 覚えられる事は全て、吸収しておこう
与えられる生活を受け止め、女を孕ませて歩く それだけが現在のススムの価値でしかない もっと他に出来る事を もっと他に望まれる存在に もっと――]
(64) 2017/11/23(Thu) 20時半頃
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―木材置き場― [学び舎への道のり、通りかかったその場所で ススムは一度足を止めた]
猫?
[>>48鳴き声が聞こえた。 縞柄の猫が立ち尽くすススムの目の前を横切る。 貌を上げると、其れを追う櫻子が見えた]
と、櫻子さん おはようございます
[簡単な挨拶をかける。律儀に頭を軽く下げて*]
(65) 2017/11/23(Thu) 20時半頃
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発明家 源蔵は、メモを貼った。
2017/11/23(Thu) 21時頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2017/11/23(Thu) 21時頃
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− 志乃との食事風景 −
[冷たい塊になった爺さんの身は、 暖かな汁と共に、暖かな女の口に、腹に入る>>31 遠慮せずに口にする様子の方が清々しい]
そうだな。 次はガタガタ震えずに済むといい。
この村で食われたんだ。 また生まれ変わって来たら、樵でもやるんじゃねえか。
[そうやって寒さから凌げる薪でも炭でも作るだろう。 と彼女の祈りに言葉を足した]
(66) 2017/11/23(Thu) 21時半頃
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[>>59不自由な身で這い寄って、兄の服の袖を引く。]
うん……。 今夜は冷える、から……。
[そんな言い訳などしなくとも、兄が拒まないでくれることくらい、知っている。 兄は、いつだって優しい。 慈しむような眼差しの奥に、何が潜んでいるのかなんて、知らなくていい。]
………………。
[熱が溜まっているのかと問われれば、俯き加減のままに、こくりと頷く。 脚と一緒に、こちらも使い物にならなくなっていれば、いっそ気も楽だったかもしれない……いや、きっとそれでも、求めてしまう慾は変わらなかったろう。]
(67) 2017/11/23(Thu) 21時半頃
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ん? なれるかどうかは俺は知らん。 なろうと頑張るならなれるんじゃないか。
[少しずつ動けるようにはなったようだが>>32>>33 まだまだ村の一員として新しい場所を作るには 道程は遠そうだ。
だが女でも薬草の知識が加われば話は変わる。
俺には子も、弟子もまだいなかったから。 江津子さんが身籠ったことも。 その子が何処へ行ったかも知らない。
存外傍で、時々舌鼓を打たせてもらったり しているとは知らないまま。 似た色の髪と目の父娘の夢が時々その娘の 心を苛んでいるとも全て知らぬまま。
娘のかわりに別の娘に慈悲を施す]
(68) 2017/11/23(Thu) 21時半頃
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仕事で疲れてるのに……ごめん。
[詫びながら、けれど縋るように、兄の肌に両手で触れる。 女と交わることが嫌いなわけでもないし、胤を注ぎたいという欲もある。 ただ兄との行為は、また別なもの。 ときに注がれ、ときに注ぐ精は、けして子を成すことはない。 ただ代りに、強い充足感を与えてくれて、独占欲を満たしてくれる。]
(69) 2017/11/23(Thu) 21時半頃
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そっちも色々やる事あるんだろうから。 そうだな。 簡単な試験だと思って。
[よいしょと立ち上がり、志乃に渡したのは 3種類の薬草が混ざった袋]
この袋の中の草を、 それぞれ同じ種類だと思う草同士で分けてみてくれ。
期限はそうだな。 三日位か。
形、手触り、匂い、それぞれ特徴がある。 ただし食うなよ? 毒草ではないが、貴重だからな。
[比較的判りやすいものを混ぜたつもりだ。 書き残すのが好きな源蔵に助けを求めれば、 案外簡単に判るかもしれない]
(70) 2017/11/23(Thu) 21時半頃
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覚えることは山の様にあるからな。 じゃ、次は三日後に。
[そう言って草の束を渡せば志乃は帰るだろうか。 覚える事、と言ってちらと目をやった薬棚。 少し薬を覚えた頃に、得意になって 石動や源蔵を招いて、あの棚にはあれが、 この棚にはあれがと説明したことがあった。
先代に雷を落とされた頭の痛みは 今でも忘れないが。
心を落ち着ける薬や風邪薬。 眠りを誘う薬程度は面倒で棚の位置は変えぬまま。
昔の事、誰も覚えていまい*]
(71) 2017/11/23(Thu) 21時半頃
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[夜闇に溶ける艶声は、女のものより、幾分低い。
けれど時折、高く そして切なげに、掠れる。*]
(72) 2017/11/23(Thu) 21時半頃
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―― 朝:村の路で ―― [男の一日は 外歩きから始まった。 本冷えにはまだ遠い空気の中、それでも首の周りに端切れのような布をあてがい脆弱な気管支の吐き出すけぶり。けふ、と追ってもう一吐き。
透き通る朝に>>#2紛れ込む女歌。 ]
[ちいさな男は、それを口ずさむ女の横顔を見、 過ぎていった背中を見て、 追いでもするように足を踏みだし、
三歩もいかぬうちに踵を返した。 憑かれたような女の後をつい追ったこと苛立つように足早に、 ただ180度 進行方向を違えただけの目的もない足向く先]
(73) 2017/11/23(Thu) 22時頃
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− 翌朝 −
[志乃に渡した草とは別に。 夜は干していた葉を薬研でで粉に。 空を見て明日が晴れなら薬を干す準備をして。
急な患者がいないのなら早々に床に就いて。
精を吐き出した腹には温かな汁で満たされ 心身共に満足したせいか眠りは深いものだった]
(74) 2017/11/23(Thu) 22時頃
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おお、さぶい。
[チチチ、と囀りに目を覚まし、吐く息の色を 確認しながら支度を始める。
草や葉を干し、今日回らなければならない薬を用意する]
季節の変わり目は節々に悪い。
[脚を悪くして満足に歩けない錠を思い出す。 彼にも薬が必要だろうと詰め込んで]
愛理ちゃんはまたいつも元気だな。
[村に響く出鱈目な歌声>>#0 何も欠けていないのに、何も持たない 不思議な少女だと時折思いながら>>#1 動き回る声の方へ顔を向けつつ村を歩く*]
(75) 2017/11/23(Thu) 22時頃
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― 翌朝 ―
[兄と情を交わした翌朝は、昼近くまで、横たわったままのことが多い。 今朝もまた、そうだ。 兄の姿は……探すだけ、無駄だろうか。]
あぁ、しまった。 今日はリツのところに、車椅子の調子をみてもらいに行こうと思ってたのに。
[ずる、ずると布団から這い出て、卓袱台に手をつき、半身を起こす。 昨日の味噌汁の残りは、まだあったろうか。 冷たいままでいい、とにかく腹に何か流し込んで、家を出るとしなくては。]
(76) 2017/11/23(Thu) 22時頃
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―― 朝 ――
[ボロ屋敷の居間で目を覚ませば布団より這い出て瞼を擦る。 日ごとに寒くなっていく夜に、吹き通しの家では碌に睡眠もとれない。 ふらふらと二部式帯で簡素に着付けを行えば家の補修等も行いたいが、今日は家族の死んだ日。 家を出ていけば墓地へと足は向いていく]
……もう一年経つね。
[神道式の四角錐状の墓石の前で神式に則った二礼二拍手一礼 お供え物を出す余裕は無いので水のコップと花だけを入れ替えて玉串を捧げると神社で付けてもらった霊名で母と弟を呼び、しばらくの家族の時間。]
(77) 2017/11/23(Thu) 22時頃
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ススムは、エツコに話の続きを促した。
2017/11/23(Thu) 22時頃
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―回想:妹と私―
[仲の良い姉妹だった。 外見は似ていなくとも、何処に行くのも一緒だったし、 喧嘩をしたことなんかも殆どなかったと思う。]
そうかな? なら、花とか、植物の勉強も、出来るようになるかな。
[>>9薬師の男に似ている、と褒められた焦茶の先をつまむ。 頬が緩むのが分かった。 おぼろげだった父親という存在を意識し始めたのも、 妹の言葉あってこそだった。]
ゆりの髪も、とっても綺麗だよ。 烏の濡羽みたいな黒色。羨ましいなぁ。
[深い黒。何物にも穢されない強い色。 巫女である母と同じ、総てを包み込む美しい色。 そんな色を持つ彼女は、私の自慢の妹だった。]
(78) 2017/11/23(Thu) 22時頃
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[それも、あの日までの話。]
(79) 2017/11/23(Thu) 22時頃
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あ。 すすむ!
[それから少し後。娘はまた、猫以外に意識を動かされた。それは、丁度、その両手がついに猫を掴み上げた瞬間。掴むなり弛んだ娘の手から、猫はぬるりと脱け出ていった]
すすむ、おはよう。 すすむ、元気? 私は、元気だよ!
[逃げてしまった猫はもう忘れてしまったように、娘はぱたぱたと進に駆け寄り、矢継ぎ早に声をかけた。 進。その少年の初夜を娘は相手にしていた。あるがままに行為を促し、あるがままに行為を受け入れた。それから度々、少年は娘に伽ならぬ伽をする事があった、 その、進の話を、娘はいつも大人しく聞いていた。大人しく、といっても、すぐにわからない言葉を聞いたりしたし、大人しいが過ぎて眠り出す事もあれば、いよいよ飽きて昔話やら何やらねだる事もあったのだが。 何しろ娘には、進がそうして語る話は難しくて、大体が何もわからないのだ。ただ、その語る声色は娘は好きだった。「あたまいい、すすむ」の]
(80) 2017/11/23(Thu) 22時頃
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[初めての記憶は、酷く苦々しいものだった。
痛みに身体が強張る。涙が溢れて、視界が滲んだ。 相手の表情は覚えていない。困惑?愉悦?分からない。 ただ、揺すられる感覚に、吐き出される子種の温度に、 せり上がる悲鳴が、嗚咽が、両の掌の隙間から漏れる。 名の意味とは裏腹に、 村人を受容れることが出来なかった、あの日。
その日から、母の眼差しは温かさを失った。>>11 彼女の瞳は、妹ばかりを写すようになった。
妹は変わらず優しかったけれど、 次の巫女として、母に手を引かれる彼女は、 どんどん遠い存在になっていくような気がした。]
(81) 2017/11/23(Thu) 22時頃
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ゆりは、きっと、素敵な巫女になるよ。 私なんかより、ずっと。
[母の儀式の前日。妹にそう言って、私は笑った。笑って見せた。 泣いたところで、叫んだところで何も変わらない。 それは、あの日から心の中で横たわる、黒い影。]
(82) 2017/11/23(Thu) 22時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2017/11/23(Thu) 22時頃
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[――あの日から?
いや、違う。 もっと昔>>23からあったような気がするのは、何故だろう?]
(83) 2017/11/23(Thu) 22時頃
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