227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE
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[さて、彼はどうしただろう。 ディーンの言う通りに窓から中に入ろうとしたのなら、手を振ってみせようか]
残念だが、私はそこからは入れないんでな。此処でお別れだ。 ──……ま、下で受け止めてくれるなら、一緒に行ってやっても良いが。
[なんてったってディーンには体力が無い。 屋根からぶら下がれば、確実にそのまま落ちるだろう。そんなのは御免だ。
それでももし、彼が窓から手を出してディーンを受け止めてくれるというなら……降りてやるのも、吝かではない。
嗚呼けれど……聞こえてきた破裂音には、まだ。心奪われたままで*]
(198) 2015/06/25(Thu) 22時半頃
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此処で愉しむためにたぁ、あんたも努々気狂いだねぇ。
[ その”ここではない茶会”は何処なのか
それを尋ねることはしなかった。
ナイトメアなんぞを喜ばせてどーすんのよ と
ついた溜息は鼻先を揺らすだけの小さなもの。
観客席と書かれた木札の向こうへ消えてゆく背を見つめ
僕のあたまは ひとつのことでいっぱいだった。]
………………他力本願、かあ。
[ ぽつり落としたのは帽子屋が見えなくって暫くした頃。
招待状の下に隠した
「アリスが片方生きてりゃ僕は死んでも別にいい」
要約すると そう書いてあるカードを、
僕はなんとも言えない顔でポケットに仕舞う。
1人のアリス以外全員殺さにゃならんのか?とか
それとも、片方のアリスを殺せばいいだけ?とか
色々頭をこんがらがらせていたのだけれど、
どー読んでもとりあえず理解できたのは
「ハッタは僕の邪魔になる」ってこと。]
その条件はクリアできた、っぽいよなあ。
[ ”どっかの誰か”がハッタを殺した。
だから僕の幕は、まだ完全に降りてねーんだろう。]
[ 蜘蛛の糸一本垂らされているよーな
琵琶の糸一本垂らされているよーな
ほっそい希望だけ残されて。
僕はひとり このテーブルに
「アリス」が2人着くことがないのを願うばかりの
愚鈍な兎。 ]
笑っちまうよなーぁ。
手前じゃなーんにもしてねーのに
[ 自嘲めいた笑みに口角が上がる。
棚ぼたのような未来を願うのも
「劇」を見に行く踏ん切りがつかねーのも
格好悪い。とんでもなく、格好悪い。
片手に持ったままの湯呑みの中は、
まだ暫く 乾せそうになかった。 ]
[ テーブルのほど近く、樹の根元に腰を下ろす兎は
耳をぺったりと垂れ下げて
まだ中身が入ってる湯呑みを握ったまんま
腕の中に顔を埋めて押し黙る。
気狂い兎はどこへやら。もう泣いちゃあないものの
藁を握ったまま離すことができない惨めな自分を
どこか遠いところから「僕」は見ていて。
あのひとがこんな僕を見たんなら、きっと
何も言わずに頭をくしゃっとしてくれるんだろうけれど]
ばっかじゃねーの、僕……。
[ このまま還れなかったら、”置いてった”のは僕の方。
”置いていきゃあしねえよ”
あのひとの”答え”は今ですら、耳鳴りのように響くのに。
そんな所に訪れた、からりころり鳴る少女の声。]
あんた……………いつから、
っつーか、だれ。
[ はじめて見る”少女”のキャストに、
僕は座ったまま、首を捻って林檎色の目を見上げる。
僕のながーい耳はまだ、垂れたまんまだ。]
…………あんたが淹れてくれたのか、これ。
[ 片手に収めた湯呑みを彼女へ差し出して
くるり、さいごのひとくちを回す。
乾してしまったら、
水面に見える”背中”が見えなくなってしまうのではと
そんな理由で飲めなかった さいごのひとくち。]
代わりは、………いいや。
……それか、俺が淹れる事はできる?
[ 葉と、湯と、急須と。幻のように映る日常が、痛い。*]
…………ヤギ?
[ 疑問符。 頭のなかじゃあ仔ヤギがメーメー鳴き始めるが
まさかヤギが茶を淹れるわきゃあねーと考えること暫し。
それでもまだ カードを配った礼服の山羊頭とは繋がらず
僕はぼんやりとした頭のまんま、少女を見ていた。
その口調が、突然 変わるまでは。]
…………!?
[ そばかすの上にある目はおおきく見開いて
舌の上がカラリとざらつく。 こんな、 まるで…
いや、そんなはずは、 ねーし。]
[ 見上げる赤い眼に吸い込まれる。
手を引かれて 腕を飲み込まれて 息まで詰まりそうだ。
手のひらで包んだ湯呑みを握る力が 増して ]
ちーせえのが俺の口調を真似るもんじゃーねえ。
レディはレディらしく、淑女を装いな。
[ 頭に過る”背中”をかき消すように
ん、と一声上げて立ち上がり、
随分と下になった少女の頭へ 傷だらけの左手を伸ばす。
もし届いたのなら ひとつ 頭を撫でて。
はたかれりゃ、ひとつ 苦笑を漏らして。
”鈍い音”と共に「どう見ても見覚えのあるそいつら」
がテーブルに転がって はじめて
俺は 「こいつ」 が誰だかに 思い至った。]
”わが主ナイトメア” あのクソ山羊はそー言った。
………あんたか。
あんたが、この悪夢のオーガナイザーか。
[ 声は低く、半ば伏せた瞼は黒妖を半分隠す。
己を見つめながら
一客のコーヒーを置く少女へ
( しゃらり )
何の躊躇もなく 真白の喉元へ
背から抜いた脇差しをあてがおう。
テーブルの上には、俺のいつもの”仕事場”に転がってる
注ぎ口が欠けてる急須と古びた電機ポッド、
あてつけのような自宅の(僕の)茶筒。
それと真黒のコーヒーが静かに、誰かを 待つ。*]
[ ここちよい猫のような顔をして、
すり抜ける指を受け入れた彼女が
目の前に”それら”を出した瞬間は、等しく悪夢そのもので
”恋しいだろう”と ”悔しいだろう”と
からりころり 嘲笑う声すら聞こえて来る。
与えられた「YES」に 脊髄反射の如く抜刀した。]
………………。
[ せめて いま 「これ」からだけは眼を逸らさぬと
真紅の瞳を真正面で受け止める。
森に流れる風が冷え、
コーヒーの水面に旋のような螺旋を描いて
くるり くるうり 廻るもの 踊るもの、
嗚呼いつだかの 僕のような。]
[ ”僕”を真似ているんだろうと、
無理矢理に自分で納得したのが阿呆らしい。
首元に刃を添えられながら、少女は”あのひと”の口を真似
物怖じもせず か細い指で 僕の刃を制止する。
悪魔の声と口調に 全身が
総出で”いけ好かねえ”と叫ぶ声が 聞こえた。]
黙れ、糞餓鬼。
[ 何処から出たのか 僕自身見当もつかない
冷気を伴った ”おと”
問う事など何もない。憂う事もなにもない。
喉元から引いた刀は収める為ではなく
ただ一迅で、首を飛ばすための 距離。]
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