人狼議事


175 Arco Mondo -初夏の訪れ-

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メモを貼った。


軽く触れるだけでも真っ赤になるミイユ。
 可愛いけれど本当に限界が近そうで、
 懇願の声に少しだけ眉を下げ]

 わかった、今日はキスだけにしよう。
 毎日したら流石に慣れる……筈だし。

[つまり毎日キスする宣言をさらりとしつつ、
 とくとくと早い鼓動をさせるミイユを抱き寄せた。
 ベッドは一つなので添い寝はすることになるが
 そのことはまだ黙っておこう]


[ミイユの声に、目の前の近すぎる表情は眉を下げた。(
 悲しませてしまったのかと思うと心苦しくもあったが。
 これ以上は本当に倒れてしまうかも知れなくて。]

 ──あ、り  がと

[ごめん、はなんだか違うだろうし。
 わがままを聞いてくれてありがとう、と呟いたけれど。 言葉にしてから、なんだかそれも違う気がした。
 あまり喋らないからか、言葉は難しい。]

 (それは、毎日する…ってことか?)
 (キスだけにって、これ以上なにか…するのか?)

[だめだこれ以上考えてはいけない。
 抱き締められてしまって、思考回路もショートしてしまったので
 そのまま暫く体を預けていた。
 ベッドがひとつで添い寝に寝るなんて、勿論まだ知るはずもなく。]


[ミイユはどうやら思考の容量を超えると大人しくなるようだ。
 腕の中で静かになった姿を見てなるほどと思いつつ、
 この船旅の最中ずっとこの部屋で過ごすからには
 ほぼ生活の全てを共にするという事実に
 まだ気づいていないのではという不安も感じた。

 狭くないとはいえ一人部屋。
 食事はルームサービスのようなものがあるらしいが、
 他人との生活をしたことが無さそうなミイユは
 いろいろな姿を見せることに抵抗もあるのではないだろうか]

 (一緒にお風呂、なんて言ったら叩かれそうだし)

[それは将来の夢に、残しておこう]


[実に、暫しの間頭のなかは真っ白だった。
 あまりにも、『好き』という感情が大きすぎてコントロールしきれない。
 字にすればたった二文字、なんとも比例しない容量である。

 食事はおろか、寝るときも起きるときも
 風呂でさえ誰かがすぐ近くにいるなんて考えもしない。
 まだそんな場所まで思考が回るわけもなく。]

 (そう、だ。)
 (ぼくの。)

 ──な、まえ… み“い”ゆ。

[ほんの小さなことだけれど、知っておいてほしくて言葉を落とした。
 なんと呼ばれても、構わないのだけれど。
 腕の中から顔をあげて、表情を窺うように、上目に。]


【人】 風来坊 ヴェラ

[むくりと起き出す。オスカーはまだ眠っている。
僕は頬に手を当てて、そこがヒリヒリしてるのを感じた。]

……。
最愛の人の幸せだけを望むって、決めたじゃん。

[立ち上がった先に何が見えただろうか。]
[僕は、間違っていたのだろうか?]

[答えは?]

(103) 2014/05/19(Mon) 02時頃

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