人狼議事


99 あやかしものと夏の空

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視点:


【人】 捜査官 ジェフ

……いや、男にしか判らない気分を味わっただけだ。
[と、レティーシャ(>>137)に応じ]

……暑いから?
[指先の米粒をなめるクラリッサの考えてること(>>140)など、もちろん知りません]

(148) 2012/08/13(Mon) 23時頃

【人】 捜査官 ジェフ

……待て、たま、たぶんそれは誤解だ!
[ジト目に反射的に慌てる。
が、自分で白状しておいて誤解もクソもないものだ]

(149) 2012/08/13(Mon) 23時頃

―宿泊所―
……じゃあ、お願いしようかの

[ラルフの様子から、いらないというと不信がられそうな気がして肯定し]

そうか、それはいかんな。
親の言う事はちゃんと聞かないとのう

[やはりまだ子供のように見てしまうらしく、何かうんうん頷いている]

いいじゃないか、どうせわたしはその内…………なんだし。

[拗ねたようでも哀しげでもある表情で紡ぐ言葉は、か細くて全ては聞こえなかっただろう。
目元を緩める様子に、ふっと安心したようにそれはかき消えてしまうのだった]


【人】 捜査官 ジェフ

――……、
[たまこの視線に目を逸らした。
と、そのとき鳴った音(>>151)]

おおっと、たま、腹が減ってるのか。減ってるな?
よし、朝食に行こうじゃないか、な。
確か、明くんが出掛けに食事を作っておいてくれると――……、
[全力でごまかした]

(156) 2012/08/13(Mon) 23時頃

[バスに乗るのが一番早い移動手段だと分かってはいても、おそらくはこの景色をみるのが最後なのだと思うと、どうしても自分の足で歩きたくなった。]

師匠に鍛えられたのが役に立ったなあ。

[くすりと笑みをこぼす。
齢七十を超す師匠は、自分の着物に使いたい素材があると、そこがどんな野山でも自分で踏み込んで行ってしまう人だった。
兄弟子たちともども、そんな師匠につきあって、幾度染料の素材を摘みに草木をかき分け、けもの道を歩いたことか。]

きっと、僕のことを見てもそれだけで分かる人はもういないだろうな。

[けれどそれでいいのだ思うと、不思議と笑みに苦いものは混じらない。

昔の自分と今の自分がどれほど違っていても、間違いなくその根幹にはこの村で育った子供時代の自分がある。
それに恥じることも臆することもない、と。
そう言って送り出してくれたのは、やはり師匠だった。]


名乗れなくても、楽しいことには変わりないしね。

[カレーを食べた時の皆の顔や、覚えがあると言ってくれた誰かの顔。お前を知っていると言ってくれた誰か。
どれを思い出しても今は嬉しいばかりだった。]

来て良かったな。


[ひたすら徒歩で歩き続け、隣村にたどり着いてすぐに探したのは、墓だった。

高台に集められたその場所を少し遠巻きに眺める。

もとより、その人の墓所を特定するつもりはない。ただ、最初でさいごであろう別れを、遠目にでもすませることが自分なりのけじめだった。

母と自分が村を離れることになった原因――父親の墓を遠巻きに見つめ、一度だけ手を合わせるとその場を離れた。]


―深夜 大部屋―
[やはり一日が短く感じるのは隣村でも変わらない、それは狐にとって未知の感覚で何度も窓の外を見ては首を傾げたり]

……

[狐は床に寝ようとしたがもしかしたら誰かに止められたかもしれない。
何にしろ、やはりラルフの近くにいたことだろう]

[今は何時か、ともかくその部屋の全員が寝床に伏せている時間
狐は静かに起き上がった]


……こんなに大きくなって

[目を開いたなら、あまりにも近くに少年の顔が見えて驚くだろう
覆い被さるような形で、じっとラルフを見つめている。]

……いや、あの頃からこれぐらいだったかのう
でも、……年ぶりじゃからな

[まるで子供に対するように、髪を撫でて
酷く優しげな声は確かに少年のもの、けれどあまりにもつりあわない。]

……ごめんな
わたしが…………だから、お前と………に何もしてやれなかった。

ごめん、な。
きっとこれは……騙しているのと同じじゃな。

[彼が何か言葉を発すれば、寝ぼけて間違えたなどと言い訳をするか
何にしろ最後に頬を撫で、狐の身体は寝床に帰っていく
泣きそうな声だけを残して*]


メモを貼った。


―隣村・宿泊所―
[それからしばし歩いて人に尋ねれば、すぐに準備のために用意された宿泊所へと案内された。

[古いつくりのそれは古民家を改築した旅館だと言われたら思わず納得してしまっただろう。]

え、と…芙蓉の間?……まんま旅館じゃないかな。

[何はともあれ、案内された個室へと向かう。
こちらは鍵がかかるらしい。]


メモを貼った。


捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/08/13(Mon) 23時半頃


【人】 捜査官 ジェフ

――うん、飯は大事だ、飯は。
[ほっと胸を撫で下ろしつつ、たまこに笑い(>>163)

そうして――その日は、何事もなく平穏に過ぎた]

(166) 2012/08/13(Mon) 23時半頃

[荷物を預けて、どこへ手伝いに行けばいいのか尋ねると、祭りに使う食材を宅配業者から受け取って、婦人会の集まりに運んでくれ、と頼まれた。]

ええ、分かりました。

[二つ返事で引き受け、女性が運ぶには骨であろう調理器具や果物、野菜の入ったコンテナを運ぶ。

そのうち、人手が足りないから、とあっという間に厨房の炊き出しへと引っ張られてしまった。]

おにぎり、ですか。
ああ、業者さんやおとうさんたちへ差し入れで。

[隣り合わせた奥様とそんな他愛ない話をしながら、いつの間にか話の流れで婦人会の賄いを作っていた。]


おや。

[作っているうちに増えてしまった。

アマゴの甘露煮、蒸し鶏ともやしの棒棒鶏風生春巻き、蒸し茄子のつゆびたし、トマトと豆腐の青紫蘇サラダ。

少し考えて、宿泊所へいくらか持って帰っても構わないかと確認すると、にこやかにいいよと言われた。

婦人会の奥様方の作ってくれた昆布のおにぎりと高菜のおにぎりも頂戴して、宿泊所へと帰る。

何故か帰り際に『明日も是非来てね』と念を押されてしまった。**]


― 午後:二階・宴会場 ―
[そこでは、ザックにそっくりな役員が場を仕切っていた。
親戚ででもあるのだろうか、ほんのちょっと笑みを堪えながら。]

はあ、なるほど。
呼んでいる夜店とは別に、村でも食べ物の屋台を出す、と。
その準備をしているわけですか。

[たしかに、周りは日の置ける食べ物の入ったダンボールを搬入している様子だった。ザラメに袋麺、調味料の類やソースせんべい。
ちなみに、人混みと近眼とで、こちらからは知った顔を発見できず。]

は? ……明日はさらに、神社に会場設営も?

[あれだ。あの、テントとか組むやつだ。
肉体労働は好きではない。どころか、大嫌いだ。

明日はばっくれたい、と心底思ったのだった。]


メモを貼った。


捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/08/13(Mon) 23時半頃


【人】 捜査官 ジェフ

―昼過ぎ―

……平和だ。
[ラウンジで珈琲を飲みながら、静謐を噛み締める。
というより、朝方からあんな騒ぎに巻き込まれたのが不運だった。
朝食のあと、たまこの追及を避けつつ、泥と埃を落とすのにまた入浴しないといけなかったし、危うく茹で犬になるところだった白犬には目が合うたびに吠えられるし。
付け加えるなら、その飼い主は目さえ合わせてくれなかったし]

(168) 2012/08/13(Mon) 23時半頃

―回想 小さなお客―

『……ろけっと?』

[その日祠には珍しい客が現れた
しかし、その内容に狐神はきょとりとするだけ]

『ふむ、そんなものは知らないが……』

[知らない名前だからきっと変なものだ、何だか分からなくとも記憶には残っている筈
そんなことを考えながら団子を頬張り、狐は尾を揺らす。
そうして暫くすれば、すっくと四つ足で立ち上がる
探すぐらいはしてやろうという気になったらしい。
子供の落とし物探しに深い理由はいらない、団子が美味かった、それで十分だ。]


[嫌そうな顔が表にも出てしまったか。

ザックそっくりの役員は、
『そんじゃ、こっちのブラックストン君には、婦人会のほうへ……』
なんて言いかけたものだから、あわてて引きつった笑みを向けてみせた。]

いやいや、もう、僕、段ボール運びたくて運びたくて!

[どうやら、別所の婦人会でも祭の準備が進行中らしい。

この上、また外に出るのは億劫だった。
なんのかので、だらだらとバレない程度にサボりつつ、段ボールを運ぶ。ただし、ペースは他人の半分くらい。

数時間の後に解放されると、安堵の溜息ひとつ。
シメオンを連れて階下に下りてゆく。]


[廊下の白い毛玉を見つけたのは、宴会場から部屋に戻る途中だった。]

明日は筋肉痛だろ、これ……と。
うん、……鼠?

[目をうんと細めて確認すれば、ついうずうずと。
けれども、動物好きで動物に懐かれる性質の弟とは違って、動物のほうはラルフを好かないことが多々あった。]

……いいよねえ、もふもふしててさ。

[ぽつりと洩らして、しゃがみこむ。
指を伸ばすと、鼠はじりりじりりと後退していった。]


鼠に触れることが2(1.できた 2.できなかった)


―→隣村宿泊所―

[昼は自分に出来る仕事をなるたけこなす。ほんの少し年上に見える女性に背中をはたかれて、よく働くわね、うちの父さんよりよっぽど頼りになるなんて笑われたりもした]

はは、あははは。ありがとう?

[へらりと返しながらも汗を流していれば時間はどんどん過ぎていく。
夕方になったあたりで帰してもらえば、何より先に風呂を借りて。
モフは元気してるだろうか、なんて湯船で考えながら、過るのは『あちらの』村で一緒していた面々。]


[狐からすれば林はそこ全体が家のようなもの、探すのに時間はかからない]

『……どっかのあやかしものが持って行ったのかのう』

[結局、見つからずに。
ぱたん、尻尾を下ろした。
もしその少女が祠を再び訪れたならばこんな風に語り掛けたことだろう]

『人の子の物が珍しくて持って行った奴がいるらしくてのう。
すまん、な。そいつに恵んでやったつもりでいてくれんか。』

『……お前達はなんだって、何度だって、新しく作れる力があるのだから』*


【人】 捜査官 ジェフ

……そういえば、景子は大丈夫かね。
[日射病だかなんだか、知らないが。
朝から遠くまで、手伝い組の――いや、おそらくはオスカーの見送りにいって、歩いて戻ってきたあとで、気分を悪くして、休んでいる景子(>>162)を、思い出す]

見てくるかね、様子……、
[ソファに沈んだ腰を上げ、厨房に寄ったあと、二階へと]

(172) 2012/08/14(Tue) 00時頃

【人】 捜査官 ジェフ

……入るぞ。
[軽いノックのあと、景子の部屋へ。
さて、そのとき起きていたか、眠っていたか。
スポーツドリンクの缶を、起きていれば飲むようにと渡し。
眠っていれば、保冷剤と一緒にタオルにくるんでサイドボードに置いておく]

(173) 2012/08/14(Tue) 00時頃

……兄ちゃん達、今頃何してんだろ。

[子供くさくタオルでクラゲを作りながらぽつり呟く。

意を決して投げた言葉は案の定受け入れられなかった。
だけどそれが、いつも言うことを聞かなかった自分の、素直な気持ちをぶつけた結果だったから、もう悲しんだりしない。
ひとり、絶対絡んでやると駄々っ子のように唇を尖らせた。]

そういえばシメオンが誰かについてくって叫んでた……。
どこか遊びに行ったのかな。

[少年は、彼らも呼ばれているのを知らない。]


メモを貼った。


……えっ?

[だから、今日はこちらでと案内された大部屋で
見慣れた姿を捉える事ができれば、一瞬固まって間抜けな声が出る。]


【人】 捜査官 ジェフ

―宿舎の外―

……長い日だ。
ヨーロッパじゃ、こういう、暑い日のことをドッグ・デイズっていうそうだが……犬の日、ね。
[汗ばみながら、日陰でまったりしつつ。
昼間から、びっしり汗をかいた缶ビールを開けて]

……こういう日は、昔を思い出す。
あれは、いつだったかなぁ……、
……オスカーがいて、啓吾がいて、たまこも景子も……珍しく、ラルフもいたかな。
[ぼんやりと、熱した地面に浮かぶ蜃気楼を追うように、記憶を辿る――……]

(174) 2012/08/14(Tue) 00時頃

[鼠は、何処かから宿泊所へと入ってきたようだった。
さわろうとすれば身をかわし、すばやく廊下へ身を消した。]

……またか。
なんだ、動物たちは僕の心の清さがわからないってわけ?

[いつものことだ。
そばのシメオンに向かって、肩をすくめる。

名残惜しげに一度、鼠の去った方向を見やってから、
宿泊所の人間に伝えられた部屋へと向かった。]


【人】 捜査官 ジェフ

――……、ぅ、ん。
[いつの間にか、陽炎のような夏の記憶のなかで、迷子になっていたらしい。
気付けば、太陽は燃えるような紅で。
日陰とはいえ、夏の乾いた空気のなか、何時間も眠っていれば、身体中の水分はカラカラだ]

……ダメだなぁ。
何をやったんだったか、思い出せない。
[頭をかいて、炭酸が抜け、温いどころか熱くなったビールを飲み下す。不味かった]

(177) 2012/08/14(Tue) 00時頃

―廊下 宴会場から部屋へ―
[手伝いに同行した狐は多分ラルフよりは肉体労働じゃない仕事が与えられた筈
そうでないと出来ない以前に不機嫌になって何もしないだろう]

……ん?
ラルフ、鼠に怯えられとるぞ

[なんだかその様子がおかしくてくすくす、一人と一匹の様子を眺めている]


【人】 捜査官 ジェフ

……ま。
ここの夏は……変わらんな、本当に。
[溜息吐いて]

変わったことといえば――……、
俺が、ビールの美味い不味いを判るようになったくらいかね。
[そうして、思いなおす。それはそれで、随分な違いだと。
よく冷えた、美味いビールがあるかないかで、夏の楽しみは随分変わる]

……なるほど、これが大人になるってこと、かな。
[苦笑して――さて、今日も夕飯を作らねばと、腰を上げた**]

(178) 2012/08/14(Tue) 00時頃

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