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【人】 小僧 カルヴィンアナタのそこも、舐めてみせようか? (52) 2010/04/10(Sat) 18時半頃 |
【人】 小僧 カルヴィンナ メ サ セ テ ク ダ サ イ ? (54) 2010/04/10(Sat) 19時頃 |
【人】 小僧 カルヴィン[土下座で一つ、少女の中で何かが壊れてしまっていた。 (56) 2010/04/10(Sat) 19時頃 |
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【人】 小僧 カルヴィンそう、奴隷ごときに喜ばせて欲しいの? (58) 2010/04/10(Sat) 19時半頃 |
― 現在軸・客席 ―
[アナウンスの後。
客が主人だけになってからも、舞台の状況は変わる事はない。
拘束された青年は勿論の事、汚物を散らす少女、アピールタイムに備える少女、それを指導するような女。
異様な光景は見るに耐え難くて、視線を逸らしたくなる。
この頃、引かれていた髪は解放されていただろうか。
それでも顔を背ければ機嫌を損ねると思い、出来たのは一度目を瞑る事だけ。
そして暫くの後、舞台袖から客席へやってきた、No.1と番号が割り振られていた女を見てぎょっとした。
それは身に纏っていたものが薄い絹布だけだったからではなく。
彼女の胸元の、生々しい―――]
っ…、……。
[その後の行動――四つん這いになった彼女の姿からは、ぱっと目を背けて。
時同じくして舞台袖から墨色の男が現れるのを漆黒が捉えた。
近づいてくる男の服には、赤い色がたくさんこびりついているのが
遠目からでもわかって。
ぞっとすると同時に、ぐ、と唇を噛み締めた。]
―――――…。
[やがて男は四つん這いになった女の背へと腰を下ろす。
迷いの無い動作は、女がまるで椅子であって当然のよう。
嫌悪感を抱きながらも、男が着席すれば、静かにそちらを見て。
しとやかに一度頭を下げた。
それは”おかえりなさい”と行動で示すように。]
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[愛撫にくねる白絹の肌は、ひどく非現実的にも思われた。だから、くちづけ、痣を残さずにはいられないのかもしれない。その滑らかで吸い付くような感触は、触れているだけでイアンに快楽と焦燥をもらたす。頭をかき抱かれると、視線がイアンの身体に絡むのを感じると、漸く、彼女は現実に居るのだと実感する事が出来た。
彼女がイアンの言葉に涙を流す訳は分からなかったから、胸の苦しさは増した。
上気して染まった頬の仄かな血のいろ。イアンの名前を呼ぶ声。形の良い口唇の隙間、すでに何度も重ねたあかい舌が動くのが見えると、気が狂いそうな心地がする。]
見ないのは、無理 だ。
グロリア。
[両腕で自身の身体を抱きしめるグロリアの動作に、今度は「声を聴いてはいけない」と言われるのではと、イアンはびくりと肩を震わせる。息を詰めた所で、奪われるのは厭わない。
伸ばされる腕に吸い寄せられるようにくちびるを重ねた。]
俺は、あんたの ものになったんだぜ。
何処から何処までも。
[涙を流すペニスはグロリアのなかに入りたいと主張している。そのたおやかな手に触れられたいと望む。けれども、]
我慢?
耐えなくてはならないなら、
拷問だ──確かに 嗚呼。
俺じゃあ、だめ だってことなら
あんたは何を言って……?
[言葉の意味が分からず、眉を顰めながら息を吐いた。遠慮がちなグロリアの仕草が、煽っているのか、買ったもののイアンを望まない事を婉曲的に指しているのか。それとも別の理由か、分からない。]
──…ッ あ ああ
グロリア、グロリア。
[耳孔に注ぎ込まれる誘惑の言葉と、イアンのくるおしさの中心に絡む指。
目の前が真っ暗になる。
ただ、掠れて途切れる音に、耳を澄ます。
上手く聞き取れないもどかしさ。与えられる小さな痛みに、グロリアと言う女の存在を感じる。
心臓が跳ねる。
狂ってしまえば良い。
何もかも捨ててしまえば良い。
もし、今此処でグロリアを抱く事で、イアンの人生が終わるのだとしても。]
あいしてる きがくるう。
[くちびるが落とされた場所から新しい熱が広がる。
首根に胸に触れてくるおんなの手を強く握り、グロリアを寝台に押し倒す。
割り開いた内腿をキツく吸い上げ、あわただしく最後の下着を引き抜く。態とゆっくり焦らすような駆け引きをする余裕はイアンの何処にも無い。愛液が滲む箇所を夢中でまさぐり、びしょびしょに濡れたクレヴァスを撫でまわした。グロリアの匂いで鼻孔を満たし、吐息を零しながら愛液をすする。]
グロ リ ア
どうして──泣いて?
[やはりイアンでは駄目なのだろうか?
こみ上げるせつなさにただ獣のように呻くと、強く目を閉じた。
茂みを掻き分け、陰核を探す。尖らせた舌先で震わせ、愛撫するだけでは足りず、そこにも歯を立てた。悲鳴があがっても、彼女を逃がす事は出来ない。]
──…ッ
[──腰を捕えて。深く。
グロリアに、凶器のようなそれを突き刺す。
イアンの頬も涙で濡れている**。]
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【人】 小僧 カルヴィン自覚があるってことは、莫迦じゃないんだね。 (60) 2010/04/10(Sat) 20時半頃 |
【人】 小僧 カルヴィンそうだな、困ったことだ。 (62) 2010/04/10(Sat) 20時半頃 |
【人】 小僧 カルヴィンそう、僕は本来「そちら側」の人間だった。 (66) 2010/04/10(Sat) 21時頃 |
― 現在軸・客席 ―
[墨色の男の手は、そっと女の尻を撫でて。
その動作を見れば再度視線を外した。
くちゅ、つぷり。
視線は外せど、隣から淫らな音が耳に届く。
それは数刻前の情事を、一寸前の恐怖を思い出させる。]
…、…は――
[ぶる、と微かに身を震わせたあと、吐息が一つだけ零れ落ちた。]
― 回想軸・道化の部屋 ―
ヒ…っ…、…
[ひゅ、と喉の奥が鳴る。
男の微笑みは何度も見てきたが、この時の微笑が
今までで一番不気味で心底怖かった。
遠まわしに脅されるとカチカチと歯が恐怖を訴えて。
身体も震え始めればそれに合わせて鎖が鳴いた。
男が何か――消しゴムのようなもの――を私の身体に押し付けると、針を一本。その手に取る。
そして、ふっと息を吐いた次の瞬間。]
―――っつぅ!!ぁ、ああッ!!!!
[部屋の中に透明な声が響き渡った。
あっという間の事だったが、顔は酷く歪んで息が荒くなる。]
っは、…はぁ、……ハ…
[痛みと異物感が下腹部に残って目尻に涙が滲む。
だがこれで終わりではない。
同じ事がもう二度、繰り返されると男は言う。]
……や、…ゆる シ―――〜〜イあ ッあああ!!
[顔に恐怖を張り付かせたまま首を振って許しを請えど、
その願いが聞き入れられる事は無く。
針が皮を、肉を貫く度に顔は歪み、悲痛な声が上がった事だろう。
全ての針が身体を貫いた頃には肩で息をして。
呆けたように椅子の背もたれへと身体を預けていた。]
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【人】 小僧 カルヴィン……蟲、を。どうにかして貰えれば、頑張るよ。 (68) 2010/04/10(Sat) 21時半頃 |
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【人】 小僧 カルヴィン[視線は水やら吐瀉物やら流れた床に落として、蟲が駆除されるのを待つ。 (72) 2010/04/10(Sat) 22時頃 |
【人】 小僧 カルヴィン[矢張り息があまり続かず、ぷは、と一息ついたところで、未だ蜂蜜で汚れた背に投げられる問い。] (75) 2010/04/10(Sat) 22時半頃 |
[客席へ向かった頃、あの貴婦人は未だ戻ってきてはいなかった。
どうやら本当に、あの男のウタマロに夢中なのだろう。
犬の調教ごっこの時に触れた箇所の事が東の国の卑猥な絵画に例えられているなど、その国と確執持つ国の男が知れば酷い侮辱に思えるだろうけれど。
差し出した背に躊躇なく掛けられる体重に思わず呻きを噛み殺す。
今の自分は人ではなく椅子。
椅子が重いと悲鳴をあげる訳がない。]
【人】 小僧 カルヴィン……んぅ、やっぱり、よく、ない? (79) 2010/04/10(Sat) 22時半頃 |
―朝/自室―
[ふぁ、と小さな欠伸。
寝台の上でぼんやりとまどろむ
男の半身に朝日が射している]
今頃何してるんだろ……
[結局カレが誰を飼う事にしたのか
此方へ遊びに来ると言うのはどうなったのか
あれから連絡があるわけでなく
男から連絡を取る事も無い]
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…く、……ぅぅ………っ
[主人のイタズラな指が、敏感なところを執拗にまさぐる。
声を殺して堪えても、びくりと素直に震える背は上に座る主人には筒抜け。
白い主人の指が次第にぴちゃぴちゃといやらしい音を立てるのは、側の紳士とその横に控えた娘にもしっかりと聞取られてしまうはず。
5番の女について問われれば、死ぬのが怖くないならば、生かされ続ける事の方が辛いのだろうかとはおもえど、声にするほどの余裕はなかった。]
…チャールズ様は便宜上、ツィーと呼んでおりました。
貴方の所へ来たわたくしは、名も無きタダの奴隷でございます。
どうぞ、お好きなようにお呼び下さい。
[名を問われて告げる言葉は、この日の為に教え込まれた事。]
【人】 小僧 カルヴィン[大人、と揶揄されて、漸く思い立つ。今もひりひりと擦れたような痛みの引かない部分。 (84) 2010/04/10(Sat) 23時頃 |
【人】 小僧 カルヴィン[向いていないのは、自分で分かっている。痛感しているからこそ。 (86) 2010/04/10(Sat) 23時頃 |
…あンっ!
[グイと強く付く指に、はしたなく悲鳴じみた嬌声が漏れる。
ふるふると耐える白い太腿を湿らせる汗と粘液は、薔薇水の香りと女の薫りが混ざった甘ったるい濃厚なもの。
粗相をせぬように耐えながら、何処か艶めいて幸せそうな貴婦人が戻れば、その祝福の言葉に返す表情は同じように満たされたものに見えたろう。]
― 現在軸・客席 ―
[頑張りなさい、と主人は言い、指先をすっと襦袢の合間へ寄せる。
ちりん…、――りりん。
身体が揺れれば、二つの鈴の音がした。
一つは此処に来た時につけていたように、首から下げられた鈴。
それは今では本当に飼い猫の鈴のよう。
そしてもう一つは、一寸前に付けられたばかりの―――]
…、…ん……っ
[主人の指を拒む事はしない。
ただじっと声を殺して耐え、嫌悪感を押し留めた。
下腹部の痛みは熱を持って、じんと身体を蝕む。]
[そして、墨色の男が客席へと戻ってから。
傍らの主人は、舞台を見て大笑いしていた。
そのうち、客の最後の一人も客席へと戻ってきたか。
それにもしとやかに一礼して。
けれど心はそこにあらず、そろりと視線を舞台へと戻した。
金目の青年に奉仕を続ける少女。
その姿を見れば胸が苦しくなる。
青年が声を上げていたなら尚更、顔を顰めただろう。]
―――、…っ!
[黙ったまま舞台を見詰めていたが、墨色の男の声に促されて
少女が台に攀じ登った時、動揺の色が隠せなかった。]
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