人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

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【人】 問題児 ドナルド

 キャ ロ   ル  ?

[自分の影がゆらめいて視えた。足が、止まる。
左眼が 昏い  闇 色  の瞳 を 捉え て。

―――……コロリ コロコロ

手の裡にあった、あお  が、少女の失った蒼のかわりのように。
影の中の左眼の位置に、転がった。]

― 現在に至る ―

(90) 2010/03/06(Sat) 22時頃

問題児 ドナルドは、奏者 セシルの姿を探すように、濃紺を泳がせた。

2010/03/06(Sat) 22時頃


………まいったね。

[でも、どんなに目を逸らしても。
 ついつい視線は光に向かう。そこで生きてる人に向かう]

[スケッチブックに手を伸ばす]

…ダメだな、もう。欲しくなる。
描いたら、きっと欲しくて欲しくてしょうがなくなる。

[綺麗なものが。美しいものが。生きてる人が。
 欲しくて、見たくて、描きたくて、そちらに行きたくて。
 全力で手を伸ばして、そして引きずり込みたくなる]

[そうしたら、彼らのその力強い素敵な光は変質してしまうのに]

[目の奥にきらりと浮かぶのは渇望と葛藤。
 変質してしまった己と、ピッパが闇を吸い取ってくれたお陰でかすかに残る理性との戦い。握りこむように、手を下ろした**]


問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/06(Sat) 22時頃


[蒼い蝶は獣と化したバーナバスの鼻先を掠め
眉を顰めるディーンのまわりをしばし ひらひらと舞い

やがてどこかに飛び去った]


[深いモノクロームの景色の中、飛び去るは鮮やかな蒼い蝶。

かなしみのいろだと、ふと思った。]


[寄り添う恋人達の上を
蒼い蝶は ひらり ひらり と飛んで行く]


【人】 問題児 ドナルド

― 体育館付近 ―

 せ し ……―――

[濃紺は薄紫を見つけて。名を呼ばれて名を呼び返そうと。
オスカーとマーゴが、用具室でなく伝説の木に向かおうとしているようなのは、あまり聴きとれていない。
けれど、先に行けとセシルに告げようとした唇は、一旦動きを止める。]

 ――――……俺は、分裂できたりしねぇから、な

[影に縫いとめられたように、動かない足。
聴こえた声に、濃紺を薄紫から昏い闇色の瞳へ移す。]

(96) 2010/03/06(Sat) 22時半頃

……ちょうちょ

[鳶色の眸にも蒼い蝶は映るか。
戯れるように手を伸ばし、くるりと身体を回転させた。]


[蒼い蝶は
戯れるように差し述べられた、鳶色の少女の白い指先で
しばし羽を休める]


【人】 問題児 ドナルド

 それは、悪かったと思ってる

[視界が あか く 染まるのは夕暮れの所為か。]

 殺すつもりは、あったさ……―――
 それしか、方法が、なかったなら、な

[否、おそらくは、後悔のような感情が視界を赤に染める。]

 俺は……――――

[続かぬ言葉、キャロライナのような少女の、呪詛のような言葉がドナルドにしか聴こえて居ないなら、要領を得ない言の葉達。

零した あお(飴) は、もう、あか の中どこに行ったのか分からない。]

(99) 2010/03/06(Sat) 22時半頃

問題児 ドナルドは、再び意識が闇に塗りたくられるような感覚を覚えた――(10)(浸食)

2010/03/06(Sat) 22時半頃


問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/06(Sat) 22時半頃


ねぇ、君はどこから来たの?
迷い込んじゃったのかな。

[指先に止まる蒼い蝶に言葉をかける。
美しいその色に目を細め、眸を瞬かせた。]


…メアリー?

[感じる気配。蝶と戯れるようにふわりと舞う様に目を細めた。]


[鳶色の少女を呼ぶ声が聞こえれば
蒼い蝶は羽ばたき、白い指からふわりと飛び上がる]


[響いた声に、髪を揺らして顔を上げる。
赤い絆が、見えた。]

……ディーさん。
ようやく、見つけた。

[よかった、と笑む。
指を離れ、羽ばたいて飛んでいく蒼い蝶の姿を見上げながら
ふわりとディーンの隣へ降りる。]


[蝶の蒼い燐粉が照らす闇。
ほんの僅か重なる映し世が垣間見えるか。]

君は、誰だい?
[見覚えのない鮮やかな蒼。ひそやかに問いかける。]


【人】 問題児 ドナルド

― 体育館近く ―

[名を呼ばれた。最後まであがくからと約束した人の。

―――……狂うのは
―――……けれど、正気を保つのも

きっと、その人という存在があるから。]

 俺は、でも、まだ、そこにはいけねぇんだわ。
 後な、考えたんだが、飴のお礼の3倍返しにしちゃ、ちと高すぎないかぃ?

[唇の端を持ち上げる。寂しいという言葉。
もしかすれば、一番に聴いていれば
    ―――……【嗚呼、でも過去は変えられない】
普通ならば、だが。]

(107) 2010/03/06(Sat) 23時頃

[つなぐ赤い糸が仄かに輝く。
ようやく見つけたと微笑む姿を抱き寄せようとして、

ざわり…闇が蠢いた。]


【人】 問題児 ドナルド

[寂しいと一番に聴いて、寂しいと一番に告げて、
傍に―――と、願ったのはキャロライナでは、ない。

一歩近づけられれば、それより大きく一歩下がる。]

 わりぃ、な……―――

[ギリギリで踏みとどまった精神が、謝罪を零して。
そのまま、振りきることが出来るならば、薄紫の元へ向かおうと。]

(109) 2010/03/06(Sat) 23時頃

[伸ばした手は触れることなく。
なすすべもなく闇に絡みとられて。

一滴の波紋を残し、呑み込まれて消える。]


[闇が蠢く。
ざわりと感じた気配に鳶色を大きく開く。]

……っあ

[伸ばされた手を取ろうとして
――消える。

ざあっと風が吹いたようにツインテールが闇に揺れた。]


【人】 問題児 ドナルド

 セシル……―――いく、ぞ

[   寂しい
                  さみしい

     ―――……誰でもいいから 


そんな、気持ちが伝わって来て、ギシっと胸が軋む。]

 ―――……俺は、セシル じゃないと駄目なんだ。

[けれど、『誰でもいいから』という想いに、そう返した。
キャロライナに返した筈のその言の葉。
差し出す右手はセシルに。

――……伸ばした手は、言の葉は、
             セシルに届いただろうか。]

(118) 2010/03/06(Sat) 23時半頃

そうだ……

[違うのだ。
あの陽の差す場所とここは――

闇に溶けそうになる思考。
必死に繋ぎとめるように、両手で顔を覆った。]


[ざわりと闇が蠢き、金色の男の姿が消える
蝶は鳶色の少女の上を小さく旋回し

やがて蒼い光を曳いて闇の中へと飛び去った]


【人】 問題児 ドナルド

― 体育館近く ―

[伸ばした手は届いて、握りしめれば、微かに傷つく手。
もしかすれば、左手ならば、鉱石同士で傷つかないのかもしれない。それとも余程、欠けあうのだろうか。

―――……それでも、今、伸ばすのは右手。]

 ―――……急ぐ、ぜ?

[叫ぶ聲は聴こえていた。
それに反応する、セシルの強張りもまた、伝わっていた。

―――……けれど、引く手の力は緩めない。]

(128) 2010/03/06(Sat) 23時半頃

問題児 ドナルドは、奏者 セシルに握った手から伝うもので、少しでも罅を塞ぐことが出来ればと(06)(回復)

2010/03/07(Sun) 00時頃


問題児 ドナルドは、奏者 セシルに話の続きを促した。

2010/03/07(Sun) 00時頃


問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/07(Sun) 00時頃


[金色を塗りつぶしてしまいそうなほどに、闇は深く粘りつくように濃い。]

…メアリー……ッ。
[浸み込む闇に蝕まれ、深く深く奥底へ封じられるように。
それは誰の執着だったろう。
絡みつき、縛り付け、身勝手な愛を囁きながら肌をぬちゃりと舐めまわしていく。]


[蹂躙され、染め替えられ、消えそうになる自我。
それでも細い細い赤い糸だけが、かろうじてつなぎとめている。]


……そう、幸せだよ。

[闇の中、届いた声に顔を上げる。
まだ赤い糸は繋がっている。

――大好きな人と一緒なら――]


探さなきゃ、探さなきゃ!

[繋がった糸の先はどこにあるのか。
闇の中ふわりふわりと漂いながら、その先を求める。]


[手をあわせ 見つめる]

(思ってるだけだから…いいよね 独りよがりに感情を紡ぐ)

[こんな歪んだ闇の中で咲く花はやっぱり狂ってる]

(でもそれは とてもいい匂いがする)

[恋という狂気を悟り それを受け入れ]

ごめんね ごめんね…

(交わされる口づけは 甘くてそして苦い味がした)


【人】 問題児 ドナルド

― 体育館付近→ ―

 嗚呼、用具室に……―――

[>>137 セシルの言葉に頷いて、駆け出す。
キャロライナの影は、どうしただろうか。
―――……今は、振り向かずに。

例えば、もし、行くことで過去が変わるなら。
何度か思った仮定。

けれど、行かなければ、知らなければ、繋いだ手の先もないなら。
向かうことを選ぶ。

知ることを恐れていた。
変えたのは―――……傍に、その想い。

果たして、知ろうとすることは、間に合うのだろうか**]

(144) 2010/03/07(Sun) 00時半頃

[けふり。闇の中呑まれるように。
もがいてそれでも抜け出せなくて。

握りしめた赤い糸。その赤だけが視界に残る。]


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