人狼議事


44 【game〜ドコカノ町】

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金色のディスクを手にした。


 あの、私……
 ヨーランダ様に伝えなければならなかった事が。

 仰っていた、ヤニク様の中の『なにか』について。

[そう告げてヤニクを見、また彼女の反応を待つ。]


 点滴…おてて腫れるの
 お薬…いっぱい

   のまないとダメ?

 ねぇ 地下の売店つれてって 
 だってあそこしか楽しくないもん

 お遊戯室にはいついける?
  お熱さめたら みんなと遊べる?

 となりの○○ちゃんは点滴はずれて
      もうすこしでかえれるって

 わたしも 帰れるかな? 
  しゅじゅつしたらかえれるかな?

 まま まま しんぱいしないで
   まま まま ないちゃだめよ


なぁに?

[彼女に返事し、またヤニクに目を戻した。]


お薬飲んだら…気持ち悪いの

でも のまないと…
 
おうちかえりたい・・・

  ままとぱぱと…一緒に並んで ねんねしたいな


[拾い上げるとともに、
 さっきのカルテのときのように、流れ込んでくる




                痛み?]

 ――……あ、ロクヨン……。

[それは、その子にとって、何だったのか。
 動けない、だけど、動きたい…

 きっとそんな媒介…。]


 はい。
 これまでヨーランダ様が見ていたヤニク様は……

[ヨーランダへと近付いて行く。
 己より高い位置にあり、見上げる淡い色の瞳。
 それはすぐに、こちらから外れたけれど。

 構ワナイ]

 油断を誘い、利用する為の仮面に過ぎません。
 本当のあの方は常に私の傍にあって、
 とても優しかった……

 貴方は良く踊って下さいました。

 夢見は心地良かったでしょうか?

[志乃の紅い瞳がにこりと弧を描いた。]


 でも、優しい夜って?


[同じイメージをポプラや和図も感じただろうか。
 そして、金色のディスクも、先ほどと同じように、

 アシモフの元に届けられるだろう。]


[しかし、笑みはすぐに凍り付く]

     ――ぁ

[震えた唇から息が漏れ、
 見開いた双眸は、ヂヂ、と色を揺らす紅と瑠璃紺。

 その胸の中心から、白いのっぺりとした手が、
 ぐりぐりと手首を回しながら、
 爪の赤い指を、タイピングのように頻りに動かす。
 屋上の床から伸び、背中を突き抜けて]


[病院の隅っこ自販機の裏]

   [人気もなくなった病院の駐車場]

 [人っ子一人いなくなった病院の休憩室]

   [薄明かりに包まれた0時過ぎの入院病棟のロビー]

   聞かれないように
 
       聞かれないように

  押し殺したすすり泣き


そう……。


でも其れは、『ヤニク』じゃないでしょう?


[彼女は振り返らない。]


[志乃自身の手は、既に懐剣を抜いていて、
 その刃をもう一方の手が掴んで押さえ込んでいた。
 掌から赤い色が伝う。首を振った]

 逃、

[ダメヨ。 耳元で誰か囁いた。

 首まで伸びた白手が、がつりと力を込めて声を絞める。
 蛇のように関節のない腕がずるるっと引っ込んで、
 志乃の姿ごと、どぷん、と床に消えた]


―――…?

[何かの気配に振り返っても、そこに志乃の姿は無かった。]


[どぷん。  ぼとり]

[白手がそれを打ち捨てたのは、4階の床の上]


 ――――……

[ 頑張ればいつか、動くようになるよ ]

[おぼろげに聞こえた声は、とても無責任な響きに聞こえた]


泣かないで
 苦しまないで

 ああ、あなたを苦しめるだけの存在なら
              自分なんていらない

[どこからか流れてくる思考の波に巻き込まれて
      うねりに巻き込まれると意識はなくなる**]


[彼女が後ろを振り向いた瞬間、ヤニクは屋上から消えた。]


――――…!!!!


[彼女もまた、エレベーターへと駆ける。

志乃を探して。]


― 床彼大学付属病院:4階 ―

志乃!?

[倒れている志乃を見つけ、その肩を揺すった。]

大丈夫?


 ――……は。

[『プレゼント』を探してる。
 早く持って来いと言っているようで、
 消えてしまえ、消してしまえとうるさくて、顔を顰めた]

 ヨーラ……様。

[ぐったりと伏していたのを揺り起こされた。
 瞳は紅い――ゆえに、懐剣を彼女に向けて突き出す。
 腕の動き自体は、迷いなく鋭敏だった。]

 ふふふふ

[首には、赤い爪をした白い手が巻き付いている。]


もう死んでる私にそんなコトして、何になるって言うの!?

[彼女は懐剣の刃を右手で握り止めた。

同時に地の太刀を抜き、彼女の首に纏わり付く白い手を切ろうと刃を向けた。]


 ジャマナモノ イラナイ ノ。

[幽鬼のような顔をして、微笑する。理由など――

 モウイチド コロシテ クレル?

[志乃の首筋に赤い爪がぎちりと立てられた。]


しっかりしなさいよアンタ!!!


[彼女は志乃の胸元を掴み、大声で叫ぶと同時に、後頚部にあった白い手首を小太刀で切り落とした。]


[ぶつり、と落ちる白手、手首から先は和服の膝の上へ
 その根元は、生え出していた所へ――
 繋がっていた志乃自身の項から首の中へ戻る。

 ダメージのフィードバック。がくんと痙攣した]

 うぅああッあああっあ

 あああああああ――――!!!


[一挙に全身から生え出した蛇のような白手が、
 ヨーランダを突き飛ばす。

 その数は50程か。

 切り落とせばいずれは尽きるだろうが、果たして……?]


メモを貼った。


何なの今度は―――…。

一体どうすれば解放してあげられるの――…。




しんど。

もう、いいや。


ヤニク倒しても、戻らないんでしょ?

仲良くやればいいじゃない、アナタと。

自分と闘わずに逃げてればよかったかなー。
思い出す事も拒否して。

楽だもんね。

ずっとここにいれたら。

一人で闘うのは、もう疲れた…。
仲間がいるなんて、羨ましい事で。




―――――…疲れた。


[思い出すのは、最後の時のヤニクの涙。

その後のラウンジで自分の名前を呼ぶ呼び声。




でも、今の彼女を支えるには、其れはあまりにも弱々しく。]


勝手に強い強い言わないでよ。

[水族館での事を思い出す。]


私は、こんなにも弱い――――…自分の意思で現実な記憶を閉じ込めた位に。


その場に座り込んだ。蛇など気に止める風も無く**


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


【見】 新製品 モナリザ

ふふふふ くくくく しししし
   ああああ けけけけ とととと

[そして、すべてを見守る形で、赤い爪のそれは、
 そうっと、一つ目で、かちり かちり かちり

 かちり かちり かちり]

 ああああ ふふふふ そそそそそそそそ そそそそ

 ぷれぜんと、集めればよいの……

      いろんな、精神えねるぎー
   いろんな思考えねるぎー
            篭ったぷれぜんと

 それが、あの子の糧になるから……。

[眸の奥、かちりかちりかちり]

(@21) 2011/02/24(Thu) 06時半頃

【見】 新製品 モナリザ

 このセカイは、あの子の思考が骨組み
 このセカイは、あの子の精神が糧

 ぷれぜんとを集めて?

 ぷれぜんとを集めて?

 ええ返してあげるわ。元の世界に。

 でも、帰りたくない子は……。




             ぷれぜんととともにここにいましょうよ?

(@22) 2011/02/24(Thu) 06時半頃

【見】 新製品 モナリザ

 くくくく しししし
      はははは きききき
   とととと ぺぺぺぺ


               気危機期 苦狗躯垢 浮不腑腐

(@23) 2011/02/24(Thu) 07時頃

【見】 新製品 モナリザ



  ね、セシル
                夜は優しいでしょう?
         明るいところでは


      いろいろなものが見えすぎるわよね?





                 [赤い爪が眠っているものの頬を撫でた。]

(@24) 2011/02/24(Thu) 07時頃

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