人狼議事


8 DOREI品評会

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メモを貼った。


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 12時半頃


メモを貼った。


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 13時頃


[窮屈な束縛から解放されて、湯浴みを済ませると、眼前で男が二人まぐわっていた。]

…………!?

[挙動がぴたりと止まった。あそこで随分と色々なものを見て、「擦れた」はずだったが。]

え、えええと……、

[言葉が沁みるまで一呼吸。貫通。こくり、と頷く。]

ついてないけれど、主人を蹴ってしまったから。

[肩を竦めて、居心地悪そうにもじもじとしている。もう少し、大袈裟に騒いでみせた方がいいのだろうか。梱包前に可愛げがないという主旨のことを嘯かれたのを思い出して。]

お愉しみの邪魔だった?

[こてんと首を傾げるが、次の主人となる相手に招かれれば素直に寝台の傍らへと寄った。いきなりか、とうんざりしつつも表情に出さないようにして、膝をつく。ぎしり、弾むスプリング。記憶では偉そうだったJadeと呼ばれる彼は、今や主人に組み敷かれ随分と折れたものだと思う。]


[黒豹の様子をじっと観察すると、奇妙な様子であることが分かる。]

……お喋りはしないのね。

[ぽつりと呟くその言葉だけが、薄布に包まれた部屋の空気を揺らす。]

(そう……これがさっき感じた「気配」の正体。なるほど。危険だわ。)

[汗だくになったメイド服のスカートペチコートを破り、厳重に幾重にも腕に巻き付ける。]

……さぁ。いらっしゃい。

[不敵に笑う女の胸を目掛けて、「気が立っている」と評された黒豹が飛び掛かった。それを見て、布を巻き付けた肘を突き出し、布と肉を噛ませる。]

………ッ!
[痛みに顔を歪める。牙は深く入り込んだが、骨はまだ断たれていないようだ。]

……グッドボーイ。そうよ。アナタが攻撃しない限り、私は攻撃したりしないわ。そう……いいコ。アナタ賢い、いいコよ。

[全身から、先程とは違う……脂汗が流れ落ちるのを感じ、食いちぎられないように肘をぐいぐいとタウティの喉元へと押しやる。獣と獣は、牽制しあうように、互いの目をじっと*見つめ合っている*]


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[さぁびす。口の中で反芻する。獲物を見詰める蛇のような視線に竦み上ると同時、身体は負担を軽減しようと中心からぬかるみ始める。
間近で見た男の屹立した性器は、少女に埋めれば臍に届きそうなほど。思わず目を逸らした。もう一人の方は然程の質量でもなさそうだが、それでも。見知らぬ相手、それも口喧嘩の常習だった相手のそれを受け入れることには、屈服するかのような錯覚を覚えて下唇を噛んだ。]

ぁ、待って……、

[瑕一つない珠の肌に視線だけでたつ鳥肌を抱くようにして。指はそろりと臍の下に伸びる。慣らさないと痛い目を見るのは分かっていた。見咎められれば、諦めるけれど。]

準備、させて 貰えない……?

[きしり、緊張に力を込めた膝の下でスプリングが鳴いた。
栓をされていた後遺症で、完全に乾いているわけではないのが救いだ。
不安を燈した葡萄酒色の瞳は、矢張りシーツの上を彷徨って、男を正面から見詰めようとはしない。]


本屋 ベネットと向かい合うようにしてぺたんと座る。


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 邪魔だと思ったら此処へはつれて来ないよ。
 それくらいは察しておくといい。

[男はスラックスの前を寛げただけ。
乱れぬ服装とは逆に抱きかかえた青年は少女と同じく一糸纏わぬ姿。
蛇が絡む首輪に唇寄せながら、くつくつと哂った]

 主人を蹴った? それはまたお笑い種だね。

 御前は未だ俺のモノじゃない。
 此処で俺が気に入らなかったら、どうなるか
 ……わかるよね?
 逆らうのは利巧じゃないよ。

[寝台のスプリングは硬めで、少女一人が乗ったくらいでは左程軋む音はしない。
近づく少女の未発達な身体を眺めながら、昂らせた己に手をかける]


[視線がそれるのに気付いた。
唇が歪む]

 その間に彼が萎えるかもしれないよ?
 俺のこれも、醒めちゃうかもね。
 こっちも勃たせてくれるなら、どうぞ。
 
[少女の申し出に肩を竦めた。
視線は合わぬまま、ひたひたと手をかけた自身を示す**]


[白い肌の上に纏うのは、ブルネットの髪よりも深い色の毛皮。
その隙間からちらほらと、ほんのり染まった蚯蚓腫れの傷が覗く。
立っているだけでも、歩むだけでも、焦げた肩とえぐられた秘所がじゅくじゅくと痛む。
それでも、一歩ごとに疼く裡側の痛みは、まだ粘性を失わぬ男の精がその都度傷口から身体の中へと浸透していくように思えて、下腹をそっと手のひらでさする。
数時間も立てばサラリと溶けて、儚く流れ落ちてしまうのだけれど。

縋るように見上げる少女へと手を伸ばす主人の様子を、後ろに控えておとなしく見守った。]


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【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[男は、自分が袖の部屋に消えた後
 グロリアと少女が何を話したのかは知らない。
 少女がそこで想った事を、考えた事を、知らない。

 優しげに海草のような少女の髪を撫でようと手は伸びるけれど、
 少女はそれに対して警戒するか緊張を解くか
 どちらにしても男の行動を妨げる要因にはなるまい。]

 
 …ふふ。 
 

[わらう男の周りでは、香の匂いと性の匂い、
 薔薇と鉄、そして何か焼いた料理のような匂いが、した。]

(17) 2010/04/13(Tue) 14時頃

[まるで舞台と陸続きのよう。結局奴隷であるのなら、場所がどこでも変わりはないのか。
こくり、頷くと同時に固唾を呑む音が脳に響く。]

……逆らわない、さ。僕は一応奴隷だもの。

[男の視線を避けるのは、魂に契まれた不服従の片鱗まで見透かされそうだったから。それを逆手に取られそうで。
見比べれば、勃起時にしても硬翠の彼の方が楽なのは明らかだったから。彼に下肢を預ける姿勢で寝そべると、スラックスから突き出た金髪男の股間に顔を寄せた。ぷんと鼻を突く精臭と頬を擦る陰毛。]

これより、まだ……大きくなるの?

[あるのはただ恐怖。先端を口に含むだけでほぼ咥内を埋め尽くされる。淫蕩な娼婦を装って、少女は熱心に舌を絡めるが、付け焼刃で拙い口伎に男のそこが反応を示すかどうか。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― 控え室 ―

 …――舞台の上で、見られてる方が君はイイのかな。
 ひとつも、指示を守れないくらいだものね。

[優しく甘い、掠れた声。
 其れはNo,7の少女の頭の上からじわりと染み込ませるように
 その髪に口を埋めて囁いた。
 手は彼女の首の後ろ、そっと、項を這う。
 休ませて欲しい、といった少女の言葉を知らない男は、
 きっとそれを聞いていた所で、休ませる気など、皆無。]


 ――――イタイのは、好き?

[寄せた口唇、耳元に落とす囁き。
 手はそのまま彼女の背を降りて腰のラインを確かめるように。]

(18) 2010/04/13(Tue) 14時頃

[右腕に掛かる重みは軽いけれど、人の温もりも感じた。
りん、と鳴る鈴の音。]



……づ


[動くだけで縫われた下半身が痛みを与えていく。
ずくずくとした感覚は消えないままで
ごろりとした異物感も絶えずあった。

ふつり、額にうっすら汗が滲んだ。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― 控え室 ―

[男は少女の額に、頬に、口接けた。
 無理やり連れて来られ、拘束され。
 引き倒され、散らされて後ろまで拡張され、
 更に炙られ何度もイカされて、疲労困憊であろう少女に、
 優しく優しく、口唇で食むようなキス。
 瞼をそっと舐め、髪を撫でる手は優しく柔らかく――慈しむかのよう。]

 …このまま売れなければ、きっとこの眼も抉られちゃうね。
 この髪はきっと全部引っこ抜かれちゃうよ。
 嗚呼、可哀相にね。

[手や口唇とは裏腹に、言葉は細い針のように彼女に鋭く挿す。
 ゆっくりと、甘い声で、小さく。]
 

(19) 2010/04/13(Tue) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[耳朶を食み、息を吹き込む。
 瞳端の涙をそっと舌で掬い取る。
 少女の膝が崩れそうになっても腰を抱きとめる手も、
 何処までも何処までも、優しく。]


 好きな人も居たりした?
 優しいパパやママも居たりした?
 でももう、会えないね。

 ――ううん。
 生きてたら、会えるかもしれないね…?

[男は少女の精神を蝕む。
 体に限界が来ているなら、心を蹂躙しようと。
 優しい声で悪魔のように、現実と望む未来、望まぬ未来、
 地獄のような天国と天国のような地獄を想像させて行く。]

(20) 2010/04/13(Tue) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 疲れたの?
 でもあとひとふんばりしないとね?
 ラストスパート。終われば、楽になれるよ。

[品評会、最後のひとり。少女の枷は、未だ外れる事は無い。
 男はことさら「楽」という言葉を強調して、少女に囁いた。

 男は少女を抱くのと逆の手を伸ばしてツィーを抱き寄せる。
 抵抗しない彼女に、開いた口唇を合わせる。
 くちゅり、音が漏れ透明な糸が彼女の顎を伝いぽたりと鎖骨へと落ちる程の濃厚な接吻を、少女に見せ付けるようにして。]


 さ、舞台へ戻ろうね?

[同じ腕の中、枷の外された奴隷と枷の外れないままの奴隷。
 少女の腰を抱いたまま、男は舞台へと彼女を引き戻した。]

(21) 2010/04/13(Tue) 15時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

  ― 舞台 ―

[舞台の上、色々なものがどけられた其処は簡素で。
 中央にひとつ、紅いビロードの布が被せられたキングサイズの寝台が置かれているだけだった。枕元に、幾つかの玩具は置かれているが。
 色々な匂いを逃がす為に回る換気扇の音がやけに大きく聞こえ、この非現実的な状況と不釣合いな程だった。]


 ツィー、そこに乗って。

[男は自身の奴隷を使い「検分」を行う心算らしく、白磁の肌に毛皮を纏う女を台に上げた。
 胸元には無残な蚯蚓腫れが赤く、左中指と薬指も歪んでいる。
 毛皮の下のその右肩には抉れた上から焼き鏝を当てたばかりの傷が、未だ焦げた匂いを漂わせる。]

(22) 2010/04/13(Tue) 15時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[それでも従順に寝台に上がる女は、男の指示通り枕を背に足をM字に広げるだろう。開かれた中心には、赤い血と蜜と白が混じり、幾つも傷が刻まれている。
 男は連れてきた少女の背からそっと両肩に手を乗せ、後ろから耳元に囁きを落とす。]


 君がイケるのは判ったから、彼女をイカせてご覧。
 あれだけイケるのだからどうしたら良いかは判るよね。

[これまで陵辱されつくした少女に、逆をしてみろと。
 男は寝台の隅に座り其陶器の器と酒の瓶を所望すると、笑みを浮かべ自分で注ぐ。
 酒精漂う息を吐き飲み干すと、酒瓶は寝台の上。
 組んだ膝の上に頬杖を付き、二人の痴態を眺める態。]

(23) 2010/04/13(Tue) 15時頃

[少女へ見せつけるような濃厚な口づけ。
頭の芯が蕩けていくような感覚に、うっとりと酔いしれて。
ちらりと少女へ向ける視線は、満ち足りて幸せそうなもの。

促されるままに、主人に伴われて舞台へと上がる。]

かしこまりました。
[指示を受けて優雅に一礼すると、寝台の上へ白い肢体を広げる。
腰の後ろに当てられた大きなクッションに背をあずけて、立てた膝をよく見えるようにゆっくりと広げる。

真紅の天鵞絨の上、映える白い肌と深い色のブルネット。鮮やかな血の赤と腫れ上がった薄紅。
恥じらうように顔を横へ向けると、細いうなじがひときわ引き立つ。
少女が何をはじめるのか、期待するようにちらりと視線を流した。]


[男は傍らに膝を立てて座り、見物する事にする。
視線を合わそうとしない少女に此処へ来たばかりの翡翠をダブらせ、彼女がどれ程で堕ちるのかと内心で見極める心算]

 一応奴隷?
 可笑しな事を言うね。

 御前はこの先一生奴隷だよ。
 たとえ今迄がどうであっても、此処へ来てしまったからには
 ……Jadeみたいに心まで従順になるのが利巧だよ。
 生きたいならね?

 逝きたいなら、その口の利き方を改める必要はないよ。
 心根は強くもつといい。
 その分だけ御前の肉体はバラバラになる。 

[青年へ下肢を預けて此方へ身を捩る彼女に
男は甘く低い声音で冷たい言葉を口にする] 


[一応。
ただその一言が気に入らなかった男は
少女を甚振ることなど日常の一こまでしかない風にそう語り]

 これより? 勿論大きくなるよ。
 
[凶悪な自身に顔を寄せる彼女へ哂いながら告げた。
青年の秘穴に嵌めていた其れに舌を這わせる事に躊躇いは見えたか、さて。
彼女の咥内には納まりきらない先端を擽るだけの稚拙な愛撫
一向に男の質量を増す気配が無い]


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 15時半頃


[身体は屈しても心は折れない。心の底まで奴隷にはなれない。
そんな言葉を押し殺して、少女は利口なふりをして見せる。
心と身体は、あの舞台の乖離からとうにバラバラになっていた。]

んんッ――う、はぁ、

[懸命に吸い上げても、指で作った輪で扱き上げても、男のそこが言う通りに肥大化する様子もなく。すぐに顎が痺れて力が入らなくなってくる。歯をあてぬように気遣うだけで精一杯。]

っぷは、 ん、ん……、……っ、

[何度か息継ぎながら、自身の唾液で逞しい男の屹立を塗り替えようと試みる。躊躇の隙もなく、必死だった。
その下手な奉仕の合間にも、翡翠の青年の眼前で少女の細い指は自身から零れた蜜を腫れの残る花弁全体に刷り込んでいく。麻睡の残る下肢は、痛みは薄く快感のみ近い。]

ーーーーっくぅ

[細い管の抜かれた花芽に触れた時、びりびりと背筋を駆け上がる官能に少女は一人悶え痴態を露す。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ツィーの恥じらいにそっと横に向けられた貌。
 彼女の視線はチラリとNo.7の少女へと向く。
 寝台に上がるとゆらりとその体が揺れたのは
 どうやらウォーターベッドのせいだろう。
 
 少女の背後、眺める男の手元にうねる白が
 使用人によって持って来られた事は、
 客席からは判るだろうけれどふたりには気づかれまい。

 それは少し前>>1:290、No,2の少女に酷く嫌がられたもの。
 だが男は未だ手元でそれをくるくると弄ぶだけで、
 何かしようとする素振りは、未だ、見せない。

 びっしりと覆う鱗は、白。
 手の中でチロリと見せた舌は、女の血と同じ位、真っ赤だった。]

(24) 2010/04/13(Tue) 16時頃

メモを貼った。


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/04/13(Tue) 16時半頃




[背中に立てられる爪に微かに眉が寄った。
確認をしたのは、濡れていないほうが精神的に都合が良かったから。
主が頷いたので、気にしないことにした。
寝そべる少女の姿、勝手に預けられる下肢。
乱れていく様子と濡れたを見て、心底嫌そうな顔をした。
ちらりと、男にもう一度視線を向ける]

『…』

[多分、嫌がっても男は許してはくれないだろうし、
かと言ってこんな濡れたものに、触りたくもない]

『…気持ち悪い。何、これ』

[今度ははっきりと口で声にした。
勝手に蠢くその指の上、両の手首をひとまとめに掴んで、
その手首に苛立ちのままに爪を立ててシーツへと押さえつける]


[少女の押し殺した言葉は知らないが
果たして何処まで耐えられるものか、男は少女の身体を醒めた目で見ている]

 ……サボってるのかい?
 若しかしてずっと咥えていたいのかな?
 それじゃ何時まで立っても終わらないよ。

[首を傾いで見下す視線。
その向こう側、青年が嫌悪に顔を歪めるのが見える]

 おや。
 そんなに気持ち悪いなら、洗ってやるといいよ。

[男が指差した先には寝酒にしている
丁度彼女の瞳の色と同じワイン]

 突っ込んでやれば?

[アルコール消毒になるかもねと笑いながら告げた]


[主が止めなければ、そのまま爪は手首に傷をつけて赤く染め始める。
幾らまだ少年の域とはいえ結局は男だ。其れなりにも鍛えている。
爪が食い込む力は、少年の苛立ちそのものだった。
ぬりこめる指がなければ、雫は少女の内股を伝うか、
それともシーツに水玉を描くかしか道はない]

『…こんなのに、もったいない。
いいの…?』

[見えたのは自分の瞳よりもずっと暗い色のボトル。
中に入っているのは葡萄酒と理解できる。
ゆっくりと瞬きをしてから、一度寝台を下りてそのボトルを手にして戻ってくる。

少女と交わす言葉なんて何もない。
ただ、何の遠慮もなくボトルの口を蜜泉ではなくて
その後ろ──蕾へと軽く捩じりこむように押し込んだ。
腰を高く上げさせれば点滴にしてはあまりに破格すぎる
葡萄酒は少女の中へと音を立てて。
飲みきれず溢れた葡萄酒は、肌を伝って塗り込めた蜜をも洗いながして
シーツに深い紫の大輪を咲かせてゆく]


[彼が少女の手を傷つけていても、男が止めないのは
彼女を未だ自身の奴隷として手元に置くかどうか決めかねている所為。
意趣返しに使う事も出来るが、さてどうしたものか
男の思惑は知らぬが仏と言うもの]

 いいよ、まだ半分くらいは残ってるだろう?
 ああ……No2、ちゃんと全部飲むんだよ。
 零したらどうなるかは
 先に教えてあげた方がいいかな?

[ボトルにはまだたっぷりと紅い液体が残っている。
其れを後ろへ捻じ込む彼に、男は一度瞬き
そして愉しげに哂った]

 ……直腸にアルコール入れるとさ
 正気なんて保てないんだよねぇ。
 よく知ってるじゃないか。


……ん、だとッ

[蜜で濡れた手首が男の腕力で拘束される。
青年の後孔に突っ込まれていた性器をしゃぶる身にもなれと訴えたい。
売り言葉に買い言葉で猛然と噛み付こうとした葡萄酒色が、同じ色をした液体に真ん丸に瞠目かれる。]

あっ――ああぁっ――、

[擦れた悲鳴、直腸に流れ込む酒精が逆流し、乳白色の肢体を、シーツを、汚していく。]

やめ、やめてぇ……!

[粘膜で直接摂取したそれは焼けるような疼きを齎す。気が狂ってしまいそう。
頭を振り乱して懇願する少女の貌に、矜持などさっぱり窺えない。
理性を飛ばして、身体を痙攣させながら、嬌声とも悲鳴ともつかぬ気狂いの喘ぎを部屋に響かせる。]


『…そうなの?』

[男の言葉に首を軽くひねる。
蕩けていた硬翠がうっすらと帯び始めるのは獣のような微かな光。
彼が住んでいた国は古くは酷く享楽的な性に事欠かなかった大地。
その血の流れが自然と少年にそうさせているだなんて、
この乱れ切った閨の中で誰が気づけていただろう]

『…いい気味』

[上がる悲鳴、葡萄酒に塗れた姿。微かに呟く声に滲むサディスティック。
酒精に濡れた手は再び少女の手首を拘束する。
傷に血が滲んでいたら、きっとそれは肌を刺すような痛みになる。
主が何一つ気にしなくていいといった雰囲気だったから、
何の遠慮もなく、洗い流してなお滲む蜜へのと苛立ちと不快感と共に
未だ解放させてもらえない自身を押し込んだ。
少女の口からどんな声が上がろうと、一切気にするつもりはない。
けれど、その内側の絡みついてくるような肉に自分を蹂躙していった女達に似た
肉欲の浅ましさを思い出して、最早腰を動かす気にもなれなかった]


[全部干せなど無理な話。酒瓶で蓋をされた菊座は、瞳と同じ色をした涙を溢れさせる。言葉なんてもう理解できない。押し返そうと轟いていた肉壁は凶器と化した液体に洗われ、皮膚を真っ赤に火照らせる。快楽と苦痛の境界を超越して、赤子のように泣き叫ぶ。]

め、だめ、 抜いてッ つぃ、熱い熱い熱い……!!

[残酷な注入を止めない男を蹴り飛ばそうとしても、既に身体は少女の意志では動かず、高く上げさせられた腰を崩してひくりひくりと震えるだけ。]


 ああ……やっぱりこっちの声のがイイ。

[少女の悲鳴は嬌声より余程男の欲をかきたてる。
満足そうに呟いて、男は彼女の髪を掴み顔を上げさせた]

 零すな、って言っただろう?
 しっかりお尻の穴締めて耐えないと駄目じゃないか。

[囁く声音は蜜のように甘い。
ただ、男の瞳は恐ろしく冷たい色をしていた]

 悲鳴上げてる暇は無いよ。

[そうして己の肉棒を柔かな唇に押し当てる]


――抜け、って ば、 ああぁあああぁッ

[意味ある言葉を吐けたのはそれが最後。
本来の役目と正反対を課せられる後方の孔は、みちみちと押し込まれる肉塊に裂けて一層少女の意識を追いやる。手首から、下肢から、傷を征服し沁透するアルコール。血流にのって高濃度のそれは、神経を焼き尽くし少女を裡から壊していく。]


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