人狼議事


56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――

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[重ねて聞かれ、首を振る]

 答えられない。
 僕、これでも一応軍人だから。

[緑の軍服を摘まんで言った。
開戦間近と言われる相手国のキャンプで負傷して手当されて飯まで貰っている情けない体たらくなわけだが。
ヒトとモノの動きが重要なことくらいは、知っていた。
ベネットにその気がなくとも、彼からふとした拍子に話が漏れれば、どう扱われるかはわからない。]

 この制服着て、友人に話をするみたいにはいかないよ。
 でも、どうしてそんなことに興味があるの?

[公子というのは冗談にしても、良いところの子息だろうに、と思うと不思議だった]


 あ、いえ、お気になさらず。
 ……量が少なくてすみませんが。

[彼女の食事について言及されれば首を振る。
 計算して持ち込まれた糧食の中から、
 さらに一人分を供出するのには少し知恵を捻ったが、
 主に自分の分と、仲間の分を少量分けてもらえた。

 それも、彼女の軍事的な利用価値を考慮して、
 という面が多分に含まれていたことは否定できない。

 ただ、熱を出して倒れた彼女を見た時、
 敵国の民だとか、そういうことは別にして、
 単純に助けてやりたいと、自分は思ってしまったわけで。
 血気盛んな赤国軍の中では変わった奴だと、
 そう評されることも時々あった]


 ―― よし。 客人として連れてっちゃおう。


[今教えてくれそうに無いなら、時間を掛けて口説き落としちゃおう。
 付近の廃墟は粗方調べ終わった様だし、万一緑軍と鉢合わせて血が流れるのも好ましくない]

 流石に御咎め無しで逃がしてあげる事は僕でも出来ないんだ。
 だけど緑国とはまだ完全に戦争してる訳でもないからね。
 常に誰かとの行動さえしてくれたら――

 ――そうだ。 えっと、ムパムピスだっけ?
 折角だし、君に頼めない?

[それが良いね。そもそも彼女を連れてきたのは彼だし。
 そう思い至って、彼に話を振る]


[何故興味があるの、と言う言葉には肩を竦める]

 情報は何処で必要になるか解らないからね。

 民がまだ暮らしているのか、暮らして居ないのか。
 戦争の気配についてどう考えているのか。
 既に軍隊が駐留しているのか……は教えてくれそうにないけど。

[平和であるには越したことはない。
 だけど、最悪戦争に成った場合でも、出来る限りの最小限の被害で抑える為には小さな情報でも大きな役割を果たす事も良くある。
 その内教えてくれるように成ってくれたらいいんだけど]


[ベネットの話に、やっぱりかと内心溜息をつく。

 そうですか……了解いたしました。

[開戦前に捕虜を、それも国境未確定域から取ることは、
 緑国をいたずらに刺激してしまう危惧がある。
 何らかの措置を取った上で返還できないだろうかと、
 上官にはそう進言もしたのだが。
 生憎聞き入れられなかったらしい。

 ――のだが]

 はい?

[目を点にした。

 というかなにいってるのかわからなかった。]


[捕虜として街に、と聞いて、そうなるだろうな、と思案する。

脱走するとしたら、丁重に扱われている怪我人だと思わせておけるうちに隙を見て、か、移送中しかないだろう。
捕虜になる気はない。
そう言ったのは、自国の負担になりたくないというよりは、新米兵一人のために国が多くの犠牲を払うわけがなく、切り捨てられることが容易に想像できたからだ。
これは、酷いのではなく、指揮官として当然の判断だと思うから、彼女は自力で生き伸びるか、拷問尋問の末の死を避けるための最終手段としての自害しかない。
できれば、前者を取りたいわけで。

とか考えていたら予想もつかなかった言葉を聞いてばっと顔をあげて目を見開いた]

 …はあぁ!?
 ベネット、本気で言ってるのか?
 連れていくって、何処に…

[あまりにも驚きすぎて、矢継ぎ早に畳みかける。
一瞬後に冷静に考えれば、赤国に、ということで、そうなれば色々見てしまった自分が祖国に帰れる可能性は更に低くなる訳で。
だが、命には変えられない。色々な思考がぐるぐると一気に脳裏を駆け巡った。]


[驚きが収まらないながらも、返事を聞けば、目を細めて首を傾げた]

 …村人を盾にとって有利に戦争するために?

[ぽつりと呟いた声は、少し重かった。
ベネットが被害を抑えたいと願っている事は、聞かなければ彼女には解らない。
だから、やはり擦りこまれた先入観が、そんな風に言わせる]


 つ、常に同行と仰いましても……
 自分は軍人であります、殿下。

 任務中にまでフィリップスさんを同行させることは
 非常に困難、かつ危険を伴いますし、
 国内に残って頂くとしても一定の措置は必要です。

 それでしたら、正式な捕虜として取り扱う方がまだ……

[そしておろおろし始める。

 フィリスの驚きようも無理なからぬ事だろう、
 敵国の兵を客人として招くなどという話は前代未聞だ]


 近くの街はララント……
 確かこの小隊もララントからの派遣だったでしょう?

 ――だめ?
 特例措置で、名目上は警護と監視にしたら通ると思うんだけど

[何で二人ともそこまで驚いているんだろう?
 まぁ、余り御多例のある事じゃないけど、別に不可能じゃないと思うけど。
 おろおろしてるムパムピスがダメだと言うなら、別に他の方法を考えるのも一つだけど……]


 ……いいや? そんな馬鹿はしたくないね。
 
[少し重く呟かれる声には、否と返しただけで。
 今態々、全て伝える必要性も無いかなと言う思いから。

 立ち上がり、天幕を出て、この調査の為の陣を引き払わせて近くの街まで撤収させようとするけど。
 何かムパムピスからあったなら、もう少し考え直すつもり]


 だ、駄目かどうかは……

[無理な気もするが、自分では判断がつかない。
 その辺りを裁量する権限が、兵士にはないのだ。

 つまりはムパムピスの任務を、
 フィリスの護送と監視に切り替えるということだろう。
 明日のご飯は何にするレベルの聞き方をする公子殿下に、
 やっぱり困ったような顔を見せたのだった]


[ 否定して、天幕を出て行こうとする男の背を見ていた]

 そっか。……そっか。

[軍に入り、そんな戦術があると知った時、馬鹿なと思ったものだ。
同じように評した青年に、内心驚き。

同時に、彼女はこれから戦争が起こって自分が戦う相手が、わからなくなった。
同じように平和を望んでいるとしたら、何故戦争が起きるのか。
それはきっと政治的なものだとか、色々な思惑による巧みな誘導なのだろう、そうは理解しておれど。

困ったようにボブショートに切りそろえられた髪を掻き、ムパムピスを見た]

 ……どうすんの?

[だめ?と可愛らしく言った、恐らく上官の言葉に彼がどうするのか、最早見守るしかなかった]


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