153 unblest blood
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[抗えた者が在ったなら、 心の拠り所になり得たかもしれないが。
ダンピールの知人など、今日のこの日まで無かったから。
今度は男への問が落ちてくれば>>15]
あぁ、……誰かに惹かれちまう前に、殺して欲しかった。
[マドカであった灰の方へと首を倒し、 はは、と力なく笑った。]
(26) ぶんちゃん 2013/12/08(Sun) 02時頃
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[“「人」だったなら”とサイラス>>22は言う。 彼の中ではもしもの話でしかないのだとぼんやり思った。]
――望まない。 いや、望めないのか。
[サイラスを見下ろす男の声に残念そうな響きが滲む。]
だろ。
[自信家な男は、確かに>>23なる肯定を受け取り 次の瞬間には自信に満ちた笑みを浮かべる。]
(27) helmut 2013/12/08(Sun) 02時頃
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―リビング前―
[後ろからクラリッサ>>20の気配と吐息を感じれば、共に来ていると判る彼女にここで振り返ることは無く。 それ故に彼女のジリヤへの視線には気づかぬまま、そのジリヤ>>21が口に指を当てる姿を見て。 口を噤んで、その後に呟かれたこと>>24に耳を澄ませた。]
……………
[この判り難い言い回し、まさに詩人だ、と内心でごちながら。 小さく頷き、それからクラリッサの方へ一瞥を投げた。 「邪魔」しに行こうか、という確認を籠めて。]
(28) sakanoka 2013/12/08(Sun) 02時頃
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[それから、囁く程度の小声で。]
判ったさ、ジリヤ……
いや、 イリヤさん。
[ここでわざわざ「マミーさん」呼びに対する報復を行ったのは、自分の余裕を取り繕う為。 それ以外の意図は、何も、無かった。]
(29) sakanoka 2013/12/08(Sun) 02時頃
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[化物なる言葉がサイラスの口>>25から漏れるのを聞く。 少し前にも同じ言葉をジリヤから聞いていた。]
――俺も化物だ。 親殺しでなく子殺しの、な。
[ダンピールをうむ事は生まれながらに親殺しの性もつ子をうむ事。 産声あげる前に屠った存在がどう思うかは知れぬが その性を己が持っていたなら苦しむと思うから 己の手で己の過ちとおもうものを消し去った。
サイラスが奪われた情にちらと思いを寄せ唇を噛む。]
(30) helmut 2013/12/08(Sun) 02時頃
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[>>21ジリヤに静かにするように要求されれば、口を噤み。]
――…。
[女はリビングの中を覗こうと足音を忍ばせて扉へと近付く。 室内から聞こえてくるのは二人の男の声。
……ひとつ、ふたつ、みっつ。 女は中を確認する前に意識を集中させて再度同族の気配を確認する。 数は五つ。それは変わらない。
リビングの前にいるのは三人。中から聞こえるのは二人の男の声。 ―これで五人。]
…っ…。
[それなら、犠牲者は――…。]
(31) 蒼生 2013/12/08(Sun) 02時頃
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[――中にいるのはシーシャとサイラス。 犠牲者は、マドカだ。
また知人が失われた。いつに失われてしまっていたのかはまだ分からないけれど。 グロリア程でなくても、彼女は親しみを感じていた相手だった。
血の気が引く感覚。 くらり、と眩暈のようなものを感じた。 >>24花を弄るジリヤの声は何処か遠くに聞こえていて、女にはその内容を上手く咀嚼する事が出来ない。
それでも>>28サミュエルから視線が向けられれば、女は表情を引き締めて頷く。]
(32) 蒼生 2013/12/08(Sun) 02時頃
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想いは言葉にしなければ伝わらない。
[サイラスが首動かしても其処に宛がうダガーの刃は動かぬまま。 彼の視線が灰となったマドカに向くを見て>>26]
――…、伝えに、行くか? 愛する者に、殺す前に 愛する者に、殺されたかった、と。
[問い掛ける声を訥々と零した。]
(33) helmut 2013/12/08(Sun) 02時頃
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…………。 イリヤは娘の名前なんですけどね……。
[夫を殺した吸血鬼は人の子を育てる。 大人になった彼女が老いぬ母親を見て絶望したあの時のことを思い出した。
生きることで傷つけたなら。 私は、あの時死んでいたほうがよかったかもれいない。
けれど、娘の笑顔が咲いたあの日を思い出せば。 彼女のために生きなければならかったという思いと。
娘のから姿を消した女は名を変えた。 Julija――からJilijaへと。]
(34) mituki_ka 2013/12/08(Sun) 02時半頃
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[uからiへ――――――。 自分の名前の中に娘の名残を残したかった。
そして――――愛する夫のことも。]
いってらっしゃい。
[部屋の中に入ろうとする2人にそんな言葉を送る。 あえて名前を間違えた男を責めることもせず。]
(35) mituki_ka 2013/12/08(Sun) 02時半頃
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…………。 どちらの主張も正しいとは思わないけれど。
それでも大事な人のためっていう理由だけは。 どんな化け物でも持っていいとは思う。
だから……しっかり、ね。
[部屋に入る間際、大切なものを喪失した女(>>32)の頭をゆるく撫でる。
どんな結論が待っているかは分からない。 ダンピールの彼も、ダンピールの親である彼も。 それぞれが苦しみを抱いていることもほんの少し理解した。]
(36) mituki_ka 2013/12/08(Sun) 02時半頃
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[ぼんやり聞こえてくる声はどちらも男の声。 そこから、マドカの気配はないのだと知れる。つまり――。]
(――――…馬鹿)
[そう内心呟いたのは、「死ねない」と言っていたマドカの姿が脳裏に過ってのこと。
そして、彼女とクラリッサの親しげな様子は宴の席で幾らか察していたから この場の様子を同様に察したであろうクラリッサが気に掛かりもしたが。 心配することは一先ず無いようだ、と。 一瞥に返ってきた頷き>>22から、思った。]
(37) sakanoka 2013/12/08(Sun) 02時半頃
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…………………え?
[適当に呼んだ名前が、まさか娘の名であったなど思いも拠らず、思わずジリヤ>>34の前で間の抜けた声を洩らしながらも。]
そう、か。
[一呼吸置いてから、ごく小さな声で返した。
吸血鬼の娘。 それが義理の子か、生前の子か、それともダンピールか。 そこまでは彼女の言葉からは判らなかったが――。
いってらっしゃいの言葉>>35に、少しだけ母親のような響きを感じた気がして。 懐かしいような、もう手に入らないもののような。 そんな思いがふっと出てきそうになるのを振り払い、ただ黙って小さく頷きを返した。]
(38) sakanoka 2013/12/08(Sun) 03時頃
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[自身も化物だというシーシャ>>30を見上げて、 「あぁ」と息が洩れた。]
そうかい……。
[子が欲しいと言った女を思い出す。
「子に親を殺させたくなかったのだろう」と、 母の最期と同じ、自らの命を断つ道を選んだ女――。
男女差はあれど、目の前の子殺しの化物も、 その思いは一緒だったのかもしれないな、と。]
(39) ぶんちゃん 2013/12/08(Sun) 03時頃
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[それでもその腕に子を抱きたかった女。 下準備を怠らないと言った、慎重な男――。
この世に生まれてしまえば、情も芽生えてしまうかもしれない。
これは男の憶測であったから、 見上げた男がそれを懸念していたかは分からないが。]
(40) ぶんちゃん 2013/12/08(Sun) 03時頃
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こんなに苦しいなんてな、ガキの頃には思わねぇもんなの。
[シーシャの言葉に>>33、自虐的に笑う。
――恋を知り、友を知り。
孤独を知ってからのそれの喪失は、 当たり前に親が在った時の喪失よりも大きかった。
傍らに誰かがいることは、当たり前ではない。
親の愛を知った時にはもう、 自身の宿命に抗おうなどという気は起きないほどに、 心が衰弱していた。
後はもう転がり落ちる一途――。]
(41) ぶんちゃん 2013/12/08(Sun) 03時頃
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伝えに……?
そうだなぁ、 ――行けるもんなら。 詰ってやりてぇよ。 ふざけんなってなぁ。
[親に会うことがもしも叶うなら、 マドカに会うことも――。
どうしても考えてしまう。
彼女に求めたのは、渇きを紛らわす血だけではなかったから。 それは、失ってから思い知ったのだけれど。
柘榴を見据え、呪詛を紡ぐ。]
殺してくれよ――。
同じ化物のよしみで、……叶えてくれんだろ?
(42) ぶんちゃん 2013/12/08(Sun) 03時頃
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[シーシャ達のやり取りを最初から聞けたわけではないので、まだ女には彼らの事情は分からない。 >>36けれど、ジリヤに頭を撫でられて言葉を掛けられれば褐色を瞬かせ。]
…ありがと。
[背を押すような言葉に勇気を貰った気がして、素直に感謝の言葉を紡ぐ事が出来た。 ママみたい、というのはあながち間違っていなかったのかもしれない、と。
そして女はリビングの中へと入っていった。 目に飛び込んできたのは、押し倒したサイラスの首筋にダガーを当てるシーシャの姿。
――どちらがダンピールなのか、女には判断が出来ない。]
―…っ。
(43) 蒼生 2013/12/08(Sun) 03時頃
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[クラリッサと共にリビングへと踏み込む。 そこに見えたのは、シーシャが床にサイラスを組み敷く姿、ダガーの刃が弾く光。 そして、呪詛に掛けられたものの灰とマドカの衣服。]
………
[どちらがダンピールだとは、話の内容までは捉えていないこの男にも未だ知れぬまま。 ふたりの男と、扉の側に置き去りにしていたギターケースとを交互に見、それからクラリッサへと視線を向けた。]
………ちと、あいつらの方、見といてくれ。
[そう囁いてから、ギターケースに手を伸ばした。]
(44) sakanoka 2013/12/08(Sun) 03時頃
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[親殺しの性もつ子がうまれていたなら サイラスの思うように情を抱いていたかもしれない。 己が絆されやすいことなど、イヤというほど知っていた。 こうしてサイラスと言葉交わす度、彼を知る度、 少しずつではあるが思いが重なってゆく。 サイラスの苦しみは憶測の域を出ないが]
――…苦しんだ、か。
[重い息と共に吐き出して]
会って存分に詰ってやれ。 あっちにも情があるなら、待っててくれんだろ。
[紡がれた呪詛を受け止めるように、 自信家な男は、にっ、と、唇を歪める。]
(45) helmut 2013/12/08(Sun) 03時頃
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[見逃した同胞の子が一瞬サイラスと重なり 鈍い痛みを男の胸に齎した。]
――ああ。 苦しみを終わらせてやるよ。
安らかに、逝け。
[サイラスの首筋に宛てがったダガーに己の体重全てを預け 鋭利な刃は連鎖を断ち切るように 力任せに獲物の向こうにある床めがけ下ろされた。**]
(46) helmut 2013/12/08(Sun) 03時頃
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[>>44男達の姿に気を取られていたが、吸血鬼の灰とマドカの衣服が目に入れば、目に熱が集まってきて女は涙を堪える。 状況からして、どちらかがダンピールだ。
サミュエルはどちらがそうか見当がつくだろうか、と彼の方を見ると丁度視線が交差し。]
――…分かった。
[生きている者には自分の力は及ばない。 二人を見ているように言われれば、唇を噛み締めて頷く。]
(47) 蒼生 2013/12/08(Sun) 03時頃
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[武器自体はシーシャから借りたダガーが腰元にあるものの。 自身の得物はまだギターケースのポケットに忍ばされていた。 装飾付きのダガーより己の手に馴染むそれを、この場では選んだ。
ポケットから出したのは、男の掌に収まる程度の単発の拳銃。 それは吸血鬼として若かった頃、ある女から持たされたもの。
自分の傍に居てくれて、支えてくれた、人ならぬその女に。 信頼を寄せ、やがて焦がれ、想いを寄せて、口づけを求めて。
――その「正体」を、知ってしまった。]
(48) sakanoka 2013/12/08(Sun) 03時半頃
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止まない雨はないけれど。 降らない雨ってのもないのよね……。
[リビングに響く感情。 その1つ、1つを聞き逃さないようにと。 女は天を仰ぐ。]
降り注いだ雨は海へと還る。 海に注いだ水はやがて天へと昇りまた雨になる。
………この悲しみは繰り返されるのかしら…?
[1つの苦しみに終焉を――――。 望む死の向こうに免罪を――――――。
胸元の指輪を握り締め、女は祈る。**]
(49) mituki_ka 2013/12/08(Sun) 03時半頃
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[室温に馴染んでもなお冷たい銃を握り、クラリッサ>>47の方へと再び歩み寄った。 彼女への頷きと、手にした得物の存在から、もう大丈夫だという意図は伝わるか。
シーシャ>>45>>46がダガーを振り下ろす姿を目にしたのはそんな時。 その姿に呪詛を用いるダンピールの姿は重ならないものの。 彼が口にした言葉からはその正体は察しきれず――。 銃を握り締めたまま、サイラスに振り下ろされる刃の行方を見詰めた。**]
(50) sakanoka 2013/12/08(Sun) 03時半頃
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待っててくれる、か――。
だったら、いいのになぁ……。
[同じ呪詛でも、今は自身を殺す為の――。
にっと笑う自信家に、任せよう。 彼ならきっとやり遂げる。
男を殺すことに、痛みを伴っているとは露知らず。
知っていても、 彼に対するおかしな信頼を寄せていることは、
違わなかっただろうが。]
(51) ぶんちゃん 2013/12/08(Sun) 03時半頃
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――じゃあな、「オナカマ」さん。
[柘榴に映る自身は、穏やかな笑みを浮かべていた。
共に生きることが可能だったなら、 やはり彼に委ねただろう。
男が作った時計を、多くの人に手に取って貰えるようにと。
宛てがわれた刃物は冷やりと冷たく、 長く男を悩ませ続けた熱から、
漸く、
――解放、された。**]
(52) ぶんちゃん 2013/12/08(Sun) 03時半頃
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[>>48>>49サミュエルが何をしに行ったのかを目で追う事はせず、サイラスとシーシャの対峙を見守っていた。 やがて戻ってきたサミュエルの手には拳銃が握られており。―それがいわく付きのものである事は知らないが、恐らくは使い慣れた武器なのだろうと。]
―…。
[頷かれれば、相手の意図は読み取れた。女は目線だけでそれに応じ。 そこへ、シーシャがサイラスに向かってダガーを振り下ろす>>45>>46のが視界に入った。
――もしシーシャがダンピールだったら? 咄嗟にそんな考えが過ぎるが、女はきゅっと唇を引き結び。 まさに討たれんとするサイラスがこの館に紛れていた最後のダンピールである事を祈った。**]
(53) 蒼生 2013/12/08(Sun) 04時頃
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[サミュエルとクラリッサがリビングで ジリヤが廊下からこちらの様子を見ている事に シーシャは気づいていない。 今、意識傾けるは対峙したサイラス>>51ただ一人。]
想いが残るなら、待っているさ。 見当たらなきゃその足で走って追いかけろ。 言いたい事があるんだろ。 ――…とっつかまえてお前の想い、聞かせてやれ。
[極寒の地にしんと降る雪のように注ぐ言葉。 貿易商として過ごした時間は長く芯まで商人の基質に染まる男が こうして己の言葉で語るのは稀な事。
サイラスの傾けた信頼のほどは知れないが 彼の声音や表情から受け取った何かに応えるように シーシャはゆるく、彼の映る柘榴を細めた。]
(54) helmut 2013/12/08(Sun) 14時頃
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――じゃあな、
[穏やかな笑み浮かべたサイラスの別れの言葉>>52に シーシャは同じを返す。 「オナカマ」と彼が言うように、同じダンピールであれば また違った先があったのかもしれない。 化物同士、「オナカマ」として歩む別の未来を心に描きながら その可能性を、シーシャは自らの手で刈り取る。 己の手で断ったそれが、ごろ、と転がり、マドカであった灰との距離縮めた。 紅く紅く染まりゆく床。 白き灰に届く、生きた証の色。 彼の想いもまた届けば良いと思いながら]
……「相棒」。
[シーシャはその耳朶に秘そやかで柔らかな声を降らせた。]
(55) helmut 2013/12/08(Sun) 14時頃
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