人狼議事


227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE

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 それに、殺したのはキミの仲間の兎だ
 恨むならそいつに言ってほしいものさ


[彼が本気で自分の招待状を欲しがっていたか、と聞かれればそうではないのだろうが。それでも、嫌味ったらしく言ってしまわずには居られずに]


 それはさて置き
 不思議の。これは食べるかね


[手に持つはポップコーン。ナイトメアが全て食べていなければまだ残りはあるはずだが、それを彼は食べようとしただろうか**]


ホウ?面白イ奴メ。

[英雄≪ハカタノ=シオ≫はクスクス笑う。
気分よさそうに笑む彼に対しカラカラと
声を返せば空になった皿の上へナイフと
フォークを静かに置いた。
行くか行くまいか聞かれた言葉への
返答と共に理性が元通り≪フヘン≫になる。]

…あー、確かに乙だ。あれ≪ハカタノ=シオ≫は乙であって乙ではない、いわゆるもう一人の自分という奴だな…。

[受け継がれた血筋≪ヒーロー≫の力というべきか。
おかげで異様に元気≪ビョウ=キ・ナラズ≫なのだから
いつ倒れても可笑しくないのに凄いところ。]

糖尿病≪ブラッドロリ≫は……嫌だな。

[甘いケーキを口に運び、続けて無糖を飲む。
…こういう嗜みもあるのか、とヘクターは真顔である。
(砂糖は大体硬弾丸魔撃になっている)]


― 城壁前 ―
[あいも変わらず不意打ちなんて頭にねーと言うような
でかでかとした開戦の声に、僕は顎を上げて見る。

  ……あいっかわらず……(気持ちいい奴。)

す、と目は落とし。 対峙する双刀の黒髪を見りゃぁ、
あん時の続きのような戦いが始まろうとしていることに
縁のようなもんも感じつつ。]

  因果がやり合うよーになってんのか…

[不思議と鏡、混ざり合うよで混ざる事のない世界。
中途半端なキャストが最初におん出されたってーのも]

  ―――なかなか言い得て妙だねぃ。

[はふ、と吐く息は湿気を含んで薄闇に溶け、
僕は白兎と向かい合う僕の命に視線を戻す。
  ――――現実味なんて、まるでない。]


  あんたに盗まれた覚えはねーんだけどなー。

[ ”命を預ける”だの ”盗む”だの。
ふわり舞うショールをひっ捕まえて、聞いてやりたい。
そんだけの覚悟は一体どこから湧いてんだ って。

( まあでも。  ……いっか。
  ひでー奴じゃあ、なさそーだし。)

僕の命を持ってる事をアリス達は知っているのか、
それすらも知らない。 餓鬼に遊ばれる駒のような命。
撃たれて死んだ筈の自分の命が弄ばれてるってーなら、
強ち悪夢も間違っちゃいないのかもしれないが。


 さく、さく、ゆっくりと草を踏む音は
 目の前の光景とはひどく乖離していて
 命を取り合う2人の風は 僕の髪も耳も揺らさない。

 静かに ひどく静かに、僕は兎とアリスを見ていた。]


  ――― ぁ、落ちた。

[白兎が作った落とし穴に キレーに落ちてく姫
そこにひょいと近づきのぞけば、覗き返すような深淵。

こんなん、どー戦えっつーのよと
至ってマトモな人間の僕は
ふらつきながら声を上げる兎を見て ]

  生きて会いたかったねぇ、もーひとりの兎。

[にや、と笑ってみせたのは
アリスを屠ろうとする者への、薄い意地のような手向け。

木に凭れた猫は、まだそこに居たのかどうか。
もし目が合えば ちょいちょいとひとつ
 ”下” を指さして見せて。

長い耳は、口をあけた昏い穴に 吸い込まれる。**]


メモを貼った。



( ははっ。
  預かった命を返す術。持ってんのかよ。)

[持ってないだろ、と声に出さずに、
唇だけを僅かにゆがめた。

(――あいつに会えるように
 してくれるわけでもないだろ)

殺人は殺人だ。それ以上でも以下でもない。
目覚められないのは、自業自得だ。自業自得だけれど。

アルヤスの吐く宝石の様な言葉一つ一つを
豚の餌にしてやりたい。
……こうまで素直にひとを「嫌いだ」と思ったのは、
どれほど久しぶりだっただろうか。]



[鮮やかに、猫が躍った。
扉が現れ、兎がそれを回避し「変な力を使うな」と喚く
(まったくだ、と白兎に同情した)
アルヤスはそれに言い返して(まるで子供のようだ)]


[ラルフは静かに、息を吐く。

……きっと、あの男の纏う空気は、
ドブの底で生きてきた生き物には、清すぎるのだ。
(そう、それに触れるには”手遅れ”なまでに。)

冷めた目で”アリス”を見てから、
ただ、白兎と女王を見届けている。
たんたんと、場を見続けている。]

[白兎が落とし穴をつくると、
その中に落下していくアリス。
鏡の国がどのように始まるかしらないが、
随分とらしいじゃないか、なんて肩を竦めた。

隣で、李の小さな感嘆の声が聞こえた。]


[指差し、落ちていく李に片眉をあげて]

 アリスを追いかける兎なんて、斬新だコト。

[そういいながらも、ラルフも気紛れについていく。]

  せめて薔薇の中じゃなきゃいいね。

[そんな言葉が真実になるのは、
そんなに未来の話ではなく

ふわりと高所から落下したならば、
そこは黒薔薇の園だった。
最初から身構えていたこともあり、
落下自体は失敗せずに、そのまますとんと降り立つ。
(もしかしたら、三月兎を踏んづけるなんてことが
 あったかもしれないが)

それから、その場から少しだけ離れて。]



『……覚悟は、出来てるんだったよな。
 "アルヤス"。

 …………、おわらせてくれ、よ。』

[そう云う、白兎の仕草はひどく緩慢で
ひどく、辛そうで。

ラルフはその時初めて、
「この劇、趣味悪いな」と、小さく呟いた。

こんな胸糞悪い体験をするからには、
「彼ら」は生きて帰ればいいと思う。

こんな冷たい場所で、終わってしまわずに。**]


【人】 さすらい人 ヤニク

 ―― はあ!?

 なんでだよ、獲物の差ならっ!
 俺じゃねー、クソ山羊の野郎にでも言えっ!

   じゃー素手で殴りあいでもやっか?

[ >>33笑みもなんも浮かばねー無表情は、
  声とは裏腹に真顔で怒られてる気分で
  なーんとも理不尽めいた気分になる。

    抗議めいた怒声にゃあ、
    流石にそこまでしらねえ。 

 ハンデだのどーのが声にだされりゃあ、
 片腕ねー時点でじゅーぶん『ハンデ』だって
             悪態吐きやしたが。 ]

(40) 2015/06/30(Tue) 03時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[煽る程に焔は大きくなって、
 真っ向から風に煽られ、それを鏡に映し返す。
  
 傍らで響くもう一つの戦闘の。

 鉄球の衝音や、
 声なんてのは聞く余裕もねえから、
 ただ、‟今”は目の前の相手だけを見据えて。

   ―― 刃を振り薙ごうとすりゃあ、
      見事風を踏みぬいた足は、

          落ちてく。 ]

 …… ッ、 

(41) 2015/06/30(Tue) 03時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[茨が所々食い込んだせーか、
 漆黒の黒薔薇はその闇色に紅を差して、
 昏がりの中に艶めきを宿し 妖しげに誇る。

 多少痛覚なんて遠退いてるとは言え、
 刺さり込んだ棘の感覚は鈍くたって痛いし、

  … 暴れかける精神を『越えない』のは
    怪我よりもずっと難しいことだった。 ]

    … ―― く、 っそ、

[ずたずたになった絹の布は
  腕に巻かれたまんま、
 (あー、ショールさえ引っ掛かって面倒くせえ。)

  絡まって身動きとれねーそれは、
  鉛みたいに重い腕で無理矢理、
  茨に纏わりつかれた部分を引き千切る。
  なんとか、鏢はまだ見えねえまんま。 ]

(42) 2015/06/30(Tue) 03時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[それから、根性だけで這うように
 体は寝っ転がったまんまで、
 剣が転がった方へ手を伸ばしてく。

 無理矢理動かしてた襤褸の体は、
 こっちだって、同じく疲弊しきってた。
     ―― 一回寝ころんじまえば、
    そう簡単に起き上がれる気だってしねえ。]

 ( それでも、 )

[ まだ‟希望”は捨てる気はない。
  俺自身に、これ以上救いを求める気も無い。

  だから、 更に擦るよう
       口ん中に血の味がしても
       構うか と 動きかけて ―― 、]

 [ 求めた黒曜の煌めきが、遠退いてく。 ]
         [ 碧の炎が、揺れた。 ]

(43) 2015/06/30(Tue) 03時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[>>35遠く 遠く、 

  光が求めたつるぎは
  この体力じゃあ流石に追えねーよーな所まで
  放り投げ捨てられて ―― 、

      更に、体が重くなるよーな、
         そんな気さえした。

 瞳の彩が また、 
      揺らり 揺らり、

  紫に堕ちかけて、
    地に腕が触れ 輪郭を思い出させるのは、
    巻き付けっぱなしの縄鏢で。   ]

    ( …いや、まだ諦めんには
          はえーだろー、よ )

  [ さざ波は、また 碧空で、止まる。 ]

(44) 2015/06/30(Tue) 03時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ かつり、 かつり、 ]

  [近付くのは 
   ‟死の足音”のようで。
   縄の感覚を腕が確かめれば、
   硬い音にだって呑まれる気は、無い。]
 
             [ 見上げた。 ]

 …… ―― テメーの命を盗る、
       そんくらいの覚悟なら、な…。

  生憎、こんなとこでへこたれてくたばる、
   んなしょーもねえ、『覚悟』は、ねーよ…!

[ こんな、どう考えても虫の息で。
  方々の体なのに。 (いや、だからこそ。)

    … なんでか強張ってなんか嫌がる兎に、
    虚勢半分でも精一杯の笑顔を見せてやる。]

(45) 2015/06/30(Tue) 03時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 …… ―― テメーこそ、
 『覚悟』。できてんのかよ。
   
 … その手のナイフ、
   さっさと突きさすだけ、だろ?
   随分まあ 時間かかってるじゃーねーか。

[どうにも油断と隙にも程がある
 一秒一秒が 永くさえ感じる時間を、

   そっと荒らいだ息を整えながら、
   虎が耽々と‟機”を見据える傍らで
        鼻で、嗤い飛ばしてやる。   ]

[ 心ん中で、熨斗つけて返された
       ユーリとのやり取りを、反芻。

 ( ああ、誰かに託すなんて
       『背負わせる』なんてのは、
       … やっぱ ありえねーな ) ]

(46) 2015/06/30(Tue) 03時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ( … 『頼られ返された』んなら、
    よけーに大人しく死ねねーっての、
         … こんちくしょう。 )

[ >>36やがてか よーやくか。
  振り上げられたナイフの凶つの輝きに、

   ぐっ 、 と、
   一段と光を険しく掲げたまんま
         まっすぐ睨み据えて、 ]

     …… ばーか … 、

   [ 懇願めいたことばは、
     死んでも死にきれねえような
     よわっちそうな『刃』。

         今にも振りかかりそうな、
         躊躇いがちなその切っ先を
       ――― 鼻で、笑ってやった。 ]

(47) 2015/06/30(Tue) 04時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[それも、左腕の鏢で庇ったとこで、
 受け切れるとも思えねえ。

  ――― なら。

  (>>31独白は、聞こえない。
     まだ『駒』は歩のまんま。

   でも、そろそろ走りっぱなしなんだから、
   … 八升目に届いたっていい頃合いだろ?)

     … 歩が成るは、『少女自身』へ。 ]

  …… 殺すってんなら、

   ‟約束” ―― 、

       守って、名乗ってからに、しろ!

(48) 2015/06/30(Tue) 04時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[勢いも無く迷う、殺気。

  ―― それを避けるのだって、
     今の俺には、苦しい。

  (それに 避けるより、その懇願。
     自分勝手に 傲慢に、
   ‟受け止めてやろう”と決めたもんだから。 )]

 … じゃねーと、俺は、っ…!
    ‟終わらねーし、終わらせねえ”!

 [ その切っ先が肉を食い破る前、
   刹那 煌めきが薄く迸って ――― 、 ]

(49) 2015/06/30(Tue) 04時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 『 أليس في بلاد العجائب مرآة 』
     ( アリスの鏡 )

[ 吼える。

    「俺<アリス>」の‟核” ―― 、
         薄く界を隔てる、
    術式のように浮かんだ『鏡』が、
       その軌道を 上へ‟跳ね返した”。 ]

  [ ぱりん、 ]  [ 入るのは、‟罅”。 ]

 …… ッ、ぐ、 っ、
            は っ  …… !

[ 残るのは右胸を貫かれたのより、
  ずっと 息も出来なくなるよーな。
       … 心臓を貫かれたみてえに、
           灼けつく 痛み。 ]

(50) 2015/06/30(Tue) 04時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[喉の奥から染みる血錆の味は 、
  口ん中で留まらずに溢れ出て、
  顎先を伝ってく。

     … その痛みすらも、
     「光」を此処に縛る縄の感覚さえ 
        直ぐに遠退いてきそうで、

    そんでも、お構いなしに、
   (止まっちまえば物語が終わるより先に
         ‟消えちまいそう”だから、)

  重い体を跳ねあがらせるために、
      勢いを借りるのは ―― 、]

 [ ‟役”が代わるように、

   … ‟ないも同然”、襤褸の布≪ショール≫が
    空色から 『白』へと 『成り代わる』。 ]
   

(51) 2015/06/30(Tue) 04時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ さ、  と、 同時。
      鏡に罅が入った事で、
      染められた漆黒が抜け落ちて ―― 、

  白金に戻ったことには、
   気付ねーまんま、 

 バンダースナッチなんかより
  疾く 疾く 駆ける『白の女王』の、
     その勢いを以て 跳ねあがりゃあ、 ]

   『 أحادي الاتجاه بالتناوب 』
     ( 逆回れ ! )

[逆回りに生き続ける女王を‟真似て”、
 『記憶』を‟逆回す”のは、「欠けた腕」
      ―― なんて、そんなもんじゃなく、

     腕に巻き付けた‟鏢”の縄。 ]
 

(52) 2015/06/30(Tue) 05時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ショールを、地に払い落す。

  ぐるり、
  ――― 一人手に回り 弛ませる縄の、
       勝手に盗ませてもらったその
       隠し持ってた 『蠍の針』 、
       その 刃の部分を握りこみゃ、


  そのまんま、
  地にまた転がされる事が無きゃ
  迷いなく兎の首筋へ添えよーとするが、
  … さて、 逃げ足の速い兎はどーしたか。

     威勢いい啖呵を切ったって、
     ほぼ限界の、『最後』の抵抗。

 また逃げられたり、
 払いのけられりゃ、 もう手を掴む機は
           きっと、無い。 * ]

(53) 2015/06/30(Tue) 05時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/30(Tue) 05時頃


  だーってこれを見届けに来たんだろ。
  俺も、あんたも。

[ ひょいと踏み出した一歩。”次の句”は、
僕のロングブーツと一緒に 扉が作った闇に溶ける。
どーせまた落ちるんじゃねーのとは 思っていたけど]

  うっわ、可愛い耳して えげつねーのなぁ。

[茨の生け垣に  すと、と降り立って
薔薇園で棘にヤられてる姫を見りゃあ、危機感というよりはこんな場所に落とした彼の趣味に感心した。
(手前にもにたよーなブツが付いてる事はあえて無視だ。)

いやまあいい。
僕はそんなことよりも、更に趣味の悪い奴が居るって事を
忘れるべきじゃなかったんだ。]


  ぅげ、!!!!   っは。

[真上から両肩に乗る”何か”
痛いよりも先ず衝撃に襲われて、微かに前につんのめる。
ひょい、と ”それ”は 僕の肩から軽快に跳ねて
すぐ隣に華麗に着地しやがった。]

  …………………。

[怒りだとか呆れだとか色々通り越して、コメントに困る。

ぱんぱん、ぱんぱん、両肩をはたいて
肩口をちょいっと引っ張って足跡の有無を確認。
それから漸く出た言葉は ]

  なー、にゃんこちゃん。お前、ともだち居ないだろ。

[そんな歳に見えねー、でけえ、と揶揄ばかりされる目を
横一文字にほっそーくして 長い尻尾をはたいてやった。]


それでも尻尾がぷらーんぷらんしてるなら、先っぽを右手でギュッ。**


[同じ場所から落下したなら、落ちるところも同じだろう。

――というわけで、李の肩を踏んで見事着地したラルフは
うげ、とか、は、とかいう兎を無視して
とんとん、とブーツの底を鳴らしている。]

 同じところにつったってるアンタが悪い。

[そう言ったところ、ともだち居ないだろ、
というお小言が返って来たので肩を竦める。
数年前に裏切りましたが何か。]

[大きな瞳をうっすーく横一文字にして
こちらをねめつける様子にしれっと無視を決め込んでいたら
ぺしりと尻尾をはたかれた。

少しだけ痛いのが不思議。
続けざまに先っぽをぎゅっとされれば、]


  ! っ、も、う、それどこじゃないでショー
  見届けるんじゃなかったんすか?
  それとももっぺん耳攻められたいの?

[びくっと背筋を震わせながらも、
戦いの方を指差した。]

[鏡が罅割れる音が響く。

何が起こっているのか、
この血の香りが濃い薄暗い薔薇園では
はっきりとは見えなかったものの

アルヤスの髪がふわり、小さなランプの火のように
白金の色を取り戻すのを見た。]



  ――あ、 あれっ……

[ぎらり、煌めく鏢には見覚えがある。
俺の武器じゃん、と
歯噛みしたい気持ちを隠さずに
ぎゅうと、拳を握った。]

  剣だせるなら俺の武器いらんだろ……! ずりィ…

[皿だの剣だのを虚空からとりだす姿を思い出しながら、
むう、とちょっとむくれた顔で言う。

そうしている間にも、白兎とアリスの会話は続く。

覚悟はできてるんだろ、という言葉に、
ラルフは静かに目を伏せた。**]


【人】 さすらい人 ヤニク

 …… 黙らせてーんなら、
    さっさと刺しゃあ、いいだろーに、よ!

[>>55劣勢ってのはこっちなのに、
 冷静を崩す兎と相対に 虚勢はめいいっぱい。

      そーだ。
     気持ちで負けちゃ、
    『ぜんぶ』終わっちまうから。
    
  ( ‟あいつ”の時と同じよーに、
      妬みも、羨望も。
     気付けやしないままだけど、 )
    
 >>56噛み締められた唇を睨む様にゃあ、
   嘲りはしない、でも笑みを消しもしない。 

 ( … 陽射が、消えちまわないよーに、 ) ]

(62) 2015/06/30(Tue) 16時半頃

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